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 天使その他に関するポイントがコンパクトに記述されている瞑想CDブック。どの天使がどんな癒しに関与しているのか書き出そうと思っていたのだけれど、それ以外のことだけで長くなってしまったから止めた。
 この本は、あくまでも瞑想(ヒーリング)目的に作られた著作。CDを聞きながら瞑想体験してみる価値はあるだろう。2011年1月初版。

 

【エンジェル・セラピー】
 下記の記述(解説)を書いているのは、ドリーン・バーチュー公認の、エンジェル・セラピー・プラクティショナーである聖子(SEIKO)さん。
 ドリーンは長年の間、精神療法医として心理学に従事し、その豊富な経験を通し多くのクライアントをケアしてきました。しかしながら長期にわたって診療を受けているクライアントの中には、継続して苦しみを持ち続けたことが原因で、そこから解放されることに対し意識的に、あるいは無意識に抵抗してしまう傾向がありました。苦しみを手放すという行為により、更なる苦しみを味わうのではないかという恐れや、新たなスタートを切ることに対する不安が彼らの決断を妨げ、ヒーリング自体を頑なに拒む姿勢をつくり出すからでした。このようなネガティブな自己防衛心が心を閉ざし、外部からの接触を跳ね返してしまう「ブロック」を生み出します。ドリーンはこれを取り除くための一般的な精神療法に医師としての限界を感じ始めていました。そこで彼女は、このような症状をもつクライアントにエンジェル・ヒーリングを施してみたところ、とても大きな効果を得ることができました。このヒーリング・メソッドは天使がドリーンに直接伝授したもので、こんにちのエンジェル・セラピーの基礎になっています。 (p.42-43)
 精神療法や心理療法では、「ブロック」をなかなか外せない。これについては、より上位次元からのエネルギーを導入するという手段を用いることで、比較的容易に解決することが多い。
    《参照》   『心を整えるともっと楽に生きられる』 相川圭子 (中経出版)

              【高次元のエネルギー】

 スピリチュアルな世界からの効果を期待できるのは、まさにこの上位次元からのエネルギーが流入するからなのだけれど、コテコテ3次元世界の精神医療は、この領域に参入できていないから、上位次元を迷信扱いすることで、自らの低次元世界にクライアントを幽閉し続けている。
 ブロックを外したいという期待をもって精神科に通っても、必要などないどころか明らかな毒である向精神薬を処方されて飲まされたら、ブロックが外れるどころか精神を錯乱させられてメチャクチャにされてしまうのである。
    《参照》   『リチャード・コシミズの未来の歴史教科書』 リチャード・コシミズ (成甲書房) 《前編》

              【日本は向精神薬天国】

 

 

【大天使、ガーディアン・エンジェル、ロマンス・エンジェル】
 ドリーンの講演やワークショップでは、必ずと言っていいほど多くの参加者が紫色の光を目撃します。これは大天使ミカエルの放つ光で、スピリチュアルな学びの場とその参加者たちを守っているからです。大天使は特定の人のガーディアン・エンジェルとして働くことはありませんが、・・・中略・・・。私たちの生き方や態度によって分け隔てをすることなく、誰に対しても平等に接し、手を差し伸べてくれます。(p.49)
 ガーディアン・エンジェルとは人それぞれを守ってくれている守護天使のこと。妖精たちがガーディアン・エンジェルとなっている場合もある。1人に2人の守護天使が付いていると書かれている。
 ピンク色の光を放っているロマンス・エンジェルの働きは、想像通り。

 

 

【エーテル・コードについて】
 何らかの恐れのともなう人間関係は、不健康な結びつきを形成します。それはお互いを筒状のチューブでつなげた状態のように見えるため、エーテル・コードと呼んでいます。・・・中略・・・。
 エーテル・コードは、たいていの場合、現時点で関わりを継続している家族、配偶者、恋人、親友、仲間などの親しい間柄の相手、あるいは過去にかかわりを持ったことのある元配偶者、元恋人、かつての親友、仲間だった相手との間に作られます。互い、あるいはどちらか片方が相手に対し依存や束縛をするような関係であったり、執着心を手放せなかったりすると、このコードを介して不健全なエネルギーの供給が行われるようになります。エネルギーレベルが低い人が高い人のエネルギーを奪い取ったり、もしくは関係を維持しようとして自身の低いエネルギーを送り込んだりします。(p.75)
 この著作に書かれているスピリチュアルな技法を理解し、瞑想CDを活用すれば、不健全なエーテル・コードを切断することができるだろう。不健全なエーテル・コードが一本もない人など皆無。少ないか多いかの違いだけである。これを切断するのに、金儲けしか眼中にない陰湿な霊能者に依頼して鴨葱になる必要など全くない。
    《参照》   『チャクラ・クリアリング』 ドリーン・バーチュー (JMA)

              【エーテル・コード】

 

 

【物質依存の原因】
 人との間にエーテル・コードをもつ人は、物質との間にもまた、エーテル・コードを持つ人が多いようです。人との間のエーテル・コードでエネルギーを奪い取られたり、低いエネルギーを流し込まれたりすることで起こった心身の異変を改善しようとしたり、紛らわせたりするための行為が、物質に対しての過剰な依存を引き起こす原因となっていることがあるからです。これは症状をますます悪化させ、エーテル・コードを肥大させ、さらに切断が難しい性質のコードへと変化させてしまいます。(p.80)
 ここまでは、対人関係由来の物質依存。
 また、物質への依存は人生の目的や聖なる使命に専念することへの恐れが原因となっていることも多々あります。(p.80)
 ドリーン自身も、天使に指摘されてチョコレートを断つまで、与えられた聖なる使命に従事することができなかったとこが書かれている。

 

 

【サイキック・アタックについて】
 誰かが私たちに対して怒り、嫉妬、悲しみ、苦しみ、失望などのネガティブな感情を持ったとき、意識的に、あるは無意識的にそのネガティブなエネルギーを私たちに向けて送ることがあります。それがサイキック・アタックです。この攻撃的エネルギーは、短剣、ナイフ、槍などの鋭利な刃物のように私たちに突き刺さります。・・・中略・・・。突き刺さったこれらの鋭利な刃物は、肉眼では見えませんが、サイキック・アビリティーによって確認することができます。突き刺さった刃物は物質的な実態がないにもかかわらず、肉体の痛みとして私たちを苦しめます。原因不明の痛みや、筋肉のこわばりを感じることがあれば、その可能性があります。また、その攻撃が長期にわたると、免疫力が弱まり、発熱、吐き気、下痢などの症状を起こすこともあります。(p.83)
 サイキック・アタックの発信源には、怨念霊のような幽界存在からのものと、現実界の生きた人間からのもの(生霊)がある。
 サイキック・アタックを送ってしまうのは、自己コントロールができない状態にあるときであり、決して本来の心のあり方からきているものではありません。ですから、私たちはどちらの立場になったとしても、加害者、被害者意識をもたずに、愛と許しをもって対処することが必要です。サイキック・アタックを送った相手に対して複雑な思いを抱くかもしれませんが、気持ちをできる限り許す方向へ向けてください。(p.85)
 生霊に関して、いくつかの具体例によって詳細を知りたいなら、下記リンクを契機にどうぞ。
    《参照》   『神界からの神通力』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》

              【プレイボーイの末路】

 現在の日本には、下記リンクに示すような生霊を打ち返す科学技術もあるけれど、基本としては、上記書き出しにあるような心の備え“愛と許し”を維持することが大切。
    《参照》   『天皇祭祀を司っていた伯家神道』  船井幸雄・推薦 〈七沢賢治〉 (徳間書店)  《前編》

              【QES:クイント・エッセンス・システム】

 

 

【ミカエル】
 この本には15の天使が言及されている。本当は、それぞれの個性を知って理解するのが大切だけれど、全部は大変なので、オールマイティー的な大天使ミカエルだけを書き出しておいた。
 ミカエルの名前には、「神と同等の者」という意味があります。私たちを恐れ、不安、懐疑心から解放し、守り、あらゆるネガティブなエネルギーを取り除いてくれる大天使です。男性性のエネルギーをもち、コバルトブルーに近い鮮やかな紫色の光を放っています。ミカエルは大天使の中でも非常に強いエネルギーをもっているので、彼がそばにいるときは首もとが汗ばむなど、そのエネルギーを体感する人も多くいます。彼の持つ剣は、頑固なエーテル・コードを断ち切り、サイキック・アタック、光の存在でないものなどのネガティブなエネルギーを一瞬のうちに振り払います。ミカエルはさまざまな方法で私たちを保護し勇気づけることで、私たちが人生の目的を達成することができるようにサポートしています。どの大天使のサポートが必要か迷ったら、まずはミカエルを呼び、今の状況を伝えてサポートをお願いしましょう。恐れのブロックがはずれると、他の大天使たちとのコミュニケーションもスムーズになり、楽な気持で彼らのサポートを受けることができるようになります。また、ミカエルは電気製品の修理も得意としますので、調子が悪いときにお願いしましょう。(p.58-59)
 暇人用に、“大天使ミカエル”に関連するリンクを付けておきます。
    《参照》   『プレアデス3 融合次元での生き方』 愛知ソニア (ヒカルランド) 《前編》

              【天使たちのヒエラルキー】

 チャンちゃんの読書記録を、スピ系に特化して読んでいるアラフォー以上の方々は、多分、ライトワーカーであったり、インディゴの「第1グループ」、即ちミカエルに縁ある人々なのでしょう。
    《参照》   『魂の伴侶と出会う旅』 ドリーン・バーチュー (クレイヴ出版) 《中編》

              【精霊はミカエルと共に】

    《参照》   『宇宙の魔法』 Alice (ヒカルランド) 《後編》

              【インディゴの「第1グループ」】

 

<了>

 

  ドリーン・バーチュー著の読書記録

     『エンジェル・フェアリー』

     『魂の伴侶と出会う旅』

     『ソロモン王と聖なる天使たち』

     『チャクラ・クリアリング』

     『エンジェル・セラピー 瞑想CDブック』