bespoke靴の作り方 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

bespoke靴の作り方

 サウナの中を歩いている様な凄い湿気の中、皆さんお元気ですか?


 私は物凄いラッキーな事が次々と起こり、人生最大の絶頂期!!ただ、こういう時期って油断していると、真っ逆さまに奈落の底へ沈んでしまう危険もあるので、いつも以上に慎重に、勤勉に、真摯に仕事と家庭と遊びに取り組んで行こうと、気分も引き締めないとね。謙虚に謙虚に選択網を選んでいきましょ。


 今まで、修理を受けるときは、私が作った靴のみの修理をしてきたのですが、最近お客様から続々と他社の靴の修理や修正の仕事を請け負っている。ビスポークで靴を作る前は、足に合っていると思っていた靴が、ビスポークの靴を履くようになってから、『全然あってないじゃん!』って、より一層感じるようになってしまうらしく、かと言って、既製靴ではあるけれど十数万円もしたものをそうそう捨てられるものでもなし、何とかなりませんか?と。


 私の作った靴で、足に合ったフィッティングを理解して頂いて本当に嬉しいし、やっぱりお客様に喜んで頂けることが仕事の原動力でもあるので、受け始めたらどんどん靴が舞い込んでくる。(私は注文靴の製作で手一杯なので、弟子達に任せているけれど。)なかなか他社の靴をじっくり眺める機会も最近ないので、じっくり勉強しながら楽しんでもいるんだけれど、高級既製靴のフィッターってのは、いったい何をやっているのだろう?とちょっと腹も立った。お客様が売られた靴達はどれも1サイズから2サイズも大きい。合うサイズの靴がない場合、売らない勇気も持たないとね、信頼関係って一度失ったら二度目のチャンスはないと思うから。私の生徒さんの中にも靴の販売をしている人がいるけれど、どうぞ足があっての靴だということを忘れないでください。


 話は変わるけれど、You tubeは凄いね~~。何でもある。音楽系は結構利用してて、一時期はまってたけれど、BESPOKEの靴作りも見れますよ!って生徒さんから情報いただきました。http://www.koronya.com/page6.php


 オープンな世の中ね~。