《前編》 より
【東シナ海油田開発の実態】
15年ほど前までは東シナ海に巨大な油田があると思われていたのですが、試掘を開始したら、予想していたガス・原油の埋蔵量がないのです。たとえあったとしても商業ベースに乗るような規模ではなかった。
それでも中国はなぜ、そのようなガス田の開発を進めようとしているのか。その理由はただ一つ宣伝です。中国は日本の力を排除してガス田の開発をしているという宣伝をしているのです。(p.129)
日本の関係者は中国のやっていることを笑っているのです。(p.130)
こういった、ガス田開発の経済面の実態や、中国の軍事力の実態を知っていれば、戦争の犬たちの意向に忠実な日本のマスゴミが流す東シナ海関連報道ほど、“間抜けなカラ騒ぎ”はないと、嘲笑しながら見ることができるだろう。
それでも中国はなぜ、そのようなガス田の開発を進めようとしているのか。その理由はただ一つ宣伝です。中国は日本の力を排除してガス田の開発をしているという宣伝をしているのです。(p.129)
日本の関係者は中国のやっていることを笑っているのです。(p.130)
東シナ海の中国ガス田にある試掘用パイプから炎が出ています。(p.131)
この天然ガスを用いようとしても、船で輸送するなら、LNGプラントを海洋上に造る必用がある。しかし洋上LNGプラントは前例がないという。使うなら大陸まで400kmの海底パイプラインの敷設が必要。まるで採算があわない。
【尖閣諸島沖中国漁船体当たり事件によって被った中国の損害】
《参照》 『中国バブル経済はアメリカに勝つ』 副島隆彦 (ビジネス社) 《前編》
【尖閣諸島沖事件】
しかし本書で言っているのは、この件で、中国が被った経済的損失のこと。
中国側で尖閣問題を煽っている大元は、サッスーンである。
《参照》 『神国日本vsワンワールド支配者』 菅沼光弘×ベンジャミン・フルフォード×飛鳥昭雄
【中国における反日デモの扇動者】
2010年9月に発生した尖閣諸島沖での中国漁船による日本の海上保安庁巡視船体当たり事件をキッカケに中国政府は日本政府へいろいろ圧力を掛けました。(p.147)
長谷川さんは、この部分を、中国側の横暴な行為という意味で書いているのかもしれないけれど、これは、日米が合同演習して計画した通りの映像を撮り、これを流して中国側の悪事として報道したヤラセである。つまり、中国は、日米の戦争の犬たちによってまんまと嵌められた事件だった。《参照》 『中国バブル経済はアメリカに勝つ』 副島隆彦 (ビジネス社) 《前編》
【尖閣諸島沖事件】
しかし本書で言っているのは、この件で、中国が被った経済的損失のこと。
ついにレアアースの対日輸出禁止を断行したのです。・・・中略・・・。
その後、この教訓から、日本のハイテクメーカーはレアアースの中国依存度を低下させる戦略を打ち出したのです。・・・中略・・・。
その結果、日本の中国依存度は3分の1以下となり、・・・中略・・・。中国でレアアースメーカーは10社あったのですが、それがついに1社になってしまったのです。(p.148)
中国は、日米の戦争の犬たちによるヤラセで悪者扱いされて、それによって経済的にも損失を被ることになった。ダブルパンチである。中国政府が、日本を警戒するのは当然だろう。その後、この教訓から、日本のハイテクメーカーはレアアースの中国依存度を低下させる戦略を打ち出したのです。・・・中略・・・。
その結果、日本の中国依存度は3分の1以下となり、・・・中略・・・。中国でレアアースメーカーは10社あったのですが、それがついに1社になってしまったのです。(p.148)
中国側で尖閣問題を煽っている大元は、サッスーンである。
《参照》 『神国日本vsワンワールド支配者』 菅沼光弘×ベンジャミン・フルフォード×飛鳥昭雄
【中国における反日デモの扇動者】
【石炭火力発電所】
また、石炭を掘る重機もここ数十年で格段に進歩しているから、世界中で採用されるだろう。
最終廃棄物である石灰は、セメントの原料になるのだけれど、もうコンクリートを使う土木工事の時代ではないのだから、これを紙にすればいい。先日、カンブリア宮殿で、石灰石を原料とする優れものの紙が実用化されていることを紹介していた。
しかし、
ロングスパンで見た場合、石炭火力発電所も本当は不要である。
ガイア意識に目覚めた人々は、既に実用化されている小さな自家用発電器を選択するようになるからである。
また、マザーアース・ガイアを掘削するという暴挙をせずとも、圧倒的な発電を可能にする発電装置はいくらでもある。中国は、そういった発電装置を採用すればいいのである。利権を持つ連中を保護するために、人類進化・地球進化の足を引っ張らないでほしい。
日本の三菱重工業と日立製作所が開発した熱効率(通常の発電所は30%ですが、この発電所は50%以上を誇る)が格段に向上し、公害を全く出さない画期的な石炭火力発電所が福島県勿来(なこそ)にあります。・・・中略・・・。どんなに質の悪い石炭を使っても、いっさい公害を出しません。(p.49)
既にアメリカやポーランドで導入は決まっている。また、石炭を掘る重機もここ数十年で格段に進歩しているから、世界中で採用されるだろう。
最終廃棄物である石灰は、セメントの原料になるのだけれど、もうコンクリートを使う土木工事の時代ではないのだから、これを紙にすればいい。先日、カンブリア宮殿で、石灰石を原料とする優れものの紙が実用化されていることを紹介していた。
しかし、
ロングスパンで見た場合、石炭火力発電所も本当は不要である。
ガイア意識に目覚めた人々は、既に実用化されている小さな自家用発電器を選択するようになるからである。
また、マザーアース・ガイアを掘削するという暴挙をせずとも、圧倒的な発電を可能にする発電装置はいくらでもある。中国は、そういった発電装置を採用すればいいのである。利権を持つ連中を保護するために、人類進化・地球進化の足を引っ張らないでほしい。
【シェールガス開発の顛末】
しかし、シェールガス採掘に関しては、環境汚染がひどいことが報じられている。
この点に関して
これで、本当に環境汚染がなくなるのだろうか?
地下深部の岩盤を圧力破壊してガスを採取するなど、人体で言えば皮下脂肪にLPガスを注入して脂肪をガスに替えて吸引するのと同じだろう。それで人体に異常はないと思えるだろうか? とうてい信用できない。どこまで、マザーアースを破壊すれば気が済むのか。愚か者ども。
エクソンとモービルを合併させたのですが、その最大の理由はシェールガス開発の資金を調達するためのものだったのです。(p.179)
1890年、ロックフェラーのスタンダードオイルの脅威を削減するためにシャーマン法という独占禁止法が施行され、エクソン、シェブロン、モービルなどに分割された。それが100年たって、シェールガス開発のためにシャーマン法をひっくり返して、再統合されたのである。しかし、シェールガス採掘に関しては、環境汚染がひどいことが報じられている。
この点に関して
この問題はクリアされます。これまで主流だったのは採掘時に水を使用する「ウェット式」でしたが、これからは水を使用しない「ドライ式」となります。このドライ式を使用しますと地下水を汚染することはなくなります。(p.177)
水の代わりにLPガスを使用するのがドライ式。これで、本当に環境汚染がなくなるのだろうか?
地下深部の岩盤を圧力破壊してガスを採取するなど、人体で言えば皮下脂肪にLPガスを注入して脂肪をガスに替えて吸引するのと同じだろう。それで人体に異常はないと思えるだろうか? とうてい信用できない。どこまで、マザーアースを破壊すれば気が済むのか。愚か者ども。
【日本車の性能がピカイチの理由】
燃費が良くて、ガタが来なくて、リース料が安いんだから、米国市場において日本車が選択されないわけはない。
日本国内においても、企業は既に殆どがリースだろう。個人もリースが増える。ちなみに、ローマ、フィウミチーノ空港に並んでいた企業タクシーは、8割以上がトヨタの白いハイブリッド車だった。
《参照》 『情報王』 長谷川慶太郎・中谷彰宏 (ビジネス社)
【リースと品質の相関】
ホンダの創業者である本田宗一郎氏をよく知っていました。当時のホンダの首脳陣とも仲が良かったのですが、その治具の工場の見学を絶対に認めてくれませんでした。(p.225)
治具とは、車の外板と骨組みをスポット溶接する際、その位置を決めるのに必要な道具。
キチンと決められた位置に溶接されているから、どんなに車が古くなってもガタがこないのです。日本の車は基本構造がしっかりしています。5年走ってもガタがなく、新車同様の乗り心地を維持しているのです。
他国の自動車は5年走ったらガタがきます。だから、米国車の中古車価格が新車の35%になってしまうのです。(p.226)
近年のアメリカでは9割が車を買うことなく、リースで乗っている。5年後の下取り価格が高ければ、リース価格を安く設定できる。米国車35%に対して、日本車は65%だというから、日本車のリース価格は当然安い。他国の自動車は5年走ったらガタがきます。だから、米国車の中古車価格が新車の35%になってしまうのです。(p.226)
燃費が良くて、ガタが来なくて、リース料が安いんだから、米国市場において日本車が選択されないわけはない。
日本国内においても、企業は既に殆どがリースだろう。個人もリースが増える。ちなみに、ローマ、フィウミチーノ空港に並んでいた企業タクシーは、8割以上がトヨタの白いハイブリッド車だった。
《参照》 『情報王』 長谷川慶太郎・中谷彰宏 (ビジネス社)
【リースと品質の相関】
<了>
長谷川慶太郎・著の読書記録