《前編》 より

 

 
【巨大な太陽嵐と氷河期の可能性】
 地球の温暖化は太陽が宇宙のねじれの影響を受け、異常なエネルギーを蓄積していることに起因しています。
 そして、温暖化が進めば、地球は寒冷化し、予想どおり壊滅的な被害が広がります。(p.155)
 この寒冷化の引き金として、極端な太陽嵐が発生する可能性がある。
 上記の書き出しに続いてこの本に書かれていることは、1か月ほど前、NHKの番組で放送されていた内容と殆ど同じだけれど、番組では太陽嵐の危険性については語っていなかった。
 現在、太陽磁気の低下によって太陽系を覆っている磁気シールドは弱まっているので、地球に降り注ぐ宇宙線量が増え、宇宙線が核となって雲を多く生成させているので地球は寒冷化傾向にある。このメカニズムについては下記。
   《参照》   『今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機』 丸山茂徳 (KKベストセラーズ)
                 【宇宙線と雲】

 また、太陽の黒点数として観測される太陽活動は11年周期であり、前回の極大期は2000年であり、極小期は2007年だったけれど、2009年には黒点が見られない状態が続き、次に来るはずの計算上の極大期は2011年(今年)だったけれど、2012年以降に遅延する状態にあるという。
 ここ数十年間、宇宙のねじれの影響を受け、太陽は異常なエネルギーが蓄積されているにもかかわらず、太陽活動の活発化が遅れている状態にあるということは、太陽には異常に異常を重ねたエネルギーが蓄積されているということである。エネルギー蓄積が臨界点を超えて暴発し太陽嵐がおこったら、それだけでも地球は思わぬトバッチリを受けることになるだろう。
 太陽嵐が起きた後の太陽はすっかりエネルギーを放出した状態で、今まで以上に静かにエネルギーも温存状態に入ります。しかも周期が長期化しているので、次の極大期が来るのは、15年先になるか20年先になるかわかりません。そのため、地球はかなり冷え、ともすると氷河期に突入する可能性もあります。(p.162-163)

 

 

【ミッションを思い出せ】
 上記に続いて、以下のように書かれている。
 このような状況になってもなお、生き続けることの本当の意味を知った人こそが、この出口のない転生のサイクルから抜け出るときがきている人たちです。 ・・・(中略)・・・ 。
 今、ここに生きる約束をした人それぞれが、今後の地球のためにどんな計画をしてきたのかを思い出し、淡々とその道を歩み始めるときが来ています。そのような意識の者たちは全宇宙の計画の中に生きているのであり、すでに肉体に対する執着も、生に対する執着もありません。なぜなら、自分自身の本質の姿を知っているからです。(p.163-164)

 

 

【物理次元では何も起こらない2012 ―― しかし・・・】
 さて、皆さんが、2012年12月22日にわくわくしながら何かのイベントを待っているとしたら、少しがっかりするかもしれません。実はその日は、物理的な次元においては何も起きません。今すでに始まっている天変地異的な現象は、その日突然エスカレートするわけでもありません。
 ただ、このあたりに確実にセントラルという新しい次元の扉が開き、誰もが気がつかないような瞬間に吸い込まれ、新しい次元の扉から吐き出されるのです。
 人間はそこを通過したことが認識できません。しかし、脳が高次の意識の指示の下に機能できなければ、そこを通過することは不可能です。ある朝起きるといつもと変わらない一日が始まる人と、夢で見たような、あるいは、イメージ通りの世界に推移している人に分かれるでしょう。
 前者の場合は、そのまま寿命が尽きるのを待って死に、転生のサイクルに戻ります。
 そして後者の場合、 ・・・(中略)・・・ (p.228)
 アセンションは人間だけのイベントではない。星も人体同様、様々な霊的階層を有している。
   《参照》   『生命と宇宙』 関英男 (飛鳥新社)
              【太陽、地球、月の階層】

 だから、地球自体もアセンションするのである。アセンションできた人はアセンションした地球に住み、アセンションできなかった人は現在の物理次元の地球に留まるということだろう。

 

 

【耐えられるのかプーチン】
 昨年秋、ロシアのプーチン首相は左目の横に青あざがあり、ひどくはれた顔でウクライナの記者会見に出席していました。勿論、怪我に関するコメントはありませんでしたが、恐らくグレー・メンに脅迫されたのでしょう。(p.168)
 グレー・メンとは人間家畜化計画を進めてきた集団と書かれているけれど、いわゆるアメリカ政府に巣食う闇の勢力である。かれらは、核戦争によって人間の遺伝子を一斉操作したいらしい。
 プーチンは、闇の勢力とは袂を分かって来たけれど・・・・。
   《参照》   『地球維新2012』 中丸薫 (あ・うん)
              【魂は売らないプーチン】
 今後は、ロシアも世界大戦に参加せざるを得ない筋書きに組み込まれていくはずです。(p.168)

 

 

【ネイチャースピリット】
 私は始めて土の精エルフに会ったときには、さすがに自分の目を疑いました。まるで、ディズニーの白雪姫に出てくるような小人のように、緑色の三角帽子に緑の服を着ていたのです。何度目をこすっても同じ姿にしか見えません。彼らは、大概このような姿で現れるといっていました。皆さんの中にも、同じような姿を目撃された方がいらっしゃるでしょう。
 昔からハワイには、メネフネという小人が住んでいるといわれています。・・・(中略)・・・実は、世界中にこのような小人がいるはずですし、目撃した人も多いはずです。見たことはないけれど、信じているという人もいるでしょう。
 彼らは私たちが思っているよりも身近な存在で、人の手があまり加えられていない自然の多いところには、現れます。
 そして、このネイチャースピリトには、私たちを助けてくれる魔法の力があるのです、ここまでいうと、まるでファンタジーの世界のようですが、事実です。(p.267-268)
   《参照》    『妖精世界』 G・ホドソン  コスモ・テン・バブリケーションズ
 
 

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