ジムニー（JB64W)のいろいろな車いじりのご紹介です。
今回はスピーカーのグレードアップ「フロントスピーカー交換」編のご紹介です。
これ、メーカーの純正オプションなのですが、ヤフオクで中古品をポチったものです。
純正型番は「99000-79BJ0-000」になります。
1箱にペアで2個入っているようです。なお、ベトナム製となっています。
左側はブラケットが付いた状態です。
ブラケットにはクッションスポンジを貼り付けるのですが、中古なのですでに貼り付けた状態でした。
スピーカーはパイオニア製「TS-G1320F」13cmスピーカーです。
接続用の変換コネクタが取り付けられていました。
車体に標準で付いているスピーカーは10cmなので、そのままでは取り付けることができません。
今回は中古品ですので、ブラケットも付いていましたが、本来は純正オプションの
スピーカーブラケット 3,300円
（純正品番99000-79BN3)
を別途購入する必要があります。
このブラケットはプラスチック製です。
黒いネジはブラケットに13cmスピーカーを取り付けるためのものです。
白いプラスチック部品とシルバーのネジはもともと付いていた標準スピーカーを取り外した際に、併せて取り外して不要となったものです（標準スピーカーを取り付けるために必要な部品ですので再利用することはありません）。
では実際の交換作業に入ります。
まずは、ドアミラーインナーガーニッシュを取り外します。
上側を引っ張ってスキマが1～2cm開いたら真上に引き抜きます。
上下同時に引っ張ると破損しますので、ご注意ください
※ガーニッシュ裏側の構造をよく見て作業してください。
次に、ネジ3個を外してドアトリムを取り外します。
基本的に引っ張れば取り外すことは出来ますが、リムーバーなどの工具と多少のコツは必要です。
慣れればなんてことはない作業ですが、ご自分では無理と判断されたら無理はなさいませんよう。
なお、ドアハンドルはドアトリムに一体化されていますので、ドアハンドルのダミーボルトは外す必要はありません。
ドアトリムを外したところ。
なお、参考までに裏側の写真も載せておきますので、どのあたりにクリップがあるのかを把握して作業されてください。
標準スピーカーはこのように取り付けられています。
ネジ3個を外したところ。
音が出れば十分といった感じの徹底的にコストダウンを図った軽いスピーカーです。
固定用の白い角形のプラスチック部品は使用しないので取り外します。
接続コネクタも外しました。
で、ここで問題発生
本来であればブラケットに付いているはずの付属部品、
・スピードナット（6個）
・タッピングビス4×20（6個）
がありませんでした。
よって、
・ナベネジM4×15mm
・ナイロンナット（ゆるみ防止）
を別途購入して事なきを得ました。
要は、ブラケットを固定できればOKですから。
ブラケットを取り付けました。
接続コネクタも固定します。
（取り付け要領では固定テープで巻くように指示していますが、特に問題はないかと）
スピーカーに接続します。
ここで注意点。
取り付け要領でも指示していますが、スピーカーの端子が車両前方側に向くように取り付けます。
何故かというと、ドアガラスが上下する際のガイドバーがあるからです。
よって、ドアガラス開閉時にの妨げにならないように、ガイドバーの外側に端子を配置するというわけです。
取り付け完了です。
端子の配置の関係でパイオニアのロゴが水平になりませんが、どうせ見えないので関係ありません。
純正にこだわらなければ、パイオニアの16cmスピーカーも取付可能です。
たぶん、16ｃｍのほうが音がいいはずです。
＜おまけ編＞
ついでに、今回の取り付けに関係ないですが足下のインナーパネルを取り外してみました。
アクセル横のクリップを左に回して取ります。
あとは引っ張るだけでこのとおり。
スピーカー取付（リア編）に続く。
＜ジムニー過去記事＞
新型ジムニーのいろいろ -リヤゲートネット取付-編
アイドリングストップキャンセラー取付編