こんばんは。
プロ野球のシーズンも終わり、選手たちは秋の練習(キャンプ)を終えて、やっと本格的なオフに入っています。
ただし、このオフはほぼ年内まで。
年明け早々からはもう身体作りが始まります。
よくテレビなどで見かける「自主トレ」ってやつですね。





僕はトレーナーとしての仕事の一環としてプロ野球選手の自主トレ帯同もしています。
メニューも考案します。

現在は既に自主トレメニューの素案を作成し、それを選手とチームのトレーナーさんにプレゼン、意見をもらって修正という流れになっており、ほぼ今回の内容は完成しています。






プロ野球選手の自主トレサポートは、楽しいながらも非常に大きな責任を感じる役割です。

みなさんはもし仮に自分がプロ選手からシーズン前の自主トレのメニューを作って欲しいと言われたらどのように作りますか?





今回のようにプロ野球の自主トレの場合、そのシーズンの活躍そのものに深く影響すると言われています。





自主トレで身体作りを間違えると、そのシーズンはかなり苦労してしまう例はこれまでもたくさんありました。

実際はどこまで影響があるのかは当然証明は出来ませんが、少なくとも選手自身はそのように考えることが多いです。

逆に言うと選手たちはそれだけ重要視しているということですね。




そんなプレッシャーの中、彼らのメニューを作るわけですが、もちろん今自分が知っているトレーニングメニューを羅列するというわけにはいきません。






みなさんでしたらどのように構築しますか?






今回は僕なりのメニュー構築方法をJARTAのメルマガ限定で公開しようかと思います。





配信日は、12月1日の朝8時を予定しています。




もちろんすでにスポーツトレーナーの仕事をされている方でしたら、プロ選手じゃなくてもメニューを作成することを依頼されることは多いと思いますので、参考にしていただける部分もあるかと思います。






自主トレに限らず、トレーニングメニューを作成する際に少しでも参考になればと思います。




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JARTA
中野 崇



月刊トレーニングジャーナル12月号の、「長引くケガ、古傷への対応」という特集記事に掲載させていただきましたのでご報告いたします。





ケガの原因には直接的な組織の変性などがありますが、その変性の原因、そのまた原因、という形での分析が欠かせません。
でなければ、すぐに痛みが戻ってきたりします。
原因が残ったままですから当然ですね。




また、筋肉・骨格・内臓・経絡、、みたいな感じであらゆる階層での原因、そしてそれぞれが相互にどのように影響しあっているのかという関係性を捉えることも同時に重要です。

JARTAではインターロックポジションという方法を使ってそれらの関係性を評価しています。

長引いている痛みであっても、それらを十分に評価することで改善することは可能なはずです。





こんな感じの内容です。





月刊トレーニング・ジャーナル2015年12月号/ブックハウス・エイチディ
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その他の
内容はこちら。








JARTA
中野 崇








宮本恒靖さんとの対談動画です。
ほんの少しですが。。
JARTA 中野 崇


ガンバ大阪の宮本恒靖さんとの対談の続きです。


対談テーマは、スポーツと人権。

「未来へつなげる確かなパス~スポーツを通して考える人権~」というタイトルです。

内容は、根性論・体罰・人種差別・教育・平和のそれぞれについて、スポーツという切り口で宮本さんとお話しさせていただきました。






前回は対談の様子を写真中心に紹介しましたが、今回はもう少しこのテーマに踏み込みます。

スポーツと体罰、それを含む威圧的な指導者の指導態度について。





感情論的に良し悪しが語られることが多いです。

僕はもちろん指導者側の感情的な威圧や体罰には反対です。





その理由はもちろん感情的なところもあります。

つまり自分がされたくないし自分の子どももそうされて欲しくない。

スポーツは楽しみたいですし、息子たちには「怖いから頑張る」ではなく、「楽しいから頑張る」という経験をしてほしい。

怒鳴られるから頑張る、という選手では、その場では頑張れてもスポーツを頑張ることの本当の素晴らしさには触れずに終わってしまうと思うからです。





もちろん感情的なところだけでなく、指導効率的にも問題はあります。

指導者が子ども(選手)たちを怒鳴ることには一定の効果はあるとは感じています。

ただしそれは非常に限局的。

怒られた理由を選手が理解できなければならないし、指導者側も”なぜ怒鳴るのか”を理解していなければならない。





怒鳴ることで選手たちがどのような感情になり、その後どうなるのか、それがこの場面で最も効果的だと論理的に説明がつかなければ、必ず威圧的な指導のネガティブな側面が勝ります。





何を選手たちに理解させたいのか、それを伝えるためには怒鳴るしかないのか。





宮本さんも話されていましたが、怒鳴る、怒る、というのは、ほとんどが「指導者の表現力不足」であるということです。







また、体罰や威圧的な怒鳴りなど、選手たちに恐怖を感じさせることは身体面・パフォーマンス面にもネガティブな影を落とします。

ここは特に力を込めて話させてもらったところです。





なぜなら人は恐怖やプレッシャーを感じると、パフォーマンスや身体操作面で非常に重要な役割を果たすと言われる「大腰筋」が固まるのです。

怖がってる子どもが身体を丸めて縮こまる姿を見たことがあるでしょうか。

動物も恐怖に身体を丸めます。

決して恐怖の場面で背筋を伸ばしてノビなんてしないですよね。

あれは大腰筋が緊張して身体を丸めているのです。

つまり日常的に恐怖や過度なプレッシャーを感じさせていることで、選手の大腰筋は機能低下を起こすのです。






怒鳴ったり体罰をする理由が「選手のため」であれば、真逆の結果を招く可能性があるのです。






そして更にこれらの指導方法は、脳の機能にもネガティブな影響があります。

(この話はまたいずれ書きたいと思います)







僕は、そもそも自身と他者は異なるものだし、この世に存在する人は全員違うと考えています。

一人として同じ人はいない。

文字にすると当たり前のことですね。

価値観や信仰など含めてすべてが違って当たり前であり、それが正常だと思ってます。






問題はどちらかが正しくてどちらかが間違っている、ということではなく、その大前提である「違い」をどう受け入れ、どう認め合うかです。

他者は違う、その上でどう関わるかだと。






これは人種差別やいじめ、人権の問題とも深く関わりあっています。

これが出来ていないから、この重要性がわかっていないから、差別やいじめや体罰がなくならない。






そしてこれは当然、スポーツにおける指導にもつながっています。

選手と自分自身が見えているもの、感じているものは異なるのは当たり前。

だから対話します。

だから感覚や意見を尋ねます。






人間には想像力があり、共感という能力があります。

僕たちが生きていく上で考えるべきことは、違いを埋めることではなく、どちらかに偏るということでもなく、「リスペクト」






何か自分と違うものを信じる他者に対して、それを認め、それをリスペクトできるかです。





例え相手が、自分とは違うトレーニング理論を肯定していても、それを頭から否定すると、そこからは何も良いものは生まれません。

相手への否定は、お互いの否定しか生みません。






目指すべきは、どちらが間違っていて、どちらが正しい、という二次元論ではなく、「ベスト」。





他者との信頼関係の構築は、間違いなくお互いの尊重、リスペクトから始まります。

こんな当たり前のこと、わざわざあんなにも大きなイベントで話し合わないといけないことそのものが残念です。







JARTA
中野 崇



11/11(水)豊中市立アクア文化ホールにて、豊中市人権教育推進委員協議会主催の「人権教育をすすめる市民の集い」が開催されました。


そこでの記念イベントとして、サッカー元日本代表主将で現在ガンバ大阪U-13でジュニアユースでコーチをされている宮本恒靖さんとの対談の機会をいただきました。






対談テーマは、スポーツと人権。

「未来へつなげる確かなパス~スポーツを通して考える人権~」というタイトルです。






内容は、根性論・体罰・人種差別・教育・平和のそれぞれについて、スポーツという切り口で宮本さんとお話しさせていただきました。





豊中市人権教育推進委員協議会および関係者の皆様、このような光栄な機会をいただき、本当にありがとうございました。






たくさんの方に来ていただきました。
宮本さんの人気はやっぱりすごい。





というわけで対談が始まる前に豊中市長さんと三人で記念撮影です笑






最終打ち合わせはこんな感じ。
ほとんどアドリブになることが予測されたため、細かい内容の打ち合わせはあんまりしませんでした。



ステージに上がる直前。
この時宮本さんからテレビの生放送あるある話を聞いてます笑




いよいよ始まります。



初めは僕が代表して挨拶。
はい、もちろんいつも通り挨拶は噛みました笑






宮本さんは単に見た目がかっこいいだけではなく、知性や人生観などなど、あらゆるところからその凄さが感じられました。


舞台はこんな感じでした。






続く。
次回はスポーツと人権、そしてそう言ったところとパフォーマンスや身体の関係性にも少し触れたいと思います。






JARTA
中野 崇







僕が代表を務めるJARTAというスポーツトレーナー団体では、スポーツトレーナーを養成する講習会を行っています。

そこでは、知識・技術・分析能力・トレーニングの手本能力・指導能力は当然のこと、選手や指導者の方に対する「説明能力」の重要さを説いています。






単にこうするんですよ、って説明するのではなく、なぜそれが重要なのか、なぜそれがパフォーマンスを高めるという我々の目的に必要なのか、というところまで理解を求めています。






JARTAには、すでに約100名の認定トレーナーが全国にいます。

そしてほぼ全員が「説明能力の重要さ」を理解していると思います。






ただし、理解していることと実践できることはやはり別。。






僕が彼らに到達してもらいたいレベルにはまだまだ届いていないのが現状です。





先日、認定トレーナーの研修合宿という形で彼らのプレゼンを見る機会を得ましたが、僕から見てトレーナーに必要な知識や技術は非常に高い人が多いにも関わらず、説明がうまく出来ていない。






もったいない。。






これでは、いくら良いトレーニングをたくさん知っていても、選手や指導者が十分に理解できないので期待するような効果は得られないのではないかと感じることが多かったのです。






もちろん、パフォーマンスとトレーニングや身体の使い方の関係性を明確に説明するのはとても難しいことです。





認定トレーナーの方だけが不十分という意味ではなく、ほとんどのスポーツ指導の場面で曖昧にされてきたところだと思います。

何となく、イメージで、慣例的に、有名選手がやっていたから、などの理由でトレーニングが導入されるのは非常に危なかっしいことなのです。

ここを掘り下げると別の方向性に話が行ってしまうので、また別の機会に。




話を戻します。






合宿の際、彼らに共通していたのは、説明したい事象の構図を「単純化して」説明ができていないこと。

そして同じ意味ですが、例え話ができていないこと。






これらは説明したい事象の構図が俯瞰して理解できていれば簡単に出来るはずです。

逆にここが出来ていなければ、本質的には本人も理解していないと言え、当然相手には伝わらないのではないかと思うのです。






例え話(メタファー)ができることの重要性は言われだして久しいですが、やはりとても重要だと僕も思います。






相手が理解しやすい例え話を使って、説明したい事象の構図そのものを理解してもらうと、理解が早く、深まります。






そしてこれは思考の型でもありますので、プレゼンのときだけ意識、では全く事足りません。

日頃から意識して練習した方がいいと思います。






練習を繰り返すことで、当たり前の思考回路にしてくださいね。






ちなみに秋にイタリアに渡った際、インテルユースのコーチも我々にプレゼンする際に上手く例え話を使っていました。







「練習は高速道路だ」ということをコーチ全員が理解していることが重要だ、という表現でした。






運転しているみんなが行き先(練習の目的)を知っている状態が欠かせないこと。


同じ目的地でも一つだけの行き方ではなく、様々なルート(方法論)がある。


運転するスピード(練習の強度やペース)は運転者によって様々でいい。ただし大きな流れを乱さない範囲で。






などなど、ユースの練習においてコーチたちが大切にしていることをこの「高速道路」の一言で共有しているのです。








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JARTA
中野 崇





 

 

 

初めての開催だったJARTAの認定トレーナー合宿を日曜に終え、すでに僕は香川から山梨に移動してきています。

甲府にある空手道場のトレーニング指導のためです。





 

香川ではうどんを毎日食べ、甲府ではほうとうを食べる。

なんかよく似たもんばっかり食べてるな笑

 




 

今回のテーマは、「天狗になる」という現象についてです。





 

天狗になる。

いわゆる調子にのる、有頂天になる、という状態ですね。

他にも、自分はすごい、自分は他の人より優れている、という思考などなど数限りなくあります。




 

 

もちろん、良くないということですね。

というか、非常にもったいない。

 




 

なぜなら自分のことをすごい、なんて思った瞬間から伸びしろはぶっ壊れるからです。




 

先に言っておきますと、一流選手や一流の職人さん、何か社会に大きな貢献して誰からも尊敬されている人、こういう人で自分のことをほんの少しでもすごいと思っている人には会ったことがありません。




 

こちらが申し訳なくなるぐらい、謙虚です。




 

 

そういう人がいる一方で、自分はすごい、と天狗になってしまう人もいます。





 

両者の差は一体どこから来るのでしょうか?





 

あくまで個人的な印象や意見であり、これだけが正しいとは思いませんが、僕なりの考えを述べます。




 

それは、自分が持っている基準の差と、「すごい」に対する価値観の違いではないかと思うのです。





 

天狗になってしまう人。

端から見てどんなにすごい人であっても絶対に天狗にならない人。





 

後者は、ひたすらすごいの基準が高い。そしてその基準の高さはどんどん高くなります。

わかりやすく言うと常に成長を目指しているということです。





 

そして「すごい」の価値観は、決して技術や知識や短絡的な成果には置いていない。





 

「知識や技術は、誰かのために役立って初めて価値がある」という思考を持っています。

そして短絡的な成果よりも、もっと長期的な成果に価値を見出しています。

文化を変えるんだ、歴史を作るんだ、とかですね。





 

だから常に自分が出来ていないことにフォーカスしています。

そして常に自分の伸びしろを意識しています。

(だからこそ今の自分になにが出来るのかも理解できます。)

 




 

前者はこれらの逆を行ってますね。





 

自分をすごい、こんなことが出来るんだ、と思うことは決して悪ではありませんが、この思考は上記の理由からその人の伸びしろを自分自身で消してしまうことにつながってしまいます。





 

これは選手にもそのまま当てはまりますし、選手じゃなくても当てはまります。




 

そして成長を目指して行動し続けないと、知らず知らずのうちにそうなってしまったりもすると思います。






 

気をつけたいところです。。



 


 


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中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 


こんばんは。

前回からの続きです。
まだの方はこちらからどうぞ。
「ACL損傷から120%で復帰」





前回の内容は、要するに「身体の問題そのものを今現在一般的に考えられている以上に長いスパンで考える必要があるのではないか」ということでした。
つまり突発的と思われている怪我であっても、それが発生してしまった土台(つまり身体の状態)はもっと以前から形成されており、それがベースとなって様々な動きが制限を受けていたのではないかということです。
そしてその結果、前回の例のように膝のような局所にストレスが蓄積した、という構図です。





そこでキーファクターとなってくるのが所謂「身体操作」と言われています。
つまり上述のように膝にストレスが集まるような動きの繰り返しをするような身体操作、という意味です。

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 


もちろんすごく大事な考え方だと思いますし、基本的には問題の解決を考えるキーファクターとして身体の使い方を取り上げることには賛成です。




実際、最近の流行りみたいな取り上げ方で「身体の使い方を改善」みたいなフレーズを以前よりは確実によく目にするようになりました。
(もちろんまだまだ一般向けではないレベルで、、)




「身体の使い方を変える」「身体の使い方を改善」




それぞれ、怪我を防止・改善するためにも、パフォーマンスを高めるためにも重要な要因です。





ただし、これらには落とし穴があります。




話は変わりますが、スポーツの指導で選手に「フォームを教える」のは非常にリスクがあって大概はネガティブな結果に陥りやすいということはご存知でしょうか。



なぜなら、フォームは結果だからです。




身体の柔軟性、重心位置(移動)、筋肉の反射(回旋系;RSSC)、筋出力、認識系、遠心力、コリオリの力などなど身体に影響を与え得るフォースの”結果”として形成されるものだと私は考えています。




地球上という重力下において運動する際に、身体に加わる(または発生)力による影響の結果、フォームという”形”が造られる。





にも関わらず、その形、フォームを”作ろう”とする。





そこには必ず不自然が生じます。

 

 

 

 


例えばシュート動作の際に振り上げた脚を降ろして加速してゆく際、必ず膝が伸びますが、形として膝が伸びているからって、シュート時に「膝を伸ばす練習」や「膝を伸ばすトレーニング」をするのはシュート力の向上には結びつきません。
無駄な部位に無駄な力が入ったぎこちないシュート動作を学習してしまうことにつながります。
シュート動作は、大腰筋(腸腰筋)の反射的な働き、それに関連してハムストリングスの上部の働きが必要です。






話を戻します。
文脈から、僕が言いたいことが伝わりましたでしょうか。





今一度、上記文章の「フォーム」という部分を「身体操作」
に置き換えて読んでみてください。





「身体操作」も、重力下での運動である以上、形を追い求めさせるものではなく、「結果」であるという認識が重要です。




次回、「身体操作」の指導に関して、僕が考えている要因をまとめて書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


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中野 崇

 

 

 


こんにちは。
訳あって深夜にブログ書いています笑

最近更新が滞ることが多くてすみません。。
その間も遊んでいるわけではなく、逆に急ぎでやることが多くて、自分の責任だけでやっているこのブログなどはどうしても後回しになったりしてしまってます。
その分、書き出したら連続でいくつかの記事をアップしたりもするので、結構わがままな感じですね笑

しかし書いていない日にもアクセスしてくださる方が多く、やはり申し訳ない気持ちになります(^^;





さていつも通りに前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「120%」





JARTAでは、アドバンス1の2日目か3日目あたりで膝に頻発する大怪我であるACL
損傷(膝の内部にある非常に重要な靭帯の名前です)を例にとって、「復帰するときは100%ではなく、120%で復帰させよう」という話をします。





つまり、怪我したときよりも復帰したときにパフォーマンスが上がっている状態。
これはJARTAトレーナーの「当たり前」でもある考え方です。





なぜならJARTAでは、膝の靭帯損傷という怪我は決して突発的なものではないと考えているからであり、突発的でない以上、必ずそれ以前から蓄積された、土台となる問題があると考えているからです。



現象には、必ず理由があります。




「偶然」「運が悪かった」とした瞬間、見えなくなるものが非常に多くなってしまいます。

もちろん、実際に不運が重なることで発生している事例も多いですが、あくまで起こってしまったことを、その後の成長に繋げるという姿勢が必要と考えているため、このような言い方をしています。
(そしてもちろん選手にも、起こってしまった怪我に対してそのような認識を持って欲しいからです。)




上記を少し具体的かつ簡単に説明すると、ACLに関わらず、膝の怪我の下部構造として存在しているのが、動作時の膝へのストレスの増大です。





例えば片脚で踏ん張って身体を支える動作。
膝の周囲の関節、股関節や足関節(足首)が十分に荷重活動に参加できていれば、それらとの間で緩衝作用によりストレスが分散されて膝へのストレスは軽度で済みます。

このとき股関節や足関節が固くなったり弱くなったりして荷重活動に十分に参加できない場合、膝のストレスは確実に増大します。
一歩の動作においても同じ構図です。





どんな感じかというと、片脚一歩踏み出した状態で、前脚に6割ぐらい体重をかけます。
そこから、かける体重は変えずに、前脚の膝だけ前に出していきます。
膝の前あたりや太モモの前あたりがしんどくなったと思います。
この場合は股関節の荷重活動を抑制して膝の負担を増やした例です。
(膝に問題のある方は、この検証は避けてくださいね)





このような様式の運動を繰り返し行っていくと、当然膝はストレスに耐えるために組織を硬く変性させたり、周囲の筋肉を常時緊張させたりします。





これが蓄積という状態です。
気づかないような小さいものが積もり積もった状態です。





組織は一般的には自動修復作用がありますが、ストレスが加わり続けた部位は修復が追いつかず、結果として慢性的な硬さや痛みになったりします。
一つひとつのロスは、気づかないほど小さくても、(もしかしたら気付いているけど放置かも知れない)、、それは確実に身体そのものと身体の使い方や意識には蓄積されるのです。





そのような状態が、例えばACLのような、一般的には突発的な事故的な扱いを受けている怪我においても、土台として存在しているのだと考えています。






問題というのは、多くの場合このような微妙な「非効率性」の蓄積が大きな要因です。



非効率性。
おそらくはほとんどはその人が学習してきた運動様式の部分に発現するものです。
ではそれを修正すれば良いのか。
それで「身体の使い方」が変われば苦労はないですね。




その辺は次回に書きたいと思います。





いずれにせよつまり、身体の問題そのものを今現在一般的に考えられている以上に長いスパンで考える必要があるのではないかと思うのです。





そしてさらに重要なことは、そのような、怪我につながるような非効率な運動様式は、全く同時にパフォーマンス的にも低いという意味です。
(短期間だったら高いパフォーマンスを発揮できるかもですね)





つづく。

 

 

 

 

 

 

 


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JARTA

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。
前回に続き、ご案内です。
連続ですみません。。




サッカー元日本代表の宮本恒晴さんとご縁をいただき、大阪の豊中市主催にて対談することになりました。





テーマは「スポーツと体罰・人権」など少し難しいテーマです。
無料公開イベントですが、申し込み制で会場の容量があるそうです。
場所は大阪です。



スポーツの現場に現在進行形で関わる二者の対談です。
このようなテーマにご関心のある方はぜひいらっしゃって下さい。





【日時】
2015年1111日(水)
13時~15時30分

 

【場所】
アクア文化ホール(大阪府豊中市曽根東町)
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/hall/acua/
 


【内容】
ガンバ大阪U-13担当アカデミーコーチ・宮本恒靖氏とJARTA代表・中野崇氏による対談「スポーツを通して考える人権」
その他=手話通訳・要約筆記あり

 

【お申し込み】
往復はがきに、参加者の名前(1枚につき2人まで)、返信用に代表者の住所(郵便番号も)と名前を書き、
561-8501(住所不要)
人権教育推進委員協議会事務局(人権教育課内) 
06-6858-2580 



1016日(金)消印有効。抽選あり。
※直前になってしまい、申し訳ありません。





JARTA
中野 崇