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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年9月のこと、ちぃさんと丸の内のフレンチ、『ブルディガラ丸の内 ザ・レストラン』で開催された、”イル・ボッロ スペシャル・ディナー会”に参加した素敵な夜の続き。

イル・ボッロはフェラガモが運営する高級リゾート兼ワイナリー。

今夜はその当主、サルヴァトーレ・フェラガモ氏を迎えてのディナー会。

 

四種類目のワインは、イル・ボッロ、ボッリジアーノ、2020年。

私のセラーにも1本入っているワインだ。

 

ニューヨーカーやパリジャンと言うのと同じく、ボッリジアーノとはイル・ボッロの人という意味。

 

ぶどう栽培はビオディナミで、このボトルにもEUのオーガニック認証マークのユーロリーフが付いている。

セパージュは、サンジョヴェーゼ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。

 

ワインを透過した光がタグを赤く染め美しい。

ラズベリー、ダークチェリーなどの赤系果実の香りにスパイスのヒントが混じる。

凝縮感のある果実味は重過ぎず、柔らかなタンニンと相俟って洗練されたボディを形成している。

 

合わせる第二のアントレは、三河鰻、茄子、五穀米、トリュフ。

皿が届くと、トリュフの香りがふわりとテーブル上に漂う。

 

鰻はマデイラ酒で煮た後に燻製をかけ、更に焼いて焦げ目を付けている。

鰻の横には骨せんべいも。

 

鰻の下には茄子、その下には五穀米のリゾット。

マデイラソースが鰻によく合う。

 

サルヴァトーレ曰く、サンジョヴェーゼは黒トリュフとの相性が良いので、この料理を合わせてくれた根井シェフに感謝とのこと。

 

五種類目のワインはワイナリーの名を冠した、イル・ボッロ、2019年。

このワインも私のセラーに1本入っている。

 

2019年は、まさにグレート・イヤー。

2019VTは『ガンベロロッソ2024』で最高賞トレビッキエリ、『ビベンダ2024』最高賞5グラッポリ、『ヴェロネッリ2024』で最高賞トレステッレ オーロ(3星)、『ドクターワイン2024』で97点、『ジェームズサックリング』で96点を獲得している。

 

ぶどう栽培はビオディナミで、このボトルにもEUのオーガニック認証マークのユーロリーフが付いている。

 

少し紫を帯びた濃厚なガーネット。

熟したプラムやカシスの香り。

強いがまろやかな果実味、優美なタンニン。

力強く洗練されたワインだ。

セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、シラー15%。

熟成は、メルローは大樽で、カベルネとシラーは新樽比率50%のバリックで行われている。

 

イル・ボッロもタグの上に美しい光の像を結んでいる。

 

根井シェフが、次の料理の説明をしてくれる。

手に持たれているのは、パスタのキタッラを造る道具。

ここはフレンチなのだが、今夜はイル・ボッロに合わせて、アントレの次はポワソンではなく、プリモピアットとなっている。

シェフによると、今夜は赤ワインが三本続くので料理の組み立てに苦労されたとのこと。

 

楽器のようにも見えるが、この糸にパスタ生地を押し付け、四角い断面のキタッラを作るのだそうだ。

 

仔鳩、長野パープル、キタッラ。

フランス産の仔鳩の全ての部位が使われている。

長野パープルは長野県で栽培されているぶどう品種。

 

キタッラの上には胸肉のロースト。

 

四角いキタッラはもちもち、仔鳩の色々な部位の肉がたっぷり入っていて頗る美味。

 

プリモピアットとイル・ボッロの組み合わせが素晴らしい。

サルヴァトーレにも根井シェフにも感謝の夜だ。

ちぃさんと過ごす、丸の内の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月のこと、ちぃさんと丸の内のフレンチ、『ブルディガラ丸の内 ザ・レストラン』で開催された、”イル・ボッロ スペシャル・ディナー会”に参加した素敵な夜の続き。

イル・ボッロはフェラガモが運営する高級リゾート兼ワイナリー。

今夜はその当主、サルヴァトーレ・フェラガモ氏を迎えてのディナー会。

 

二種類目のワインは、イル・ボッロ、ラメッレ、シャルドネ、2022年。

イル・ボッロで唯一の白ワイン。

 

サルヴァトーレによると、イル・ボッロのぶどう畑は山から谷に広がり、それぞれのテロワールに最適なぶどうが栽培されているとのこと。

湖が隆起してできた土壌なので土中に貝殻が多く含まれ、ミネラルが豊富なのだそうだ。

そこで、エチケットの絵も貝殻。

 

セパージュは、シャルドネ100%。

シャルドネの畑は標高500mの冷涼な場所にある。

ぶどう栽培はビオディナミで、バックラベルにはEUのオーガニック認証マークのユーロリーフが付いている。

 

ワイングラスには、ワインの名前が書かれたタグ。

 

フェラガモ・ファミリーが運営する高級リゾート兼ワイナリーのイル・ボッロ村の最高責任者、サルヴァトーレ・フェラガモ氏によるご挨拶。

 

続いて、根井隆行シェフによる料理の説明。

今夜はイタリアのワインとのペアリング・ディナー。

ここはフレンチだがイタリアンも取り入れ、それぞれのワインの特性に合う料理の組み立てに努力されたとのこと。

 

サルヴァトーレ・フェラガモ氏の発声で乾杯。

私たちのテーブルはお二人の真ん前なので、私もお二人と目を合わせて乾杯。

 

そしてちぃさんとも乾杯。

グレープフルーツ、レモン、青リンゴの爽やかな香り。

温度が上がってくると、洋梨や蜜リンゴの香りも現れる。

フレッシュな果実味、豊かなミネラル、強いボディを持つ、上質のシャルドネ。

フレッシュ感を残すため、熟成はステンレスタンク。

サルヴァトーレによると、シャブリのようなシャルドネを目指したとのこと。

 

ラメッレに合わせるアミューズは、毛蟹、豊水梨。


最中の中には、毛蟹、豊水、セロリ、紫蘇、レモン。


続いて、イル・ボッロの紹介。

フェラガモ・ファミリーは、ほとんど廃村となっていた中世の村、イル・ボッロ村を丸ごと購入し、多額の資金と情熱を投入し、高級リゾート兼ワイナリーに再生させた。

サルヴァトーレは三代目の最高責任者。

彼の代になってワイン造りは一層発展している。

ワインへの愛情が湧き出る素晴らしい話しに魅了される。


続くワインは、イル・ボッロ、ボッロ・ローザ、2022年。

このワインを飲むのは初めて。


サルヴァトーレの説明に耳を傾ける。

ぶどうはサンジョヴェーゼ100%。

早摘みした果実を6時間のスキンコンタクトで色付け。

熟成はステンレスタンクでシュール・リーで2ヶ月間。

 

ボッロ・ローザにもユーロリーフ。

 

名前が書かれたタグに、ワインを通して当たる光が美しい。

 

輝きのある琥珀色に近いピンクの色調。

ラズベリーやストロベリーのフレッシュな香り。

果実味を綺麗な酸が包み込み、心地よい余韻を持つ辛口のロゼ。

 

合わせるアントレは、鰹、ベトラブ、熟成黒にんにく。

フランス語のベトラブはビーツのこと。

 

料理の彩とロゼワインがシンクロして美しい。

 

宮城県産の鰹をマリネし、さらに燻製をかけている。

合わせる野菜は、茗荷、ビーツ、その上にパルミジャーノ・レッジャーノ、胡麻のエスプーマ。

 

鰹の厚みが素晴らしい。

ソースは、白が白ネギのソース、赤がビーツのソース。

 

パンが届く。

本店はブーランジュリーだけあり、ブリオッシュタイプのパンが美味い。

ちぃさんと過ごす、丸の内の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月のこと、ちぃさんと丸の内で待ち合わせ。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

平日の夕方、多くの人で賑わっている。

 

地階からエレベーターで5階へ。

ここには大好きなフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』があるが、今夜はここではない。

 

今夜のお店はお隣のここ、木製のシマウマがマスコットだった『メゾン・バルサック』の後継店。

 

『ブルディガラ丸の内 ザ・レストラン』。

 

開店と同時に入店したので、一番乗り。

 

今夜は貸し切り営業で、満席の予約。

 

9月も末となると、日の入りが早くなった。

窓の外には東京駅丸の内駅舎が明るく輝く。

 

今夜も何時ものテーブル。

ここにはそれほど多く来ているわけではないが、何時もこの良いテーブルにしてくれることに感謝。

 

ここのカトラリーは、クチポール。

 

イタリア、トスカーナのイル・ボッロ村の写真が飾られている。

 

イル・ボッロ村はイタリアのファッションブランド、フェラガモが運営する高級リゾート兼ワイナリー。

今夜はイル・ボッロの最高責任者、サルヴァトーレ・フェラガモ氏をお迎えしての、”イル・ボッロ スペシャル・ディナー”。

 

メニューは、”イル・ボッロ”と”ブルディガラ”の名前入り。

 

左側には”イルボッロ”の6種のワイン、右側にはワインに合わせた6品の料理。

 

ディナー会の開始前だが、ソムリエの柄目さんが歓迎のスパークリングワインを注いでくれる。

 

イル・ボッロ、アルパ・ソシル、スプマンテ、メトード・クラッシコ、ブリュット。

 

アルパは楽器のハーブのこと、ソルシはソラシの音階をイメージして付けられた名前。

音楽のように爽やかなワインなのだそうだ。

 

ぶどうはシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン、シャンパーニュ方式で造られ、瓶内熟成期間は24ヶ月。

このワインの産地はトスカーナではなく、トレンティーノ・アルト・アディジェ。

 

ちぃさんと乾杯。

熟した洋ナシやアプリコットの香り、果実の凝縮感と活き活きとした酸とミネラル、後味にはブリオッシュのニュアンス。

エレガントなスプマンテだ。

 

グラスにはワインの名前を記したタグが付けられている。

 

会が始まる前だが、到着したサルヴァトーレ・フェラガモ氏がテーブルに挨拶に来てくれた。

「私のセラーには何時もイル・ボッロのワインが入っていますよ。今もボッリジアーノとイル・ボッロがあります」とお話しすると、とても喜んでくれ、一緒に記念撮影。

ちぃさんと過ごす、丸の内の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月のある休日、新大久保の韓国料理店、『ドゥンチョン』を出て一行が向かったのは、新宿。

今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。

 

二次会のお店は、『ケントス新宿』。

 

店内は満席の賑わい。

 

『ケントス』は銀座と六本木には行ったことがあるが、新宿は初めて。

 

みんみんさんが予約してくれたテーブルは、ステージの真ん前。

 

早速ワインで乾杯。

 

カリフォルニアのロバート・モンダヴィ、ツイン・オークス、シャルドネ。

 

コースターがレコードのデザイン。

じっと見ていると目が回るのは、酔った証拠。

 

お腹はいっぱいいっぱいなので、ワインのお供はポテトフライのみ注文。

 

既に充分に飲んできているので、ステージが始まる前からハイテンション。

みんみんさん、Daisyさんと一緒に。

 

続いて、Daisyさんとmamiさんと。

何だか写真を撮りまくっている。

 

いよいよ演奏が始まる。

今夜のバンドは、HI-JACK。

 

ヴォーカルは、Millyさん。

 

もう一人のヴォーカルは、左のIVANさん。

 

演奏が終盤になると歌はハッピーバースデイに切り替わり、私の名前が呼ばれ、グラスを掲げて応じる。

 

そしてテーブルにはハピバプレートが。

お店の方が私たち4人の記念写真を撮影してくれる。

 

次に名前が呼ばれたのは、こちらのお二人。

ご結婚50周年なのだそうだ。

奥様は欧米系の方で、このあと奥様と「50周年おめでとうございます」、「お誕生日おめでとうございます」と挨拶を交わす。

 

Millyさんがテーブルに来てくれた。

 

私の顔は恥ずかしいくらいににやけている。

 

Millyさんと一緒に記念撮影。

 

そして今度は泡で乾杯。

 

チリ、セントラル・ヴァレーでアルパカが造る、サンタ・ヘレナ、アルパカ、スパークリング、ブリュット。

ぶどうはシャルドネ主体。

 

次のステージが始まる。

 

HI-JACKの演奏もIVANさんの歌もヒートアップ。

 

IVANさんのお誕生日のお祝いも。

 

そして私たちもダンシング・ナイト。

 

いっぱい食べて飲んでも、これだけ踊れば健康的。

 

ここでお店からプレゼントが。

四人の集合写真を入れたフォトスタンドとケントス特製手帳。

 

夜も更け、帰途に就く。

この時間になっても店内は満席で熱気に溢れている。

 

友人たちと過ごす、新大久保と新宿の楽しく弾けた夜でした。

 

これが四人の集合写真のフォトスタンド。

バンドとヴォーカルの皆さんもちゃんとカメラ目線で加わってくれているのが嬉しい。

誕生日の良い記念となりました。

 

 

Daisyさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年9月のある休日、友人たちと新大久保の韓国料理店、『ドゥンチョン』で過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。

 

カンジャンケジャンとヤンニョムケジャンの次は、チヂミ。

盛り付けが面白い。

道化師の衣装を連想してしまった。

 

チャプチェはみんな大好き。

韓国では元々はお祝い料理。

素材をそれぞれ別に調理してから和えるので、結構手間が掛かる。

 

私が四人に取り分け。

 

センマッコリとチャミシルを追加。

センマッコリは三本目、焼酎は二本目。

 

鉄板サムギョプサル。

 

お供はごま油と味噌。

 

熱々のケランチムが届く。

韓国で食べるケランチムよりも卵の配合比率が高い。

 

これは各自好きなだけ自分で皿に取る。

 

みんみんさんとmamiさんが卓上にあるこのホットソースが辛くて美味しいというので、私も試すことに。

一口目は甘みを感じそれほど辛くない。

ところが、少し間をおいてめちゃくちゃ辛くなり、口の中が大火事に。

チューブをよく見ると、ハングルで”ワンダー・マーラー”と書かれている。

 

〆は韓国のしゃぶしゃぶとカルククス。

 

薄切りの冷凍肉が届く。

まさに韓国しゃぶしゃぶの肉だ。

 

韓国では店のアジュマが野菜も肉も一度に鍋に入れ、煮えたら丼にがばっと全て掬い入れ、各自に配って終了。

食事はあっという間に終わってしまう。

 

でもここは日本、肉を一枚ずつしゃぶしゃぶし、食べることにする。

このたれが美味い。

 

ご飯は各自に一膳。

カルククスの量があまりに多いので、半分に減らしてもらう。

 

お腹はいっぱいでもカルククスが美味いので食べてしまう。

 

mamiさんはカンジャンケジャンの蟹の甲羅にご飯を入れて、蟹味噌を混ぜ合わせて食べている。

これが美味いのだ。

 

〆の乾杯。

四人だが、何故かグラスは五個。

 

私の〆は生ビール。


今夜の『ドゥンチョン』の料理も美味しく、皆さん大満足。

 

満腹の四人は歩いて次のお店へ移動。

新宿までは僅かの距離。

 

二次会のお店はこのビルの中。

友人たちと過ごす、休日の楽しい夜は続きます。

 

Daisyさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

昨年9月のある休日、友人たちと新大久保で待ち合わせ。

 

新大久保駅の改札口は今日も大混雑。

 

メンバーが揃い、つつじ通りを新宿方向に進む。

前方に聳え立つのは、東急歌舞伎町タワー。

 

予約しているお店は、韓国料理の『ドゥンチョン』。

ここは、韓国しゃぶしゃぶ、カルククス、カンジャンケジャンで人気のお店。

 

テーブルには四人分のバンチャン。

 

三人は下の皿の盛り合わせだが、お一人だけ上の皿のように内容が違っている。

何故だろうと四人で推理。

 

飲み物は、生ビールを三つとセンマッコリをボトルで注文。

新大久保の老舗韓国料理店の店主に教えてもらった飲み方を皆さんに披露し、まずは上澄みの部分だけを味見。

 

次に「今夜も楽しく飲みましょう」と、乾杯。

今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。

 

ビールグラスには、しゃぶしゃぶの絵。

 

みんみんさんは最初からセンマッコリ。

二杯目はボトルをよく振ってから器に注ぐ。

 

Daisyさんもmamiさんもテンション高し。

 

みんみんさんも私も飲む気満々。

 

サラダが届く。

 

別添えのドレッシングをかけ、混ぜ合わせる。

 

取り分けは私の仕事。

 

野菜が新鮮で美味しく、べジファーストが嬉しい。

 

ここの名物が届く。

今夜はこれを食べに来たと言っても過言ではない。

 

カンジャンケジャン。

 

新鮮なカンジャンケジャンは身が甘く、美味い。

 

ヤンニョムケジャン。

 

何時もカンジャンケジャンばかり食べているので、ヤンニョムケジャンを食べるのは久し振り。

これも美味い。

 

飲み物を追加。

センマッコリは二本目、チャミシルは一本目。

 

焼酎は最初はストレートで。

以降は、アルコール度数が低いセンマッコリに焼酎を加え、フォーティファイドして味わう。

おや、Daisyさんはカンジャンケジャン用の手袋をしたまま乾杯。

友人たちと新大久保の韓国料理店で過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月のある休日、ちぃさんと「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」のブーランジュリー・レストラン、『RITUEL』で過ごす楽しい夜の続き。

 

今夜の料理は、RITUELディナーコース。

前菜を食べ終えると、次の料理が届く。

 

ムール貝の白ワイン蒸し。

フライドポテトが付いている。

 

ムール貝とアサリを取り分け。

残ったスープが美味しいので、ポテトを浸して食べる。

 

ガーリックトースト。

ガーリックたっぷりで美味いが、明日の息が心配。

 

この料理でもワインが進み、白ワインは既に3杯目。

 

飲んでいるワインは、ビコーズ、アイム シャルドネ フロム サザン フランス。

 

「フリーフローのワインではありませんが、よろしければこれも飲まれませんか」と、別のワインを持ってきてくれた。

これも南仏、ラングドック・ルーション地区の、ラ・ヴィーニュ・ロンド、シャルドネ(ミモザ)、2020年。

エチケットの絵はミモザ。

南仏のミモザ祭りは有名。

 

青リンゴやライム、そのあとには熟した洋ナシの香り。

綺麗な果実味と酸を持つシャルドネだ。

 

RITUELオニオングラタンスープ。

数日前まではほとんど猛暑日で熱いスープを飲む気にはなれなかったと思うが、幸いなことに今日は気温がぐっと下がっている。

 

実はオニオングラタンスープは大好物。

RITUELの名前を冠しているだけあり、とても美味い。

 

肉料理に合わせ、赤ワインをお願いする。

 

赤も白と同じく、フィラディスのワイン。

ビコーズ、アイム カベルネ・ソーヴィニヨン フロム サザン フランス。

 

香りのアイコンは、チェリー、チャコール、ナツメグ。

 

アルコール度数は、カベルネ・ソーヴィニヨンもシャルドネと同じ13.5%。

 

ヴィアンド用に新しいナイフが出された。

メーカーは、バルセロナのコマス。

フレンチのお店なのだが、カトラリーはポルトガルのクチポールとスペインのコマスとは面白い。

 

ロティ・ビーフステーキ、グリーンペッパー・フォン・ド・ヴォー・ソース。

 

分厚く切られたローストビーフが美味しそう。

 

横から見ると、厚みが良くわかる。

 

火入れが理想的。

グリーンペッパーの刺激が心地よい。

 

やはり肉には赤ワインが良く合い、二杯目。

 

肉を食べ終わった後も三杯目をたっぷり注いでもらい、乾杯。

本当に沢山注いでくれたのでグラスが重い。

 

デセールが届く。

 

マスカルポーネのババロアと抹茶のアイスクリーム。

 

食後のコーヒーでいっぱいになったお腹を癒す。

 

ミニャルディーズはフィナンシェ。

最高品質のアーモンドが使われているのだそうだ。

 

もうお腹はいっぱいで、酔いも回った。

そろそろ帰途に就くことにしよう。

東京タワーに別れを告げ、席を立つ。

 

エレベーターを使うと早いが、2階から地下2階までエスカレーターを乗り継いで下る。

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は空間が贅沢に使われている。

 

新しいお店での食事は何時もわくわく感があって好きだ。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

今日はベランダ菜園のちょっと変わった植物をアップ。

 

日本では身近な植物だが、これを見て何なのかおわかりになるでしょうか。

これは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草、ドクダミ。

日本三大民間薬の一つとされ、生薬としては十薬と呼ばれている。(あとの二つは、ゲンノショウコ、センブリ。)

ドクダミにはビタミン(B群、K)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガン)、そして抗菌・抗炎症成分が含まれている。

主な効果は、美肌、デトックス、ダイエット、動脈硬化予防、便秘予防など。

ただしカリウムを豊富に含有するので、腎疾患がある人は高カリウム血症のリスクがあるため要注意。

 

野原で採取した株を育て、毎年地上部が枯れた後に根を大きめの鉢に植え替えて三年目、こんなに大きく健康に育った。

農薬などの影響を排除するため三年間無農薬有機栽培を続けた。今年は6月になって白い花が咲き始めたら刈り取り、ドクダミ茶を作ろうと思う。

 

昨年9月のある休日、ちぃさんと虎ノ門で待ち合わせ。

 

向かったのは、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。

ここは地下2階。

 

まずは、トラのもんにご挨拶。

 

向かったのは、地下1階の「cask」。

ここは、世田谷区代田に本店を構える「信濃屋食品」と、青山で人気のワインレストラン「W」の複合業態。

 

右側にはワインレストラン、『Wトラノモン』。

 

このカウンターでワインを飲むのも楽しいし、左のショップでワインを買って奥のレストランに持ち込んで飲むこともできる。

 

左側には高級スーパーの「cask」。

既にハロウィン仕様となっている。

 

お買い物を済ませると、2階に上がる。

 

ここには大好きなレストラン、『ザ・グリル トラノモン』。

でも今夜はここではない。

 

向かい側にある『リチュエル』が今夜のお店。

”Rituel”は、フランス語で”習慣”や”儀式”という意味。

 

ここはブーランジュリー、つまりパン屋さんだと思っていた。

ところが、この奥にレストランがあることを知ったので訪問してみることにした。

 

店に入り右奥に進むと、広い空間が。

そして店の真ん中には、上へ上へと伸びる不思議な白い階段。

 

奥には、カウンター席、二人用と四人用のテーブル席、そしてボックスシートが並ぶ。

 

私たちが案内されたのは、このボックスシート。

 

窓の外には東京タワー。

今夜はダイヤモンドヴェール。

 

カトラリーはクラシックスタイル。

Cから始まるメーカー名を見て、「クリストフルにはこんなシリーズは無かったと思うが」と手に取ってみる。

 

すると驚いたことに、ポルトガルのクチポールだった。

クチポールにもクラシック・スタイルのモデルがあり、これはラインというシリーズ。

 

今夜は、ビールやワインのフリーフローをお願いしている。

最初の一杯は生ビール。

 

ハートランドが美味い。

 

前菜盛り合わせが届く。

料理は、RITUELディナーコース。

 

前菜は6種。

これはビールやワインが進みそうだ。

 

クミンとオレンジのキャロットラペ。

季節の野菜のフリッタータ。

野菜は、ナス、トマト、インゲン。

 

カナッペが二種。

自家製ポークリエット。

ゴルゴンゾーラムースとハニーナッツ。

 

サーモンマリネのビネグレットサラダ。

ハモンセラーノ。

 

生ビールを飲み干すと、白ワインをお願いする。

 

ビコーズ、アイム シャルドネ フロム サザン フランス。

ビコーズ・ワインは、ワイン専門商社、フィラディズが各種ぶどうを最も適した世界各地のワイン産地で醸造したシリーズ。

現在、13種が発売されている。

 

それぞれのワインの香りがアイコンで表示されていて、勉強にもなる。

 

アルコール度数は13.5%と高い。

 

ちぃさんと乾杯。

エチケットの香りアイコンでは、花、レモン、アーモンドにチェックが付いている。

確かに柑橘系の花の香り。

果実味は重過ぎず爽快な口当たり。

そのあとにはラングドック・ルーション地区のシャルドネらしい、熟した洋ナシやアンズのニュアンスが現れる。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

天気の変化が激しい連休ですが、今日は行楽日和でしたね。

暖かくなり、ベランダ菜園に活気が出てきた。

 

リーフレタスは成長が早く、三日に一度葉を10枚程度摘んでもまたすぐこの状態に。

比較用にスマホを横に置いてみたが、6株ほどが植わっているこの鉢はかなり大きい。

7鉢あったリーフレタスは4鉢を食べ切り、残りは3鉢。

 

この鉢からは8枚、残りの鉢と合わせ、20枚ほどのリーフレタスを採取し、今朝のサラダに入れた。

ベランダではミニトマトの花がどんどん咲き、小さな実も幾つか生っている。

ピーマンには蕾が、そして鷹の爪はすくすくと育っている。

 

昨年9月のこと、現役時代の後輩から「出張で東京に来たので久し振りにお会いしたい」との嬉しい連絡。

 

待ち合わせの場所は、仕事後の後輩にも便利な「新丸ビル」。

 

平日の午後なのだが、地下には多くの人出。

 

後輩へのお土産用に、『ポワン・エ・リーニュ』で美味しいパンを購入。

 

予約しているお店は、こちら側の通路の先。

 

14時30分という中途半端な時間にワインを飲める店は少ない。

そこで選んだのは、通し営業の『ミタン バイ エリック・トロション』。

「新丸ビル」の5階にある大好きなフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』のカジュアルな姉妹店だ。

 

店内は明るい色使いのカフェといった感じ。

 

後輩が到着し、スパークリングワインを抜栓。

グラシアン・エ・メイエ、クレマン・ド・ロワール、ブリュット。

 

青リンゴやグレープフルーツの爽やかな香り。

豊かな果実味の後には、ブリオッシュやイーストのニュアンス。

セパージュは、シュナン・ブラン45%、シャルドネ45%、ピノ・ノワール10%。

瓶内熟成期間は18ヶ月。

 

ランチは14時まで、ディナーは17時からなので、この時間の料理はワインのおつまみのみ。

サーモンのマリネ。

 

鴨肉のカルパッチョ。

 

イベリコ豚の生ハム。

 

このサーモン、とても上質で美味い。

 

鴨肉もハモン・セラーノもクレマンによく合い、グラスが進む。

 

ガーリックトーストは、パリッと焼かれたバゲット。

これはお代わりをしたい美味しさ。

久し振りに会う後輩と、色々な国で仕事をした時の思い出話や現在手掛けている仕事について話が盛り上がる。

 

地下1階の『ミタン』でクレマンのボトルをサクッと飲むと、まだ話し足りず、帰りのフライトにも時間があるので場所を移すことにする。

向かったのは、7階の「丸の内ハウス」にある、『リゴレット・ワイン&バー丸の内』。

 

ドアを開けると、そこはワインセラーの中。

ワインたちに温度変化と振動を与えることは申し訳ないが、暑い季節にこの涼しさは快適。

 

15時30分という中途半端な時間だが、店内はほとんど満席。

後輩が驚いたのは、店内の客が全て女性ということ。

男二人の私たちは完全に浮いている。

 

クレマンを1本飲んできているので、ここでは赤ワインを抜栓。

エチケットが可愛い。

 

カリフォルニアのロディアン、カベルネ・ソーヴィニヨン、ロダイ、2022年。

この鳥は羽角(うかく)があるので、フクロウではなくミミズク。

フクロウかミミズクかと言う話になると、ディジョンのノートルダム教会にある”幸福のシュエット(フクロウ)”を思い出す。

 

これが”幸福のシュエット”。

長年にわたって参拝者に撫でられ、つるつるになっている。

このシュエットにまつわる騒動を思い出したのだ。

 

”幸福のシュエット”の話に興味がある方は、こちらへ。

 

 

ロディアンがカリフォルニア、セントラル・ヴァレーのロダイで造る、カベルネ・ソーヴィニヨン。

ロダイと言えば、ジンファンデルの聖地。

でもロダイのカベルネ・ソーヴィニヨンも美味い。

 

赤いベリーの果実の香り。

綺麗な果実味にマイルドなタンニン。

スパイスのニュアンス、後味には出汁のヒントも。

バランスの良いミディアム・ボディ。

 

パスタはキタッラを選ぶ。

24ヶ月熟成パルミジャーノと生ハムのカチョ・エ・ペペ。

 

カチョ・エ・ペペは”チーズと胡椒”という名の、ローマ地方の名物パスタ。

 

もちもちのキタッラが美味い。

 

岩手県産白金豚のグリル、アップルジンジャーソース。

 

たっぷりソースをかけていただく。

ソースは塩味控えめで、生姜と林檎の味が上手く馴染んでとても美味い。

白金豚は少し火が入り過ぎているが、旨味が強く肉質は柔らか。

 

豚肉にもミディアム・ボディのカベルネが良く合う。

 

16時30分になると、満席だった店内に残る客は少なくなった。

後輩のフライト時間を考え、私たちも急いで席を立つ。

 

何時もの温泉うさぎにお別れの挨拶をし、東京駅に後輩を見送りに行く。

久し振りに会う後輩との、丸の内での楽しい時間でした。

 

 

 

 

 

 

今年も早くも5月。

花水木やモッコウバラが美しい季節となった。

 

ウォーキングの途中で見つけたモッコウバラ。

杉の木に絡みつき、モッコウバラの大木のように見える。

 

バラ科バラ属の常緑蔓性植物で、原産地は中国。

棘が無く花付きが良いので庭木として人気がある。

 

今日からは、また時系列記事に戻ります。

昨年9月のこと、ちぃさんと銀座で待ち合わせ。

 

外は暑いので、「松屋銀座」の地下道を進む。


「松屋銀座」の銀座二丁目交差点側の出口から銀座通りに出る。

強い日差しが照り付けている。

 

今夜のお店の場所は、昭和通りに面した銀座一丁目。


ここは中華料理の、『中国名菜処 悟空』。

 

開店時間に入店したので他に客は居ないが、30分もすると次々と常連さんが訪れ賑やかとなった。

 

まずは生ビールで乾杯。

 

ここのビールは、”丸くなるな星になれ”。

テーブルクロスは唐草文様。

これは孫悟空をイメージしているのだろうか。

 

ビールのお供は、クラゲの冷菜。

 

そして、バンバンジー。

 

二人の皿に取り分け。

 

続いて、北京ダック。

随分と大きく、春巻きくらいのサイズ。

 

二杯目は、ブラックニッカハイボール。

 

海老チリ。

思った以上に量がある。

 

海老がごろごろ入っていて、もうこの時点でお腹がそこそこ満たされてきてしまう。

 

牛肉のブラックペッパー炒め。

 

にんにくの芽がしゃきしゃきで歯ごたえが良い。

ブラックペッパーがこれでもかというくらい入っている。

結構ホット。

 

続く酒は、甕だし紹興酒。

ロックでいただく。

 

今度は紹興酒で乾杯。

 

ふかひれスープ。

ふかひれを探すと、少量だが入っていた。

お値段を考えれば仕方がない。

むしろ良心的と言えるだろう。

 

カニの塩山椒揚げ。

美味しいが、食べることができる身はほんの少し。

 

白身魚の甘酢あんかけ。

あまりのヴォリュームに驚く。

 

これは美味い。

 

甕だし紹興酒をお代わり。

 

前菜にピータンを食べ忘れていた。

 

ちぃさんは苦手なので、全て私がいただく。

 

黒酢のヘルシー酢豚。

大きな肉の塊が9個も。

野菜がなく全て肉が届くとは思っていなかった。

 

〆の飲み物は、ちぃさんはハイボール、私は生ビール。

最後にチャーハンか焼きそばを食べようと思っていたが、もう限界。

 

この店のコスパの良さは驚きで、満席の理由が良くわかった。

食べ過ぎて重くなったお腹を抱え、帰途に就く。

 

来るときは銀座駅を利用したが、帰りは東銀座駅へ。

歌舞伎座まで来た。

ここには来月の公演を観に来ることにしている。

ちぃさんと過ごす、銀座の楽しく食べ過ぎた夜でした。