猫がいるために施設に入れない
高齢者さんがいます。
猫を引き取ってくれるところは
ないでしょうか?
ケアマネさんからの相談が
年明けから
続いています。
今回は、
高齢者さんのお名前に
聞き覚えがありました。
詳しく聞くと、
尼崎市に野良猫の不妊手術ができた頃、
17年前から
熱心に地域のTNRをしていた方だと
気づきました。
ケアマネと訪問し、
お話しを伺うと、
まだ施設には入るつもりはなく
猫のためにギリギリまで、
できれば看取るまで頑張りたい
と。
チェックシートを
記入してもらいました。
紹介者はケアマネさん。
もしもの時、
『ペットを引き取ってもらえる人は
いますか?』
の欄は『いいえ』でした。
今まで私たちのところに
相談があったすべての方が
『いいえ』でした。
でも、
高齢者さんと
ケアマネさんと
ボランティアのつながりができて、
いっしょに考えることで
一歩前進すると思っています。
入院や死亡などで
猫たちへの餌やりができなくなって、
代わりにやってくれる人を探している、
そんな話しも聞こえてきます。
長年の活動の中で
やむを得ず引き取った猫が
5頭、10頭・・・と
多頭飼育になっている
ボランティアもいます。
餌やりさんの高齢化
ボランティアの高齢化に
どんな対策があるでしょうか?
もしもの時に備えましょうと
言いながら、
私たちの方が深刻な事態に
なっているのでは・・・
とても長い間
野良猫さんへの
不妊手術や
エサやりをしていた方が
自宅で倒れ、
そのまま亡くなったそうです。
外の猫たちのことをお願い・・
と、そのひと言を
ご主人に託して。