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 ここ数日、ミカエル関連のものにばかり出会う。このCDブックもそれである。2009年1月初版。

 

【チャクラ・クリアリングの必要性】
 チャクラが汚れていたり、他と比べて大きさが著しく異なっていたりすると、言いようのない無力感や倦怠感に襲われ、創造性が失われて、エネルギーの流れが遮断されてしまいます。チャクラを浄化し、バランスの良い状態に保っておくとエネルギーの流れがよくなり、それによって新しいアイデアがもたらされ、“意味ある偶然”をより多く体感することもできるようになるのです。(p.40)
 この二元性の世界においては、日々生活しているというだけでネガティブ側に落ち込んでしまいやすい。それは即ちチャクラの汚れになってしまう。
 自己啓発系の書籍を読むことで、心を持ち上げて生きることの大切さは学ぶことができるけれど、それだけでチャクラが浄化できるとは限らない。精神世界のCD付き書籍のメリットは、音楽に秘められた波動によって、チャクラの浄化が補完されるということだろう。

 

 

【ハート・チャクラの浄化と開花が必要な時代】
 1940年代から50年代は、ルート・チャクラの影響が強い時代でした。人々の心を占めていたのは、安定した収入と、それがもたらす安全な生活でした。60年代から70年代はじめの時代は、サクラル・チャクラの影響によって、フリーセックスやドラッグといった肉体的快楽が人々の心を占めていました。80年代に入ると、ソーラー・プレクサス・チャクラの影響によって、人々の意識は権力や他者を管理することに向かいました。
 そして今、新世紀の始まりにあるわたしたちがすべきことは明らかです。すべての人がハート・チャクラを浄化し、開くことができるよう、わたしたちがひとつになって努力するのです。地球のハート・チャクラは回転速度を上げ、今まさに開きつつあります。聖なる愛のレベルに達するのに、あと少しのところまできています。地球が宿すハート・チャクラが開くと、愛なきものは存在できなくなってしまいます。地球から発する愛に満ちた周波数は、恐れから生まれたものの存在を許しません。(p.66)
 20世紀の後半の時代状況が、第1から第3のチャクラ特性に対応して記述されている。現在は、第4のハート・チャクラ覚醒に向けて周波数の高まりつつある新時代なのだから、いまだに、お金やセックスや権力に執着している人は、大きく遅れているのだということが分かるだろう。
 今の若者たちが、お金や権力に絡む政治なんかに興味を示さないのは、「“愛”不在」のオッサンたちの作りなすバカバカしい世界になんか興味がないからだろう。インディゴの多い若者たちは、尾崎豊が歌っていたように、「愛」とは対極にある「恐れ」を基盤にしてのさばっている大人たちの“支配からの「卒業」”をしてしまっている。大人たちの価値観は、時代状況にマッチしていないのに、その自覚が全然ないのである。
     《参照》   『地球一切を救うヴィジョン』 白峰 (徳間書店) 《中編》
               【インディゴ・チルドレン】

 地球の安定を保ってくれている高次元の生物であるクジラたちを調査捕鯨と称して何千頭も殺したり、政官財の癒着を守るために必要などない原子力発電を維持して極微の宇宙を混乱させていまだに地球にカルマの上積みをしている。「不足」を口実に、ひたすら「恐怖」を基底に据えて、さらに「欲望」で上塗りして、その目的は常に「カネ」である。いまだにこのような愚行を止める気配すらない。大人たちのやっていることは、はっきり言って狂気である。世界全体に対して、そして人に対して向ける「愛」があまりにもなさすぎる。
   《参照》  『脳を活かす生活術』 茂木健一郎 (PHP)
              【愛という潤滑油】

 

 チャクラの一覧および位置に関しては、下記リンクの写真に取り込んである。
   《参照》  『幸せを手にする人は、「色の言葉」を聴いている』  武藤悦子  主婦の友社

 

 

【エーテル・コード】
 あなたのチャクラからは、エーテル・コードと呼ばれるものが伸びています。これは点滴のときに使うチューブのようなもので、あなたとかかわりのある人のチャクラとつながっています。(p.94)
 性的関係を持った相手とサクラル・チャクラでつながってしまうのも、よくあることです。また昔いさかいがあった相手とは、ソーラー・プレクサス・チャクラでつながり、あなたが悲しみの感情を抱いている相手とはハート・チャクラでつながります。(p.95)
 このような場合、神霊的には、大天使ミカエルを呼んでその剣でエーテル・コードを切断してもらい、その上で“「愛」に帰一して自他を「許す」”のが肝心要なんだろう。両方揃えば、チャクラの浄化が行われやすい。

 

 

【第三の目を活性化させる音唱】
 サード・アイを開くためには「アウム」という言葉が使われました。「アウム」は、すべての創造にかかわるもので、神と創造の奇跡に対する畏敬の念が音になったものです。大きな声で「アー、ウー、ムー」とゆっくり唱えると、両眼の間に激しい振動を感じるはずです。この脈動によってサード・アイが開き、もって生まれたクレアボヤンス能力が戻ってくるのです。(p.106-107)
   《参照》   『「君が代」その言霊は、潜在意識を高次元へと導く《光の種子》となる!』 森井啓二 (ヒカルランド
              【宇宙の基本音「AUM」と「3」】

 神国・日本には、古来から「日拝法」という第三の目・活性化法が伝わっている。
   《参照》   『愛・日本語と太陽神のきずな』 立神正行 (たま出版) 《後編》
              【日拝法】

 第三の目(アジナー・チャクラ)は創造に関わる重要な部位なので、ついでに日本神霊界における関連が多く記述されている読書記録をリンク。
     《参照》   『第三の目』 菅田正昭 (学研)

 

 

【風当たりが強かった特殊能力保持者】
 第三の目が開きづらい人々に共通する点があるという。
 魔女裁判の時代に串刺しにされ、火あぶりの刑に処せられたり、霊能力を有していたために首をはねられたり、古代のアトランティスで“先を見る力”を具えていたために処刑されたという前世を持つ人が多くいます。(p.113)
 第三の目は特殊能力の根源のような箇所だから、時代を通じて風当たりが強かったらしい。
 現在でも、特殊能力保持者を嫌うのは邪悪な人間であると相場は決まっている。悪事がバレルことを恐れるからである。
 地球の周波数が高まる中で、スターピープルやワンダラーやインディゴ達が先導し、HEB的なテレパシー能力など、人間が本来持っている特殊能力が開花してゆけば、おのずと悪事は減ってゆく。腹黒い人々は到底同じ世界には住めなくなるのである。
     《参照》   『クラリオン星人コンタクティが体験したアセンション〔量子転換〕のすべて』 マオリッツオ・カヴァーロ
               【銀河系意識のネットワークを有するスターピープル】

 

 

                       <了>