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 東洋ではあまり妖精という言葉は言われないけれど、西欧や北欧では妖精を信じている人々が実際にいっぱいいる。英国では有名な歌手のケイト・ブッシュなんかは、妖精をイメージしたステージを頻繁に行っていたし、世界中で大ブームになった北欧のグループ・ABBAの 『I Have A Dream』 という曲の中には “if you see the wonder of a fairy-tale , You can take the future , even if you fail. I believe in Engel” という歌詞が出てきたりもする。2010年11月初版。

 

【妖精が好む花】
 妖精は花が好きです。彼らは花の手入れをし、いつも色彩に富んだ庭になるようにしてくれます。妖精は、ブルーベルやバイモ(ユリ科)やジギタリスやすずらんのようなベル形の花が大好きです。すばらしい隠れ場所を提供してくれるからです。伝説によると、妖精は、物質界と妖精界を行き来するのにサクラソウやバナノクリンザクラを使うと言われています。(p.58)
 妖精が好むのは、ベル形の花って覚えておけばいい。でも、そんなんだったら雨の日はお家が水たまりになっちゃうじゃんと思うけれど、まあそんな時はそれなりになんとかやり過ごしているんだろう。

 

【化学薬品は嫌よ】
 除草剤や散布剤は使わないでください。もし使えば、妖精は急いで新しい住処へ移ってしまいます。除草剤の代わりに、オレンジの皮やハーブのような自然のものを使いましょう。化学薬品を使わずに害虫をコントロールできるように、妖精たちにお願いしてください。(p.59)
 妖精は自然の状態の庭を好むので、刈り取るのは最小限にして下さい、とも書かれている。
 ハーブの独特な香りは害虫を寄せ付けない効果があるけれど、ハーブの効果はそれだけではない。
     《参照》   『夢に棲む猫』 徒あしの (新風舎)
               【ハーブ】

 

【妖精が助けてくれる人】

 純粋で無垢な子どもたちは妖精たちに出会っているのに、大人はこの世的な3次元空間世界以外は存在しないという思い込みをするようになってしまったから、出会えなくなってしまっている。でも、妖精が見えなくても妖精たちは助けてくれる。最低限、偏見のない心でいればいい。さらに妖精にとって好ましい人は、どういう人かというと・・・。
 妖精は子どもだけでなく、大人も助けてくれます。自然の生き物に優しく寛大な心を持つ人は、男女の区別なく、ただ頼みさえすれば妖精から助けを得られるのです。(p.80)
 妖精と子どもは、たくさんの共通した性質を持っています。それは人生に対する純真な情熱、遊び心、魔法への興味のようなものです。妖精たちは、これらの性質をもつ大人にも、同じように助けを与えます。(p.86)
 大人であれ、子どもであれ、自然や動物に対する配慮のない人は、助けてくれない。
 樹木の枝を切ったりすると、木の精霊がその悲しみをわからせようと切った人にいろんな痛みをもたらすこともある。木々のスピリットを監視するグリーンマンっていうおじちゃんの精霊もいる。

 

【妖精との信頼関係をつくるには】
 母なる自然に優しくすれば、妖精の信頼を得ることができます。リサイクルしたり、環境に優しい洗剤を使ったり、環境保護のために寄付をしたりしてください。そうすれば、妖精の尊敬を勝ち取り、彼らはあなたのために何でもしてくれるでしょう。
 妖精は、人間を傷つけませんが、動物や自然に残酷な人にはいたずらをするかもしれません。また、ふざけて、好きな人の持ち物を隠すような、ちょっとしたいたずらをすることもあります。(p.138)
 おふざけで、いたずら!
 ディズニーのアニメの世界みたい。それは、かんべんしてほしい。

 

【妖精は動物たちのガーディアン・エンジェル(守護霊)】

 人間を癒すだけでなく、妖精は野生動物や家畜も癒すことができます。妖精は、動物たちのガーディアン・エンジェルです。犬や猫などのペットを飼っているなら、あなたはすでに妖精と繋がりを持っています。私たちが動物の周りにいると元気になれるのは、このためなのです。(p.47)
 ペットたちは、空間をじっと見つめているとこがあるけれど、妖精を見つめているんだろう。

 

【人間として生まれることを選んだ妖精たち】
 妖精や、ノーム、レプラコーン、マーメイド、ピクシーに似ている人は、精霊のたましいを持っています。彼らは、環境や動物を救うことに本格的に取り組むため、人間として生まれることを選んだのです。このことについては、私の『魂の伴侶と出会う旅』を読んでください。(p.138)
 この 『魂の伴侶と出会う旅』 という本は、古書店で何冊か見かけたことがあるから、かなり読まれていたはずである。まだ書架にある人は再読してみたら、新たな気付きがあるだろう。

 

 

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<了>