ジムニー(JB64W)のいろいろな車いじりのご紹介です。
今回は後方確認には欠かせない「バックカメラ」の取り付けです。
純正品でも良かったのですが、純正品は見た目を考慮するあまり、ナンバープレートが一部映り込むなど使い勝手が良くないので社外品を取り付けることにしました。

今回、カメラはヤフオクで入手したものですが、変換コネクタを使用すればどのカメラでもナビに接続することは可能です。

なお、ナビがパイオニアであれば、ND-BC8Ⅱがいいと思います。

 

 

既にカメラの電源はナビから分岐したACC電源に接続していますので、あとはカメラを所定の位置に取り付けてケーブルを引き回すだけとなります。
まずは足元のカバーの取り外しから。
これはアクセルペダル付近のピン1箇所を取り外して(45度左に回す)手前に引くだけで外れます。

 

 

サイドシルスカッフの取り外します。
内装剥がしなどの工具を使って隙間に入れて持ち上げるだけで外れます。

ケーブルはこの中に沿って結束バンドなどでまとめます。

ケーブルをインパネの中に入れ込むには後部座席のシートが邪魔になるので、座面シートを取り外します。
座面シートには着座センサーがあり、コネクタで繋がっているので気を付けて作業します。
座面シートは手前側を持ち、真上に持ち上げるとロック(左右2箇所)が外れます。
が、上に少し持ち上がるだけで外れません。
これは奥にもロック用の金具があるためなので、次に、座面が少し浮いた状態で奥に数センチほどシートを押します。





 

押した状態で座面全体を少し持ち上げると奥のロックが外れますので、その状態で手前側を上に持ち上げて着座センサーのコネクタ2箇所を取り外します。





カメラケーブルをインパネの内側に入れ込むため、後部座席足元そばのインパネを少し浮かせるためロックピンを外します(引っ張るだけで外れます)。

 

次にバックドアを開けます。
右側のインパネの内側にケーブルを入れ込むために、ピン2箇所とカバーを外します。



いよいよバンパーを取り外しに着手します。
車体の下に潜り、バンパーの裏側の配線ケーブルが引き込まれているBOXの蓋を開けて、コネクタ2ヶ所を取り外します。
BOXの蓋は2箇所のロック部分を押して手前に引くだけで開きますが、まれに押しただけでは外れない場合があるので、その場合は細いマイナスドライバーを上から差し込んでやれば開くと思います。

蓋を開けると中には2個のコネクタが挿さっているので取り外します。
このコネクタはかなり固くて、取り外し用のつまみを相当力を入れないとなかなか取り外すことが出来ません
配線を損傷することのないよう、気を付けて作業してください。

コネクタを取り外したら、バンパーを取り外します。
ネジ6ヶ所(緑)、タッピングビス2ヶ所(オレンジ)、クリップ2ヶ所(ピンク)を外します。
いきなりのバンパー落下を防止するために写真の順番で作業を行ってください。
一番最後に外すのはバンパー真ん中のピンが良いでしょう。
なお、下に養生用の毛布などを敷いておくと安心です。









無事にバンパーが外れました。

次にカメラの取付場所です。
バンパーの中央部のバックカメラ取り付け位置を注視しますと、矢印のところにおそらくは純正品を取り付けるであろうタッピングビス用の穴があるのが確認できます。

少しアップで見るとこの矢印の箇所です。
純正品取り付けの際にはここを切り取るのですが、他の方の記事を見ますと、この切り取った部分をタッピングビス用穴に固定することにより、深さを若干確保してカメラを取り付けている方もいるようです。
より純正品に近づけるならばこの方法もアリですが、取り付け位置を深くすると見栄えは良くなるものの、ナンバープレートやスペアタイヤが干渉してカメラの映像が見えにくくなる可能性が高いです。

表側からよく見ますと、カメラ取り付け予定箇所には適度な傾斜があり、ここにそのままカメラを貼り付けてもイケるような気がします。
そこで、カメラ付属のブラケットにカメラを付けてボンドで固定することにしました。

※エポキシ系は硬化が早いので作業は楽ですが、振動のある車には向きません。粘弾性のあるボンドのほうがいいと思います。

私はさらに脱落防止のためにカメラのブラケットに穴を開けてタッピングビスで固定しました。


事前に工具収納スペースの下のグロメットに切り込みを入れてカメラの配線ケーブルを引き込んでおきます。

このグロメットは厚みがあって、ケーブルを通すのに苦労しました。

ケーブルを取り付けたら元の位置にグロメットごとハメ込みます。


さて、カメラはこんな感じで取り付けることができました。
なるべく一番上に密着させた状態で見え方が最良になるように調整して貼り付けました。
純正品はもう少し奥に引っ込んでおり、見栄えが良いようです。
しかし、この数ミリを出すか出さないかで見え方に大きく影響します。
私は見栄えを犠牲にして見え方カメラを優先しました。

離れてみるとこんな感じですがまー許容範囲でしょうおねがい

ナビで見た映像です。
ほんの少しスペアタイヤが映り込んでいますが、いい感じウインクだと思います。

 

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