本日は子会社 サイバーエージェント・ベンチャーズが7月に開設した台湾オフィスのご紹介です
この台湾オフィス、サイバーエージェント・ベンチャーズが海外に構える
北京・上海・深センに続く4つ目の中華圏オフィスです。
台湾のインターネット市場規模は中国や日本と比べると小さく見えますが、
人口約2,500万人のうちインターネット普及率は70%以上、
ゲームユーザーは人口の半分を占める1,500万人もいるといわれています
そしてスマートフォン普及台数は500万台
インターネットにおけるECやSNS、メディアは日本並みに発達しているそうです。
また、親日なこともあり、日本サービスの人気が高いのも特徴だとか。
子会社マイクロアドが運営する「メロメロパーク」も2008年に台湾版のサービスを提供しています
なお、調査機関が発表した
台湾における2011年度のインターネット市場規模予測はこの通り
SNSゲーム US$216M (ご参考:80円換算172.8億円)
オンラインゲーム US$465M (ご参考:80円換算372億円)
インターネット広告 US$345M (ご参考:80円換算276億円)
インターネット広告は年10数%~20%強増の伸びで成長しています。(IAMA発表)
サイバーエージェント・ベンチャーズでは、台湾オフィス開設前にあたる
2006年から台湾企業への投資を行っており、
台湾オフィスのキャピタリストは人と少数ながら、
台湾のインターネットサービスの中でもトップ企業といえる会社に投資できています。
そんな投資先をご紹介
Userjoy Technology
台湾トップのオンラインゲーム開発会社。
「幻想三国志」「三国群英伝」といった人気タイトルを制作し、ヒットを飛ばしています。
2008年4月18日には台湾OTC市場へIPOを果たしました。
Sunfun Info
台湾最大手オンラインデーティングサービス「ipart 」を運営。
現在のユーザー数は中国2,500万人、台湾250万人に上ります。
2010年ではYahoo!台湾のパーソナルチャネルの全面運営を受託し、アジアの大手のデーティングサービスの一つとなっています。
HongKu Info
台湾最大手のレストランレビューサイト「i peen 」 を運営。
「i peen 」は台湾に全20万店あるレストランのうち、13万店舗をカバーしています。
外食比率7割以上と言われる台湾では外食産業が発展しており、
インターネットを利用したレストラン検索、クチコミ評価なども一般的で、
今後のさらなる成長が期待されています。
本日は台湾のインターネット事情と投資事業についてご紹介しましたが、
サイバーエージェント・ベンチャーズでは、中華圏以外にも
ベトナム インドネシア と拠点を拡大中!
また各拠点の様子はこのブログでご紹介いたします