はい。10月に那義が読んだ本の中から選んだベスト5です。
いつも通り、新刊既刊ごちゃまぜで読んでます。

読メ登録を基準にしているので、作品を読んだ月で締めて選んでますが、
今月は月を跨いだシリーズモノがあるので、9月分のも入ってたりします。

[追記]
1位~3位は那義のお気に入り度では甲乙付けがたいんです。
だから、シリーズ完結編、シリーズ途中巻、新装版という
発売状況を考慮して選んでます~。

これまでのベスト5
2011年 1月  2月  3月  4月  5月  6月
 7月  8月  9月
2010年 10月  11月  12月

タイトルにレビュへのリンクが貼ってあります。
1位
ダブル・バインド4  著者:英田サキ イラスト:葛西リカコ
(2011年)
シリーズ完結編。
ミステリの真相は心に痛みを伴うような余韻を残しますが、
2カプの物語の結末として見事にまとめられていて
満足できるシリーズ完結編でした。

2位
吸血鬼と愉快な仲間たち5  著者:木原音瀬 イラスト:下村富美
(2011年)
発売日が何度も延期されつつ2年以上待たされましたが、
待った甲斐があったと思える満足度!
本編より番外編が倍の長さという珍しいバランス。
暁の過去編が十分なボリュームで書かれています。
重く痛い内容ですが、これが読めたのはとても大きい。
アルが日本に帰り付く直前というのはベストのタイミング!
次巻への期待がさらに高まります!

ちなみに5巻を読み終えた後、1~5まで再読してます(*´∀`)
5巻だけじゃなく、シリーズとしてもトップクラスだと思う!

2位
[新装版]蛇淫の血  著者:沙野風結子 イラスト:奈良千春
(2011年)
本編はほとんど旧版のまま、書き下ろしがプラスされての新装版です。
眠っていた子蛇ちゃんがヤクザとして目を覚ます。
沙野風結子×奈良千春という最強タッグのこのお話大好きです。
書き下ろし、子蛇の辛さ悲しさが伝わってきて切なかった!

4
どこにもない国  著者:草間さかえ
(2011年)
戦中戦後という時代物の表題作と、
高校生の2カプの現代モノで構成された1冊。
どちらもよかったー!
草間さんの描く昭和な世界は逸品ですね。
絵柄といい表現方法といいまさにピッタリで、
時代の匂いすら感じられるような気がします。

5
情熱シリーズ 第一部 著者:遠野春日 イラスト:円陣闇丸
(2001年~2007年、全6巻)
9月10月で読みました。
青年実業家と元ヤクザの情人というカップリング。
俺様ですごく不器用な攻めと、控えめだけど芯の強い受け、
二人とも言葉が足りなくてジレジレという那義のツボなカプなのでハマりました。
なんだかんだと毎回事件に巻き込まれ、
危機に陥ったりもする二人にハラハラさせられっぱなしだし。
若頭×弁護士という脇カプのスピンオフもこれまた萌える♪

リンクは一挙にココに↓
ひそやかな情熱  情熱のゆくえ  情熱の飛沫(しずく)  情熱の結晶  
[スピンオフ]艶悪(いろのあく)  [番外編集]夜天の情事 情熱シリーズ番外編集

ベスト5は以上ですが、もう1作入れたかったものがあります。
星
花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて―  著者:華籐えれな イラスト:朝南かつみ
(2011年)
ヤクザを嫌う組長の息子が組織に取り込まれていくという設定や、
蛇、刺青といった要素が沙野風結子さんの『蛇淫の血』と似てますが、
こちらは道上寺や京都といった素材でしっとりとした艶のある和の風情が強く、
えれなさんらしいお話になってます。
光と闇がどろどろと溶け合っていくようなお話に引き込まれました。
美坊主受け、ドSだけど実は健気な攻めというのも個人的にツボ!

基準にした読書メーターのまとめ

10月のまとめ

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