特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

尼崎市を中心に地域猫活動を行っています。地域社会の様々な猫問題に取り組みながら、『共に生きる未来』をめざしています。


6日目の朝、

いなくなったチーコが、

仏壇の上にいました。




お腹もかなり

空いていたようです。




少し抵抗しながら

何とかキャリーケースに

入ってくれました。




チーコのことは、

Teamねこのてさんが

引き受けてくれることに

なっています。




ただでさえ大変な

民間シェルターさんに

ただ丸投げにならないように、




できる限り

役割分担の仕組みづくりを

進めています。










これまでに

私たちが関わってきた

高齢者さんとペットの事例では、

残された犬猫の事を心配してくれる

福祉の方がいなければ、

衰弱死?

餓死?

どの子も死んでいた

と思います。




こんな社会で

いいんかなぁと



何度も

考えました。







Teamねこのてさんへ

チーコを届けました。




こうして助けられるのも、

民間シェルターさんのおかげです。









国は、

殺処分ゼロを目指す

と言いました。




長年、殺処分し続けてきた

何十、何万匹もの犬猫たちを

生かすためには、




犬猫たちをどこに置くの?

餌代やワクチンや治療費は?

世話をするマンパワーは?

行政職員?ボランティア?




そんな絶対に必要なことが、

議論されませんでした。



ほぼほぼ、

予算措置もなく、




ほったらかし、

と言ってもよい状況だろうと

思います。









でも、

一度行政に収容されれば、

絶対に引き出せない、

殺処分しかない、

即日処分。

私たちは、そんな時代を知っています。




だから、

生かされる道ができた事は、

最大限の感謝をしています。






今、

これだけ多くの犬猫たちが

社会に溢れ出しています。




その受け皿は、

どこにありますか?

愛護センター?

民間シェルター?




官民連携って

本当ですか?








多頭飼育問題に続き、

高齢者とペットの問題に

取り組んできました。




劣悪な生活環境に暮らす

高齢者さんとペットの姿。

飼育放棄となり

行き場を失う犬や猫たち。




そんな現場と関わってきて、

高齢者とペットの安心プロジェクト

というのを始めました。

今年で3年目です。




具体的に

何をすれば、

何があれば、

困っている人や猫たちの

手助けになるのか?




を、

考えながらやっています。




今日はプロジェクトの企画会議。

3時間、活発な意見交換で

今年度の骨子がまとまりました。









高齢者さんがいなくなって1ヶ月。

やっと保護先が決まった途端、

姿を消した高齢猫さん。




「今日も捕獲器に

入っていませんでした」



高齢者さんの親族の方が、

毎朝バスを乗り継いで

見に行ってくれています。




1日目、

2日目、

3日目、




4日目

5日目、




6日目の朝、

「チーコがいました!」

のメッセージ。







高齢者さんの事例では、

周りの方、

特に福祉の方の

『つなぎ』がなければ、

置き去りにされた犬猫は、

本当に悲惨な結果になることが

多いです。




今回も、

飼い主さんが入院する際、

福祉の方が、

猫に餌をあげてくださいと

親族の方に

お願いされたようです。



私たちが助けているのは、

ごくごく一部と

わかっていますが、




それでも、

今日この子の命がつながって

よかったなと思います。





福祉関係者の方から

相談が続いています。

市外の方からも相談があったり

対応が追いつきません。




今日一日、

ペットの飼育が困難な状態になっている

高齢飼い主さんへの対応が4件。




朝9時半から動いて、

帰れたのは夜の9時。




スタッフもクタクタだけれど、

保護できなかった高齢猫のことが

気がかりで、

終わった気がしません。




高齢者さんの猫の

なんとか

保護先が見つかったのに、、




「それが、猫、見当たらないんです。

どこか隙間から外に出てしまったかも

しれないんです」

と。




ひとまず

親族さん立ち合いのもと、

家の中に捕獲器を

設置しましたが、




近隣への脱走チラシの配布も

必要になりそうです。









私たちの所にくる相談は

ごくごく一部、

世の中ではたくさんの

飼育放棄が起こっています。





飼育放棄になったペットは

どうなるのか?





特に猫の場合、

「外に放したらいいやん」

がとても多いのです。




飼い猫が外に放り出され、

誰かに餌をもらって

生き残れたとしても、

野良猫と言われ

また地域のトラブルに

つながります。




負の連鎖か、、、







高齢者とペット問題が

社会課題だとしても、

有効な解決策なんてあるのかな。




私たちが

一日走り回っても

対応できるのは

たった4件。




猫問題の蛇口はたくさんあって、

そう簡単には締まりません。

未然防止の有効な策もなく、




現場の困難は、

続きます。












手入れされた花壇の花々、

安心して遊ぶ子供たちの笑顔、

ごみ一つ見当たらない公園。




ここに40匹も50匹も

猫がいたなんて、

とても信じられませんが、、、




今は2匹の猫さんが

のんびりと暮らしています。




20年間の地域猫活動の

成果でしょうか。




ここは、

猫がいるからこそ

きれいな公園なのです。










◆ 久保高章議員


他市では、多頭飼育の登録制が始まっています。環境省、令和元年度社会福祉施策と連携した多頭飼育対策推進事業アンケート調査結果では、動物の多頭飼育の届出制度のアンケートでは125自治体のうち29自治体、約23%で届出制度を行っています。動物の多頭飼育の届出制度は、今後、本市でも未然防止策として必要と思います。
ここでお伺いいたします。
本市で来年度より実施するお考えはありませんか。できない、また必要としない理由は何でしょうか。




◎医務監

多頭飼育の届出制度につきましては、議員御指摘のとおり、他市での導入例はございますが、多頭飼育問題のあった事例の多くは届出制度を活用していないのが実態です。


注)多頭飼育崩壊した人々は多頭飼育届出をしていなかった。なので効果無しという意味か?制度の有無だけでなく、制度が守される仕組みや裏付けはどうだったのか。


今後発表される国の新しいガイドラインの骨子において、親族、近隣住民、民生委員等が多頭飼育問題のある方を早期に発見し、見守ることが明記されており、本市においてもこのガイドラインに沿って対応することとしているため、届出制度を導入する考えはございません。




◆ 久保高章議員

最後に要望させていただきます。
動物愛護については、本市をはじめ全国的に頻発している多頭飼育崩壊を防ぐには、未然防止策が人や動物にとっても不幸にならない大事なことと考えます。
後手の対応では、その後の仕事量や費用も多くなり、関わる方の負担が増します。
ぜひとも福祉部局が一丸となり、多頭飼育届出制度を構築し、未然防止に寄与していただくことを要望いたします。


令和2年12月定例会(第23回) 
12月10日-03号




 

 

◆ 真鍋議員

 
次に、多頭飼育問題の解決についてお尋ねしてまいります。
 
 
代表質疑において稲村市長は、多頭飼育問題への対応については、国の多頭飼育対策ガイドライン案で示されているとおり、予防、発見、発見後対応、再発防止の4段階に分けることができるとして、この4段階それぞれでの市の取組や考え方について述べられました。そこで、私も段階を区切ってお聞きしたいと思います。
 
 
まず、初期の予防や発見についてです。
市長は、令和元年度から、保健や福祉の関係部署、民生児童委員等が連携し、情報収集し、早い段階から適正飼養に向けた指導を行っているほか、不妊手術の助成金等の制度の活用も図りながら対応を行っていると述べられました。
 
 
こうした市民と直接関わることの多い保健や福祉の関係部署の方々や民生児童委員さんなどが、多頭飼育問題に関心を持ち、情報収集してくださって、動物愛護センターや保健所と連携をして早期から不適正飼養している家庭に指導を行っていただいていることは大変効果があると考えますが、さらに進んで、今、全国の自治体の中で、この多頭飼育に関して届出制度を設けているところが増えていっておりますので、本市においても検討をお願いしたいと思います。
 
 
現在、都道府県レベルで9府県、政令市で6市、中核市で3市と、中核市以上の状況ではありますが、多くのところで届出制度を設けています。
その内容はほぼどの自治体も同様で、飼い犬及び猫の合計が10頭以上になれば届出を求め、避妊・去勢手術の措置の有無や、周辺の生活環境を保全する方法を報告してもらうという内容です。
 
 
現在行っていただいている保健や福祉、民生児童委員さんなどとの連携対応と併せて、この届出制度を設けることが、より一層意識啓発につながると考えますので、ぜひ設置をするべきだと考えますが、当局の見解をお聞かせください。
 
 

 
◎医務監 
 
令和元年度から福祉部門等との連携を始めたことにより、動物愛護センターと多頭飼育者が直接面談する機会が増えており、早い段階から適正飼養に向けた指導に努めた結果、多くのケースで多頭飼育問題の解決につながっています。来年はこうした取組をさらに拡充し、地域住民の皆様にも日常生活を通じての見守りをお願いすることにしており、できるだけ早期に動物愛護センターが多頭飼育者とつながりを持っていきたいと考えています。
 
 
こうしたことから、まずは多頭飼育問題の予防と再発防止に向け、多様な主体が連携した取組に注力していきたいと考えておりますことから、御提案の届出制度を直ちに導入する考えはございません。
 
 

 
◆真鍋委員
 
数年前までは稲村市長のほうも、この動物愛護といいますか、多頭飼育問題にはあまり関心というか積極的な対応でなかったと思うんですが、最近は本当に愛護センターの拡充であったりとか、またオフィシャルサポーター制度の創設であったりとか、非常に動物愛護に対しても推進していっていただいていると思いますので、何とかこの届出制度をつくっていただくことによって、やはり多頭飼育問題というのが解決していけると思いますけれども、市長いかがでしょうか。この届出制度をつくるということにおいて、ぜひ市長のお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
 
 

 
◎吹野副市長 
 
先ほど医務監が答弁させていただきましたように、この制度を別に否定をしているわけじゃないんですけども、今、いろんなところで注力をしているとこでございまして、まずはそういう関係性の部分に注力させていただいて、その状況を見ながら検討させていただきたいと思っております。
 
 

 

 
 
◆真鍋委員
 
ぜひ前向きによろしくお願いいたします。
そして次の段階として、市長は、発見後の対応についても譲渡を促進し、殺処分の減少につなげるため、令和3年度に動物愛護センターの改修を行う予定と述べられました。これについては発見後の対応なので、いかに保護収容数を増やして殺処分を減らすかがポイントですので、今までボランティアの方々が引き取ってくださっていたことを考えると、愛護センターの改修によって15頭から倍の30頭の収容数増が図られることはとてもうれしく思います。
 
 
ここでひとつ、発見後の対応についてお伺いいたします。それは多頭飼育崩壊をしている家庭との話合いをスピーディーに進めていただき、早急に解決を図っていただきたいということです。かつて、市内のあるところで多頭飼育家庭との協議に時間がかかり、猫の保護が進まない状況が長く続き、周辺環境の改善が図られなかったという問題がありました。様々に難しい面もあるかと思いますが、市が専決して決められるところは柔軟に決定するなどして迅速に解決を図っていただきたいと思いますが、今後の発見後の対応について考えをお聞かせください。
 
 

 
◎医務監 
 
多頭飼育問題の解決に当たり、まずは飼い主と話合いを行い、生活環境や動物の飼育状況、周辺への影響を把握し、飼い主の状況に応じて解決に向けた方針を決定します。飼い主と合意形成に至った場合は、飼い続ける動物に不妊手術を指導し、また適正頭数になるよう譲渡支援を行っております
 
 
注)尼崎市の多くの多頭飼育の事例では、飼い主の経済的理由から不妊手術ができず、状況がどんどん悪化していました。
その対策として尼崎市では『多頭飼育のための不妊手術助成金』を設置。これにより速やかに不妊手術へと移行できるようになり『早期発見→早期支援』が前進しました。それまではボランティアが手術費を負担する事がほとんどでしたが、その負担軽減にもつながりました。
 
 
委員御指摘のように問題解決に時間を要することもありますが、飼い主自らがこの問題に向き合っていただくためには、日頃から飼い主と信頼関係のある地域住民やボランティアの皆様の関わりから、動物愛護センターの職員が飼い主との信頼関係を築いていくことが必要であり、その信頼関係があるからこそ清掃や猫の引取り等につなげていくことができると考えます。
 
注)悪臭など周辺の生活環境の悪化により、動物愛護センターが多頭崩壊現場の清掃に入るという事例もあった。
 
今後は、それらの事例を検証することで連携すべきであった関係機関を抽出し、日頃からより多くの関係機関と連携を進めてまいります。
 
 

 

 
 
◆ 真鍋委員
 
最後に再発防止について、市長は、地域住民の方に多頭飼育問題を理解していただくことで、行政や民生児童委員に加え、より多くの人が多頭飼育者の日常を見守っていくような取組を検討していくと述べられました。これについて健康福祉分科会の中で保健部長からも、日頃からの見守りが非常に大事で、身近なところからの情報をいただけるように、各地域の地域課とも連携しながら仕組みをつくっていければとの発言がありました。
地域課への働きかけをよろしくお願いします。
この問題の最後に、野良猫が多頭飼育のきっかけとなるケースもあると思います。いかにして野良猫を発生させない環境づくりをしていくかということも大事だと思います。そうした環境をどのようにつくっていくのか、お考えをお聞かせください。
 
 

 
◎医務監 
 
野良猫の発生原因の一つに無責任なえさやり行為があります。猫をえさやり場に集めることで無秩序な繁殖により子猫が増加し、周辺環境の悪化につながっているものであり、動物愛護センターでは苦情が寄せられるたびに指導・啓発を行っているところです。
 
 
 注)周辺環境の悪化とは?動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(第12条)に具体的に定義されています。
注)苦情が寄せられた場合、どのようは指導・啓発になるのか?不妊手術やエサやりルールのススメか?場合によってはエサやりをやめる指導もあるのか? 
 
 
こうした状況を解消するため、これまで地域猫活動を対象としていた野良猫不妊手術助成金制度を見直し、来年度からは地域猫活動に該当しないものの猫の繁殖を防ぐことのみを目的として不妊手術を行う事例に対して、地域の承認を求めず不妊手術費用を助成する予定です。本市といたしましては、引き続き地域の皆様と連携しながら、野良猫を発生させない環境づくりに努めてまいります。
 

 
◆ 真鍋委員
 
ありがとうございます。よろしくお願いします。
 
 
令和3年3月
予算特別委員会 
 
 
 

ねこの問題は、

とにかく蛇口をしめなければ

とみんなが言います。

 

 

 

 

そのための方策として、

私たちも

5頭以下の『多頭飼育届出』を

要望し続けていますが、

まだできません。

 

 

 

多頭飼育届出の必要性は、

議会でもずっと

取り上げられてきましたが、

 

 

 

この制度ができている自治体で

あまり効果がなかったというような

答弁もありました。

 

 

 

多頭飼育届出制は

効果がない? 

それって本当なのかな?

 

 


良いルールができても、

実行に移す体制や仕組みがなければ

機能しないってアルアルなので、

効果がないって、、

そのあたりも検証されているのかな。



 

 

 

 

 

尼崎市長は、

やれる事はすぐやる、

というのがモットーらしい。

 

 

 

尼崎市で、

これだけ多くの多頭飼育崩壊が

明らかになって、

生活困窮者や高齢者や、

ボランティアが

苦しんでいるのに、、

 

 

 

まだまだ、

現場の声は

届いてないということか。

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度、石川県では、

犬猫を合わせて『6頭』以上の

多頭飼育届出制が始まります。

 

 

 

届出をしない場合や

虚偽の届出には

5万円以下の過料もあります。

 

 

 

多頭飼育の基準が

10頭以下でなく6頭以下

になっているのですが、

 

 

 

現場の感覚でいうと、

10頭では、

もはや手遅れという事例が

圧倒的に多いので、

 

 

 

6頭という基準には、

そういった点も

反映されているのだろうと思うと

運用面やその成果にも期待大です。

 

 

 


 



行き場のない命が溢れていて、

現場のボランティアさんたちは、

どんなに大変か。



これ以上

不幸な命を

産み出さないために、




できることは

全部やろうよ。




ねこの問題は、

蛇口を締めることって

みんなわかっているのだから。