遠野春日さんの『情熱』シリーズのスピンオフです。

『情熱』シリーズにも出てくる
ヤクザの若頭・東原と弁護士・貴史のお話。
本編シリーズは、
ヤクザとの繋がりはあっても遥も佳人も一般人でしたが、
スピンオフでは東原が主役なのでヤクザモノになります。

組長の息子・宗親が初登場で、お話をかき回してますw
香西も出番が多いです~。

【関連レビュ】
ひそやかな情熱  情熱のゆくえ
情熱の飛沫(しずく)

艶悪(いろのあく) 著者:遠野春日 イラスト:円陣闇丸
ゲンキノベルズ BL小説 2006年6月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
やくざの若頭・東原と弁護士・貴史が関係を持って半年。 会ったその日に東原の手中に落ち、その後何度となく体を重ねていながらも、貴史は彼の気持ちを掴めずにいた。 常に東原の都合で呼び出されては、快楽に喘がされるだけの関係。 気まぐれで自分勝手な冷たい男だと思うのに、貴史は惹かれていくのをとめられない。 一方、東原の周囲は発砲事件がもとでにわかに緊迫感を増していき…。 情熱へと想いの系譜を綴る「情熱」シリーズ番外編登場!! ◆

東原×貴史は、本編シリーズでも気に入ってたカプなのでhshsでした♪

本編では貴史に対する感情を読ませてくれなかった東原でしたが、
ちゃんと惚れてるのがわかって嬉しいのです。

東原視点で貴史への気持ちを自覚していく過程が読めるのが良かった。
遥への感情との違いもわかりますしね。
これを読んで、東原が遥に手を出さないのが理解できます。

それにしても、東原もまた不器用な男なんですよ。
抱きたい時に貴史を呼び出して、抱いた後はさっさと帰るとか。
東原にピロートークという単語はないらしい(笑)

貴史には見せない感情がいっぱい詰まってる本なので、
読者としては嬉しい限り。
貴史とのHの空白期間を、
日数まできちんと数えてる東原が可愛い( *´艸`)ムプ

東原がデレる日が来るのかどうかはわかりませんが、
今後に期待してます!(o´ω`o)ぅふふ

新キャラのカプは宗親×茶道の家元の直系・織(シキ)。

宗親はかなーり歪んでます。
こゆキャラは那義のツボなのでお気に入り♪

なんとなくこの人は受けた方が色気がありそうな気がする。
ヤンデレ狂犬受v
でも、繊細な織じゃ攻めきれないかなw

あと、意外にも香西がいいオヤジでした~
本編から受けてた印象がガラッと変わりました。
この人なら、佳人への執着の奥には愛情もあったのだろうと思えます。
これを読んでから本編読むとまた違った匂いを感じることが出来そうです。

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