イメージ 1

 「地球人類の進化は、水晶(珪素)化を伴う」ということを明記している著作。神智学においてシリウスは、宇宙における 「第3の目」=アジナー・チャクラ=松果体 に相当するものとして説かれているそうですから、著者さんは、その役割を果たすために本書を著したのでしょう。2017年7月初版。
 タイトルにあるシリウスについてリンクしておきます。
  《参照》  『日月地神示』 白峰聖鵬 (明窓出版) 《後編》
          【太陽の背後にあるシリウス】
        『ネオスピリチュアルアセンション』 エハン・デラヴィ/中山康直/白峰由鵬/澤野大樹 (明窓出版)
          【シリウスの太陽周期】
        『まもなく世界は5次元へ移行します』 エハン・デラヴィ&中丸薫 (徳間書店) 《後編》
          【進化のプログラマー】

 

【ドクタードルフィン】
 私は、自分を「ドクタードルフィン」と呼んでいます。
 そのきっかけはアメリカです。あたらしい医療の勉強でアメリカにいた10年間のうち、最後の4年間はアリゾナ州フェニックスに住んでいました。魂が「セドナに行く必要がある」と感じていたのでしょう。・・・中略・・・。
 セドナにはヒーラーの人をはじめ、さまざまな能力を持ったスピリチュアル関係の人がアメリカじゅうから集まっています。ある人とお会いしたときに、自分は地球に舞い降りた最初の過去世で「ドルフィンだった」ということに気づかされました。
 ネットや本で調べると、ドルフィンは「愛と調和のエネルギーが最も高い生命体」だと言われています。(p.19-20)
 タイトルにあるシリウスとドルフィンの関係については、下記を経由して【レムリアの心】へ。
    《参照》   『世界に散った龍蛇族よ!』 浅川嘉富 (ヒカルランド) 《前編・第一部》
              【シリウス・ドルフィン・レムリア】
 ドクタードルフィンは、地球人進化クリエイターとして、楽で愉しく生きる、進化する「地球人」になるためのシークレットをこの本でお伝えしていきます。
 私でなければお伝えできない「地球人の仕組み」と「身体と人生のコントロールの仕方」を本として初公開します。(p.20)

 

 

【ドクター・ララ】
 私は、ガンステッドセミナーの講師であったアリゾナ州フェニックスのドクター・ララに魅力を感じていました。
 この人は存在しているだけで、ほかのドクターたちと違ったのです。
 オーラがすごくて、人間性というか、エネルギーの質の高さに惚れて、この人から学ぶべきものがあると直感しました。何があってもブレないというすごさがありました。
 ドクター・ララは近寄りがたくて、とても怖い人でした。人を見るときに魂の目でじろっと見る。全部見られている感じがします。
 全米中で人気があって、全国から雇ってほしいと志願者が来るのですが、なかなか人を採りません。自分が納得した人間しか採用しないのです。幸いに雇われても厳しすぎるので、多くの人は半年ももちません。
 ドクター・ララは敬虔なクリスチャンで、朝はお祈りから入ります。魂の状態を整えるのです。自分の世界を強くもっていて「俺には一日中話しかけるな。俺が話しかけたときだけ話していい」という厳しい人でした。
 私は、そこで4年間診療しました。厳しかったけれども、そのおかげで、地球人として重要なブレない魂の強さ、あり方を学べました。(p.46-47)
 慶応大学医学部を卒業後、三重大学で整形外科医として勤務した後、渡米し、ガンステッド・カイロプラクティックを修得したというドクタードルフィンの経歴は、下記リンクに書いておいたけれど、ドクター・ララのもとで学んだことの中にしか「真実」はなかったのである。
    《参照》   『地球人革命』 松久正 (ナチュラルスピリット) 《前編》

 

 

【鉱物と微生物の集合意識】
 今、地球で起こっている地震、津波、放射能の問題も含めて、自然現象の乱れに最も力を持っているのは、人間よりも水晶を始めとする鉱物と、微生物の集合意識です。数が圧倒的に違うから、地球人の集合意識よりもそれらの集合意識のほうが強い。
 これに皆さんは気づいていません。だから、いろんな天災に遭うのです。
 それに気づいてほしいという彼らからのメッセージです。 (p.56)
 人間の集合意識の歪みも多大なマイナス因子だけれど、自然現象の乱れついては、鉱物や微生物の集合意識の方が大きなマイナス因子になっているという指摘は、極めて重大である。
 水晶をはじめとする鉱物の意識の歪みは、長年に渡って人間の意識の歪みが蓄積・堆積することによって形成されてしまっている。そして近年では「闇の支配者」たちによる地球工学(ケムトレイルなど)を用いた大規模な計画的攪乱が、鉱物と微生物の集合意識を乱している。
 スピリチュアルな世界を理解し目覚めている人間も、有意な役割をもつ水晶も、全体からすればまだまだごく一部であるらしい。であるにせよ、目覚めている人と目覚めているア-スキーパーとしての水晶のコラボで、地球進化を牽引してゆくしかないのだろう。「クリスタル」=「水晶」の成分は「珪素」である。
 本書の見開き数ページには、著者が所有する水晶をはじめとする数々の鉱物が写真で掲載されている。
 下記リンクには、小川雅弘さんが所有する特命アースキーパークリスタルのことが書かれている。
    《参照》   『アースキーパークリスタル“ Pchan ”』 小川雅弘 (SDI)
 本書の役割は、「皆さんは自分たちがエネルギーの乱れた地球人を自ら選択し、そこから気づいたり、学ぶことがあるのに、今は何も実践できていない」というメッセージを発信することです。(p.58)
 では、「どのような実践をすればいいのか」については、自分で本書を購入して自ら全体を学び取ってもらうしかない。

 

 

【松果体と珪素】
 ところで、人間の脳の中央に松果体(pineal gland)が存在しています。
 現代医学では、松果体の機能は不明です。・・・中略・・・。
 私は、人間の松果体は、宇宙の叡智を感じるところだとわかっています。(p.60)

 じつは松果体は、宇宙のエネルギー(宇宙ソウル・ウェイブ=宇宙の叡智)を人間のエネルギー(身体ソウル・ウェイヴ=身体の叡智)に変換します。宇宙のエネルギーは振動数が余りにも高すぎるので、人間の身体レベルに振動数を落として、それを人体に通すのです。(p.61)
 ソウル・ウェイブを身体に通す経路が“神経”。
 松果体は、どうして宇宙の叡智を身体の叡智に変換できるのでしょうか?
 それは松果体が99%以上、珪素(Si)でできているからです。
 じつは、この珪素は、大宇宙で唯一の能力を持つスーパー元素なのです。珪素は万能パワーストーンである「水晶」の主要構成成分でもあります。・・・中略・・・。
 珪素にはエネルギーの乱れを読みとれる能力があって、そのエネルギーを全部吸収して、その乱れを修正するのに必要なエネルギーを放出するのです。(p.75-76)
 松果体を活性化するとは、松果体を水晶(珪素=シリコン)化すること。
 密教において、金剛界九会曼荼羅に象徴的に描かれ伝えられていたのは、人体に存在する7つのチャクラの活性化技法なのだけれど、その6番目のチャクラであるアジナー・チャクラこそが松果体。
 現在は、宇宙史的巡りによって地球を取り巻く周波数環境が変わって来たので、著者のような密教の技法にとらわれない現代化された技法で松果体の活性化を目指すことも可能になったのだろう。
 但し、様々な瓔珞(装身具)を身につけた仏像や仏画があるけれど、水晶などのパワーストーンを有効活用するという点は同じ。
 松果体に関連するものをリンクしておきます。
  《参照》  『プレアデス2 新生地球への移行』 愛知ソニア (ヒカルランド) 《後編》
            【松果体の活性化なしには始まらない】 【太陽光と松果体】
            【松果体に良い食べ物】
            【松果体を石灰化させ、IQを下げるもの:フッ素と水銀】
  《参照》  『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ペトル・ホボット×浅川嘉富 《2/4》
            【松果体】
  《参照》  『行き先は5次元』 船井幸雄 (ヒカルランド) 《前編》
            【直感力の受信器官である松果体の強化について】

 

 

【水晶を活用していた生命体と、これからの地球】
 私の故郷である高次元シリウス(非物質レベルのシリウス)では、非物質レベルの水晶(珪素)を利用して、生命体の想いをスムーズに実現させ、調和ある社会を形成していました。また、スーパーレムリア時代(レムリアの前のよりエネルギーが高い時代)では、水晶を使ってエネルギーを増幅させ、地球社会の進歩につなげていたわけです。エジプトなどの巨大ピラミッドは、水晶の力で重力をなくさせ、石を持ち上げてつくったものです。(p.139)
 現在の地球は、スーパーレムリア時代の宇宙史的巡りの時に来ているので、炭素系から珪素系へと遷移して行く段階にある。
 これからの新しい地球社会では、松果体を水晶(珪素)化することが、地球人の進化・成長の鍵です。一人一人の人間としても、まとまりの地球としても、やらなければならない最も重要なことです。必然的に、地球人は水晶(珪素)化していきます。この流れは誰も止められません。(p.145)
 本書と同じ「珪素化」に関する内容を記述しているスピリチュアル系著作が、下記リンクから芋蔓式に5つリンク(はせくら・中今悠天・マオリッツオ・白峰・白峰)されています。
    《参照》   『宇宙一切を動かす「数霊」の超メッセージ』 はせくらみゆき・深田剛史 (ヒカルランド)
              【新しい振動数の住人へ】

 「水晶」に関する下記リンクもきわめて大切なので2つ目まで辿ってください。
    《参照》   『超シャンバラ』 ダイアン・ロビンス (徳間書店) 《後編》
              【水晶のエネルギー】

 

 

【シリコンホール】
 水晶、珪素がどうしてそんなに力を持っているのでしょうか?
 珪素の電子同士の空間のあるポイントに、ブラックホールのようなものが存在します。私はこれを「シリコンホール」と呼んでいます。
 珪素が乱れた情報を吸い込んで、修正するという役割を担っているのがシリコンホールです。これこそが、松果体と水晶を構成する「珪素」の秘密であり、このことは、今まで、地球の誰一人として指摘したものはありません。
 フリーエネルギーについてはさまざまな見方がありますが、私は、瞬間的にその場で生まれてくるものだと感じています。何もないところから振動波エネルギーを生み出すものができると考えています。これも、珪素のなせるところです。
 珪素のシリコンホールは、なにもないところからその場の環境に応じて、ソマチッド、ウイルス、細菌などの微生物生命体をも瞬時に生み出す能力を持ちます。(p.140-142)
 シリコンホールって、さながらドラえもんのポケットみたい。というか、ブラックホールとホワイトホールの両方の機能を備えているのだから、ドラえもんのポケット以上だろう。
 IT機器において情報を蓄える半導体もシリコン(珪素)だから、高次元存在たちが、インターネットとシリコンホールを活用して、必要な人に必要な情報を任意に提示することも可能だということが分る。