ジローと紫陽花の帽子 | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

 

 

 



 




報告が半年もできていませんでしたが、

高齢の飼い主さんが亡くなり、

半年以上、ひとり自宅に残ったジローくんに、

優しい里親さんが見つかりました。


 

 


 

 

 

高齢者さんはジローを

とても大切に思っていましたが



高齢者さん自身

身体が不自由になり・・・

散歩も行けなくなり・・・

認知症のような症状も

みられたようです。



ジローの皮膚病がこんなに悪化しても、

爪がこんなに伸びきってしまっても、

そのことを認識できなくなって

いたのかもしれません。

 

 

 

 


8ヶ月以上、

朝晩お世話に通ってくれた

ご近所さんと

猫サポーターさん。



おかげさまで、

怯えきっていたジローの顔には

表情が生まれました。

 


 

 


みんなが

ジローの幸せを願って

命をつないでくれました。


 

 

 




一時預かり募集のチラシを

動物病院や譲渡会や

夏祭りや、

尼崎大学や

みなさんがあちこちで

たくさん配布してくれました。




 

 

 

皮膚の状態があまりにひどく

ジローくんの写真は

あまり載せていませんでしたが、




今は毛も生えてきて、

表情がまるで違います。

 


 

里親さんのもとで、

毎日お散歩もできるようになり、

お友達もできたとのこと。

 

 


11回目のお誕生日、

ドッグカフェにあった

紫陽花の帽子をかぶった

ジローくんの写真が届きました。