
今週のお教室風景
今週のお教室も無事終了。
今週は桜が満開か?と期待していましたが、生憎の雨でしたね。
ショパンの曲を聴きながら、雨の中の桜並木を徒歩通勤してたのですが
『なんてドラマティックなの!!』 と夢心地でした。
美しいBGMがつくと桜🌸の美しさもさらに引き立ちますね。
最近はクラシックばかり聴いているのですが
「今日はどの作曲家の曲を聴きながら歩こうか?」と朝の選曲も楽しいです
さてさて、今週のお教室は
”レクチャー・タイム⏰”で 「革素材の見極め方講座」を行いました。(水曜のクラスは次回のクラスで行います)
革でも食事でもファッションでも、「質の良い物」は実際に体感してみないと良さも分からないし
「良くない物」との違いも分からないですよね。
工房には”最高級の革”が沢山ありますので、生徒さん達にも見て触って使用してもらいながら
革の魅力を体感しながら学んでいきましょうね。
来週は「究極のクリッキング講座」です。
カーフの革は靴の為に生まれてきたんじゃないか!と思ってしまうほどな
カーフ革のクリッキングにまつわるあれこれをレクチャーしたいと思います。
最高なビスポーク靴のクリッキングの秘密を知れば、革の魅力にますます引き込まれるかと思います。
さて、今週の生徒さん達は感じでした
木型作りから頑張りシンプルなLOFERが仕上がった生徒さん。
一工程、一工程、とても丁寧に綺麗に作られていて
とても成長を感じる生徒さん
もうすぐ、仕上がりそうな生徒さん。
毎週、楽しそうに一緒にミシンを踏んでいる仲良し生徒さん達。
今年はオーダーのお仕事も有難いことに超がつくほど忙しくなっており、靴作り三昧の日々を送っておりますが
日々の発見、日々のチャレンジは尽きることがないな〜と思う今日この頃。
長年の経験で学んだこと、日々の仕事で学んだこと、試行錯誤の結果学べたこと。。。。
どの学びも、次の世代に綿々と引き継がれていけるといいな〜。
さ、来週も頑張ろ💪
LOFER ローファー
今年も工房の目の前の桜が咲き始めました🌸
生徒さん達と「あと何回この桜を見れるかな〜」
と言い合う言葉も10年以上続く恒例となっています。
毎年変わらぬものがあるって良いですね。
さて、今週はBIT LOFER(ビット・ローファー)の木型を抜いた生徒さん。
あえてUーチップにはせずに、シンプルなデザインに。
LOFER は「長年履いているとパカパカしてきますよね〜」と 生徒さんやお客様にも時々言われますが
そこはビスポーク!ですから、パカパカしないように色々な工夫を凝らしております。
それから、LOFERのエッジをBAGGED EDGE(バッグド・エッジ)仕様で作っているのがお教室内で流行中で
こちらのお二方。
と こちら↓はUーチップに”バッグド・エッジ” しかも、ご自分で革の色染め!! 自作のミュージアム・カーフ
こちら↓は、綺麗にU-チップはスキンステッチ(レイスド・レイク)を入れて、”バッグド・エッジ”
お教室の生徒さん達のレベルは毎年毎年上がっていきますね〜。感心です。
先週、今週は「靴の修正講座、歩行と靴」についての講座を行いましたが、修理屋さん達が「お店でやってみます!」って
修理の新しいメニューが増えたようで、良かったです また時々やりますね。
ご家族やご友人に靴の問題を抱えている方がいたら、一緒に解決していきましょう。
私も技術を上げて、アイデアをもっともっと出して、生徒さん達に追いつかれないように というのが
良い塩梅のモチベーションになっています。ありがたいです
靴のデザインは「線」だけで表現するのではなく、革の厚みや、エッジのデザイン、素材とステッチの組み合わせなど
革の特徴を活かした表現方法も魅力の一つですよね。
それぞれの革が持つ特徴を知り、その良さを最大限に活かしたいですね。
活かすには、まず知識を増やしていきましょう。
ということで、
「革素材の見極め方講座」、「究極のクリッキング講座」、「エッジのデザイン講座」。。。。と新たな学びや発見ができるような講座をお教室内で靴作りの合間に 行なっていきます。
靴作りの「魅力の底なし沼」にズブズブと吸い込まれていきましょう。
今後はプチ講座の名前を改め、「Lecture Time」(レクチャータイム⏰)にして、内容も深く掘り下げて学べる講座を
やっていきますね。
春は新しいものが生まれる季節。 新たな好奇心をどんどん生み出していこう!
お教室で靴作りを始めたい方は、いつからでもスタートできます!!
↓
当教室の生徒以外でも参加可能な講座も開催しております!
↓ news (more )をご覧くださいませ。
H I-LO(ハイロー)シューズ
3月22日(水)のお教室はお休みです。
水曜日の生徒さん達にはご迷惑をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、すっかり春ね〜🌸
心地よい気分で今週のお教室も無事終了。
木型講座の生徒さんも順調に削りあげてます。
通常クラスでは
靴が仕上がった生徒さん。
「履きやすい〜、次回作も同じデザインで色違いを作ります!」とのこと。
H I-LO(ハイロー)デザインはカジュアルで履きやすいですよね。普段履きに良いスタイルです。
”ハイロー”は” ”ハイローブーツ”(チャッカーブーツ)の短靴バージョンです。
靴の名前は世界共通ではないし、イギリス国内でも既成靴店とビスポーク店では呼び方が違います。
英国ビスポーク店では、 NAVVY CUT(ナビカット)と呼ばれるスタイルは
既成靴店では DERBY(ダービー)とか GIBSON(ギブソン)と呼ばれています。
”ナビカット”と言っても日本では全く通用しないので、私も日本ではダービーと呼んでいますが
外国からのお客様の口から”Navvy cut”という単語が出たときは嬉しくなります
ちなみに私のギターはGIBSON(J -160E) なので、ギブソンは絶対にギターなのだ!
それから
WHOLE CUT NAVVY CUT (ホールカット・ナビカット)のアッパーが仕上がり間近の生徒さん
FACING(フェーシング)のオリジナルデザインがバランス良いし、ロシアン・カーフの風合いにマッチしてますね👌
エッジの処理もとっても綺麗です。
今週は 授業の合間に「靴の修正講座」を行いました。
足を見て靴の不具合の原因を見つける方法、足の歪みやアチーの落ちに対応するフィティング方法、
修理屋さんがビジネスで使える靴の修正方法。
正しい歩き方、足の筋トレ方法。。。。などなど。
来週も引き続き、足と靴についての講座を行います。
生徒の皆さんが名前を覚えやすいように、壁に足の部位について壁にペタペタ貼っておきますね。
“足と歩行と靴”について、更に 足の疾患についても
学び、木型から靴を作製する作り手として
出来る事はないだろうか?と常に考えていきたいですよね。
医療関係者の生徒さん達も多い当教室。
情報交換しながら、日々考え、日々勉強
をしていきましょう♪
当教室の生徒さん以外でも参加できる”日曜講座”
5月14日(日)「チャールズ・パッチ」講座
6月18日(日)「スキン・ステッチ」講座を開催です。
詳細↓
靴のお手入れを大切に
5月14日(日)14時〜17時
『チャールズ・パッチ』講座 を開催いたします。
アッパーの修理方法です。
詳細、お申込みはこちらをご覧くださいませ。
↓
ここ数年、パッチ修理のご依頼がとても多く、靴を大切に大切にされる方が増えてきたことを感じます。
が、穴が空かないように日頃のお手入れも大切ですね。
革靴は”履きしわ”が入りますが、シューツリーを入れて靴の履きしわを伸ばしてから保湿の為に
乳化性の靴クリームを優しく馴染ませます。
皺の奥にも入るように、布やブラシで入れるのが大切です。
皺の奥に入らないと、そこが乾燥して歩くたびに擦れて切れて穴が空いてしまう原因になってしまいます。
時々、クリームを塗りすぎてしまう方もおりますが、塗りすぎも良くありません。
塗りすぎると、革の表面がふやけてしまい表皮が剥がれてしまう原因になります。
”良い塩梅”が大切なのですが、クリームを塗った後に革に艶が出るまで布で優しく磨いていくと、余分なクリームも取れ
ピカピカになりますので、クリーム感が消えるまで頑張ってみてください。
それから、シューツリーも必ず入れるようにしてくださいね。
シューツリーは洋服でいうと”ハンガー”レベルにお考えの方もいらっしゃると思いますが、
ハンガーよりももっと重要です。
洋服は皺が入っても、クリーニングに出したりアイロンかけられますが、革靴はクリーンングに出してアイロンかけるわけにはいきません。
革も靴工具のアイロンをかけられますが、そんなに皺が戻るわけでもなく。。。。
予防に勝る治療なし。です。
気持ちの良い天気が続いておりますので、靴磨き日和。靴をお手入れしてみませんか?
もちろん、プロにお任せするのもよし、新しい靴をオーダーして何十年もお手入れしてみるぞ〜!と新たな楽しみを見つけるもよし
さて、お教室では”靴の修正プチ講座”を行います!
ご家族やお友達の靴を簡単に履きやすくできるあれこれがありますので、
足の解剖学も学びながら少しづつ靴の為にできること、心地よく歩く為にできることを増やしていきましょう〜。
パソコンにイタズラする隙を狙っているのんちゃん。
ちょっと悪そうな顔してる…😓
靴の修正
本日の通常教室ではつま先の芯を慎重に削る生徒さん、FINISHING(仕上げ)に入って履く姿を見るのが楽しみな生徒さん
ボタンブーツのボタンホールのかがり縫い(手縫い)に入った方、スカイビング・ナイフの研ぎを頑張っていた生徒さんなど、
真剣に頑張りつつ、和やかな雰囲気でした
午後からは木型講座を開催しました!
靴の中で足がどのような状況であることがベストか、足と靴の関係を学んで頂き、
足の採寸レッスンを変わるがわる練習して、ソリッド作りスタート!
毎回、『自分の足について初めて知った!』とみなさんお話しされますが、
今回はご自分の足について常々勉強しているという参加者がいらして驚きましたが
足と靴についてお悩みの方は多いですものね。
悩んだ末に、自分で木型を作ろう!!と考えたのは素晴らしいですね
『6日間で自分の木型を作る講座』は9月にも開催いたしますので、
今回参加できなかった方はぜひ
それから、来週は通常クラスで『靴の修正方法』についての講座を少し行いたいと思います。
足の解剖学も少しづつ学んで頂けたらな〜と思いますので、みなさんで今年もレベルアップしていきましょう〜。
日曜教室の今後〜夏頃までの予定です。
ご興味ある講座があればぜひご参加くださいませ。
詳細は後日お知らせいたします。
5月21日、28日は 『スリッポン木型作り講座』を開催します。(全2回)
参加資格は、当教室の木型講座でソリッドを製作した経験者で、そのソリッドを使用してスリッポン用に仕上げる講座になります。
5月14日 『チャールズパッチ 講座』
アッパーに穴や切れが入ってしまった場合の修理方法です。
実際にチャールズ国王の靴を修理したことがございますので、全く同じ方法を学んで頂きます。
ZOOM参加も可能です。
6月18日 『スキンステッチ講座』
Uーチップなどに使用されるスキンステッチの方法を5種類ほど学んで頂きます。
ZOOM参加も可能です。
7月16日 『ベビーシューズ作り講座』
ものづくりビギナーさんもお気軽に参加できる講座です。
8月6日 『靴の修正講座』
日曜講座は当教室の生徒さん以外でも参加出来ますので、靴作りされてる方も、靴作りしてみたいな〜とお思いの方も、工房の見学がてら気軽にご参加下さい!
ガンガラーの谷
明日は『自分の木型を6日間で作る講座』初日です。
参加者の方は14時にお待ちしております!頑張っていきましょう〜。
明日の日曜日のクラスは通常通りです。振替希望の方もどうぞどうぞ。
さて、今週はチコっと南国へ行ってきました。(先週の日曜日のお休み、有難うございました)
ガンガラーの谷という数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた太古の谷だそうで、
世界最古となる2万3千年前の釣り針が50年前に発見された所です。
↓
パワースポットだとは聞いていましたが、友人達と朝3時過ぎまで飲み明かした翌日に
ゾンビのようになって行ったのですが、ガンガラーの谷の空気を吸った瞬間、パワー全開でシャキッと回復。
亜熱帯の森の神秘的な風景はとても幻想的で、古代の人々の暮らしに想いを馳せて夢心地でした。
2万年も前に釣りバリを作って、魚釣ってた古代人。
石を削って作ってたようですが、自然にあるものだけで道具を作り狩をし、太陽と共に起きて月と共に寝て。。。。
9000年前に暮らしていたであろう洞窟にも入ったのですが、風通しが良く、なんか私も住めそう!とか思ったりして。。。
どんな生活だったのだろうな〜と想像が膨らん膨らんで。。。。楽しかったな〜。
今の私達の生活とはとてもかけ離れていて、危険なことも違うし、不安なことも違うだろうし、悩みも違うんだろうけれど
根本的な喜びや楽しさ、悲しさや辛さは同じだったのかな?
脈々と続く生命の軌跡に想いを馳せ、パソコンのキーボードを叩いている”今”は9000年前の人達が思いもしない別世界。
楽し過ぎてほとんど寝ずに遊び尽くしましたが、不思議なことに全然疲れずに仕事に戻れました。
やっぱり、パワー凄いんだな〜。
この自然のパワーが失われることのないことを願いながら、
エアコンで温まった部屋で、今夜はどのSF映画を観ようか考え中。
複雑。。。。。
ポストマシンの底
2月26日(日)のお教室はお休みです。生徒の皆様、宜しくです。
さて、ポストミシンの調子が長らく悪くて、修理屋さんに釜も替えて貰ったんだけど
やっぱりまた縫えなくなり修理屋さんもお忙しいそうでなかなか予定が合わず。。。で凹んでたんですが
今日は出掛ける予定が急にキャンセルになったので、ミシン周りのオイルを拭いて綺麗にしておくか。。。
とミシンの底を見てたら、初めてみる歯車が落ちてきて
「どこについてた歯車だろう?」って焦って いじってたら、ミシン内部のメカニズムが理解できた
イギリスにいた時も、「タイミングはプロの修理屋さん以外いじっちゃいけない場所だよ。」と言われてたし
日本の修理屋さんからもプロじゃないと直せないのでタイミングが狂ったら呼んでください。と言われてたので
ミシンの下に手をつけることって無かったんだけれど
古いポストミシンの構造って、シンプルで無骨でカッコイイ!! 惚れ惚れした。。。。部品の一つ一つにキュン
ってことで、自分で直せた!!
なんだか感動。。。。。
今夜は好きなワインの栓を開けよっと
車やバイクを自分で組み立てる人の気持ちが分かり始めた。。。。
バブーシュ講座
本日は『バブーシュ講座』を開催いたしました。
ひたすら穴開け、ひたすら手縫い。。。。の製作ですので、
皆さん集中力を上げて頑張りました!
お疲れ様でした。
参加者さん達の手際があまりに良いので、普段も物作りをしている方々かと思って尋ねると
「いや普段何も作ってないです。。。」とのこと。器用でびっくり
「3〜4年前からこの講座に参加したいと思ってたんです。」って方が2名もおりまして、こちらもびっくり
お待たせしてたんですね。。。。嬉しいことです
今後も物作りを続けて下さると良いですね。
靴作りを始められるのが一番のオススメですが。。。。
型紙もお渡ししましたので、素材もサイズもアレンジして
今後もオリジナルなバブーシュ作りを楽しんで頂けると幸いです。
さて、今週のお教室では「お悩み相談 座談会」のような雰囲気で
誰かが悩みを言うと、みんなが真剣に答えていて
『本当ね〜そうしよう!」とか、「あるね〜そういうの。うんうん。」など。。。
良い雰囲気でしたね。
先週も、「〇〇やりたいんだけど、鉄板買うのに躊躇していて。。。」と言った生徒さんに
「あ!私持ってて使わないから、貰って下さる?もうやらないけど捨てるの勿体無いって思ってて。。。」 などもあり、
教室内でジモティーか?!ってなこともあったり。。。。
手を動かしながらの雑談も、毎回色々な話題が出て楽しいですね。
私の悩みはインコをもう一匹飼おうか?どうしようか。。。。。🦜 ふむふむ。。。
さて、今週はバブーシュ講座の準備に手一杯で、お教室の写真は1枚しか撮っていなかったのですが
パンプスを作成中の生徒さん。
久しぶりのつりこみ作業に筋肉痛です。。。。って話ておりましたが
とても丁寧に進めています。
型紙の強化特訓中のプロコースの生徒さんは、いよいよブーツの型紙作りに入りました。
すでに受注を受けた靴だそうで、プロ仕事初のブーツ作りです。
昨年、お教室に入会して早1年。。。。ほぼ毎クラスお教室にいるので、みんなのマスコット的な存在ですが
この1年、真面目に全てを吸収しようと頑張ってきて顔つきも変わってきました
いよいよ本番の他者の靴を作成するところまで成長してきて、お教室内でもみんなで応援
趣味の靴作り、本気の靴作り、気長に靴作り。。。。とお教室の生徒さん達の目標は様々ですが、
色んな人がいて、色んな考えがあって、色んな靴が製作されています。
他の生徒さん達の靴を見ても沢山勉強になりますよね。
さてさて、今後の日曜講座は以下に
3月4月は『6日間で木型を作る講座』
5月は『チャールズパッチ講座』
6月は『スキンステッチ講座』
7月『ベビーシューズ作り講座』
の予定です。 どうぞ宜しくお願い致します。
自分の木型を作る講座 と 種まき
今日は 冬らしいキリッとした寒さで、仕事に最適な気候です。
靴作りは本当、肉体労働なので汗💦かくほどだから、夏が厳しいんですよね。
さて、今週末は『バブーシュ講座』開催です。
参加者の皆様、チクチクチクチク手縫いで頑張っていきましょう〜。
以前バブーシュ講座に参加された生徒さんが 『作ったバブーシュ、冬でも足元暖かいですよ!』と言っていました。
丈夫なので、何年も愛用されているようで嬉しいご報告でした
さて、3月5日から『6日間で自分の木型を作る講座』を開催致します。
自分の木型を作ってみたい! 木型の作り方を学びたい!って方は、お教室の生徒さん以外の方も参加できる講座ですので
ぜひご参加くださいませ。
詳細↓
前回の木型講座に参加された方で、その後3足目の木型を作成中の方もおりますが
作れば作るほど、良い形になってきて、靴と足についての関係、歩行のこと、足の疾患についての学びも深くなってきています。
地道にコツコツ積み上げていくと、どんどん目も肥えてきますし、疑問も出てきて、その疑問を解決しようと学びが深くなって
ますます楽しくなってきますよね。
靴作りも、出来ないことだらけで最初の1足目が一番難しいかと思います。
が、そこを地道に頑張り、一つ一つの難しいことを楽しみながら乗り越えていくと
ひとまずの達成感と、もっと深く学びたい!という欲が原動力になって、楽しさが倍増します。
『なぜ上手くいかないか?』を常に疑問に思い、改良改革、試行錯誤することが”ものづくり”の楽しさです。
2歳児のように、「なぜ?」「どうして?」を常に考えながら作業し、
「あ〜こういうことか」「あ、こうすれば良いのか!」と細かいことの一つ一つの確認が
数年経つと自分の経験と力になります。
小さな積み重ねと、小さな疑問。
そんな小さな種がいつか大きな花を咲かせ実をつけます。
種まきはどれだけ撒いても良いですよね。すぐに芽が出るものもあれば、数年後に芽が出るものもあります。
そこが分からないもどかしさもありますが、
芽が出るのを、水やりしながら待つのも楽しみですね。
毎週のお教室を”種まき”と思ってくださったら幸いです。
RAYWOOD GOLOSH レイウッド・ゴロッシュ スタイル
今年は年始からずーとお仕事で忙しい日々を送らさせて頂けて大変有難いことです。🙇♀️
が、なかなかお休みが取れずにいたりで、新年明けて間もないですが、ちょっとブレイクさせて頂きたく
2月26日(日)のクラスはお休みにさせて頂きたくお願い致します。 明日も来週も通常通りです。
昨日は久しぶりの雪で、お休みする生徒さんも多かったのですが、大阪からお越しい頂いている生徒さんが通常通りに参加していて驚きましたが、
彼女の熱量に押されたのか、帰る頃には雪は止んでいました。持ってるね〜
さて、今週のお教室は長期休暇に入る前にブーツのアッパーを仕上げた生徒さん。製作者のKさんに似合いそう〜
ラストスパートの集中力凄かったですね! 良いアッパーが仕上がりました(早いお帰りを生徒一堂共々お待ちしております
)
3足目に入り、U-チップのハンド・ステッチも綺麗で、他の生徒さん達からも毎週褒められていて、釣り込みも順調に進んでいる生徒さん。
コツコツ頑張ってきたことが実ってますね。今から着用姿を見るのが楽しみ
明日のお教室も楽しみです!
さて、ここ数週間、プロ・コースの生徒さんが英国の伝統的スタイル・デザインの型紙を全制覇しようと、カッティングしまくってますが、
「一番難しいの何ですかね?」とちょくちょく訊ねてきますが、本日”これだね!”というのが見つかったかも。
”難しいデザインの型紙”と言われても、今まで意識したことなかったし、
『今まで私に切れなかった靴の型紙無し!』
(おほほほ)
ですので、「そんなのわかんないよ〜」と言ってたんだけれど、これじゃない?っていうのを今回発見。
彼はもう短靴の型紙はほとんど切れるようになったんだけれど、こちらの『RAYWOOD GOLOSH レイウッド・ゴロッシュ』かな?
本日苦戦中!でした。
切り方は、RAYWOODデザインとGOLOSH(ゴロッシュ)を合わせたデザインなので、この2種のデザインが切れれば、難しくないんだけれど、問題は”バランス”と”展開”ね。
Raywood ↓
Golosh↓
OXFORD やDERBYとは軸が違うから、面白いデザインですよね。
自分で切る時は、なんとも感じてなかったのですが、教えている時に”生徒さんの頭の中が真っ白になっている”のが感じられて
言われてみれば、難しいデザインだな〜と、再発見。
再発見ついでに、新しいデザインも思いついちゃった
久しぶりにパターン・カッティングって楽しいな〜♪と実感しつつ、
彼は明日もこのデザインの型紙作りに再挑戦するって挑んでたから(多分今夜もやっているはず。。。)
私ももっと分かり易く説明する技術を上げとかないとな〜と腕を鳴らしています。(ポキポキ。。。ボキボキボキボキ)
他の生徒さんも、”RAYWOOD GOLOSH"に挑戦してみない? ラインの技術が上がること間違いなし!
は〜靴作りって飽きないね〜♪
明日のクラスも靴作りの楽しさを貪ろう❗️