「ノマドランド」をみて 深く愛したら、さびしさも深い | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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こんにちは。

 

「ノマドランド」を観ました。

 

 

 

 

黄色い花リーマンショックの影響で、町が1つ、閉鎖された。

そこに住んでいた60代の女性ファーンは、

キャンピングカーに思い出の品を載せて、ひとり、旅に出る。

 

移動先の各地で短期のバイトをする。

広大な大地を車で走る。

 

さまざまな出会いと別れ。

ファーンはどこへ向かうのか?



 

 

     

 

 

 

 

星もう、このチラシが上矢印物語っている。

 

広い空、広野をカンテラを下げてひとり、歩む姿が。

 

 

 

星アメリカには、実際にキャンピングカーで車上生活をしている人たちがたくさんいるそうだ。

 

ただ旅が好きな人だけではなく、

ファーンのように、他に方法を見つけられずに車上生活の人たちもいる。

 

 

 

星経済的な事情の人たちもいた。年金が少ないとか。

ファーンも、もし大金があったら、家を買うか借りるかして定住するだろうか?

 

 

 

星ファーンはすてきな人で、友達もできるし、人気がある。ラブラブ

だけど、ファーンは一人で旅することを選び続けている。

いろいろな人が手を差し伸べるのに、、。

 

 

 

星夜明け、星空、川、広大な自然に包み込まれるように車は走る。星空

美しいが、どこかさびしさがしみ込んでくるような気が私は、した。

 

ファーンの心象風景?が重なっているのかな。

私だけ?他の人はどう感じたのだろう。

 

実際に自然の広大な景色を見るときは、温かく包まれるような気持になるのに。

 

 

 

 

星キャンピングカーで旅する人たちの集まりがあった。

皆で知恵を分かち合う。町での駐車の仕方とか。

 

トイレには、胸が詰まった。

あれが車の中で傾いたら大変だ。

どこかで中身を捨てつつ旅するのかな。

 

 

 

星車上生活をしているひげの老人の話には胸を打たれた。

「また会える」、その言葉のどこまでも、ふるえるような哀しみと希望と。

そうやって今日を生きのびているのかと。

 

 

 

星ファーンの心の住処は、亡き夫なのかな。

指輪と写真のシーンを見て、そう思った。

いちばん大切にしていたのは、夫とのかかわりだったのだろうか。

 

 

 

星一人で旅するけれど、自分から他の人ともかかわるファーン。

とても親しくしても、よりかからず、ゆるくつながる…。

どこか達観しているようにも見えた。

 

友人とキャッキャッと、はしゃいでいても

なんだかせつない…。

明るいシーンも、見ていて、せつなくて胸が痛かった。

 

 

 

 

星だれかを「愛する」ことのせつなさ。

幸せでもあり、でもそれは痛みでもあった。

 

「大切に思う」からこそ、深い影も生まれる。

夫を深く愛したファーンは、その愛が生んだ影を背中にまといながら歩いているように見えた。

 

 

 

星どんなに愛しても、いつか別れが来る。

それなら愛さないほうがいい?いや、愛することを選ぶだろう。しょぼん

だれも愛さないなんて、それこそさびしい。。

 

 

 

星生きていたら、どうしても何かを失う経験をする。

きっと、だれもが。

 

家族を失ったり、友人を失ったり、仕事や健康を失うこともあるだろう。

失恋したり、子どもが自立したり、努力しても夢がかなわなかったり、

期待した通りにならなかったり、災害や事故に遭ったり、

ペットが亡くなったり、住み慣れた土地を離れることも喪失だ。

 

喪失を抱えながら生きていく。

 

車上生活をしていなくても、私も、きっとだれもが、そこは同じだ。

そのことを自覚するというか…。

 

胸をさびしさで貫かれるような映画だと思った。

 

 

 

星生きていくと増えていく喪失。

それは、安心できる人や安心できる場で、分かち合いながら生きていくしかないのかもしれない。

 

でも、「喪失」は、「大切なもの(人)があった」ということだ。

どうでもよければ、「喪失」にはならないから。

 

 

 

星いま、「大切なものや大切な人を、より大切にしよう」とも思う。

 

 

 

 

 

 

黄色い花関連記事

 

「泡沫のような出会いと、詩情 『ノマドランド』」

詩人でもある、るかさん(18歳)の「ノマドランド」の感想です。

読み応えあります。(ネタバレあります)

ここまで言葉化できるのが、すごいなと思いました。キラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

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