保護猫のための助成金 | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。





子猫が産まれている案件の

相談が増えています。



庭に産まれたてのような子猫が・・

ほとんど動かないです。

どうしたらいいですか?



あと数時間

もたない状態だろうと

思いながらも、

駆けつけた。

車移動で20分。



家の前で

相談者さんが待っていた。



庭の草むらに落ちていた

乳飲み子を

Tシャツの中にくるみ、

草をかき分け

他の子を探す。




近くで捕獲中だった

ふみふみさんが合流してくれて、

その乳飲み子を託した。



動物病院へ行き、

首元の化膿の治療を受け、

ミルクも飲んだとのことで、

何とかなるのかもと思ったが、

夜になって、

今、息を引き取ったという連絡。



仕方ないけど、

生きてほしかったと

関わったみんなが思う。



みんな

助けてあげたいと

思っている。








住民からの通報で、

子猫や負傷猫の保護に走る。

そんなボランティアさんは

とっても多い。

土日もなく、

夜中もなく、

走り回ることもある。



走り回って、

動物病院に運んで、

その医療費や保護にかかる費用は

ボランティアが負担するのが

当たり前。



そんな世界。






保護猫にかかる医療費の

公的助成金を要望している。




で、ようやく昨年

保護猫(健康管理支援)助成金として

625万円の予算案が

あがってきた。







が、、、

まさかの反対意見が出て

見送られた。




財源がないというならともかく、

尼崎市には

動物愛護基金(ふるさと納税)があり、

そこから毎年二千万円超の

動物愛護事業を行っている。




12年前、

その動物愛護基金を

作ろうとした時もそうだったけど、

内からも

外からも

恐ろしく反対にあった。




なぜ

いつも

こうなるのか・・









動物愛護基金の使い道は、

犬猫たちの命に関わることが

最優先されるべきだと思う。




地域住民も、

学校の先生も、

警察の人も、

子供たちも、

みんな

助けたいと思っている。




命を助けることより

優先されることなんて

あるのかな。