前記事からの続き(-∀-)
爽やかな笑顔の、イケメン営業マン 道士様と別れを告げ
少し散策した後、門前の駐車場に戻りました。
駱駝、この時ばかりは、珍しく「団子より花!」(`・ω・´)
観光車で登った道を、ざっくり2キロほど戻る。
途中に駐車場がアリ。
ふと、電動バスの停留所が有った事に気付くΣ( ̄ロ ̄lll)あうっ
・・・・が、オデブは急には止まれないw
惰性で、停留所を通過して、さらに下へ。
そんなに急いで、ドコ行くの~?
ここー↓(≧□≦;)
残念(-∀-;) 1週間早かった・・・・・
『中日友好櫻花林』
服部千春さんの呼びかけで、
はっとりさん?? ・・・・・誰?(--|||)
答え:日本の著名な『孙子兵法研究家』
著作本に「孫子聖典」などがある・・・らしい。
そっかー、孫子(孫武)つながりだね、と合点がいくw
調べてみたら、現役の方でしたw
↓
■日本は「孫子兵法」で第2次大戦の失敗を沈痛に反省
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-05/26/content_22645459.htm
桜はけっこう広範囲に広がっているので
咲いてなかったので、写真、借りました↓
http://www.nipic.com/show/1/44/4437435ke39148e1.html
さてと、小駱駝が待ってるので
来た道を、走って戻る~(>Д<);;;
足元の崖の下の方に参拝登山道が見えましたが、
はぁ、はぁ、はぁ ←自分の呼吸がウルサイw
本当に心臓が破れそうな坂で。
改めて、朝NHKで放送してた「グレイト・トラバース」の
アドベンチャーレーサー 田中陽希さん をふと思う(--)
彼がドンダケ~尋常ではないペースで登山してたか
身を持って体験・・・・ババァには、自殺行為だわ。
よれよれで、途中まで迎えに来てた小駱駝と合流。
「ママぁ」と駆けより、リュックのジュースを抜き取る。
待ってたんは、そっちかーいΣ( ̄ロ ̄lll)
観光車に乗り込み、山の南斜面へ向かう。
お次は『孫武苑』へ♪
結構、急な角度で下る。
山裾に『孫武文化园』が見えるが
途中に有る沢と石橋。
石橋のソバにあった案内看板によると
通常、海抜のもっと高い所にしか生えない紫ナン林が
なぜか江蘇省では海抜300mに生えているようです。
紫ナンの木は、耐腐食に優れ、変形も少ない特性なので
古代では封建皇帝の専用木(御用達)だったそうです。
孫武子隠居地 (孫武先生のお住まい)
香港の有名な実業家「方潤華氏」の寄付で再建されました。
居住区だけでなく、記念館や銅像も建ってますよ~(^-^)
中に入ってみたら、案内看板に
なんと、ココは、2009年に制作された
歴史ドラマの撮影地でしたーw
「兵圣」
秋春時代の話らしいです。
後で、ちょっとドラマの中の景色を観てみようw
孫武苑草堂 茅蓮屋
5つの部屋を持つ茅ぶきの山荘です。
清流から竹筒で、家の前まで水を引いているなど
隠遁生活しながら
「孫子兵法十三編」を書きあげたそうです。
「孫子」と呼ばれる兵法書は
孫武と孫臏が2人で記した、伝えられています。
しかし、現在の「孫子兵法書」は孫武が書き記した方で
孫臏の兵法書は行方不明でした。
近年、山東省で失われた竹簡が発掘されましので
『孫子兵法』と区別するために『孫臏兵法』と呼ばれています。
なお、一般に「孫子」という通称は、
より高名な「孫武」を指し示しています。
孫武苑は山の急斜面に位置していて
階段を登り、まず最初に目にしたのが・・・・
毛さんの書を写した記念碑
奥に進むと・・・・・・砦?
兵法を絵図に起こした挿絵集のような石板
ちょっと、漫画チックですw
資料館に到着(^-^)
孫武(孫子)様が鎮座されております。
---------------ただいま脱線中----------------
蘇州駅南広場にある「孫武子」像
やっぱり、書と筆を持ってるねw
「伍子胥」・・・・・旧市街地の城壁を整備した人
代々、楚の国の重臣を務める家系でしたが
王と皇太子の仲が悪くなり、動乱が起きます。
その際に、父と兄を失い、自らも首に懸賞金をかけられ
呉にたどり着くまで、手に汗握る波乱万丈さで
ドラマが20話くらい出来そうな危機の連続だったようです。
やがて、呉王に仕えるのですが、復讐心が凄まじい方で
楚を攻める為に、孫武を取り立て、ついには打ち破ります。
そして、不義の王の墓を暴いて「死者に鞭うつ」したそうで
意外と、ドン引き・キャラだった・・・・らしい。
このお二人の関係は・・・・・
「孫武(孫子)」・・・・・元は、斉の国の人です。
紀元前532年頃、大きな動乱を避けて
呉国の少し離れた山に家を構えました。
そして穹窿山で自給自足の生活をしつつ
“兵法13編”の執筆に専念したようです。
この兵法の書を、当時、呉の国の重臣であった
「伍子胥」が王に見せ、推薦を得て、王に謁見。
王に戦術の再現を頼まれて、寵姫2名を
東軍・西軍大将にすえて、命令通りに動かないからと
ズンバラリンと、斬殺しちゃった事件とかやらかして
こちらも超~ドン引きするキャラですが。
7度も登用され、呉国の軍師として活躍した・・・らしい。
Wikiまとめただけなので、詳細まで聞かないでぇw
以上、浅識でザックリ過ぎる省略しましたが~
2000年の間に、どんだけ脚色されたのかは不明。
孫武さん・・・・・怖えぇぇぇぇ~っ(;Д;)
夜、眠れなくなりそうなので、強制的に
↑
こちらのイケメン姿で脳内キャラ変換させていただきますw
駱駝のいい加減な、イメージ説明をうのみにせず
興味ある方は、歴史研究家にお尋ねになるか
三国志を読んでね~(^∀^;)
ついでにもう一つ。
「孫武」って
実はその存在自体が、長年、論争のネタだったんですよー。
兵法は、孫武と孫臏の二人で書いた、と伝えられながらも
他の古文書に「孫武」の名前があまりに痕跡なくて。
清朝時代には架空キャラ扱い Σ( ̄ロ ̄lll)
ところが、1972年に山東省臨沂県で
『孫子兵法』十三編と『孫臏兵法』が別々に発見され
孫武が実在したと、証明されました。
やっと架空キャラから史実有名人へ昇格w
さら研究が進んで、『孫子兵法』十三編は、『孫臏兵法』より
古いモノだと判明し、2人で書いた説も木端微塵Σ(・ω・ノ)ノ!
ビックリですよねー。
しかし・・・2000年以上も前の話
裏付けられるって凄くないですか?
壮大すぎる中国史に、ただ、ただ、脱帽です(-ω-)
----------------軌道修正---------------------
資料館の南側には出入り口
でも、左右の壁には孫武の名言があります。
コレ読んで、旦那ちゃんが、一人で笑ってる。
中国語、 英語、フランス語、ロシア語、スペイン語
「この5カ国語、ナニか知ってる?
国連公用語なんだよーw」
・・・・・・Σ(・ω・) へーへーへーへー 20へー。
兵聖堂 秋春時代の建築様式で
真ん中の亀は・・・・玄武様かなぁ?
壁沿いに、イロイロな資料が展示されています。
・・・・・Σ(・ω・) をいをい、小駱駝さん
アナタのお尻の下の亀、たぶん神様だから~(^^;)
あ、出資者の香港の実業家の方潤華さん(右)と
ココに初めて来た外国人=服部さんという説明です。
だから何って、酷い説明です(-∀-;)
桜並木、ココから遠いので、誰ってなるよねーww
中央役人だの、地方役人だの、
正直、良く判らない人が多かったケド・・・・・
旦那ちゃんがまたまた発見!
こちらの軍服のお二人は、「天巡」とあるので
軍の施設が近いので、それで来たのかな~?
さて、そろそろ下山しないと、観光車が・・・・・
穹窿山の観光は、やっぱり朝から出かけないと、
とても全部は、回りきれませんね!
下山途中、一通なので、観光車は一通り
観光スポットの前を通過します(^-^)
道教のトコから少し降りた場所でした。
バーベキューや、ペイント弾で撃ち合う戦場のある
正門前に到着~(^-^)
なんか桜の方が賑やかなので。
行ってみたら・・・・・タケノコかーい(-∀-)はははっ
興味深々の小駱駝に、見つけ方だけ伝授w
歩きまわって、硬いモノ踏んだら、掘ってみなー(^-^)b
竹の子、みーっけ♪
埋まってるのは、柔らかいから食べられるんだよー。
疲れる、んで簡単に採れない事を悟る6歳児。
「タケノコ食べる時は、感謝だね(^-^)」
お名残り惜しいが、帰路に着く。
楽しかったね~♪
さて、そろそろ本格的に下山が始まるだろう時間帯。
来るバス、来るバス、満載過ぎて乗れない(--;)
危険を感じたのか、65路の運転手は
止まらずスルーパスだし~(><)をいをい!
まぁ、仕方ないですね(^^;
始発地の光福風景区のお客で満車だもん。
このまま待っていても、ラチがあかないので
エスケープ路線へ向かう。
ちなみに、この池の周囲からは高速道路を渡れません。
往路で降りたバス停「穹窿山景区站」の
64路、きっと5人くらいなら、乗れると思う(^^;)
さらに、もう1本北の道路まで行けば、
「藏书善人桥」→312路→新区狮山路へ
→65路、507路→渎换乘枢纽站
にも 帰れますよ~。
でも、別のバスに乗りたいけど
もう、歩くのムリー(><) ・・・・って場合は
来た時に降りたバス停側から
667路で「藏书善人桥」へどうぞ(^-^;)
(人の待っていない方のバス停)
駱駝一家の場合、さっそくのご利益が!
なんと、空車サインのタクシーが
隣のバス停の写真を撮った直後に来たーーーー!
寄付ゴネてごめんなさい(-人-) 反省します~。
運よくタクシーで帰れる事になりました!
こんなラッキー、あまりありません!!
途中、イチゴ狩り農場のたくさんある地帯を抜けるので
タクシーを停めて、路店の大粒イチゴ・げっちゅー!
大き目のカゴで、今は大粒75元前後でした。
予約不要、とにかく周辺に20軒くらい集まってマス。
5月に入ると、ヤッテマセン(--)たぶん
甘くて美味しいイチゴでしたw
バス停「林场/林場」 43路、64路、446路、507路
寄り道したり、木渎で大渋滞に遭いましたが
この季節、お出かけの際は
交通機関難民の対策、必須ですね!
あと、ピーカンだと、30度超える日が
4月に入ると多くなります。
-------------オマケ---------------
この夜、小駱駝が高熱出して。
もしかして、亀神に座っちゃった呪い?
とか思ったんですが。
月曜日、念のために学校を休ませたら
「なんで学校、イカかったんぢゃーーーー!!!」
ってくらいに、元気に回復して
もしかして、寄付のご利益?・・・・・とか
駱駝、メチャ好き勝手に解釈してましたがw
翌日夜から、私が寝込んだわ~(--)
フツーに胃腸風邪だったわ~(--)
呪い、チャウわー、バイキンだったワー
■ブログ内記事
穹窿山② 日中友好の桜と孫武苑