島田朱美です。



自分のマイヒストリーを書き出して、過去を振り返っています。


今までのマイヒストリーはこちら

◆やっぱり目立ちたがり屋で、変だった【マイヒストリーその①幼少期】

◆お父さんから嫌われていると思っていた幼少期




今回は小学生の時を振り返ってみました。



弟とともに
顔出しパネルにハマる小学生時代




土木作業員にも




あっ!その数年後にも、同じ写真捕ってるー
ここに来てたのかー!




こちらの顔出しパネルは
静岡県の竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)の発掘風景でした。
ヘルメット、本物やったよ。


ここは顔出しパネルの聖地やと思います、はい。






それはさておき
小学生時代は楽しく学校生活を送り




お琴のお稽古には ご褒美でもらえる
お菓子目当てで通いつつも
6年間続け




毎日を楽しく過ごしていました。




そんななか


お姉ちゃんの存在がめちゃくちゃ怖かった。





お姉ちゃんとは4つ離れていて
わたしが小学 1年生の時
お姉ちゃんは5年生でした。





わたしが、少女漫画雑誌『りぼん』をおばあちゃんに買ってもらうと
「朱美だけずるい!」と、雑誌についていた付録をほとんどお姉ちゃんに渡す流れになったり


お琴のお稽古後に貰っていたお菓子をお姉ちゃんに見つけられほとんど食べられていたりと
(あ、この内容のこと書いてた)
◆お菓子を奪われたのに怒れなかった小2の頃


なんか、お姉ちゃんには逆らえなかったことがよくありました。





それから小学校の音楽の時間に
「ピアニカ」を使うことがあって


わたしとお姉ちゃんは
一つのピアニカを共有、シェアしていました。


お母さんから
「一つのピアニカを二人で使いなさい」と言われてたので

はーい、と素直に応えていました。





ある日、音楽の時間がきてピアニカが手元になかったので
お姉ちゃんのクラスまでピアニカを借りに行きました。



1年生の教室は1階で
5年生の教室は確か、2階か3階やったと思う。



上級生の学年のクラスに1年生が出向くことって、
なかなか無いシチュエーション



ドキドキしながら階段を上がって
お姉ちゃんのいる5年生のクラスに着いて
教室の出入り口で「お姉ちゃん〜」って
友達と喋ってるお姉ちゃんを呼んでみた。



お姉ちゃんはどかどかと近寄り





なんで来るん?早よ帰りや!





と追い返そうとするもんやから、わたしは





ピアニカ貸して欲しい…





って、なんとか言えたけど、思いっきり睨まれて





なんで朱美なんかに貸さなあかんねん!




って、ぶつくさ言いながらも貸してはくれました。






このとき
こ、怖かった〜。
足が震えそうになった。
恐怖から何も言い返せなかったよ。





他にも罵声を浴びたし
お姉ちゃん、そんなに言わんでもいいやん〜って思いながらも、涙がじんわり溜まっていった。



ほんまに怖かったのと
そんな様子を見ていた同じクラスの5年生の男子も笑ってるしで
なんか恥ずかしい〜なんて感じながら
ピアニカを抱きかかえて1年生の教室まで帰ってきたっけたなぁ。






ピアニカぐらい、普通に貸してくれたっていいのにー





早く帰れとか、なんで貸さなあかんねんとか言われてすごく悲しかったなぁ






しかも、「朱美なんかに」って言われた時は



わたしの存在自体を否定されたように聞こえて
つらくて悔しかったなぁ






小学1年生でも、言葉の意味がまだはっきりわからなくても
言い方とか雰囲気でなんとなく
あ〜あかんのや、わたし…って読み取れるやん



上の兄弟がいると下の兄弟には
だいたいおさがりが回ってくる
自分だけのもの、じゃないんやぁ
そんな状況は嫌やなぁって何度も思ってた。



わたしが一番上やったら良かったなぁって。







でもお姉ちゃんも葛藤があったんやろうなぁと



ほんまはお姉ちゃんも自分だけのピアニカで
音楽の授業を受けたかったやろうし


『お姉ちゃんやから我慢しなさい』
という当時の風潮にもプレッシャーを感じていたのかもしれない。
昭和から平成に変わる時やったから。




今となっては穏やかになったお姉ちゃん
お姉ちゃんも当時、いろいろ感じていることが
いっぱいあったんやろうなぁと思う。
思春期が始まる頃でもあるもんなぁ。


お姉ちゃんも苦労してたんやろうなぁ。
でも、怖かったで〜!





そしてわたしの下に、3つ歳の離れた弟がいます。




弟が小学校に上がる時は、わたしは小学4年生。
お姉ちゃんはすでに中学生になっていて
ピアニカはもう必要ではありません。
アルトリコーダーを使っていました。



今度は弟とピアニカをシェアするんかなぁって思ってたら




弟は




新品のピアニカを買ってもらってた!







なんじゃそら!

シェア、せーへんのかい!





弟のピアニカには名前を書くところに弟の名前がしっかり書かれ
わたしのピアニカの名前を書くところには、姉の名前がうっすらと残り
新品のピアニカ、いいなぁって思ったけど


一人ずつのピアニカがあるやんって認められたから、もういいねん〜





そして、ピアニカの次は『アルトリコーダー』を
またお姉ちゃんとシェアすることになりました。
中学と高校の音楽で使うので。


大丈夫なんか!?って思ったけど


「明日、使うから持って帰ってきてなー」「わかった!持って帰ってくるわ」と
普通にシェアしていたし、

持って帰ってくるのを忘れてしまった時は
「友達に借りるし、いいでー」と笑って許し合う関係になっていたので良かった。
大丈夫やったなぁ。




お姉ちゃんは怒りっぽくて怖かったこともあってけど
ほんまは優しい。


お姉ちゃんがいてくれて、良かったよ〜!
どうもありがとう。

つづきはこちら
いじめにあった中学生。そのときお母さんに認めてほしかった。【マイヒストリーその③ 思春期】