「がんばっただけでは……」
以前
嫌いな上司がいたんですけども。
その上司は
間違ったことを
言っているわけではないんですが
正論をかましてくるというか
正論を振りかざして
マウントをとってくる
みたいなところがあったので
それで嫌いでした(ただの悪口か)
とはいえ
今振り返ってみると
たしかに
その通りだなと思うことも
たくさんあるんですよね。
ウエダミツトシです
こんにちは
その上司が
よく言っていたことがあって
それは何かというと
「商売なんだから、儲かってなかったら、いくらがんばったって意味がない。”ああ、そうか、よくがんばったんだね、だったらお金あげるよ”とはならん!」
でした。
ほんとにその通りだなと思います。
たしかにがんばってきたんだから
それが報われてほしいとは思うし
努力が実を結んだらいいなとも思います。
でも
がんばったからといって
努力したからといって
それが
必ずしも
報われるとは限らないのが
この世界の常で。
商売にしたって
「これだけがんばったんだから
お金ちょうだい」
と言ったとて
お客さんからすると
知らんがな
の一択になってしまうのは
道理だと思うのです。
がんばりの押し売りみたいに
なってしまっているので
それで
お金が循環することはないんですよね。
お金が流れるのって
お客さんの役に立つとか
お客さんが
お金を払ってでも
それが欲しいと思うものを
こちらが提供できたときなので
「がんばったから」と言って
それで
お金の循環が起きるかというと
それはないんですよね。
その上司は
よく部下の僕たちに
「がんばったところで、それで売上になっていないんだったら、そのがんばりの方向性が間違ってるってことだ!」
とよく言っていました。
当時は
あまりに正論すぎて
何も言えなくて……むかつく
だったんですけど
今、冷静になって振り返ってみると
本当に
その通りだなと思います。
その上司もね
もうちょっと言い方ってものが
あっただろうと思うんですけど
そういう言い方しかできない人だったので
すこぶる
部下からは嫌われていました。
今思うと
嫌われ役を
買って出てくれていたんだなと思うのですが
嫌いなものは嫌いです(笑)
それはさておき
商売の仕組みを
まだ
よくわかっていなかった僕は
「こんなにやってるのに」とか
「理解できない相手がおかしいんだ」
くらいに思っていて
的外れもいいところだったんですけど
そんな風に思っていたのを見抜いて
その上司は
僕に
上記のようなことを
何度も
言ってくれていたんだなと思うんですね。
がんばってきたことは
たしかにその通りで
事実だし
それを認めて欲しい気持ちは
間違ってはいないと思います。
ただ
そのがんばりが
相手が望んでいたことがどうかは
ちゃんとたしかめる必要があって
商売をしているのなら
それでお金の循環が起きていない場合
やっぱり
どこかが
ズレている可能性が
非常に高いと思います。
お客さんからすると
「いや、がんばってくれているのは
わかるんだけど
それ……要らんのよね」
となっている場合があるので
本当に
そのお客さんが望んでいることは
何なのかを
こちらの予測を脇に置いて
事実を元に
検証してみる必要があると思います。
恋愛でも一緒ですよね。
「きっとこれで
相手は喜んでくれるだろう」
と思ってやっていることが
必ずしも
相手が望んでいることがどうかは
わからない。
昔、テレビで
サプライズで
多くの人の前で
プロポーズするみたいな演出をする番組が
あったと思うんですけど
ああいうのを見ていると
女性って全員が
サプライズ好きみたいに
見えてしまうですけど
冷静に考えてみると
んなわけねえ!!
って話なので
そんな
大勢の人の前で
いきなり
跪かれて
指輪を差し出されても
ガチで
「やめてくれ」
と思う女性だって
たくさんいるはずです。
たしかめたわけじゃないんで
わからないんですけど
ぜってーにいるはずです。
「何してくれてんねん」
みたいな人だって
いると思うんですよね。
特に
ふーん族は
ガチで
「やめてくれ」って
思ってるぞ。
これに近いのです。
サプライズで
大勢の人の前で
プロポーズすることで
男気を見せた気分に
なっているかもしれませんが
肝心要の
お相手の女性の気持ちを
置き去りにしている……
それで
「オレ、がんばったから!」
って言われても……
じゃないですか。
申し訳ないけど
そのがんばり
要らんねんっていう話なので
がんばったり
努力することは
たしかに大事なんですけど
その方向性が
間違えていないかを
ちゃんと考えた方がいいと思います。
せっかくがんばったんだから
せっかく努力したんだから
ちゃんと報われてほしいじゃないですか。
だから
今しているそのがんばりや努力が
望んでいるものを手にするために
ちゃんとマッチしているかどうかは
たしかめてみる必要があると思います。
これはきっと
自分じゃわからないと思うので
だからこそ間違っている場合があるので
第三者の意見を参考にすると
いいと思います。
それで外せないポイントとしては
すでにうまくいっている人に聞くことね。
なぜか
多くの人は
これからやろうとしていることで
うまくいっている人ではなくて
単に
聞きやすい人に聞いちゃうので
それで間違えるということが
頻繁に起きていると思うので
聞く相手は
ちゃんと選びましょう。
その「がんばり」は
相手が望んでいることでしょうか?
それをたしかめずに
「きっとこれでいいだろう」と
思ってやる「がんばり」は
独りよがりになっている可能性大ですよ。
一旦立ち止まって
考えてみましょう。
そして
必要とあれば
すでにうまくいっている人に
聞いてみましょう。
そこを
外さなければ大丈夫ですよ。
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