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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

シンガポールに行ったついでに、ベトナムに足を延ばす。


今では、中国以上に日本企業や韓国企業が工場進出を急ぐ国。


一目その様子を見たいと思ったのだ。
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ダナン空港は、小さな地方空港といったところ。


隣には、近代的なターミナルが建設中であり、次回訪れる時には、イメージが一新されていると思われる。


日差しが強く、暑い。


気温を調べると、41℃とのこと。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005061711000.jpg 街の中は道路がよく整備されており、路肩や中央分離帯に木々が美しく植えられ、花が咲き乱れている。


でも、路上はオートバイの洪水。


我が物顔に走り回るオートバイを見ていると、とても自分で車を運転する勇気は湧かない。
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海岸部には高級リゾートが急ピッチで建設されている。


どこまでも続く美しい砂浜が羨ましい。


市街地を離れ、南に向かう。
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椰子の木とバナナの樹に囲まれた家並みが、のんびりとした田舎の風情を醸し出す。



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車で走ること約三時間。


工業団地の手前のビーチで一休み。


こののどかな浜辺でも、進出してきた外国企業を狙った、大規模なリゾート開発が行われている。


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生暖かいビールで、乾いた喉を潤す。


冷たいビールを飲みたいと言えば、大きな氷をグラスにドカッと入れられるので、生暖かくても我慢する。


これは、サイゴン・ビアが生産する高級ブランド。


ホップが効いていてなかなか美味い。


アルコールは5.3%もある。




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昼食は工業団地の外れの丘の上にある店に行く。


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日差しの下は地獄の暑さだが、木と竹で作られた藁ぶき屋根の店の中は、心地よい風が吹き抜けて、別世界。



















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地方都市での宿泊先は、大手国営企業の経営。


スイート・ルームは、ソファー・ルームもベッド・ルームもバス・ルームもひたすら広い。


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テーブル・セッティングも気配りが素晴らしい。


このパパイアは飛びきりに美味かった。













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ベッド・ルームのこの空間は何に使えば良いのだろう。





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夜の歓迎会も豪華。


フランス植民地時代を経験しているだけに、マナーも洗練されている。


工業団地には、国営企業に加え、多くの韓国企業、台湾企業が進出し、最新鋭の設備で工業製品を生産している。


街も食べ物も清潔で、人々は礼儀正しく勤勉だ。


日本が無くしてきたものを、ここに見つけたような気がする。


どこに行っても、開発の槌音がする。


ベトナムの国民が豊かになることを願いながらも、この自然と人間性を失わない、調和のとれた発展に、政府も先進国も留意すべきだと心から思う。





友人が、ラッフルズ・ホテルのロング・バーに行ったことがないと言う。


それは大変だ。


このまま日本に帰る訳にはいかない。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005042043000.jpg ラッフルズ・ホテルの前には、何時も観光客が集まって写真を撮っている。

その人混みを掻き分けるようにして正面玄関に車を付けると、そのままロング・バーに向かう。


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実は、ラッフルズ・シティ側から入るとバーはすぐ近くにあるのだが、それでは折角ラッフルズ・ホテルまで来た意味が無い。


この噴水を始め、正面玄関から長いコリドーを歩くと、途中に見るべきものが幾つもあるのだ。





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二階のバーに入ると、螺旋の内階段を使ってさらに上の階に行く。


まだ時間が早いので、すぐにテーブルを確保することができる。


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まずは、ここの名物のビール。


知らずに飲み干そうとすると、下の球の部分に空気が入り、ビールが勢いよく飛び出して顔にかかる。














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そしてピーナッツ。


小振りで塩が効いていて美味い。


殻を床にどんどん落として食べるのが、ロング・バーでの流儀。


夜遅くなると、殻を踏む締める音が部屋中に満ち溢れる。







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気が付くと、店はもう満席。


バンドの生演奏が始まり、一層楽しい雰囲気となる。


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さて、仕上げはやはりシンガポール・スリング。


ロング・バー発祥のカクテルである。


周囲のテーブルを見ると、誰もがこれを飲んでいる。


男だけで飲むのは気恥ずかしくはあるが、初めての友人のために注文する。


ラッフルズ・ホテルのロング・バー、誰もが一度は訪れる、そして必ず楽しい気分になって帰ることのできる、そんなお店です。



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今夜は仕事も終えた解放感から、クラーク・キーに繰り出す。


まだ時間が早いので、人影はまばら。


あと30分もして陽が落ちると、一挙に人の波が押し寄せる。


クラーク・キーで食事をするなら、シンガポール・リヴァー沿いのシーフード店が良い。




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まだ明るい内に席を確保する。


席からは、シンガポール・リヴァーを目の前に眺めることができる。


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まずはビールで乾杯。


ここのビールは、クラーク・キーで醸造されている、まさに地ビールなのだ。


3.5リットル入りのタワーは、さすがに飲みごたえがある。











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最初の料理は、巨大ミル貝の刺身&シャブシャブ。


これは驚くべき巨大さ!

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刺身で食べて良し、シャブシャブで食べて良しの素晴らしい食材である。




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続いて、フライド・カラマーリ。




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野菜のXO醤炒め。





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海老の揚げ物と魚のフライ。




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そして、巨大マッド・クラブのブラック・ペッパー炒め。


一匹2.5Kgもある。


日本でも、1.8Kgまでは食べたことがあるが、2Kgを超える大物は初めて。


ブラック・ペッパーがとても効いていて口がピリピリと痛いが、それでも止められないほど美味い。






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これは、韓国の友人からいただいたお酒を持ち込んだもの。


ブラックベリーで造られた醸造酒で、アルコール度数は18%。


ハングルをそのまま読むと、「ポクプンジャ」。


漢字で書くと、「覆盆子」なのだそうだ。


濃いワインのような味と香りで、とても美味い。



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〆は海老炒飯。


パラパラの御飯が旨い。





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店を出る時には、全てのテーブルが埋まっていて賑やか。


通りにはイルミネーションが美しく輝き、訪れる者を幻想的な世界に誘ってくれる。


シンガポールの夜の、楽しい一こまでした。









ワインは素敵な恋の道しるべ-201005031824000.jpg シンガポールの空港から市内に向かうと、左手のマリーナ・サウスに巨大な異様な建物が見えてくる。


三本の柱の上に、巨大なボートが乗っているようなデザイン。


誰がこんな建物を建設しようと考えたのだろうか?




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これがかの有名な、マリーナ・ベイ・サンズ。


ホテル&カジノの建物で、周辺にはアミューズメント・パークやショッピング・センターがある、総合レジャー施設だ。


屋上の部分はスカイ・パークと呼ばれ、長さは340mもあり、三つのプールとレストランやバーがあるそうだ。
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ホテルは開業したが、周辺の施設は今も建設真っ盛り。


世界を襲った不況など関係ないといった風情。



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バベルの塔の現代版とも思える建築物を、肯定するか否定するかは、人それぞれなのだろう。


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歩き疲れると、お腹が空くものだ。


毎日重厚な中華やフレンチを食べていると、あっさりとした和食も食べたくなる。


コンラッド・ホテルの周辺には和食店が多い。
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この写真の中に、三軒もの和食店があるのだ。


今日のお昼は、銀ダラ焼きと握り鮨。


煮物、茶碗蒸し、味噌汁、デザートが付いて約1,750円。


銀ダラは何故か二切れもある。


決して安くはないが、美味いので良しとしよう。




さて、会議も終盤に近づき、余裕も出来てきた。


そこで今夜は、ブラジル人の友人を誘って、『マイ・ハンブル・ハウス・シンガポール』に行くことにした。


東京では良く行く『マイ・ハンブル・ハウス』。


でも、シンガポールの本店は初めてなのだ。



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友人に、「今夜はどんな料理なのか」と聞かれ、「フレンチ・シノワ」と答える。


友人は怪訝な顔で、「何故、中華がフレンチなのか?」と更に問いかける。




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「食べてみればわかるよ」と答えながらも、本当にどんな料理に出会えるのか期待と不安が入り混じる。


店のモダンな造りに、友人も驚き顔。


「これ、本当に中華なの?」


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窓の外には対岸のビル群が聳え立ち、右手の林の先には小さくマーライオンが見えている。

「こんな内装で驚いちゃいけない。サム・レオンの中華は特別だよ。今夜はシェフのお勧めを頼んだから、何が出てくるか楽しみだね」


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早速白ワインで乾杯し、前菜が運ばれてくるのを待つ。


マウント・ネルソン、ソーヴィニヨン・ブラン、2008年。


ニュージーランドの南島、マールボロー地区のワインである。


華やかなフルーツの香りを持つが、最初は冷え方が足りなかったため、甘味が前面に出てしまった。


しばらく多めの氷に付けておいたらボディが引き締まってきたが、その頃にはもうボトルはほとんど空になってしまった。


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最初の一品は、いきなり驚きの料理。


西瓜の上に、フォアグラのソテーが乗って出てきた。


フォアグラの濃厚な味と西瓜の淡白な味とが調和して、これはミスマッチングな素材が生み出した、素晴らしいハーモニー。
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急いで辛口の白に切り替える。


今度は、南アのレオパーズ・リープ、シュナン・ブラン、2009年。


これは極めてドライで、料理によく調和する。


友人は、ワールド・カップの話に夢中になっていたところだったので、南アのワインに大喜び。


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次の皿は、ふかひれのクリームソース煮。



たっぷりのフカヒレに、薄味のソースがよく調和している。


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次の料理にも驚いた。


フライドポテトを束ねたような盛り付けだが、中身は鱸のフライ。


白身が旨い逸品である。


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そして、急に日本のお惣菜のような料理が出てきた。


エノキの牛肉巻き。


これがサム・レオンの創作なの?


でも、中華には無い料理なのだろう。


とても良い牛ロースを使っていて、美味い。
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ここで赤に切り替える。


オーストラリアのミトロ・ワインズが生産する、ジェスター・シラーズ、2007年。


ぶどうの20%を陰干しして造る、濃厚なボディのシラーズ。


アルコール度数は、14.5度。


友人も、これは美味いと高評価。
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そしてメインは、ラムのグリル。


ここは本当に中華なのかと、友人が再度確認してくる。


私も自信無さげに、そうだと答える。
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メインで終わりかと思いきや、大きなカクテル・グラスで出された料理は、冷やしそうめん。


店のスタッフは、「うどん」と説明したが、これはうどんだしに入ったそうめんである。


なるほど、シンガポールの『マイ・ハンブル・ハウス』では、中華、フレンチだけでなく、和食の融合をも狙っているのか。



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そして再び驚きの演出。


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チョコレート・ケーキとバニラ・アイスクリームが、テーブルを覆い尽くすドライアイスの煙と共に運ばれてきた。


今夜の趣向には、こんな店はリオデジャネイロにも無いと、友人も驚きの連続。


とにかく楽しいシンガポールの夜でした。

今夜は、国際会議で久しぶりに会った友人たちとの楽しい食事。


店の選択は私に託されたので、欧米系の人たちがあまり食べたことのない料理に連れて行こうと思い、『コカ・レストラン』を選んだ。


オーチャード・ロードの真ん中辺りにあるコカは、私のお気に入りの一つ。


シンガポールのコカは、日本のコカよりもバンコクの本店よりも美味いのではないかと思っている。


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友人たちは、会議の一つを終えた解放感からか、最初からノリノリ。


参加したのは、韓国、ブラジル、アメリカの面々。
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初めてのシンガポール、初めてのタイスキに、話題も弾む。


ソースが辛すぎるのではと心配したが、杞憂だったことがすぐに判明。









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夫婦揃って参加している友人が羨ましい。


彼女も一緒であれば、と思ってしまう。















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これが、今夜飲んだワイン。


何本空けたかは途中からわからなくなってしまった。


オーストラリアのストーンヘヴン・シャルドネ、2008年。


イタリアの、プリマヴェーラ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、2006年。


そして、チリでバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが生産する、マプ、カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネーレ、2007年。



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一杯のお腹を抱え外に出ると、オーチャード・ロードは今夜も明るく輝いていました。

ホテルや会議場に居ると涼しくて快適なのだが、外に出るとやはり暑い。


昼間の熱気を避けるため、夜遅くなってからシーサイドに食事に出た。


向かったレストランは、『無招牌海鮮』。


英語では、『no signboard seafood』と書いてある。


つまり、看板を出さなくても客が来るという店のようだ。
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看板無しの店に予約無しで行ったが、受付の女性からは予約をしないで来たのか、とあきれ顔をされる。


暑い外で20分も待たされ、ようやく店内に案内された。


店の中は、あふれかえらんばかりの客で賑やか。
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早速、冷えたタイガー・ビアで乾杯。


シンガポールのビールはギンギンに冷えているので美味い。


中国ではあまり冷やす習慣がないので、生ぬるいビールを出されることが多い。


そこで、自分で冷蔵庫まで行って一本一本温度を確かめ、一番冷えたボトルを持ってくる手間が掛かるが、ここではそんな心配は無用。
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旅先では、意識して野菜料理を食べるようにしている。
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二皿の野菜料理のあとは、豚肉料理。


どの料理も驚くほど美味い。


待ったから美味く感じるのか、美味いから混んでいて待たされたのか、どっちでも良いが、旨い。














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そして帆立。


かなりホット。


ビールを飲むペースが早くなり、ピッチャーはもう四つ目になっている。












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この豆腐料理は巨大だ。




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そして炒飯。


みんなの食べるペースが早いので、ぼやぼやしていると写真を撮る前に料理が無くなってしまう。



丁寧に撮影していると、今度は料理を食べる暇が無い。


という訳で、ボケた写真の連続となる。





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最後は焼きそば。


もうお腹は限界。


急に誰もの箸が進まなくなる。


あっという間の食事だったが、みんな満足。


安くて清潔で美味い料理、これだからシンガポールは楽しいのです。











日本は連休だというのに、国際会議出席のためにシンガポールに来ている。


何と言う不幸。


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5月の上旬は、北半球の人にとっても南半球の人にとっても最良の気候が重なる時期であり、最高のコンベンション・シーズンなのだ。


と言う訳で、今年もゴールデン・ウィークを潰して海外出張する羽目になっている。


ホテルは、マリーナ地区にあるコンラッド・センテニアル・シンガポール。







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ホテルの窓からは、マリーナ・ベイ越しにオフィス・ビル群が見える。


夜の眺めは、幻想的。















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でも、昼になるとビジネス・センターのイメージに早変わりする。





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部屋のアメニティは可愛く素敵だが、これからは国際会議モードに頭の切り替えが必要。


なんとかワインを楽しむ時間を作りたいと思いながら、こんな暑い国で背広を着て部屋を出なければならないことを嘆いています。


季節外れの冷たい雨。


こんな夜は、暖かい鍋料理が恋しくなる。


という訳で、急遽友人とちゃんこ料理を食べに行くことに。


選んだ店は、ちゃんこでワインを飲むことができる、『まき田 赤坂』。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201004221823000.jpg テーブルの周りには、相撲関係の置物が幾つも飾られている。


右が不知火型、左が雲竜型。
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コースターも相撲のデザイン。
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最初のワインは、ルイ・ラトゥールのシャブリ・ラ・シャンフルール、2008年。


酸味とミネラル感に富んだキレの良い辛口。


シャブリは和食に良く合う。
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前菜は、魚の煮こごり。


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そして春の味覚の盛り合わせ。
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カツオは、縁起物。


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ここで赤に切り替える。


今夜の赤は、ロス・ヴァスコス、カベルネ・ソーヴィニヨン、2007年。


ボルドー五大銘醸のひとつ、シャトー・ラフィット・ロートシルトが出資してチリで造る、コスト・パフォーマンスに優れたワイン。


カベルネの持つ素晴らしい特徴を備えた、バランスの良いミディアム・ボディ。


このワインは、和食にも上手く調和できるのだ。


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ここで店の名物、手羽先揚げが出される。


これが美味い。


追加して二皿を平らげることもある。


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そして焼き魚。


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となりのテーブルでちゃんこ鍋の準備が始まった。


すると、女将が一本のボトルを持って私たちのテーブルに現れた。


とてもきっぷの良い女将で、大好きだ。


何でも、酒屋さんのお薦めのワインがあるのだが、試飲してもらいたいとのこと。


それは、フランス、ラングドック・ルーションでローダニエンヌが造る自然派ワイン、ロック・ド・サン・ジャン、メルロー、2008年。


柔らかな口当たりで、ぶどう本来の果実味が心地よい。


和食には強いメルローは合わないが、これなら安心して合わせることができる。


自然派ワインは高価だと思っていたが、このワインは品質が良いのに価格は良心的で、嬉しくなってしまう。


結局女将と一緒に、このボトルも空けてしまった。
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ここのチャンコは最高だ。


ご主人も加わって、相撲談議に花が咲く。
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〆は雑炊。


美味い出汁を一滴も残さず食べ尽くす。



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そして、デザート。


少し飲み過ぎたけど、寒い雨の夜に、身も心も温まった素敵な食事でした。


今夜のワインは、グレッグ・ノーマン・エステーツのフラッグ・シップ、シラーズ・リザーヴ、2002年。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201004111249000.jpg オーストラリアが誇るプロ・ゴルファー、シャークの愛称で知られるグレッグ・ノーマンが生産するワインである。


エチケットには、彼のトレードマークのシャークが描かれている。


彼はワイン造りに並々ならぬ情熱を注ぎ込んでおり、高品質のワイン生産者として知られている。


以前にも紹介したが、グレッグ・ノーマン・エステーツは、シャルドネ、カベルネ・メルロー、シラーズ、スパークリングを生産しており、その頂点に君臨するのがこのシラーズ・リザーヴである。





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グラスに注ぐと色合いは極めて濃く、ダークチェリーの感じ。


香りはプラムのような甘さと、樽の香りが半ばする。


口当たりは極めてスムースだが、濃く強く、そしてすっきりとした後味を持つ洗練されたシラ-ズ。


まだ8年しか経っていないが、澱は結構多い。


グレッグ・ノーマンは大好きだったプロ・ゴルファー。


あんなに強いのに、どこかしら気の良い優しさを感じる。


まるで、クロコダイル・ダンディ。


その優しさがぶどうに向けられるとき、こんなに凄いワインが生まれるのか。


グレッグ・ノーマン・エステーツ。


毎年のリリース・ワインを必ずセラーに入れておきたい、そんな造り手である。