「話す」ことは「離す」こと、そして「手放す」こと 『ほどよく距離を置きなさい』 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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バカバカしくて
どうでもよくて
笑えるかもしれないけど
全く役に立たない意識低い系ブログです

「本当にラクになりました」

 

 

クライアントさんからこう言われた時が一番嬉しい。

勿論、毎回こう言っていただけるわけではない。

カウンセラーとして起業して、個人カウンセリングを始める以前は、心屋塾のオープンカウンセリングに何度か登板させてもらったし、2013年6月に心屋塾マスターコースを修了して直ぐの頃は、モニター価格ということで、2時間¥1000で個人カウンセリングをしていたこともあった。

当時はカウンセリングの技術を覚えたてだったということもあって、師匠の心屋仁之助さん(通称ぢんさん)や先輩カウンセラーさんのカウンセリングのやり方をひたすら見様見真似でやるしかなかった。

個人にせよ、オープンにせよ、カウンセリングの予定があった日は勿論、その前日は必ずセミナーのテキストを読み返したり、ぢんさんの本を何度も繰り返し読み込んだ。

 

当たり前の話しだが、何事も最初からうまくできるわけではない。

いや、中には最初からうまくできてしまう人もいるのかもしれない。

 

しかし、僕はそうではなかった。

特に僕は何かができるようになるまでには、他の人よりもかなり時間のかかるタイプの人間だと自分では思っている。

それはカウンセリングでも例外ではなかった。

 

事実、当時は、

「ああ、はあ……」

「うーん……」

「まあ、そうなんですけどね……」

というクライアントさんからの反応がほとんどだった。

オープンカウンセリングに登板した時も、比べる必要はないのかもしれないが、どうしても同じ日に登板した他のカウンセラーさんたちと自分とを比べてしまっては劣等感を抱いたりもした。

 

(僕にはとてもじゃないが、あんな風にはできない……)

 

先輩のカウンセラーさんは勿論のこと、同期や後輩となるカウンセラーたちの多くは、参加者さんたちが自分ですら気付いていない心の奥底にある本音をうまく聞き出し、それに自然と気付かせていくような、実に良いカウンセリングをするのだ。

中には、ぢんさんと同じような、いきなり核心を付いた「魔法の言葉」で、小さい頃からずっと抑え込んでいた、本人ですら忘れていた記憶を掘り起こし、様々な感情を解放させ、癒しを起こさせてもいた。

今までずっと我慢していた気持ちを手放すことによって、堪えきれずに涙を流してしまった人が、その後は自然と笑えるようにまでなっていく。

まさに「言えると癒える」場面を何度も見てきた。

 

オープンカウンセリングは約2時間。

回によっては、開始前から重苦しい雰囲気でスタートすることもあったが、大体終わる頃には、参加者さんたちを纏う空気感がどこか軽くなったようにも感じられた。

すごいことだと思った。

心屋の心理カウンセラーである彼等は本当にすごいと思った。

カウンセリングによって、その人の心の歪みを直し、実際に現実までも変えてしまう。

そんなことが、ぢんさんだけではなく、心屋でカウンセリングの技術を学んだ数多くの仲間たちがやっている。

僕もその中の1人だ。

そのはずだった。

しかし、僕には彼らのようにはできなかった。

 

オープンカウンセリングに登板したある回では、「魔法の言葉」を1つも紡ぎ出すことができなかったこともある。

「魔法の言葉」を思い付いても、その後に続く「魔法の言葉」が全く出てこない。

それによって、あと少しで参加者さんたちの心の奥に眠っていた感情を解放してあげられるかもしれなかったのに、それができなかったこともある。

時間が残り少なくなってしまい、テンパった挙句、「とりあえず、今順調なんだって思っておいてください」と言って、途中で切り上げてしまったこともある。

根っこにある問題に辿り着くことができず、表面上の問題に僕自身が振り回されてしまい、的外れな「魔法の言葉」ばかりを言わせてしまったこともあった。

 

僕にとってカウンセリングはとても難しいことだった。

何故、心屋の仲間たちがあんなに簡単そうに(実際にはそう見えていただけかもしれないが)カウンセリングができてしまうのか、正直僕にはわからなかった。

僕は秘かに彼らに対して抱いていた劣等感を手放すことができずに、しばらくの間カウンセリングという場所から離れた。

 

それからというもの、僕は唯一ブログだけは続けていた。

更新頻度は少なかったが、文章だけは書き続けた。

それしかできなかったというのが正しいのかもしれない。

初めはカウンセラーとして、心の技術を学んで、日々の出来事の中で得た気付きを書こうとしていた。

つまり、「良いこと」を書こうとしていたのだ。

でも、僕にはそれすら書けなかった。

「良いこと」を書こうとすればするほど書けなくなる。

もう「良いこと」だけを書こうとすることはやめよう。

カウンセラーとして、読者の人たちに読むだけで勝手に気付きを促すような、ぢんさんのようなブログを書こうとすることはやめよう。

だって、できないんだから。

もう諦めよう。

僕は一度カウンセリングを諦め、さらにブログでも「良いこと」を書こうとすることを諦めた。

そして、「心のこと」とは全く関係のないどうでもいい、日常のことばかりを書くようになった。

 

僕はとにかく書き続けた。

ひたすら書いた。

どうでもいいことをただ書くのが面白かった。

すると不思議なことが起こった。

 

「ブログ面白いです」

「ブログ読んでたら、なんだか心が軽くなりました」

「しばらく笑えなかったのに、気付いたら電車の中で吹いてました」

「またオープンやってください」

「カウンセリングお願いしたいです」

 

そう言っていただけることが多くなった。

 

逆だったのだ。

 

僕は今までカウンセリングによって、クライアントさんをなんとかしようとしていた。

ブログに「良いこと」を書くことで、読者の人たちに気付きを与えようとしていた。

しかし、本当はそんなことをする必要は全くなかった。

つまり、僕は、ただの上から目線で傲慢な人間だっただけということになる。

実に恥ずかしい話しなのだが。

 

僕には、「目の前にいるクライアントさんたちは何があっても絶対に大丈夫な人たちだ」という認識が欠けていた。

僕は、目の前にいる人たちを信じ切れていなかったのだ。

覚悟が足りなかったのだろう。

この人は何があっても絶対に大丈夫なんだと信じ抜く覚悟が。

それは、マスターコース受講中にすでに学んでいたことでもあった。

 

ぢんさんは常々、こう口にしている。

 

「僕と出会った人は絶対に幸せになると僕が決めたから、みんなが幸せになることはもう決まってるんだよ」と。

 

これが本当の覚悟だと思った。

 

そこで僕も、ある一つの覚悟をすることにした。

「僕に会いに来てくれた人は、何があっても絶対に大丈夫な人で、必ず素敵な人に違いない」と。

僕はそう決めたのだ。

 

今のところ、数は少ないが、僕の個人カウンセリングやグループカウンセリングに来ていただいた人たちは、ひとり残らず、皆さん素敵な人たちばかりだった。

一緒にイベントをした人たちや、そこで出会った人もひとりの例外もなく、とても素敵な人たちばかりで、僕は本当に人に恵まれていると思う。

 

僕は今、やっとカウンセリングをすることに対して喜びを感じられているという実感がある。

カウンセリングの技術は以前と比べて、何も変わっていないと思うし、上達したという感覚もない。

「魔法の言葉」が出てこない時もあるし、根っこの問題に辿り着けずにダミーに振り回されてしまうこともあるかもしれない。

でも、本当はカウンセリングの技術の問題ではなかった。

技術よりも覚悟の問題だった。

それに、そもそも心屋流のカウンセリングは、技術としてはすでに確立されている。

だから僕は、僕と出会ってくれた人たちを信じ抜くことだけは絶対に止めないでおこうと思う。

僕はそう覚悟を決めた。

勿論、あえて書くまでもないことかもしれないが、覚悟だけではなく、心屋流の技術を駆使して、しっかりとカウンセリングはさせていただきます。

 

僕は、今後もカウンセリングを通して、とても素敵な皆さんたちと出会うことが楽しみでもあり、そのことを心から嬉しく思っています。

 

カウンセリングについて

心理カウンセラーのウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

カウンセリングメニューでは

心理カウンセラーと名乗りながら

現在はカウンセラー活動を全くしていない

もはや何の肩書きも当てはまらないという

心屋仁之助師匠から直接学んだ

心屋流リセットカウンセリングの

手法を使っていきます

 

仕事

人間関係

結婚・恋愛

子育て

借金

親子関係

健康状態

etc

それらの目の前にある現実を

問題と捉える人と

全く問題にしない人とがいます

同じ現実を目の前にして

何故

問題と捉える人とそうでない人とに分かれてしまうのでしょうか?

 

本来

現実に起こる出来事は

フラットです

良くもなければ悪くもありません

「ただ起こっているだけ」です

 

それらの出来事を

「問題」と捉えてしまうのか

そうでないのかは

それをどう解釈しているのかという

その現実を観ている側のものの見方によって

自動反応として

無自覚に決められてしまいます

 

このものの見方というのを

別な言い方にすると

その人が持っている

・大前提

・ビリーフ

・観念

・思い込み

・バイアス

etc

様々ですが

私たちは常に

それらのフィルターを通して現実を捉えています

それ自体は悪いことではありませんし

仕方のないことでもありますが

目の前の現実を

「問題」と捉えてしまうのかそうでないのか

ということの根本的な原因となっているのは間違いありません

 

アナタが現実をどう解釈しているのか?

その根本原因である大前提を見つけだし

無力化する(リセットする)のが

心屋流リセットカウンセリング

『言ってみる』カウンセリングという手法です

 

そしてもう一つ

目の前の現実を

「問題」と捉えさせてしまうものがあります

僕自身、それに気が付いてから

ほぼ悩まなくなりました

というよりも

悩めなくなりました

 

目の前の現実が

「問題」になるのかどうかは

「それ」が決定してしまっていると言っても過言ではないと思っています

目の前にあるフラットな現実を

観ている人にとっての「問題」にしてしまう「それ」とは

 

「深刻さ」

 

です

 

目の前の現実を

「深刻に」捉えてしまえばしまうほど

その現実は「問題化」していきます

 

しかし

逆に言えば

「深刻に」捉えさえしなければ

目の前の現実が何ら変わっていなくても

「問題化」することはありません

 

では何故人はこのように

物事を「深刻に」捉えてしまうのでしょうか

 

それは

「私」と「目の前にある現実」との距離が

近過ぎるからなのです

あまりに

「私」と「目の前にある現実」との距離が近過ぎて

それ以外が何も見えなくなってしまっているという状態なのです

「私」と「目の前にある現実」が

同一化してしまっていると言ってもいいかもしれません

「私」=「目の前にある現実」という状態です

 

この場合

「目の前にある現実」が

自分にとって望ましい状態であれば

何も問題にはなりません

 

しかし

もし「目の前にある現実」が

自分にとって望ましくない

できれば避けたいような現実だったとしたらどうでしょう

それは自分にとって「問題」になります

そして

その距離が近ければ近いほど

問題は「深刻化」してしまうのです

 

さらに悪いことに

「目の前にある現実」が問題化して

「深刻に」捉えてしまうと

人は

それを自分一人で抱え込んでしまうという傾向があるのです

 

でも

ここでよく考えていただきたいことがあります

その現実は

あなたにとっては深刻な問題であったとしても

他人にとってはどうでしょうか

 

よくよく考えてみると

その現実が

あなたではない

他の人にとって

深刻な問題になるということは決してありませんよね

なるはずがないのです

何故なら

その現実を深刻な問題だと捉えているのはあなただからです

あなたにとってだけの問題だからです

 

じゃあどうすれば

目の前の現実を「深刻に」捉えないで済むのか

 

それには

まず

問題だと捉えてしまっているその現実を

自分一人だけで

抱え込まないことです

全部を一人で抱え込んでしまうということをやめるのです

それは言い換えれば

 

人に「話す」ということです

 

心の中に抱え込んでしまった

あなたにとっての問題を

全て人に「話し」てしまうのです

そうするだけでも

不思議と

心が軽くなることがわかるでしょう

 

実は

それは当然のことなのです

一人で抱え込んでしまったその問題を

人に「話す」ということで

「私」と「目の前にある現実」との間に距離を取ることができるからです

 

つまり

人に悩みを打ち明けること

自分一人で抱え込んでしまったその問題を

人に「話す」ということは

自分をその問題から切り「離す」ことでもあるのです

そうすることによって

初めて問題を「手放す」ことができる状態になれるのです

 

人に「話す」ということは「離す」こと

そして「手放す」ことでもあるのです

(こちらの本から引用させていただきました)

↓  ↓  ↓

 

(これは本当に素晴らしい本です! ぜひ御一読を!)

 

それともう一つ

これは僕が最も大切にしていることでもあるのですが

物事を「深刻に」捉えないで済むコツは

 

 「笑い」

 

です

 

人は

笑いながら深刻にはなれません

笑いながら泣くことも

笑いながら怒ることもできません

(竹中直人さんを除いては)

 

人は笑っている時

たとえどんな現実が目の前に現れていようと

そこに「問題」を見出すことはできません

 

心屋流では

今までも

「笑い」をとても大切にしてきましたが

僕が提供する

心屋流リセットカウンセリングでは

「深刻さ」が生じる仕組みの説明とともに

「深刻さ」から一瞬にして抜け出す「笑い」を

さらに盛り込んだカウンセリング

言ってみれば

『言ってみて笑ってしまう』カウンセリング

という手法になることは間違いないでしょう

 

ということで

「笑い」によって

「深刻さ」から抜け出し

目の前の現実を問題と捉えなくなる

フラットなものの見方で

日々の生活を

ラクに楽しく面白がってみませんか?

カウンセリングをご希望の方へ

個人カウンセリングメニュー

※対面だけではなく、ZOOM・Skype(カメラあり)等の

オンラインカウンセリングにも対応しています

 

◆90分  ショートコース ¥20000

 

お話を伺いながら
あなたの目の前にある現実を

何故、問題と捉えてしまうのか

その根本原因を探ります

そして、問題と捉えてしまうものの見方を

フラットに(リセット)する魔法の言葉を探します

(時間の都合上、笑いは少なめかもしれません)

 

◆120分  スタンダードコース ¥30000

 

じっくりとお話しを伺い

目の前の現実を

問題と捉えてしまうものの見方を

リセットすることはもちろん

問題を「深刻に」してしまうところから抜け出せる

「笑える」魔法の言葉を提供します

 

◆継続3回コース   ¥50000

 

120分スタンダードコースのお得な3回セットです

じっくりとお話を伺い

「笑える」魔法の言葉を提供しながら

日常生活の中で実践していただく宿題をお出しします

進捗状況を確認しながら

その時に応じたアドバイスや

ブラッシュアップされた

「笑える」魔法の言葉を

その都度お出しします

 

カウンセリングの回数を重ねていただくことで

目の前の現実をフラットにみることができ

さらには

「笑える」魔法の言葉を

繰り返し言って頂くことによって

「問題」をもはや「人生のネタ」として

面白がれるようになります

 

※延長料金は30分毎に¥5000となっております

 

※カウンセリング料金に関しては

 

予告なく値上げする場合がございます

 

 

■カウンセリング場所■

京都四条烏丸周辺・京都駅周辺・大阪梅田周辺等

基本的には関西主要都市部のホテルラウンジ・カフェにて

 

※その他ご希望地域がございましたら、お気軽にご相談下さい

 

※遠方をご希望の場合はその分の交通費のご負担をお願いします

 

※施設利用料とご自身の飲食代はご負担ください

 

 

■カウンセリング時間■

 

毎週水曜日と木曜日の

11:00~と15:00~の2枠で承っております

 

これ以外の日にち・時間帯でも
お受けできる場合もございますし

カウンセリング枠の時間帯についても

多少前後することは可能ですので

お気軽にお問い合わせください

 

オンラインカウンセリングにつきましては

基本的に20:00~以降とさせていただきます

お申込み時に

ご希望日時をご記入ください

オンラインZOOM会議システムについては

こちらをご参照ください

↓  ↓  ↓

http://ameblo.jp/norhashiguchi/entry-12263861609.html

 

カウンセリングの日程につきましては

ご希望日時を確認の上

こちらで調整後、48時間以内に

ご連絡させて頂きます

 

カウンセリング日時決定後の

変更のご希望に関しましては

お早めにご相談ください

 

 

■お支払い■

事前銀行振込み 
にてお願い致します

 

※お申し込みから5営業日以内にお振込をお願いいたします

 

※振込手数料はご負担ください

 

※万一、お振込み後にやむを得ない事情でキャンセルされた場合は

こちらからの振込手数料を差し引いた額をご返金いたします

 

上田光俊(ウエダミツトシ)
https://ameblo.jp/blackpearl-axlrose
京都市・大阪市(主要駅周辺)・zoom・skype

リストラ経験を機にカウンセラーに。
会社を辞める・辞めない問題が得意で、
その奥にある本当の問題を解く。
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