抗生物質と腸菌,免疫の関係

風邪をよくひく人。

風邪を滅多にひかない人。

この違いは腸内に集中する

免疫細胞のパワーで決まります。

腸内を良好にすれば

風邪はひかないというのは

聞いたことがあると思います。

これからは

風邪をひきやすくなる季節なので

①風邪をひかないようにする方法

②風邪をひいた場合に

　飲む薬について。

③風邪を早く治す方法に

ついてまとめていきますね。

免疫と体温

まず、体の免疫細胞は

体温が高ければ高いほど

そのパワーを発揮してくれます。

菌に対しての攻撃力を

あげたければ、体温が37度前後で

あるのが理想と言われています。

ガン細胞が好きなのは

低体温ですね。体が冷えると

攻撃力がかなり下がります。

体温が一度さがれば

免疫力は37％もダウンするので

体温を上げることが必須なのです。

腸と抗生物質の関係

それでも風邪をひいてしまう。

そんなときに病院では

「抗生剤を出しておきますね。」

と抗生剤をもらうことがあると

思うのですが、じつは抗生剤は

別名「抗菌薬」。抗菌は名のとおり

菌の働きをストップさせるものです。

病原菌の働きは増殖と攻撃。

どちらもストップさせるほど

強いチカラをもつ抗生剤ですが

なんと、あらゆる菌の働きを

すべて同時に止めてしまうのです。

働きがストップすると困るものまで

含まれています。とくに

体内の免疫細胞と腸内細菌です。

抗生剤は、飲めば飲むほどには

腸内細菌の良い活動をストップ

させてしまうこともわかっているのです。

皆さんが風邪をひいた場合

その風邪が菌によるものであれば

抗生剤ももちろん役に立ちます。

でも、ご存知のとおり風邪の

原因というのは、殆どの場合が

ウイルスですね。

ウイルスは細菌ではありません。

ではなぜ抗生剤が処方されるのでしょう。

抗生剤が処方される理由というのは

風邪で体が弱った状態になっている

皆さんが、細菌感染をふせぐため。

なのです。風邪からこじらせて

菌の病気にならないようにするため

だったわけです。

風邪をこじらせるかもしれない

菌による二次感染は

防げるかもしれませんが

その一方で、体内の

免疫細胞や腸内細菌の

良い活動をとめてしまいます。

免疫がおかしくなると炎症と

いわれるもの、たとえば肌の

赤みや痒みも止まらなくなります。

なので

飲めば飲むほど風邪がはやく治る

というわけではないということを

知っておきましょう。

風邪をひいたときの対応は？

もちろん、医師によるお薬は

大切ですので容量用法を守りましょう。

多めに飲むのは論外ですよ。

早く治したければ薬を多く飲むのではなく

早く回復する方法があります。

薬の量は守りながら

①体を温めること

②解熱剤は極力つかわない

③肉や魚、小麦などは食べない

④固形物は無理にとらない

⑤ビタミンCをしっかり摂る

⑥エナジードリンクは避ける

回復力が早まるビタミンC

ビタミンCは風邪予防にもいいですが

病気になったときの回復力を高める

はたらきもあります。ストレスによる

回復力もあります。ただし、ドラッグストア

などで買えるようなすでに水やジュース

に溶かされたビタミンCではなくて

粉のものを水に溶かしてすぐに飲む。

これが理想的な飲み方になります。

一日2000mgは最低とりましょう。

エナジードリンクと相性の悪いビタミンC

ビタミンCと相性が悪い成分

ずばり、安息香酸ナトリウムです。

安息香酸ナトリウムとは主には

エナジードリンクの保存料として

小瓶に入ってる栄養飲料のほとんど

に配合されていますが、なんと

安息香酸ナトリウムとビタミンCは

化学反応を起こすとベンゼンと

言われる猛毒の発がん性物質に

なってしまうので、風邪をひいたとき

ビタミンCとエナジードリンクを

同時に飲むことだけは

避けてください。

厚労省発表一部抜粋

英国等諸外国^＊で、清涼飲料水中の安息香酸（保存料）とアスコルビン酸（酸味料、酸化防止剤）が、ある条件下で反応しベンゼンが生成すること、市販製品中にベンゼンが低濃度検出されること等が公表され、英国等ではベンゼン10ppbを超える製品の自主回収が要請された。我が国においても、市場に流通する清涼飲料水の市販品で、安息香酸とアスコルビン酸の両者が添加されているもの31製品について、ベンゼンの含有量について分析検査を、5月以降国立医薬品食品衛生研究所において実施した。WHO基準値である10ppbを超えてベンゼンが検出されたものが下記のとおり１品目あった。

記

製品名：アロエベラ
販売業者：(株)●●●（東京都港区）
検出されたベンゼン濃度： 73.6ppb（3検体平均）

あえて伏字にしましたが

健康食品の大手さんです。

いかがでしょう？

１０を超えるどころか

73.6を検出しております。

これがダメなのではなくて

ビタミンCと安息香酸ナトリウムを

別々で摂取したとしても

胃の中でベンゼンになりうる

可能性だってあるのです。

保存料や添加剤の恐ろしさにも

つながる話ですね。

まとめ

風邪をひかないためにも

日々腸活をしてください。

風邪をひいてしまっても

ビタミンCは多めにとってもいいですが

お薬をたくさん飲むような

ことはしないでくださいね。

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大阪茨木市のエステサロン

ビーラブドバイ

オーナー　小野まさや

＜　経歴　＞
1976年大阪生まれ。化粧品メーカーの開発者として20ブランドの展開実績。その後独立し、エステサロン Be Loved By. 設立。内面美容医学財団の西日本を統括しながら、インナービューティーセミナーを全国で展開。2018年はファスティングスクールでナンバーワンに。これまでの化粧品などのお悩み解決はもちろん、サプリメントや食育の指導のスペシャリストとして活躍中。