シンガポール7 ロング・バー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

友人が、ラッフルズ・ホテルのロング・バーに行ったことがないと言う。


それは大変だ。


このまま日本に帰る訳にはいかない。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005042043000.jpg ラッフルズ・ホテルの前には、何時も観光客が集まって写真を撮っている。

その人混みを掻き分けるようにして正面玄関に車を付けると、そのままロング・バーに向かう。


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実は、ラッフルズ・シティ側から入るとバーはすぐ近くにあるのだが、それでは折角ラッフルズ・ホテルまで来た意味が無い。


この噴水を始め、正面玄関から長いコリドーを歩くと、途中に見るべきものが幾つもあるのだ。





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二階のバーに入ると、螺旋の内階段を使ってさらに上の階に行く。


まだ時間が早いので、すぐにテーブルを確保することができる。


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まずは、ここの名物のビール。


知らずに飲み干そうとすると、下の球の部分に空気が入り、ビールが勢いよく飛び出して顔にかかる。














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そしてピーナッツ。


小振りで塩が効いていて美味い。


殻を床にどんどん落として食べるのが、ロング・バーでの流儀。


夜遅くなると、殻を踏む締める音が部屋中に満ち溢れる。







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気が付くと、店はもう満席。


バンドの生演奏が始まり、一層楽しい雰囲気となる。


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さて、仕上げはやはりシンガポール・スリング。


ロング・バー発祥のカクテルである。


周囲のテーブルを見ると、誰もがこれを飲んでいる。


男だけで飲むのは気恥ずかしくはあるが、初めての友人のために注文する。


ラッフルズ・ホテルのロング・バー、誰もが一度は訪れる、そして必ず楽しい気分になって帰ることのできる、そんなお店です。