島田朱美です。


自分のマイヒストリーを書き出して、過去の出来事の感情と向き合っています。


今までのマイヒストリーはこちら

◆やっぱり目立ちたがり屋で、変だった【マイヒストリーその①幼少期】

◆お父さんから嫌われていると思っていた幼少期

◆ピアニカを借りに行ったときの、お姉ちゃんが怖かった【マイヒストリーその②小学生】




今回は、中学生の頃を振り返ってみました。



小学生高学年から中学生に上がる頃って
心も体にも変化が出てきて
それに戸惑うことがあります。




わたしは中学生に上がる頃に
それまでストレートヘアだった髪質が
なぜか前髪だけくせ毛になりました。




なんで前髪だけやねん!



姉からも「その前髪、変やなー」って笑われるし
父も笑ってるし
(いや、お父さんの天パが関係してるのにさー)



前髪だけ、なんでくせ毛出てくるんよ…もう変すぎる。




鏡に映った自分の姿、特に前髪が映った姿が嫌い。
そうなると一重の目も嫌い、ふっくら膨らんだほっぺたも嫌い、顔も嫌い。


笑った顔も一気に全てが嫌いになって
それから笑顔が消えてきました。
日々、無表情で過ごしていたような気がする。



当時の写真もほとんど残っていません。


写真、これぐらいかな







そして、いじめにもあいました。





こんなわたしだからいじめられる…
外見にコンプレックスを持つと、もう自信もなくなる。


でも嫌われたくない、ひとりぼっちになりたくない
そんな風に思うと友達と話をするのでさえもオドオドする。


本音を言って受け入れてもらえなかったら辛いから、
わたしが話す言葉は、ただうんうんって頷くだけ。
わたしに意見なんてない。ただ相手に合わせるだけ。


百人一首のテストで100点取ったらムカつくと言われ
誰よりも目立たずに生きていかないと、叩かれる
もう息を潜めて過ごすしかないんやなぁっって。


すっごいネガティブやったなぁ



その間、集団で無視はされるし
わざと聞こえる声で悪口言ってくるし
部活中に後ろからボールを当てられるし


そんななかで相談に乗ってくれる子もいてました。
これは心強かったなぁ。


でもこれはもうしんどい!
頑張られへん、無理やー
お母さんに言った。





「わたし、いじめられてる。もう学校に行きたくない。」





お母さんは




「学校、行かなくていい。休んだらいい。」


って言ってくれた。これは嬉しかった。





わたしはいじめを受けた相手に何かを言える勇気も度胸もなかった。
だから学校を休むしかなかった。これがわたしができる唯一の行動だった。

でも学校休んだら、「朱美ちゃんいじめられてるんやな」って別の人たちに知られるのも嫌やった。
もうどうしたらいいのか分からなかった。



お母さんから先生にもいじめを受けていることを話してもらい、
すぐに担任の先生たちが訪問しに来てくれた。



そのあとも色々あって
最終的に校長室で話し合った。校長先生もいてたのは記憶にあるけど
当事者の生徒、その親、先生たち、どんな風な話をしたのかがわからない。
なんかみんな泣いてたな、ていうくらいしか覚えてないなぁ。




いじめは1ヶ月くらいで終わった。





わたしがいじめで学校に行けなかったとき
一緒に住んでいるおじいちゃんがそんなわたしを見て




「いじめられてるくらいで学校休むな!だらしない、行けっ!」


ってめっちゃ怒ってきました。





おじいちゃん、なんでそんなん言うの…


「嫌や嫌や、行きたくないー!」


これはもう悲しかった
悲しくて涙がぼろぼろ落ちて
うわーって大泣きした。
おじいちゃんにそんな風に言われてショックやった。






そんなときにお母さんがわたしをぎゅって抱きしめてくれて




「なんでそんなこと言うん!おじいさんは黙っていて!朱美は学校休んでいいねんっ!」



って本気でおじいちゃんに怒ってくれました。







お母さん、わたしのことを守ってくれたって嬉しかった。
それでまた涙がぶわーって出て、オイオイ泣いたなぁ。





ただ、学校に行っていないわたしのことを
お母さんはほんまはどう思っているんやろう
ほんまは行って欲しいんやろうなぁ…


そんな風に、人の考えていることを気にするようになってきました。




この時、お母さんに学校を休んでもいいよって
言ってもらえたのは嬉しかったけど


ほんまは



学校に行っても行かなくても、朱美のことは大好きやでー、



って言って欲しかったなぁ。




わたしの存在自体を認めて欲しかったなぁ。
あと前髪くせ毛のことも、まるっと認めて欲しかったよ〜。


そんな当時の気持ちを思い出しました。






この頃は上手くいかないことは
この前髪がくせ毛やから、とか
中学なんて同じ町内の2つの小学校しか合わさってないから、人間関係も狭すぎるのがあかんねん、とか、全部何かのせいにもしてました。


自分にとって都合の良いことばかりしていたのもありました。これは反省です。


自分で心のあり方とかを変えるとか
ぜんぜん考えられへんかったなぁ。
考えたとしても
「どうせわたしなんか…」って
負のループにハマってしまってたやろうなぁ。



はぁ〜思春期っていろいろあるなぁ。



もはや、中学生の時の記憶を全て消したい、
封印したいと思っていた。



でもこの当時の出来事に感じた気持ちをひとつずつクリアにしていかないと
いざという時にメンタルが がた落ちする。
ひとりで立ち上がれなくなってしまう。
また同じこと繰り返してしまう。



今回、この中学生のことを振り返るにあたって
涙がボロボロ出るわ、言葉をノートに書きまくるわ
そしてお腹を下すわで、相当身体に堪えました。




特にお腹を下したことがびっくり!
これ、当時の感情が体から出ていったのかなぁって思ったけど




数時間前に食べた、賞味期限切れの納豆の影響やったかもしれない






賞味期限、2週間経ってたもんなぁ
そもそも納豆、発酵してるからいいか!って食べちゃったけど
あかんやつやったかもしれない、たはは。




そして、ブログに書いてる最中もぽろぽろ涙がこぼれてきた。



わたしはやっぱりお母さんに


学校に行っても行かなくても、朱美のことは大好きやでー、


と言ってもらいたかったんやなぁって感じた。




まぁお母さんも当時、どんな言葉をかけたらいいのか
苦しんでいたかもしれないもんなぁ。
お母さんも泣いていたかもしれない。




今回のヒストリーはわたしにとって一つの山でもありました。
最後まで書けてよかった。




つらい時代やったけど、このときテレビの再放送でやっていたアニメ
「北斗の拳」
にも出逢えたのはほんまによかったです。





「経絡秘孔はほんまにあるんか!?」

という理由で鍼灸師になるなんて、当時は誰も思うまいて





いや〜当時はわたしにとってまさに世紀末やったな





この後も山はあります。
わたしの今までの人生、曲線で表すと



心電図みたいです。




おまえはすでに死んでいる、の一直線じゃなくて、上下 波打ってるやつね。


人生山あり谷あり♪


それらのことに、今後もしっかりと向き合っていきます。


マイヒストリーの続きはこちら↓
つらい経験もやがて経験という糧となる【マイヒストリーその④高校時代】