初めての開催だったJARTAの認定トレーナー合宿を日曜に終え、すでに僕は香川から山梨に移動してきています。

甲府にある空手道場のトレーニング指導のためです。





 

香川ではうどんを毎日食べ、甲府ではほうとうを食べる。

なんかよく似たもんばっかり食べてるな笑

 




 

今回のテーマは、「天狗になる」という現象についてです。





 

天狗になる。

いわゆる調子にのる、有頂天になる、という状態ですね。

他にも、自分はすごい、自分は他の人より優れている、という思考などなど数限りなくあります。




 

 

もちろん、良くないということですね。

というか、非常にもったいない。

 




 

なぜなら自分のことをすごい、なんて思った瞬間から伸びしろはぶっ壊れるからです。




 

先に言っておきますと、一流選手や一流の職人さん、何か社会に大きな貢献して誰からも尊敬されている人、こういう人で自分のことをほんの少しでもすごいと思っている人には会ったことがありません。




 

こちらが申し訳なくなるぐらい、謙虚です。




 

 

そういう人がいる一方で、自分はすごい、と天狗になってしまう人もいます。





 

両者の差は一体どこから来るのでしょうか?





 

あくまで個人的な印象や意見であり、これだけが正しいとは思いませんが、僕なりの考えを述べます。




 

それは、自分が持っている基準の差と、「すごい」に対する価値観の違いではないかと思うのです。





 

天狗になってしまう人。

端から見てどんなにすごい人であっても絶対に天狗にならない人。





 

後者は、ひたすらすごいの基準が高い。そしてその基準の高さはどんどん高くなります。

わかりやすく言うと常に成長を目指しているということです。





 

そして「すごい」の価値観は、決して技術や知識や短絡的な成果には置いていない。





 

「知識や技術は、誰かのために役立って初めて価値がある」という思考を持っています。

そして短絡的な成果よりも、もっと長期的な成果に価値を見出しています。

文化を変えるんだ、歴史を作るんだ、とかですね。





 

だから常に自分が出来ていないことにフォーカスしています。

そして常に自分の伸びしろを意識しています。

(だからこそ今の自分になにが出来るのかも理解できます。)

 




 

前者はこれらの逆を行ってますね。





 

自分をすごい、こんなことが出来るんだ、と思うことは決して悪ではありませんが、この思考は上記の理由からその人の伸びしろを自分自身で消してしまうことにつながってしまいます。





 

これは選手にもそのまま当てはまりますし、選手じゃなくても当てはまります。




 

そして成長を目指して行動し続けないと、知らず知らずのうちにそうなってしまったりもすると思います。






 

気をつけたいところです。。



 


 


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JARTA
中野 崇