成功を邪魔する「自己顕示欲」について
先日、美容ジャーナリストの斉藤薫さんの本を読んでいた時の事彼女は女性経営者や芸能人、スポーツ選手などいわゆる世間で言うところの「成功者」にインタビューをする機会が多いとの事ですが、人によって大きく2種類に大別されるそうですそれはお逢いする事によって・・・「元気やパワーをもらえる人」「生気を吸い取られた様にぐったり疲れる人」成功者だから、きっと皆「前者」だろうと思っていた私はこの事にちょっとした衝撃を覚えました当初は(斉藤さん)自身の体調や相性によるものかと思った彼女も同席していたカメラマンやライター、スタイリスト等皆さんが、同じ感想を持つ事を不思議に思い結果、ある考えに辿りついたとの事ですそこにあるキーワードは・・・「自己顕示欲」同じ成功者でも人の話を聴ける人と、私が私がと自己主張をする人この違いは非常に大きいのだ、とそしてその「自己顕示欲」の根底には底はかとないコンプレックスが宿っているという事も・・・大学で「コミュニケーション」についての授業を行った時の事コミュニケーションといえば、とかく「話す」事に重きを起きがちですが、実はその構成比率は「聴く」事の方がはるかに高く、むしろ人の話を受けとめ引き出す事の出来る人こそ、その能力が高いと言えるでしょう生徒さんでも、学歴や語学力、身長や容姿等コンプレックスをカバーしようとかえって饒舌になり、それがある種の「自己顕示欲」として顔を出している方をよくみかけますまた、既卒受験では現役のCA、GSの方もトランスファーとして多く受験される為下手に業界をかじった自信が「自己顕示欲」として顕著に表われる事も大いに注意が必要ですいずれにせよ真の成功者とは、どんな業界であれ「余裕のある人」である事に間違いありませんその「余裕」こそが、多くの人を惹きつけて止まないのですお問い合わせはcloud.nine.airline@gmail.com