仕事も休みの日と言うより半休くらいが良い

 

 

 

物心ついた以後に、市中の流行性感染症には殆ど罹った事の無い私。特に大学生以降社会人になって殆ど無いのですが、その中で唯一感染した事があるのが「百日咳」。

 

予防接種は子供の頃に受けていたと思うのですが、社会人になって数年後、ちょうど30歳前後の事だったと記憶しています。なのに罹ってしまいました。あの時は今から思えば、恐らく職場で感染したであろう事が、ほぼ推測出来るのです。

 

仕事柄と言えばそうなのですが、恐らくは小児から貰ったものだと思います。3~4ヶ月位、軽い咳がずっと続き、喀痰が出る訳でも無いし、肺のレントゲン写真でも異常陰影はなかったのです。

 

最初はマイコプラズマや結核(非定型抗酸菌症含む)かなとも思いましたが、結局色々と否定して行き、最後にもしかして百日咳かな・・・・と言う事で、咳が治まりかけた頃に血液検査をして、この感染症であろうと特定出来たのです。ワクチン打ってからの年数が長い上に、ワクチンでは上がると思えないほどの高力価の抗体値で判明しました。

 

今なら、そんな事が判明したら、隔離・・・・とまでは行かないにしても、いまのコロナウイルスと同じで、人が沢山いる場所は避けて、人との接する事を最大限控えるべきだと言う事になっているでしょう。しかしその時代でしたから、平気で皆と同じ部屋にて日々仕事をしていましたし、他に誰も感染しなかったし、家族感染もありませんでした。

 

勿論、熱発もしてませんでしたし、食事も普通通り、そしてテニスやバドミントンもしてました。ただ咳がずっと止まらなかったのです。

 

ただ百日咳はウイルスでは無く、バクテリアの感染(ボルデテラと言う細菌)ですので抗生剤が有効です。もう治りかけでしたが直ちに処方して貰い、その後直ぐに治まりました。

 

 

それ以降この歳まで、インフルエンザウイルスなどの予防接種ですら打たない私ですが、そのインフルエンザもノロウイルスも、そして勿論肝炎ウイルスもマイコプラズマや肺炎球菌などなどにも、罹る事はありません。ナチュラルキラ-セルの活性が強いのかも知れません。

 

今まで同じ職場の面々がインフルエンザウイルス(A・B)に順番に感染して行く中でも、私一人罹った事がありません。皆からは「不死身の人」と呼ばれるのですが、今回のこのコロナウイルスは一般の感冒様症状を起こすウイルスより、感染した場合の一部は強い肺炎を起こして、死に至らしめる怖さがあるのです。なので「第二類感染症」に指定されています。だからこんな私でももし感染して発病すればどうなるかは判りません。

 

罹らないに超した事はありませんが、仮に感染しても無症状の人もいるし、軽い感冒様症状で済む人もいる。職場はそう言う意味では結構シビアに見ていますが、私自身は比較的楽観的。そりゃぁ~罹りたくないのは誰しも同じ。

 

私の持論は、「幾ら防備しても罹る人は罹る。罹らない人は危険域にいても(少々の事では)罹らない」。

 

今回のウイルス感染症の問題点は、感染した場合の社会的制裁が強い事。それと家族間であっても感染リスクを下げなくてはいけない問題。ましてや高齢者福祉施設などの訪問や、訪問看護師の問題など、制限される事の大変さ。

 

以前書きましたが、私の家内は今現在、地域の小学生等を相手にする「育成」に勤務している。次男も社会的に今の状況から出勤回数を減らされている。それらの関係もあって、大阪市内中心部に公共交通機関で1時間半掛け勤務している上、職種的にも感染リスクの極めて高い業態である私と言う事から、単にこの「不死身の私」だけでは通らないのです。

 

 

要するに私自身が感染(発病)しなくても、家族に拡散してしまう可能性があるのです。それを3月頃に家内から言われた以後、私は夕食も外食を続けてきました。家は殆ど寝るだけの場所。職場で風呂は入られるので~~。

 

今から思えば、家内も母親(当時は一緒に生活してた)も、酷いノロウイルスに感染し布団を三度も新調して、更には動けなくなる程に・・・・。またそれを心配して見舞いに来てくれた家内の母親もその後にノロウイルスに感染発症。また家内は長男を産んだ後直ぐの頃に、マイコプラズマに感染(肺炎)し、一週間入院。そんな時でも私は一切それらに罹りませんでした。その時でも、「私が持って帰ってきたんじゃ無い?!」と何時も言われてましたから・・・・。そんな過去の例もあるので・・・・。

 

 

さて今では外食関連も、午後8時で閉店、アルコ-ルの提供も午後7時・・・・これが辛い。最近は家の台所ですら入室していない。風呂は致し方無いので入りますが、入浴後は30分以上浴室を換気。トイレに関しては私は二階のトイレにしか入りません。まるで感染者扱いです。

 

この状況で、仕事が遅くなったらもう外食も不能。二階のミニキッチンで概ね毎日の食事を工面してます。いちいちイレギュラ-な終業時刻の状態で、家での食事の有無を家内に毎日言うのも嫌なので~。

 

一番の理想は、職場のある大阪で仕事上がりに即、飲食をしてから帰宅する。で無いと自宅の最寄り駅まで先に帰ってくると、もうラストオ-ダ-が終わっているのでね。

 

コンビニか、少し遅くまで営業しているス-パ-で何かを買って帰り、家で少々加工して食べるくらいかな。時には軽い軽食だけで終わりにしたり(写真)。

 

いやはや、本当にこの状況は早く打開して欲しい~~~~~。心よりの願いです。

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

.