「シン・エヴァンゲリオン劇場版」をみて 親子関係が世界の土台となって影響する | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡

こんにちは。

 

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観ました。

 

よかったです。

もう一回、観たい。

 

架空のお話だけど、

このストーリーは現実世界にも通じていると思う。

 

 

公式サイト…

 

 


黄色い花葛城ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、今の世界を守るために、碇ゲンドウの率いるネルフの計画を阻止しようとする。

碇シンジ、アスカ、アヤナミレイ(と同じ姿の少女)は生き残った人々の村で会う。

 

シンジは、自分の失敗に落ち込んで何もしようとしない。憤るアスカ。


ネルフの計画は阻止できるのか?

シンジは、どうするのか?

 

 

 

 

   

 

 

 

 

星へこおびのおんぶと、母乳育児のシーンが出てくる。

SF作品のエヴァンゲリオンで出てくるとは! えっ

 

世界規模の災害が起きた後だから、被災地の生活だ。

またいつ災害が起きるかわからない状況でもある。

 

ひも1本でできる、へこおびのおんぶは、

災害のときに、より安全に逃げやすい。グッド!

 

また、母乳は、水道やガス、電気などのインフラが止まっても、

母親さえいれば赤ちゃんに飲ませられる。もらい乳も可能だ。

 

ふだんから、へこおびのおんぶをしていると、災害のときに安全度が上がる。命が助かる確率も上がる。

また、混合でもOKなので母乳を飲ませていると、いざというときに心強い。命が助かる確率が上がる。授乳回数を増やすと、母乳の出る量も増えていく。虹

 

 

 

 

星災害のある生活の中での気持ち、心構えを話すシーンがあった。

同感だった。私も同じ想い。

今の時代に大事な話でもあると思った。ラブラブ

 

 

 

星「失敗したから」不幸でいなくてはならないわけではない。

だれでも失敗はする。

「人を傷つけたから」もう何もしない、というのは人生の放棄になってしまう。どのみち、いつか命は終わる。今からできることを、できる範囲でしていくことが大事だ。

 

 

 

星アスカの言うことは鋭くて、正直で率直でよかった。

愛情を感じるのだ。

 

 

 

星レイの成長や気持ちはほほえましく、また、胸にしみた。

 

 

 

星シンジの落ち込みは当然だし、シンジはがんばったと思う。

 

 

 

星シンジは親に恵まれなかった。

母親は他界、父親はシンジと向き合えず、逃げていた。

 

そんなシンジは自分に自信がなかった。

 

 

星でも、試行錯誤しながら成長していく。

 

「おかえり」「ただいま」と言える関係、

血はつながっていなくてもシンジを支えるファミリー的存在。

 

その人たちとの交流で心が支えられたシンジは、父親に向き合う。

その流れはとても納得できた。

 

 

 

星親に何かを要求することから離れ、

(「ほめてほしい」とか↑)

親を理解しようとするシンジの姿があった。

 

 

 

星「親が子どもを理解」しようとできればいいのだけど、

親に余裕がないときは、それができない。汗

 

余裕がないと、子どものことを「役に立つ」「立たない」の物差しで見たりするよね…。しょぼん

 

 

 

星「子どもが親を理解」しようとする、そういうことが起きる。

実際に。現実の世界でも。

 

 

 

星親が混乱していると、子どもはどう生きたらいいかわからなくなったりする。

グラグラの大地には、うまく立てずに転んでしまうように。

 

 

 

星親の混乱をよく見て、

「こんなふうに混乱しているのか」

「こんなふうに傷ついているのか」と見きわめることで、

子どもは自分の土台をふみしめることができるのだ。

 

大地がグラグラでも、どう立てば転ばないか、見えてくるからだ。

 

そして、自分なりの大地を見出すことができたり、新しく作れたりする。

私自身、長年、その作業をしてきて、今ここにいる。ニコニコ

だいぶ立ちやすくなってきた。。。

 

 

 

 

星親を理解することで、子どもは自分の人生を進めるのだ。グッド!

 

自分のルーツを理解することでもある。

それは、自分への理解にもつながっていく。

 

自分を理解すると、自分を大切にできるようになっていく。

 

 

 

 

星シンジの父親、碇ゲンドウはヒゲをたくわえ、クールに?話し、

大人の男性の姿をしているが、

中身には、かなり子どもの気持ちが残っているように見えた。

 

 

 

星妻のユイに求めたのは、母親の役割ではないだろうか?

 

ゲンドウは自分の親との関係で安心できず、

そのためにいい人間関係を学べず、孤立していたのではないか。

 

しかし、ユイに出会って初めて安心できた。

そのユイは、ゲンドウにとって「世界のすべて」に匹敵する存在だったのではないか。

 

 

 

星ユイが残した子どものシンジと、

安心できる関係を作れたらよかったけれど、

ゲンドウは、どうしたらいいかわからなくて、それができなかった。

 

 

 

星正体不明の不思議な使徒や、14歳の子どもが乗るエヴァンゲリオンが出てくるけれど、親子関係の心の話でもある。

 

 

 

星「カタキでもあり、恩人でもある」という意味のセリフが出てきた。

味わい深いセリフだ。。

 

映画の中では、親子関係を指したわけではないけど。

 

 

 

星「親」ってそうだったりするよなあ。子どもにとって。

混乱した親は子どもを傷つけるから「カタキ」でもあり、

でも、生み出し育ててくれたから「恩人」でもある。

 

相反する2つのことが同時に起こるから、子どもは、つらい。汗

 

 

 

星そういうときは、分けて考えればOKです。ニコニコ

「○○は助かった。感謝している」

「△△は、いやだった。やめてほしかった」と、一つ一つを分けるのです。

 

 

 

 

星「親子関係での混乱や苦しみ」が、

その子どもが大人になると、ダイレクトに世界に影響したりする。

 

子どもの頃の内面の苦しみを、

外界に向けて表現することがあるからだ。ショック!

 

混乱した気持ちは、混乱した世界を表現していく。ハートブレイク

 

 

 

 

星混乱した苦しみを、アートなどで表現したり、カウンセリングや自助グループ、正直なおしゃべりなどで昇華できれば大丈夫。グッド!

 

踊ったり歌ったり、舞台などで演じたり、絵を描いたり、作品をつくったり、文章や、小説を描いたりして昇華する人たちもいる。ニコニコ

 

カウンセリングや自助グループ、正直なおしゃべりもとても心を助ける。

安心して話すことができる場があることが大事です。ラブラブ

 

「アート系の表現」や、「安心できる場で話すこと」は、

心のケアになるのだ。キラキラ

 

 

 

星でも、「親子関係の苦しみ」や「心の中の混乱」を、

学校や職場、とくに政治や軍事の場で表現すると、

それは世界に混乱や苦しみを生み出していく。汗

 

その心象風景が反映されるからだ。

 

 

 

星もしも親(や周囲の人)との関係で傷ついた自分の心をケアできたら、

人生を、世界を、安全なものに再構築していける。虹

 

 

 

星アート的表現や、「(できるだけ安全に)気持ちを表現する」「気持ちを聴く」ことは、世界の安全につながっていくことでもある。グッド!

 

 

 

 

 

 

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双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」(実践編)

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双葉「自分の親とのコミュニケーション 大切な7つの知恵」(実父母・義父母)

双葉「パートナーとのコミュニケーション 心を伝える7つのヒント」

 

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