休日のディナーはブーランジュリー・レストラン、RITUEL、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日はベランダ菜園のちょっと変わった植物をアップ。

 

日本では身近な植物だが、これを見て何なのかおわかりになるでしょうか。

これは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草、ドクダミ。

日本三大民間薬の一つとされ、生薬としては十薬と呼ばれている。(あとの二つは、ゲンノショウコ、センブリ。)

ドクダミにはビタミン(B群、K)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガン)、そして抗菌・抗炎症成分が含まれている。

主な効果は、美肌、デトックス、ダイエット、動脈硬化予防、便秘予防など。

ただしカリウムを豊富に含有するので、腎疾患がある人は高カリウム血症のリスクがあるため要注意。

 

野原で採取した株を育て、毎年地上部が枯れた後に根を大きめの鉢に植え替えて三年目、こんなに大きく健康に育った。

農薬などの影響を排除するため三年間無農薬有機栽培を続けた。今年は6月になって白い花が咲き始めたら刈り取り、ドクダミ茶を作ろうと思う。

 

昨年9月のある休日、ちぃさんと虎ノ門で待ち合わせ。

 

向かったのは、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。

ここは地下2階。

 

まずは、トラのもんにご挨拶。

 

向かったのは、地下1階の「cask」。

ここは、世田谷区代田に本店を構える「信濃屋食品」と、青山で人気のワインレストラン「W」の複合業態。

 

右側にはワインレストラン、『Wトラノモン』。

 

このカウンターでワインを飲むのも楽しいし、左のショップでワインを買って奥のレストランに持ち込んで飲むこともできる。

 

左側には高級スーパーの「cask」。

既にハロウィン仕様となっている。

 

お買い物を済ませると、2階に上がる。

 

ここには大好きなレストラン、『ザ・グリル トラノモン』。

でも今夜はここではない。

 

向かい側にある『リチュエル』が今夜のお店。

”Rituel”は、フランス語で”習慣”や”儀式”という意味。

 

ここはブーランジュリー、つまりパン屋さんだと思っていた。

ところが、この奥にレストランがあることを知ったので訪問してみることにした。

 

店に入り右奥に進むと、広い空間が。

そして店の真ん中には、上へ上へと伸びる不思議な白い階段。

 

奥には、カウンター席、二人用と四人用のテーブル席、そしてボックスシートが並ぶ。

 

私たちが案内されたのは、このボックスシート。

 

窓の外には東京タワー。

今夜はダイヤモンドヴェール。

 

カトラリーはクラシックスタイル。

Cから始まるメーカー名を見て、「クリストフルにはこんなシリーズは無かったと思うが」と手に取ってみる。

 

すると驚いたことに、ポルトガルのクチポールだった。

クチポールにもクラシック・スタイルのモデルがあり、これはラインというシリーズ。

 

今夜は、ビールやワインのフリーフローをお願いしている。

最初の一杯は生ビール。

 

ハートランドが美味い。

 

前菜盛り合わせが届く。

料理は、RITUELディナーコース。

 

前菜は6種。

これはビールやワインが進みそうだ。

 

クミンとオレンジのキャロットラペ。

季節の野菜のフリッタータ。

野菜は、ナス、トマト、インゲン。

 

カナッペが二種。

自家製ポークリエット。

ゴルゴンゾーラムースとハニーナッツ。

 

サーモンマリネのビネグレットサラダ。

ハモンセラーノ。

 

生ビールを飲み干すと、白ワインをお願いする。

 

ビコーズ、アイム シャルドネ フロム サザン フランス。

ビコーズ・ワインは、ワイン専門商社、フィラディズが各種ぶどうを最も適した世界各地のワイン産地で醸造したシリーズ。

現在、13種が発売されている。

 

それぞれのワインの香りがアイコンで表示されていて、勉強にもなる。

 

アルコール度数は13.5%と高い。

 

ちぃさんと乾杯。

エチケットの香りアイコンでは、花、レモン、アーモンドにチェックが付いている。

確かに柑橘系の花の香り。

果実味は重過ぎず爽快な口当たり。

そのあとにはラングドック・ルーション地区のシャルドネらしい、熟した洋ナシやアンズのニュアンスが現れる。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門の楽しい夜は続きます。