”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -131ページ目

エナメルの靴

暑いんだか、寒いんだか、はっきりして欲しい天気がつづき、先週から仕事も年末並みの忙しさで、ちょっと体調不良ぎみですが、皆さんお元気ですか?仕事が忙しいことは良いことと思うようにしてるので、まあ良いのですが、体調が優れないと集中力が欠けるので、集中力が落ちてきたな!と感じたら、駅ビルの本屋へ行って気分転換するようにしています。なぜか、元気が出てくる。立ち読みが良いことか、悪いことか、と悩むところですが、気になった本をぱらっとめくると、結構面白い言葉や気づかせてくれる文章に出会ったりする。


 本日は題名がいまいち覚えていないのですが、 『クリエーター症候群』(だったかな?)をめくったら、”芸術家と職人”の違いについて書いてあって、「芸術家の作るものは、作る人が主体で、職人の作るものは、使う人が主体。」とか、そりゃそうだ~ってことの他に、芸術家にたいして『職人ぽい作品』って言うことは最大の屈辱にあたる。。。(笑)みたいなことが書かれてて面白かった。職人は日用品を作って、生活と直結しているものづくりだからね。他にはアーティストって言葉はアルチザンの後にできたらしく、大昔は、絵描きや彫刻家もアルチザンと呼んでいたらしいです。歴史的にも面白いですね。でも、閉めくくりに『職人のものづくりの中には、強く主張や表現するのではなく、さりげなく遊び心が加えられた技があり、職人の方が大人かも知れない。。』とか書かれてあり、『ふふふ』と不気味な笑みを一人浮かべ、仕事に戻りました。この本やっぱ買おうかな?(笑)


 そうなのよ。職人の面白さは、眉間にしわを寄せて険しい顔をしながら仕事をしていても、やっぱり、生活は楽しい方がよいわけだから、さりげなく楽しいことをしたいと、内面ワクワクしながらものづくりをしているのです。だから、私の知っている職人友達は皆、変にキャラクターの濃い人が多く、みんな明るくて面白いのだ。背中丸めて、下向いて暗そうに仕事しているけれど。。。(笑)


 そんな気分転換をしながら本日作っているのは、エナメルの靴。エナメルの靴のオーダーはめったにない。(イギリスだと結構ありますが。。。)この間、友人の靴職人にエナメルで作るんだ~と言ったら、『え!!エナメル!!日本人で?ホント?どんなお客さんなの?』と凄くびっくりされた。その位、エナメルの靴のオーダーは日本では少ない。なぜかと言うと、エナメルの紳士靴は、究極のドレス・シューズだからです。エナメルの靴を履くと言うことは、タキシードを着ると言う事と、ほぼ同じ事です。ヨーロッパのような社交界がある国ですと、紳士たるもののワードローブには欠かせないものですが、日本ではどれ位の人がタキシードを着る機会を持っているのでしょうか?しかも、オーダーされた方は私服もスーツも本当におしゃれで、会話もウィットに富んでるし、イギリスの紳士の中に入っても、全然見劣りしない方。タキシードもビシッと決めるんだろうな~と思うと、もう、エナメルの靴作るのも楽しくってしょうがない。エナメルは他の革と違い、革を選ぶのも結構難しいし、ちょっと他の革とは、かってが違うので、やりずらいところもあるのですが、めったにない苦難はウェルカムです。勉強になるもの。


 エナメルの革はクロムなめしの革に樹脂をスプレーで、しかも手作業で吹き付けていくので、ところどころの革の厚さが違く、同じ厚さの部分を探すのが大変。そして、樹脂でコーティングするので、原皮は傷があろうと、トラがあろうと、綺麗にエナメルになってしまうわけで、原皮が良いものをエナメルにすることはまずない。だから、綺麗なところだと思って裁断しても、気をつけないと強くつり込みしたら、傷が浮かんで来たりするので、ハンドソーンでエナメルを作る場合、普段使わないテクニックを要します。裁断のテクニックも必要だし。だから、かえってやりがいがあります。メンズより、レディースの場合もっと気軽に履けるから、自分のエナメルの靴が作りたくなちゃった!雨の日でも安心だし。メンズもおしゃれな人はもっと気軽に履いてもらいたい素材ですけれどね。デザインしだいかな?エナメル普及にがんばってみるかな?遊び心がね、職人の長所ですから。。。(笑)

人生を楽しむ始めの一歩

8月15日(金)、16日(土)はお教室はお休みです。どうぞ、お間違えのないように。


BWSの夏のイベントが終わって、やっとのんびり靴製作だけしていたこの4日間。幸せ。。。


 イベントは楽しいし、いろんな課題や問題点など、お教室の質を良くしていく為のアイデアが見つかったりして、実りも多いのですが、私はやっぱり靴を作っている時が一番楽しく、幸せです。ここしばらく、黒のオックスフォードの靴を立て続けに4足作っているのですが、今日その中の3足を並べて眺めて見たのですが、すべてまったく違う。それぞれ違う人間の木型から作っているし、オックスフォードといってもウィング キャップであったり、ストレート・チップであったりって点もあるけれど、何よりも違うのが、それぞれの靴の醸し出す雰囲気が違う。それぞれのお客様に似合うように、と思いながら作った形の違い。こんなに違うのか~と今更ながらビスポークの靴作りの楽しさを実感しました。たまに、初めてのお客様に『こちらのハウススタイルの定番は?』と聞かれることがありますが、ハウススタイルはない。時々ジョン・ロブ(ロンドン)らしい、トウシェープだのスタイルだのって雑誌等で見かけるけれど、本当はロブにもそんなのはない。木型職人とお客様とでトウシェープもソールの厚さも、ヒールの高さもアッパーのデザインも決めるし、それぞれの職人のセンスも技術もまちまちだし、木型は原型があるわけでなく、一人一人の足にあわせて、ヒールも踏まずもトウシェープも削りだしているので、すべての靴が違う靴。ビスポークのお店によっては原型の木型があって、その木型に付け足したり、削ったりしているところがあって、そういうお店だとトウシェープを数種類の中から選ぶ選択網はあるけれど、ビスポークって言ってもどこのお店の靴かすぐ分かったりする。それはそれで、かっこいいそのお店の自慢のトウシェープなので、購入する側も履いた自分を想像しやすいし、買いやすいと思うし、作る側も木型作りの手間が省けるので、良いことだと思う。でも、私がそういう作り方をせず、ハウススタイルを持たないのは、靴をお客様に溶け込ませるくらい自然に、履く人に似合った靴を作りたいから。誰かの考えたデザインでなく、お客様と話し合いながら考えたデザインで、お客様の足に合った靴。私の考えるビスポークの靴作りは職人とお客様の共同作業だと思っているから。


 デザインを考える時、その場で決まらない時がたまにあって、そういう時はお客様にこちらが提案する靴のデザイン画を数枚と革のサンプルを数枚、次回お越しになる時までの”課題”として(笑)お渡しする時がありますが、皆さんお家でスーツを並べて、革と見比べ、デザインとにらめっこしながら、あーでもない、こーでもないと考えてくださって、納得できるデザインが決まったりする。『悩ませてすみません。。。』と私は思うのですが、お客様方は『楽しかったです!』と言って下さる。こうやって選んだ場合、作る前から靴に愛着を持って下さるので、こちらはプレッシャーが倍増しますが(笑)、出来上がった靴のお手入れ等にも俄然意気込みが違うらしいです。


私は、とにかく靴作りが好きで楽しいけれど、注文されるお客様にも、履いて楽しんで頂くだけでなく、注文する前も後も、靴を”オーダーする”ということを楽しんで頂きたい。外にでる前に必ず履く『靴』が素敵なものだったら、気の重い外出も楽しくなるかも知れないし、自分と一日生活を共にする靴が素敵なものだったら、その日一日が素敵な日になりそうだもの。そして、その素敵な靴が自分だけの世界にただ一足の靴だとしたら、どんなに足取り軽く、幸せな気分になるだろう。朝の第一歩目がどんなに気持ちよいだろう。生活を人生を楽しむ達人は、素敵な靴の履き心地から朝の一歩が始まると思う。

どうも有難うございました。

 オープン・デイは賑やかに無事終わりました。足を運んできて下さった皆様、本当に有難うございました。お越しくださった殆どの方が、ものづくり体験をして顔を輝かせてくださり、物を作る楽しさを体感して下さったのではないでしょうか。昨年&今年のオープン・デイの目的は生徒さん達の靴作りに活気を起すことと、物づくりの楽しさを一人でも多くの人に伝えたい!との思いで行って来ましたので、両方達成できたのではないでしょうか。新聞も面白い物が出来上がり、楽しく読ませてもらいましたが、生徒さん達の悩みや要望にもっと答えていけるよう、今後の授業の改善点も少し分かってきました。やっぱり、ナイフの研ぎだわ!ナイフ研ぎをもっと集中的にやろう!


 靴べら作りとフット・リフレクソロジーは大人気で、スタッフが大忙しでしたし、『つり込み』や『すくい縫い』のスタッフは、要点を的確に指導していて、そっと盗み見をしながら、生徒がしっかりと学んでいて、彼らの身に技術が宿っている事を見れて嬉しかったです。タコ取りは『タコ』持ちが一名しかいなかった事が残念でしたが、目の前でタコ取りを見て、案外簡単に無痛で出来るのでびっくりしました。私はタコ経験がないので、もっと痛いもんだと思ってましたが。。。なにはともあれ、楽しい一日でした。来てくださった方に『靴の修理屋』さんが多かったのが、面白かったです。お話も色々と聞かせて頂きましたが、皆さん熱意が感じられました。靴は修理をしっかりすれば、かなり長く履き続けられるものなので、今後の靴文化を支える縁の下の力持ちとして、素敵な修理屋さんが沢山増えると良いですものね。


 反省点も色々ありまして、まず第一に『なぜこんな暑い時期に開催したんだろう?』ということ(笑)。来年はちょっと趣向を変えて、今回とはまったく違うものにしたいと思います。そして、時期は秋か春にしましょう。


 展示は、卒業生のWさんの靴がとても輝いていて人目を惹きつけていました。『輝いて』って言うのはポリッシュでピカピカ!って意味でなく、華があり見ていて安心する靴に仕上がっていたということです。彼がお教室を離れた後も、こつこつと自分と向き合い作り続けていたことが感じられ、私は誇りに思いました。在学中の生徒さん達にも良い刺激になったようです。製作途中の人達もこの日に向けて、本当に良くがんばっていましたし、打ち上げ終わって帰途の途中、『来年に向けてがんばります!』と数人の生徒が言ってくれたのも、とても嬉しかった。


 他にも以前お教室に通ってくださっていた、逗子で靴の工房を開いている方も久しぶりに顔を見せてくれて、懐かしく、とても嬉しかった。彼女は逗子でのんびりとお教室と注文靴屋をしている素敵な女性なんですが、彼女に合うといつも『何で私はこんなに忙しくしていなきゃならないんだ?』と彼女のようなゆったりとした生き方が出来ない自分が歯がゆくなります。生き方もスケジュールも自分で決めれるものですものね。自分の生き方も考え直す時期かな?来年は40歳だし。。。。はぁ~(笑)。オープン・デイが終わって、気が抜けて来ちゃった(笑)。


打ち上げは15人も焼肉屋に集まり、まーうるさいの何のって。。。(笑)BWSメンバーの団結力の良さと、仲の良さは本当に凄いです。『今度は合宿をやりましょ~』などと盛り上がっている人達もいましたが、一体なんの集まりなんだか。。。。(笑)ま、靴作りを通して縁あって知り合った仲間達。靴作りの楽しさ、そこから学べる数々のことを通して、各々の人生が豊かなものになれば素晴らしいことです。


 それから、今週15日(金)と16日(土)のお教室はお休みです。展示会の疲れをどうぞゆっくりお取りくださいませ。本当にお疲れ様でした。そして、BWSを盛り上げてくれて本当にありがとう。

8月10日メニュー

 しつこい程に告知しますが、8月10日(日)11:00~17:00までBWSのオープン・デイですので、皆様、ご友人やご家族をお連れしてどうぞお越しくださいませ。当然、お一人でふらっと立ち寄っても大歓迎です。


 当日メニューは以下のとおりです。


 『生徒達の作品の展示』。

 こちらの展示は完成した靴と、現在進行形の未完成の靴も展示いたしますので、靴の中身がどうなっているのかご覧いただけます。かなり、奮闘しているナマナマしい様子も痛いほどに伝わるかと思います。靴の前には生徒に一筆書いて貰っておりますが、ほとんどが言い訳の一筆になっております(笑)。でも、楽しみながら、こつこつと慣れない工具を使ってがんばっている、暖かい人間味溢れる作品の数々ですので、どうぞ温かい目でご覧くださいませ。


 『フット・ケアのコーナー』

 こちらはフット・バスで足を心地よくしたり、プロによるフット・マッサージを体験できます。足をマッサージすることにより、体のコリをほぐし、東京砂漠でのオアシス体験ができます。日ごろの疲れや鬱憤を取り除いて、足取り軽くなっていただき、足と靴により一層のご興味をもたれること請け合いです。それから、こちらもプロによる、足のタコ取り、巻き爪矯正プチ手術?も行いますので、タコや爪にお悩みの方、是非是非!!


 『靴べら作り』

  革製の靴べら作り体験コーナー。、ひと針ひと針手縫いで行い、『携帯用MY靴べら』をお持ち帰りくださいませ。

きっと、物づくりの楽しさを味わえる忘れがたい思い出になるでしょう。一個の靴べらが、あなたの人生を変えてしまうかも知れません。


 『靴作りプチ体験』

 ハンド・ソーン シューメイキングに欠かせない、つり込み、すくい縫い、糸作りなどをお教えします。靴の工具を実際手にとって、どのようにして靴が出来上がるのかを、体験で学んでください。慣れないワニやすくいバリを握って私の腱鞘炎の痛さを共に身を持って経験していただければ、私の手の痛さも半減するのではないかと、私は横で絆創膏を用意して、皆様を見守りたいと思います。


 『靴磨き』

 こちらでは、お履きになられている靴をピカピカに磨きあげて差し上げます。また、靴磨きが今ひとつ分からない?という方々に、靴磨きの仕方をお教えいたします。ピカピカの靴の気持ちよさを体験して頂き、靴を大切にする習慣、そして靴へのこだわり心を目覚めさせ、靴が欲しくなって私にオーダーをされても結構、靴作りを始めたくなっても結構です(笑)。新しい靴との関係を築く第一歩を踏み出して頂ければ幸いです。


 その他、BWSの新聞部による新聞の配布もございますし、スタッフ全員、気さく過ぎる程気さくなので、気軽に話しかけて靴談義を楽しんでください。


 では、BWS一同 皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。



 






 

What a wonderful world

 8月10日のオープン・デイへ向けて、少々パニックって来ました。私、まだなんにもしてません(とほほ)。



が、生徒さん達ったら、何にも指令を出していないにも関わらず、『アッパーは僕が用意しておきますね!』とか、先々週に既に靴べら作り様の靴べらやパターンを用意して持ってきてくれた人や、『フット・バスは郵送していいですか?』とか『「マッサージに必要なオイルなど持ってきますね!』などなど、皆率先して言ってくれてて、皆さんの素晴らしさ、準備の良さに驚いています。ホント、いい人達に恵まれ過ぎています。感謝です。親がずぼらだとしっかりした子供に育つって聞いたことあるけれど、本当だな~と、感心している場合でもありませんね(笑)。いい加減、私も始めます。はい。


 今年はスタッフの人数も多いし、『BWSの新聞部』がいつの間にやら出来ていて、新聞がオープン・デイに配布される予定です。ここ数週間、やたらと新聞部の部員からインタビューを受けたり、デジカメで盗撮されたりしていますが(怖!)、どんな新聞になるのか私には予想できてません。怖いもの見たさで楽しみです。新聞部の人達も追い込みがんばってね。


 本日はお客様がご紹介してくださって、靴磨きに革命を起こしているBrift H の長谷川さんが

(こちら参照→http://www.boq.jp/special/2006/sp_shoenintoiro/vol010/index.html

ワークショップに訪ねて来てくださいました。青山の骨董通りにお店をオープンしたばかりで、やる気に漲っていて、歩く『情熱大陸』!!って感じの好青年でお客様と3人で色々お話ができましたが、靴の中身についても色々疑問に思っていることなど質問してくれましたが、見る目がやはりプロ!!いや~日本の靴文化の未来は明るい!!私のお教室にも長谷川さんと同じ位の年齢の23・24歳の若者がおりますが、みんなとても頑張り屋で、しっかりしていて驚きます。私が24歳の時なんて、人に言えたもんじゃありません(笑)。長谷川さんは大きな夢を語ってくださいましたが、絶対に夢を実現する人ですね。靴もすごーくピカピカにしてくださいますし、さわやかな笑顔に癒されますので(笑)、青山近辺へ行った際には、靴を磨いていただいてはいかがでしょうか?宅配磨きもしてくださるそうですので、遠方の方にも嬉しいですね。是非是非お勧めです!!靴がピカピカだと何ってたって気分いいし、普段自分で磨いている人も、プロの磨きを体験してみるのも勉強になりますよね。http://www.brift-h.com/


 出会いを与えてくださったお客様にとても感謝しています。人ってどんな風に繋がるかって予想不可能だけれど、見えない『縁』ってまだまだ沢山あるんだろうな。人生って素晴らしい!ルイ・アームストロングが頭の中で歌っています。

私の頭のなか→ http://jp.youtube.com/watch?v=OLKNkXmBHHY

オープン・デイ

8月10日(日)11:00~17:00はお教室のオープン・デイです。どうぞお気軽にお越しくださいませ。


当日は生徒の作製した靴の展示の他、


     『革の靴べら』の作製体験

     『フット・マッサージ』体験

  『ハンドソーン・メイキング体験』   などなど、を出来ますので奮ってご参加くださいませ。


 お教室に参加をお考え中の方は、お教室の雰囲気が分かって頂けると思います。(上記の体験を手ほどきするのは、皆生徒達です!)


 昨年は時間帯によってはワークショップ内、人が溢れて身動き出来ないほど活気に満ちていましたが、今年も盛り上がりそうです。生徒の皆さんはもちろんのこと、靴好きの方、靴選びに困っている方、ものづくりの好きな方、靴ってどうやって作るのだろう?という素朴な疑問をお持ちの方々のお越しを心よりお待ちしております。


 生徒の皆さんは、展示までにお教室は残り1日!!仕上げに入っている方々は力を振り絞ってがんばろう!!

今週8日、9日に展示する靴を持っていてくださいね。OBの方達も当日の11:00前に靴をお持ちくださいませ。

当日のスタッフの方達は10時頃、集合してくださいませ。17:30頃には、国産牛革にエールを送る目的を持って、焼肉屋で打ち上げをしま~す!!(笑)ガンガンいこう!!


 オープン・デイが終われば、私もやっと一息つける。。。このところ、調子はすこぶる良いが寝不足で疲れてきちゃってたのですが、昨夜、緊張の根源の私のギターライブも無事終わり、ひとつ緊張が去った。大塚にあるJAZZ のライブ・ハウスでちこっとプレイさせてもらったのですが、恥ずかしいので親友1名のみに詳細を告知し、来てもらったんだけれど、ギターを背負ってJRに乗ったら、人身事故で電車が止まったりのハプニングもありつつ、20年位付き合いのある友人&ギターの師匠とのDUOでやるはずが、嬉しいことに当日のメインのバンドのメンバー達がバックでサポートをしてくれて、なんだか凄い盛り上がりで、緊張MAXの私の気持ちもほぐれ、本当に楽しかった!!音楽ってなんて気持ちよいのだろう。仲間の素晴らしさも再確認しつつ、感謝の気持ちも倍増。益々ギター熱が増すばかり。夢は70歳位になったら、白髪頭でギンギンにジミ・ヘン張りのプレイをするギター婆さんになることです。(笑)




 

  





12時間耐久靴作り

 『12時間耐久靴づくり』、無事に終わりました。今年は私がホリデーボケをしていて、朝からエンジンがかからなかったのですが、ワイワイと笑いが絶えなく楽しく出来た時間帯と、『は~~!』と時計を見ながら大きなため息が聞こえたり、わざとらしい言い訳をして帰宅しようと企む者が出たり(笑)、途中、私の気分が乗ってきて、周りを見たらちっとも進んでいなく、私が『そっちでもこっちでも、チマチマやってないで、もっと豪快にナイフ入れなよ!なんだよ、そのチマチマさは!!』と暴言説教を出したら、3倍返しでチマチマした文句が返ってきたり(笑)、15人が苦楽を共にした12時間。終わってみれば楽しかったです。『来年はもうやめようね!ね!』と言ったら、誰も私と目を合わせてくれなかったのですが。。。。つづくのかな?このイベントは。。。?(涙)


 さあ!次は8月10日に向けて進めていかないとね。私はその前にオーダー靴を2足仕上げないと。。。。既にスケジュールが押しすぎている。。。でも、毎日楽しいな。なぜか今年は冷房の効きがよく、靴作りも苦のない環境で作れてるし、私は躁病か?と疑るくらい、毎日楽しくってしょうがない。


 そんな中、今日は久々に靴職人の友人がワークショップに訪ねてくれてランチをした。今まで、自転車にまったく興味がなかった人なのに、急に自転車マニアみたく変貌していて笑えたが、自転車談義を満喫しつつ、今後の注文靴文化の行く末、希望、目標について話した。やらなくちゃならないこと、やりたいこと、考えなきゃならない事など、課題が沢山だ。この時代に注文靴を日本で作り、作り続けたいと願う事は、ただ靴を作るってだけでなく、文化を創っていかなくてはならないことだ。文化を根付かせ社会の中でうまく機能させること。そんなことを友人と熱く話していたら、ホリデーボケが飛んでった!さあ、仕事だ!仕事!超楽しい!!(笑)

技術

あ、もう7月末だ!!すっかり忘れかけてましたが、7月27日(日)の『12時間耐久靴作り』は朝10時から夜10時までです!!参加申し込みをした方々、お待ちしてます!!


 オープン・デイも8月10日だし、生徒の皆さんは着々と展示に出す靴の製作が進んでいまして、この猛暑の中がんばってます。今日の(って金曜日ですが。。)クラスは活気づいてたな~。来年に何とか発表したい、『地球に優しい靴』プロジェクトも企画の段階で大きな壁に何度もぶつかっていますが、皆さんから色々なアイデアが出て、どんどん面白くなっている。アイデアもまだまだ募集してますし、面白い素材があったらどんどん試して見ましょう!(どういう発表の仕方をするかってのは、まだブログでは言えないんだけれど)


 今日は金曜の夜の生徒さんが、布の靴を独創的な製作方法で試作してくれた靴を見せてくれましたが、オープン・デイにも出展してもらいますが、作り方が”目からうろこ”のビックリ靴!!革を一切使わず、ワニも使わず、ミシンも使わず、一日で出来ちゃう布の靴。色んな技術を知ったからこそ、技術のまったくいらない靴作りが出来たって感じです。自由でいいな~と思いました。是非皆さんにも見ていただきたいので、オープン・デイで是非ご覧下さい。


 技術ってのは、作りたいものを自由に作る為に必要なものであって、『どうだ!凄いだろ!』って見せびらかすものでも、難しい事が出来るから偉いだろ!とか、そういうものでは全くない。技術ってのがそんなものだったら、技術なんていらないよ、そんなの意味ないし、嫌味で不必要だもの。技術ってのは、自分の創作をより自由に、より幅広くする為のツールの一つだと思う。だから、あえて持ってて使わないってのも、ありありなわけで、かえって粋なことだとも思う。なんだか、今年は面白い事ばかりが溢れているな~。BWSもただの『靴の教室』ってのから、どんどん枠を外して進んでいて、『研究所』って呼んだ方が良い感じになってきている。靴作りと物づくりの魅力に取り付かれてしまった人達の生み出すパワーの渦が良い循環で回り始めている。この先、BWSがどんな役割を果たしていくのか、楽しみです。オープン・デイで他に新たに秋から始める企画の発表もあるし、面白い事テンコ盛りです。夏バテしている場合じゃない!!


 

 

bespoke靴の作り方

 サウナの中を歩いている様な凄い湿気の中、皆さんお元気ですか?


 私は物凄いラッキーな事が次々と起こり、人生最大の絶頂期!!ただ、こういう時期って油断していると、真っ逆さまに奈落の底へ沈んでしまう危険もあるので、いつも以上に慎重に、勤勉に、真摯に仕事と家庭と遊びに取り組んで行こうと、気分も引き締めないとね。謙虚に謙虚に選択網を選んでいきましょ。


 今まで、修理を受けるときは、私が作った靴のみの修理をしてきたのですが、最近お客様から続々と他社の靴の修理や修正の仕事を請け負っている。ビスポークで靴を作る前は、足に合っていると思っていた靴が、ビスポークの靴を履くようになってから、『全然あってないじゃん!』って、より一層感じるようになってしまうらしく、かと言って、既製靴ではあるけれど十数万円もしたものをそうそう捨てられるものでもなし、何とかなりませんか?と。


 私の作った靴で、足に合ったフィッティングを理解して頂いて本当に嬉しいし、やっぱりお客様に喜んで頂けることが仕事の原動力でもあるので、受け始めたらどんどん靴が舞い込んでくる。(私は注文靴の製作で手一杯なので、弟子達に任せているけれど。)なかなか他社の靴をじっくり眺める機会も最近ないので、じっくり勉強しながら楽しんでもいるんだけれど、高級既製靴のフィッターってのは、いったい何をやっているのだろう?とちょっと腹も立った。お客様が売られた靴達はどれも1サイズから2サイズも大きい。合うサイズの靴がない場合、売らない勇気も持たないとね、信頼関係って一度失ったら二度目のチャンスはないと思うから。私の生徒さんの中にも靴の販売をしている人がいるけれど、どうぞ足があっての靴だということを忘れないでください。


 話は変わるけれど、You tubeは凄いね~~。何でもある。音楽系は結構利用してて、一時期はまってたけれど、BESPOKEの靴作りも見れますよ!って生徒さんから情報いただきました。http://www.koronya.com/page6.php


 オープンな世の中ね~。

オープンマインド

 本格的な暑さが始まりましたね!夏!!既に日焼けで日本人離れした肌色に変色している私ですが、来週”式根島”へ久々のホリデイに出かけますので、今年は紫外線やその後のシミなど気にしていられません。思いっきり遊んできます!!


 先週はBWSのオープン・デイへ向けて、生徒さん達もがんばり始めています。今週はもう少し生徒さん達と企画をつめていきますので、当日スタッフをして下さる皆様、よろしくお願いいたします。既に、2名の生徒さんがBWS新聞を作ってくれるそうで、アンケート用紙を作ってくれたので、皆様今週ご記入をお願いいたします。色々と企画してくれて本当にありがたいです。皆で楽しいイベントにしましょうね!


 現在、BWSには50名弱の生徒さんがいるのですが、これだけ人数がいると色んなアイデアが集まったり、情報交換が活発であったり、卒業後も何かと助け合ったりしているようですが、良いことですね。クラスが5クラスに分かれているので、なかなか他のクラスの人達との交流がないので、イベントを通して他のクラスとの交流をもっと活発にしていきたいと思います。現在の出会いは未来へ繋がっていますから。オープンマインドで人と接していれば、どんどん可能性も広がっていきます。


 お教室を初めてから、本当に多くの人と接することが出来て思うのですが、人ってのは第一印象だけじゃ全然その人が分かりませんね。初対面の時になんだかつっけんどんで、とっつき難い人もいるのですが、毎週会っていると、初対面の時はただ単に緊張していて笑顔が出なかっただけだったり、自分を開くまで時間がかかってしまうけれど、いったん開いてしまえば本当に楽しい人だったり。私みたいに最初から空けっぴろげの人って少ないのね。。。(笑)今の時代、心を閉ざしたままでも、ネットなんかで人と繋がったり出来るのでしょうが、私はやっぱり人とは面と向かって付き合いたい。喧嘩したり、誤解を招いたり、傷ついたりしても、それで学べることも、それを超えて、より強い絆が出来たりするもの。ここで出会えたのも何かの縁です。オープンマインドで明るい未来を自分で作っていきましょうね。


 いつものように私事で恐縮ですが、先週の土曜日に友人のバンドが夜中に中野のクラブでやるっていうので、自転車で中野まで行って来ました。そんな遠くまで、この方向音痴が無事にたどりつけるだろうか?と不安もありましたが、何の何の!!1時間で着いちゃった。狛江を出発して30分位走っていたら、気分がすごくハイになって、自転車こぐのがとても爽快で、中野に着いたら楽しさと達成感で、『もう帰ってもいいや!』って、何しに来たのかちょっと忘れてしまった(笑)。友人のライブもとても良くって、私はちっこいので椅子の上に立ってノリノリで思いっきり楽しみました。ライブが終わって、外でメンバー達とワイワイ話した後、『じゃ、自転車で帰るわ!』って言ったら、本当にびっくりされたけれど、これからもっと自転車での行動範囲が広がりそうです。東京って思ってたより、小さいのね。帰りの自転車は甲州街道を歌いながら帰ったんだけれど、行きよりももっと爽快だった。東京暮らしに自動車はいらないな、やっぱり自転車生活はお勧めです。