島田朱美です。



マイヒストリーの続きです

◆やっぱり目立ちたがり屋で、変だった【マイヒストリーその①幼少期】

◆お父さんから嫌われていると思っていた幼少期

◆ピアニカを借りに行ったときの、お姉ちゃんが怖かった【マイヒストリーその②小学生】

◆いじめにあった中学生。そのときお母さんに認めて欲しかった。【マイヒストリーその③思春期】

◆つらい出来事もやがて経験という糧になる【マイヒストリーその④高校時代】

◆母のおかげでもう一度頑張れた20代の頃【マイヒストリーその⑤鍼灸師】

◆わたしは優しい旦那さんに支えられている【マイヒストリーその⑥結婚・出産】




最終章。


わたしが昔、勤めていた医療機関で
ある先輩スタッフから
パワハラを受けていたときのお話です。



その医療機関で働こうとした時に
院長と看護師でもある奥さんとの面接で


「ここの勤めているスタッフたちは
子育てをしている人達ばかりだから
子どもさんの行事や体調不良のときは
休んだらいいからねー。
なので、安心して働いてください。」と、
お話されたので


子どもがいるわたしにとっては
ありがたい環境やなぁと思い
そちらで働かせていただくことになりました。




看護師でもある奥さんとは別の部署で
施術の部署で働くことに。


その部署にはわたしを含めて3人いてました。


その中のひとりの先輩から
パワハラを受けました。




最初の頃は色々と親身になって
教えてくださいました。
ニコニコ笑って、
場を和ましてくれるような感じでした。



ですが1ヶ月を過ぎた頃から穏やかだった
雰囲気ががらっと変わったと同時に
わたしに対する言動や態度も変わっていきました。



子どもの行事や体調不良で
仕事を休まれるのが迷惑



これを言われた時はびっくりしたなぁ。




思わずフリーズするやん。




院長や奥さんは良いよーって
おっしゃっていたのに
しかも、ほかのスタッフの方も
子どもさんのことで休んでおられる人もいてる。


お休みをいただくことへの感謝の気持ちを
先輩にも伝えてはいたけど
うまく伝わってなかってなかったかなぁ?


と思い、感謝の気持ちを伝えながらも
お休みをすることへのお話もしたところ




子どもがいてるのに
働きになんか出てこなくてもいいでしょ!
旦那さんがいてるでしょ!



なんか他にもぶわーって言われました。



あ、この人だけ独身やったわ…
年齢は50手前くらいかな。
あれ、嫉妬かな?
そんな風にも感じました。




しかもその先輩よりも先に入っていて、
年下の方であってもその人には何も言わない。
後輩にあたるわたしには
なんか風当たりがきつい。


あ〜後輩イビリってやつかぁ。





こんなこともありました。



トイレにある、手を拭くためのペーパーホルダー
新しいペーパーを交換したいのに
蓋を外そうとも全く外せない。


ふんっ!て渾身の力を入れても、
蓋が外せない。


その先輩に、どうやっても外せないので
外してもらえませんか?ってお願いしたら



普通にやったら外せます



って言われました。



でも
別のスタッフから聞いたら

専用の鍵を使わないと外せないことを知りました。




普通とちゃうやん!
鍵、いるやんか〜!





なんで鍵が必要なこと、教えてくれへんの?
あれ?なんかおかしいなぁと思ったけど


わたしに落ち度があったのかもしれないし、
わたしが我慢したらいいか、と
誰にも相談せずに働いていました。





その1ヶ月後
もうさすがに限界が来て
院長や奥さんにも
わたしと先輩の関係のことを伝えて
「辞めたいです」と相談しました。



奥さんからは


「あの人、こちらから話をしても
全然聞き入れてくれないのよね。
あの人は自分にも厳しい分、
人にも厳しくなってしまうみたいやから、
わかってあげて。
島田さんは辞めんといてほしい。」



そんなことを言われました。




え?奥さん、何言ってるんやろう?




ものすごく困っているのに雰囲気悪くても、
ただ仕事してくれたらいいって考え方なん?
患者さんにも影響でると思うけど…。






そのまた昔、わたしが当時
勤めていたところの院長は
患者さんともそうやけど
スタッフ間の雰囲気も重視してくれていました。


調和を乱すスタッフには
院長がマンツーマンで何度か話しをして
それでも理解をしてもらえなかったら
院長がそのスタッフに頭を下げて
辞めてくださいってお願いしていました。


自分よりも年齢の上の人に、言いにくいけど
頭を下げて「辞めてもらえませんか?」って
言ってくれてたのは
みんなを守ってくれてるなぁと、心打たれました。






でもここは違った。



ここの院長や奥さんは
すでに気づいているのに
スタッフを守ってくれないんやなぁ。
それがなんか悲しかった。



もう、自分で自分を守るしかない!



ここで自分のために辞めたらよかったんやけど


自分を守る=耐えるしかない
と勘違いして


その後も嫌な気持ちになりながらも
ズルズル働いていました。




仕事って歯を食いしばってするもんなんや…
なんて思いながらもめっちゃ苦痛。
寝る前に胃がキリキリ痛むようにもなった。


あぁ、朝が来たらまた仕事に行かなあかんのか…
この夜が明けなければいいのにな。



で、我慢をしすぎていると
感情や感覚が麻痺してくるんですよね。
嫌な気持ちになった、つらい、という
感情を感じなくなってくる。
それが当たり前になってくる。



そうなると的確な判断や決断も
できなくなってくる。


笑顔もなんかぎこちない。






気がつくと1年3ヶ月。
そんな状態になっていた。




そんなわたしを救ってくれたのが旦那さんだった。




顔がキツくなってるで!
子どもにも八つ当たりしてるの
自分で分かってる?
そんなとこ、もう辞めーや!




わたし、全然気づかなかった
わーって泣きました。



わたしが出す雰囲気も
相当悪かったやろうなぁ。
家族にもほんまに申し訳なかったなぁ。



ずーっと我慢していたものがぷつっと切れて
もう辞めることを決心しました。



院長や奥さんにも引きとめられても
もう、限界です。わたしは辞めたいです。って
このときしっかりと言えました。



それから辞めることができて
別の仕事にも就けるようになりました。



あ、笑顔も変わった~。





その先輩スタッフがおられる時は
やっぱり今までもこんなことがあったようで
何人ものスタッフが入っては
辞めていくという状況でした。



中には、なんの連絡もせずに
辞める人も…。



この先輩が原因で辞めていく人が
いっぱいいるのに
それを本気でなんとかしようとしなかった
院長や奥さんに当時は腹を立てた。



また、院長や奥さんからわたしの気持ちを
大切にしてもらえなかったなぁという
悲しさもあった。



その時の感情もまた書き出しながら
誰かがなんとかしてくれへんかなぁというよりも
自分が行動する、変わることが
やっぱり大事やんって思った。
自分で自分を守らないと。





ドラクエやファイナルファンタジーなどの
ロールプレイングゲーム(旅をするやつ)で
敵に遭遇した時って


『戦う』『逃げる』の
選択肢はあるけど

『耐える』っていうのはない。


もう、おもいっきり敵にやられるやん~。



今のわたしやったら
『いやもう、無理ですわ〜!』って
敵の前からダッシュで逃げる(辞める)けど

当時はできひんよね〜。




我慢をしすぎると
戦うか逃げるかの選択が
できなくなってしまうんです。


もう、冷静な判断ができなくなります。
身体がそれに慣れてくるんですよね。
今、振り返ると、めっちゃ怖い…。



自分で自分を守るためには
「ほんまはどう思う?」っていつもいつも
自分の気持ちを確認して
大切にしてあげることが必要で。


それまでは自分を大切に
してこなかったんです。



何か言ったらボロクソに言われる、
という怖さもあったから
言えなかったのもあるけど



実は

嫌われたくなかった

のもあります。



てか、わたし、こんな目にあってるのに
その先輩から嫌われたくなかったのかぁ。
正直言ってわたしも嫌いやったのに
それでも嫌われたくないって…。




当時は自分のことを好きじゃなかった。
自分に自信がなかったので、いつも怯えていた。
だから誰からも好かれたかったんやろうなぁ。


いや、その前に
自分が自分のことを認めないと
好きになれないよねー。



それに気がついてからは
随分と楽になりました。



今なら自分の長所も短所もひっくるめて
それが『わたし』
わたしって最高やんか〜♪って思うので



人から嫌われてもOK
ひとから好かれてもOK
というスタンスになってきました。





今までの【マイヒストリー】の
書き出しをするにあたって
過去の嫌だった記憶を書き出すことを
随分としてきました。


この書き出しで大事なのが


終わったことにしない、


ということ。




わたしは嫌なことがあっても
なかったことにしようとしてました。
感情に蓋をしてモヤモヤし続けて、
ある日ドッカーン!と爆発する感じだったんです。


でも書くことで過去の感情を
成仏させることができる
先へ進めることができるのは
ほんまに実感しています。


そして、嫌われたくなかったという
人からどう見られているかを過去に
めっちゃ気にしていたんやなぁと気付けました。



あ、そっかー
嫌われるのが怖かったんやなぁ
だから、いい人でいたかったんやなぁって
気づいて

そう感じていた自分も良いのよって
認めてあげたら
あ、別に無理して好かれようと
しなくてもいいやんか〜って
ほんまに楽になりました。



この【マイヒストリー】の書き出しは
中尾亜由美さん6 ヶ月集中プログラムでの課題の一つでもありました。




この【マイヒストリー】
本音に向き合って書いてきたおかげで
わたしはずいぶんと強くなったなぁと思います。


そう、まるでケンシローのように。




書き出すこと、そして過去の感情に向き合うことで
だんだんと自分の気持ちや感情に
しっかりと耳を澄まして
自分を大切にするようになってきました。



これからもわたしの気持ちを大切にして
わたし自身も大切にして
気楽に生きていきたいと思います。



長らくの間、マイヒストリーに
お付き合いくださって
どうもありがとうございました。


おわり♪







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