こんばんは。

前回からの続きです。
まだの方はこちらからどうぞ。
「ACL損傷から120%で復帰」





前回の内容は、要するに「身体の問題そのものを今現在一般的に考えられている以上に長いスパンで考える必要があるのではないか」ということでした。
つまり突発的と思われている怪我であっても、それが発生してしまった土台(つまり身体の状態)はもっと以前から形成されており、それがベースとなって様々な動きが制限を受けていたのではないかということです。
そしてその結果、前回の例のように膝のような局所にストレスが蓄積した、という構図です。





そこでキーファクターとなってくるのが所謂「身体操作」と言われています。
つまり上述のように膝にストレスが集まるような動きの繰り返しをするような身体操作、という意味です。

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 


もちろんすごく大事な考え方だと思いますし、基本的には問題の解決を考えるキーファクターとして身体の使い方を取り上げることには賛成です。




実際、最近の流行りみたいな取り上げ方で「身体の使い方を改善」みたいなフレーズを以前よりは確実によく目にするようになりました。
(もちろんまだまだ一般向けではないレベルで、、)




「身体の使い方を変える」「身体の使い方を改善」




それぞれ、怪我を防止・改善するためにも、パフォーマンスを高めるためにも重要な要因です。





ただし、これらには落とし穴があります。




話は変わりますが、スポーツの指導で選手に「フォームを教える」のは非常にリスクがあって大概はネガティブな結果に陥りやすいということはご存知でしょうか。



なぜなら、フォームは結果だからです。




身体の柔軟性、重心位置(移動)、筋肉の反射(回旋系;RSSC)、筋出力、認識系、遠心力、コリオリの力などなど身体に影響を与え得るフォースの”結果”として形成されるものだと私は考えています。




地球上という重力下において運動する際に、身体に加わる(または発生)力による影響の結果、フォームという”形”が造られる。





にも関わらず、その形、フォームを”作ろう”とする。





そこには必ず不自然が生じます。

 

 

 

 


例えばシュート動作の際に振り上げた脚を降ろして加速してゆく際、必ず膝が伸びますが、形として膝が伸びているからって、シュート時に「膝を伸ばす練習」や「膝を伸ばすトレーニング」をするのはシュート力の向上には結びつきません。
無駄な部位に無駄な力が入ったぎこちないシュート動作を学習してしまうことにつながります。
シュート動作は、大腰筋(腸腰筋)の反射的な働き、それに関連してハムストリングスの上部の働きが必要です。






話を戻します。
文脈から、僕が言いたいことが伝わりましたでしょうか。





今一度、上記文章の「フォーム」という部分を「身体操作」
に置き換えて読んでみてください。





「身体操作」も、重力下での運動である以上、形を追い求めさせるものではなく、「結果」であるという認識が重要です。




次回、「身体操作」の指導に関して、僕が考えている要因をまとめて書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


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中野 崇