10年前
杉本彩さんがEvaを立ち上げた年
お祝いのセレモニーが
尼崎でも
開催されました。
あれから10年・・・
Evaさんの
10周年記念イベントに
行ってきました。
言葉では言えない
痛みと困難の連続だっただろうなぁ
と思いながら考えた質問。
コーナー最後に、
取り上げていただきました。
10年、
一番辛かったこと、嬉しかったこと
彩さんのお答え
ご覧になってください。
ねこかつ代表が
ノネコ駆除の現場を
簡単に説明しているところ
ここも必見です。
ぜひ。
子猫が産まれている案件の
相談が増えています。
庭に産まれたてのような子猫が・・
ほとんど動かないです。
どうしたらいいですか?
あと数時間
もたない状態だろうと
思いながらも、
駆けつけた。
車移動で20分。
家の前で
相談者さんが待っていた。
庭の草むらに落ちていた
乳飲み子を
Tシャツの中にくるみ、
草をかき分け
他の子を探す。
近くで捕獲中だった
ふみふみさんが合流してくれて、
その乳飲み子を託した。
動物病院へ行き、
首元の化膿の治療を受け、
ミルクも飲んだとのことで、
何とかなるのかもと思ったが、
夜になって、
今、息を引き取ったという連絡。
仕方ないけど、
生きてほしかったと
関わったみんなが思う。
みんな
助けてあげたいと
思っている。
住民からの通報で、
子猫や負傷猫の保護に走る。
そんなボランティアさんは
とっても多い。
土日もなく、
夜中もなく、
走り回ることもある。
走り回って、
動物病院に運んで、
その医療費や保護にかかる費用は
ボランティアが負担するのが
当たり前。
そんな世界。
保護猫にかかる医療費の
公的助成金を要望している。
で、ようやく昨年
保護猫(健康管理支援)助成金として
625万円の予算案が
あがってきた。
が、、、
まさかの反対意見が出て
見送られた。
財源がないというならともかく、
尼崎市には
動物愛護基金(ふるさと納税)があり、
そこから毎年二千万円超の
動物愛護事業を行っている。
12年前、
その動物愛護基金を
作ろうとした時もそうだったけど、
内からも
外からも
恐ろしく反対にあった。
なぜ
いつも
こうなるのか・・
動物愛護基金の使い道は、
犬猫たちの命に関わることが
最優先されるべきだと思う。
地域住民も、
学校の先生も、
警察の人も、
子供たちも、
みんな
助けたいと思っている。
命を助けることより
優先されることなんて
あるのかな。
入院中の高齢者さんのお宅へ
残された猫さんのお世話に
通っています。
電車で2駅、毎日なので、
それなりに大変です。
高齢者さんは
猫がいるから入院はしない、
家で治療すると頑張っていましたが、
ドクターストップ。
入院前日、
心配そうに
高齢者さんの足元に
くっついていた
シマちゃん。
16歳。
この子もまた
飼い主さんのそばで
人生をともに
歩いてきた猫さん。
家族以上に
家族なんだ。
玄関のドアをあけると
ニャーとひと言。
今日もまた
飼い主は帰ってこない。
こんな時
猫は、
何を思うのだろう。
ほとんどなく、
猫と2人だけで生きている
そんな
高齢者さんも多いみたい。
誰ひとり
繋がりがなかったら・・
残された猫たちは、
どうなるだろう?
この活動で
ヒシヒシと感じているのは、
希望なき
孤立孤独社会。
もしも時、ペットはどうなるの?
みなさんも一度は考えたことが
あると思います。
では、具体的にどうしたらいいのか
わからない・・・
そんな方も多いだろうと思います。
私たちのところには、
一人暮らしの高齢者さんから
私にもしものことがあったら、
この子はどうなるでしょう?
心配で心配で、
どうしたらいいのかわからなくて・・・
と泣きながらの相談が
入ることもあります。
福祉の現場の方からは、
飼い主さんが亡くなり、
ペットが残されている。
引き取ってもらえるところはないですか?
という相談がとても多いです。
C.O.Nでは、
高齢者福祉の現場の方々の
アドバイスをいただきながら、
もしもに備えるチェックシートを
作りました。
もしもの時、
ペットはどうなるの?
を考えるきっかけにして
いただけたらと思っています。
ケアマネさんやヘルパーさんを通じて
ペットを飼っている高齢者さんにお渡ししたり、
ねこの譲渡会などでも配布しています。
例えば、ケアマネさんが、
ペットを飼育している高齢者さんに
チェックシートを渡してくれて、
相談したいという方ががいれば、
私たちにつながる仕組みになっています。
(対応は尼崎市内のみです)
わかりやすいと好評の
「チャックシートをかこう!」
のクリアファイルと
セットでお配りしています。
尼崎市在住の方を対象に、
高齢者とペットの相談窓口も
設置していますので、
すぐに解決策が
見つからないかもしれませんが、
もしもに備えて、
大切なペットのこと
いっしょに考えてみませんか?
飼い主さんが亡くなって
残されたペットが
保健所で処分されてしまう・・・
そんな悲しいことが
現実に起こっています。
あなたにもしものことがあったら、
あなたの大切はペットを、
守ってくれる人、いますか?
いっしょに
考えてみませんか?
*尼崎市外の方のご相談は、お住まいの自治体の動物愛護センターや動物愛護団体にご相談してみてください。
高校生と考える保護犬の未来
基調講演の
「命を大量生産する社会」
杉本彩さんの深い想いが
一つになって、
会場の皆さんの心に、
沁み渡っていました。
杉本彩、動物愛護イベントで呼びかけ
「生体販売禁止をいつか必ず日本で実現させたい」
(日刊スポーツ) #Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/52f22b598cccb515152c3e80e37234f84237b750
昨日のトークイベント、
「高校生と考える保護犬の未来」には、
市議会議員の皆さんはじめ、
県会議員、国会議員の先生方も
ご参加くださっていました。
令和6年度の予算議会が
真っ只中。
動物のためにと
皆さんからご寄付いただいた
『動物愛護基金』の使い道も、
審査されます。
具体的に言うと、
動物愛護推進強化事業費として、
18,200,000円の
お金の使い道です。
野良猫の不妊手術助成金など、
まさに、
尼崎市の動物愛護事業の柱と
なっている事業の予算です。
保護シェルターになだれ込んでくる
犬猫たちのことや、
それを支えるボランティアの現状、
福祉の現場からのSOSなど
私たちが現場で直面する課題。
その解決のために、
最優先すべき
ただ一点の要望を
尼崎市や協議会や議員さんに、
届けてきました。
皆さんからいただいた
ふるさと納税が、
犬猫たちのために、
有効で、適切で、真に公平な
予算であることを
見守りたいと思います。