問題だらけの『間違いだらけの電力問題』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

今朝はいつもより早く4時前からスタートして頑張りました。21の「聞き取り」が比較的優しかったこともあり、よく進んだ。

 

 

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7

HSK2~3 #5~#7 背了四十二分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=RZdHSI2qY_A

興梠一郎/ Korogi Ichiro【Official】看了十八分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dDDVmjRr5UY&list=PLZI8vVTxzS7k7jbSknCDOssrgqGpd3BCS&index=21

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,23.5min~end,听写一个小时四十八分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=w0F00KuomsE

チャイナ娘くまちゃん,看了十四分钟熊频道。一共三个小时二分钟。

 

補習完了!

 

今夜はハロウィンイベントでサルソンは無しなのが残念! 別のイベントを考えよう。

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:SNSによる性犯罪者に終身刑。/英仏海峡を渡る違法移民問題と囮捜査/バイオテクで細菌から革、食品合成。

シンガポールCAN:印中会談で国境から軍撤収開始>経済的関係緩和は印度慎重。/CIPS(人民元国際決済システム)をSwiftに変わるものとして=ドル支配から離脱の試み。

中国CCTV:习氏BRICS参加を呼びかけ。

中国上海:住宅金利低下>5,000万世帯に利益。/電子ビザ開始。

中国香港:プーチン、北朝鮮兵の派遣を否定も肯定もせず。

タイMCOT:投資詐欺YouTuber、ドバイで逮捕。

ブラジル、バンデランス:リオで犯罪組織と軍の銃撃戦。/13か国をBRICSに招待=議決権なし>次回はブラジル議長国。

 

ドバイと東南アジアにインターネットによる国際詐欺の拠点多し。

 

 

 

<興味深い番組>

受信料払ってOKの番組。

 

ジャレット・ダイヤモンド氏の本でも一部書かれていたことだが、更に研究は進んでいるよう。

 

 

 

 

 

 

<マスコミ関連>

World News:

シンガポールCANとオーストラリアABCのWorld Newsは参考になる。それは両国が多民族(文化)国家だという背景があるからだろう。それだけ多様な意見が聞かれる。

 

闇バイト:

闇バイトの話題が最近多い。これだけ聞くと犯罪が増えているように思えるが、随分前に犯罪発生率を調べた限りでは日本では経時的に低下していた。その資料は昔のblogに載せていたみたいで今は見つからない。記憶によれば、戦後の混乱期から急速に低下していた。それが変わったのだろうか?

 

怪しく思い再度調べてみた。予想どおり低下傾向は変わらない。

https://www.police.pref.kanagawa.jp/tokei/hanzai_tokei/mesc0026.html

 

勿論、時代とともに新たな犯罪が生まれている=デジタル犯罪、SNS利用など。これには我々も対応しないといけない。

 

警察の対応もまだ緩いと感じる。以前も何度か警察に詐欺メールを届けたが、反応は今ひとつ、と言うかゼロ。警察のサイバー能力が低いと感じる。

 

 

 

 

 

 

 

<床下検査>

昨日は「遊び倒す」予定で午後から外出するつもりでいたら、スケジュールに午後から床下検査の予定とあり断念えーん 主に「漏水」と「シロアリ」の検査。

 

ま、毎年あるわけではなく五年ぶりなことなので諦めて自宅待機。結果は特に問題はなさそう。

 

 

 

 

 

 

<彼岸花の進化戦略>

大成功! 30個ほどの球根が1箇所の歩道脇の彼岸花から得られたが、1割でも根付けば成功と思っていたが、3箇所に分散して植えた殆どの球根から芽が出た。来年に花が咲くかな?

 

これは梅の木の周り

 

庭の歩道脇

 

考えるに、日本の彼岸花は3倍体で種子が出来ない。それで増殖はこの地下茎に頼るしかない。しかしヒトの「彼岸花は綺麗だ」という選択圧を利用して日本列島で繁栄している。これは共進化の一形態か? 

 

 

 

 

  

「怪しげ」と感じた本の紹介ガーンてへぺろ このところそんな本に連続当たる。運悪いショボーンえーん

 

『間違いだらけの電力問題』

山本隆三著、ウェッジ、2024年初版。

 

著者は京大工学部卒の専門家と著者紹介記事を見て、電力問題について最新の知識を得ようと思い借り出した新著。

 

冒頭、150年変わらない発電形式についての説明がある。

 

確かに蒸気や風流、水流でタービンを回し電気を起こすのは変わりない。蒸気の場合、発電効率は60%だとか。逆に言えば、半分は熱として失われる。p038

 

ここで重要なことが書かれている。それは発電の場合、需要と供給が一致しないといけない。アンバランスだと停電となる。p040

 

だからスマートグリッド=ピーク・シフトが重要なのだが、それについての記載が全くない。何故、この重要なコンセプトが全くとりあげられなのだろうかとここでちょっと不思議に思った。最初の疑問。

  

私は九電のピークシフト・アプリで小遣い稼ぎやってます爆笑グラサン 電気を使うタイミングを換えるだけ。同じ電力使用でも節電可能🉑

 

次に利用率の話に入る。当然太陽光や風力は太陽まかせ、風まかせ。太陽が出ている時や風邪が吹いている時しか発電できない。原発が80%だとして、太陽光は15%程度、風力は陸上で20%、海上で30%だとのこと。p042

 

はて? 先の記載では蒸気タービン(原発も同じ)での効率は60%だったはず。自己矛盾している。大丈夫か? これで二回目の疑問。

 

あるいはこれはエネルギー効率でなく、時間の割合の事か? ならばちゃんと書いてもらいたいえー 記載があちこちで不明瞭。

 

いずれにしろ、これはよく知られた事実。だから火力や原子力の利点をもち上げるが、どうだろう? 

 

EUはロシアに天然ガス依存が強かった、これがウクライナ戦争で事態が変わったと言う。以降、EUは米国のLNGに代えて量は3倍にもなったという。p050  

 

ところで、シェール革命は注目すべきこと。ここにもっと注目すべき、つまり技術革新でかつてのエネルギー輸入国(米国)が今や輸出国にもなれる可能性だ。ところがこれについての記載が非常に少ない、何故? 此処で三度目の疑問。

 

更に実に不満というか、不信感を持たせた記述がある。それは海洋での発電は実用化が困難との記載だ。p052

 

そもそも海外では大規模に実用化されているし、それを「難しい」と断定するなら、然るべき根拠を示すべき。問題点はコストと発電量というが、p053  それなら尚更、数字を出すべき。こうした当然のことをしないのは疑わせる決定的理由になった。

 

それで、著者の学術的業績をKAKENとかのデーターベースで調べる気になった。

 

予想通り業績なし。限りなく「ポジショントーク」と判断したプンプンムキー

 

著者は様々な資料も出しているが、全て高校物理のレベル。p059  それでいて、中国が世界一の原発大国になるとの記載は忘れない。p073  

 

中国がどうかはどうでもいい。日本と中国では地震のリスクは全然違う。4つのプレートが鬩ぎうあう日本列島と、比較的安定した(しかし西部、中央部に地震帯はあるが、そうでないところが沢山ある)国で原発リスクを比較するのがそもそも問題。

 

 

以上、<間違いだらけの>という表題通り、<問題だらけ>の内容で読む価値なしと判断して中断した次第。

 

追伸:

因みにKAKENのデーターベースでは1件だけヒット。しかも代表者ではなく、同じ大学の共同研究者として名前を連ねているだけ。「あ、こりゃダメだ」と確信した次第。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-26380541/

 

KAKENは同じ分野の研究者からのピア・レビューを受けるもの。審査委員をしたことがあるが、利害関係者の審査は「辞退」することになっている。辞退の経験あり。どうしても忖度が入るからね(笑)グラサンキョロキョロ