渋谷ではたらく社長のアメブロ

サイバーエージェントの社長である藤田晋のブログです。


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今週の日経ビジネス「社長が選ぶ
ベスト社長」の特集で名前を挙げて
頂きました。

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私は「人づくり」の面で評価頂けたようです。

もちろんこれは嬉しいのですが、このことで

ある話を思い出しました。


それは私の「後継者」についてです。

先日、とある大企業の次期社長を選ぶ
立場だった人にお会いしました。

私はどのように後継者を選んでいくのか

に興味があったので、尋ねました。



「どのようなプロセスで社長を決めたのですか?」

「候補者は他にも複数いたよ」

「その中でなぜ○○さん(現社長)だったのですか?」

「それは簡単だよ」

「?」

「○○が一番人を育てたからだよ」


私はこの言葉にはっとしました。

最も功績を挙げた人ではなく、

最も人を育てた人にトップを任せる。

良い人材を採用し、育成して、

社員の活力により業績を伸ばせる

ように創り上げてきた我々のような
会社を経営するにあたり、とても
重要な考え方だと思ったからです。

人を育て、その可能性に賭けるという

ことに対する価値観が違うリーダーに

トップが入れ替わってしまえば、

我々の会社の競争力は根本から
揺るぎかねません。

今後、私がどのタイミングで交代し、

その後、誰が社長を選んでいくのか

は現時点では全く分かりません。

でも、創業者からの遺言状というか、

サイバーエージェントの家訓
のような
ものとして遺しておくべき
言葉かも知れないと思います。

そのくらいこの会社は、人を育て

伸ばすことで辻褄が合うように

事業内容や人事制度、社風など

全体が設計されているからです。

もちろん、「人を育てた、それだけ」
ではダメですが、絶対条件で

あることは確かだと思います。

自分も忘れないようにブログに

書き残しておきました。







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Amebaでも大変お世話になってる
鈴木おさむさんが書いた「名刺ゲーム」、
週末に一気読みしました。

「小説ですが、自分の中でハードな
ビジネス本だと思ってる」
とおさむさん自身が仰った通り、
舞台となっているのはおさむさんが
よく知るテレビ番組の制作現場で、
ビジネスの場としても、この上なく
リアルです。


この本の主人公の
大成功している番組プロデューサー
にとって、日々会いに来る人は
「謝りに来る人と、お願いに来る人ばかり

名刺の数も山のように渡されて、
全員の顔など覚えていられません


相手が1週間も入念に準備してきた
企画を、ものの3分で捨てたりして、
本人が全然気づかないうちに
様々な恨みを買っていきます。


名刺ゲームに集まったのは、
番組プロデューサーに恨みや
憎しみや失望
を抱いた人たち・・

そうは言っても大量に渡される
名刺の名前と顔を全部覚えるのは
無理だし、
1週間入念に準備されたからと
言って、それに付き合っていたら
こちらが持たないし・・・

権力を握った側にも言い分は
ありますが、
自分にも身につまされる話でした。

権力を握る立場になった人が
知らないうちに、すごく恨まれてる
ことは私も身に覚えがありますが、
恨む側の事情とか相手の論理が
よく分かる本でもあります。

もちろん小説としても抜群に面白いです。
おすすめ。


名刺ゲーム/扶桑社
¥1,512
Amazon.co.jp





















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2015年度上半期のプロレポが出揃い、
最優秀賞と殿堂入りを発表しました。

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プロレポとは「プロジェクトレポート」
であり、いわゆる「社内報」なのですが、
全社的に導入したのは今回が初めての
試みです。

一回目から、大変アウトプットのレベル
が高く、手間暇がかかって大変なのにも
関わらず、みんなが真剣に取り組んで
くれたことが伺い知れました。

ちょうど、
パナソニック、神の社内報を2年ぶりに復活
という記事も出てましたが、
いまさら感がある社内報を、
なぜ当社が力を入れ始めたのか、
その背景をご説明しておきたいと
思います。


当社の特徴的な制度の中でも、
最もうまくいったと言える「あした会議」、
この会議の良さは、会社の重要な
意思決定に多くの人を巻き込める
というところにあります。
各役員が事前のドラフト会議でメンバー
を全社から選びだすからです。

事前準備の課題共有から始まり、
当日の会議は、その場で決議して
いくやり方を採るので、
巻き込むだけでなく、
目線を合わせ共通言語を創る上でも、
決める場に一緒居るのでその後の
実行力をあげる上でも有用です。

このやり方をローカライズして、
それぞれのプロジェクトでやれないか
と考え、やり方を考えあぐねていたとき、
ふと、価値観の近い会社の先輩に、
伝説の業績を挙げたチームの
社内報の話を聞く機会がありました。

チーム全員の顔写真が掲載された
社内報に、チームの目標、
個人の目標が掲載されていました。
会ったことないけど、その写真の笑顔
や熱い言葉を見ているだけで、
(いいチームだな)という感想を
持ちました。

これを見せてもらい、
この社内報を創るプロセス自体に、
素晴らしいチームを創る鍵がある
という気づきをもらいました。

そこで、早速役員会でそのことを
話し、「プロレポ」と名付けて、
全社的に導入し、最優秀賞を表彰
するところまで決めました。

あとはトライ&エラーで盛り上げ
切れなければ止めるしかないと
思っていましたが、この試みは
成功したのではないかと思います。

多くのチームが事前にプロレポの
ために合宿してくれました。







参加者のアンケートを見ると、
かなり好評のようでした。

このプロレポの制作を通じて、
共通言語ができたとか、チームが
団結できたという意見が多かったです。

リーダーの役割は、
目標を掲げ、皆を意思統一し、
一致団結させ、そこに向かわせる
というものですが、それは簡単では
ありません。
理解度がバラバラだtったり、
聞いてない人がいたり、
納得してない人がいたりするから
です。

そんな難しいリーダーの役割を
プロレポ、
その制作過程が担って
くれるなら
それは素晴らしいことです。

上からのトップダウンではなく、
現場の社員の能力を引き出すこと
によって会社を成長させてきた
当社の経営に向いてると思います。


忙しい中、制作に携わった皆さんは
本当にお疲れさまでした。

また人事のファシリテーションが
素晴らしかったという評価もたくさん
もらいました。








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雀鬼・桜井章一さんとの共著で
「運を支配する」(幻冬舎)という本を
執筆しています。

タイトルが面白そうなのですが、
運に大きく左右されてしまう
麻雀の四角い卓上には、
仕事や人生で活きる数々の真理が
詰まってます。

本は20年間無敗の勝負師である
桜井章一さんの本質をついた言葉を、
私がビジネスマン向けに分かりやすく
具体例を交えて解説するという
内容になってます。

一人でもんもんと考えててもなかなか
具体的な事例が出てこないので、
今日のお昼に日高と中山豪の
ご協力を仰ぎました。


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この二人をカウンターに話すと、
霧が晴れるように明解になって、
だいぶはかどりました。

たぶん春ごろに発売します。
お楽しみに~



本とは関係ありませんが、今週の土曜に
麻雀の「経営者麻雀最強戦」という大会に
出場します。



顔ぶれがすごいのですが、私も負けられません。

勝って、本の帯に「麻雀経営者最強!」と
入れさせてもらいたいです。

後日DVDにもなるようですが、
当日もニコニコで生放送されますので、
よろしければご覧ください。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv196870528















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本日、2014年度の本決算を発表しました。

サイバーエージェントの17期は、


売上高2052億円

営業利益222億円

という結果になりました。


売上高は初の2000億円台に乗り、
営業利益は初の200億円台に乗りました。

もちろん過去最高の業績です。


我々は中長期で経営に取り組んでおり、
事業の継続性をとても大事にしています。

だから継続的に売上規模を拡大
させながら会社を成長させている
意味は大きいと思ってます。

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年度の売上推移のグラフで見ても、
このように、きれいに伸びています。

しかし、リアルな現場の実態は、
このグラフで現れているほど順風で
簡単なものではありませんでした。

2012年の本決算のブログ では、
再び急成長を遂げていく会社に成るか、
成長分野を失いジリ貧に陥るか
ふたつに一つの勝負だと書いています。

2年前、我々はPCやガラケーで
創り上げた自分たちの事業を
自分たちで壊し、ごっそり成長分野
であるスマホに入れ替えようと
していたのです。


2012年4月に全社の社員総会で
掲げたスローガンは
「勝負所、天王山、正念場」

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その10月は「続・正念場!」

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サイバーエージェントグループの
社員が一丸となってスマホシフト
という瀬戸際の勝負に取組み、
実に全体の4分の3をスマホに
入れ替えることに成功しました。

そしてこの間、数字を落とさず、
逆に売上を伸ばして、この難局を
乗り越えてきたのです。

このようなドラスティックな会社の
革新を力を合わせて実現させた
サイバーエージェントの仲間を
私は誇りに思います。

この決算では、決算インセンティブも
過去最高の20億円を支給しました。

また、株主の皆さまにも東証一部
記念配当ということで増配させて
いただきました。



2015年9月期の業績見通しは、
売上2400億円、

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営業利益280億円です。
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もちろんこの規模で止まるつもりは
さらさらありません。

会社を再び急成長させるために、
スマートフォンにシフトしました

今後もノンストップで会社を拡大
させていきたいと思います。









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