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FCバルセロナファン

にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

リーガエスパニョーラ第26節
バルセロナ4-1アルメリア

先発
FW:ネイマール、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、プジョル、アウベス
GK:バルデス

交代
後半27分、アレクシス→ペドロ
後半34分、セスク→イニエスタ
後半42分、ネイマール→テージョ

得点者
バルセロナ:アレクシス、メッシ、プジョル、シャビ
アルメリア:トルヒージョ


前節の痛い敗戦を経ての第26節は、バルセロナが危なげなくアルメリアに勝利しました。点差は開いたものの、消化不良な内容だったと思います。

前節に失敗したソングとブスケツの併用はなく、今節はシャビが先発で出場しました。下位チーム相手とはいえ、ほぼレギュラーメンバーで、勘所を抑えた先発メンバーという印象ですね。
ピケは前節に怪我をしてしまい2週間の離脱とのことです。
特筆すべきは前節にマルティーノ監督が退席処分を受け、そのペナルティーで今節は不在だったということ。不安な要素ではありましたね。監督代行はホルヘ・パウタッソ。


迫力の右サイド、ダニエウ・アウベス。

前半はいい出来だったと思います。ぴりっとした緊張感を感じました。
左はネイマール、右はアウベスがワイドに開いて、アルメリアディフェンスを揺さぶっていました。特にアウベスはいいランニングで裏を突いていました。シャビのピンポイントのパスで裏へ飛び出したのは、かなり気持ちよかったですね。得点には繋がらなかったものの阿吽の呼吸で爽快でした。今日はアウベスは調子が良さそうでしたね。右サイドに迫力のある立ち上がりでした。

いい流れで幸先よくアレクシスが先制。左サイドに開いたネイマールからセスクに繋がり、セスクがシュート。そのこぼれ球に反応したアレクシスの抜け目のないゴールでした。


メッシのフリーキックは圧巻。

24分のメッシのフリーキックには度肝を抜かれました。壁の外側から巻いてくる、完璧な軌道のフリーキックでした。スピードもあり、キーパーはノーチャンスでしたね。
昨シーズンから徐々にフリーキックのゴールが増えて来たメッシ。鬼に金棒というかなんというか。。。

そんな圧巻のフリーキックから一転。バルサはコーナーキックから失点してしまいます。なんだかもうコーナーはどうしようもない感じになってきましたね。取られたら取り返すサッカーをみせてくれればいいですけどね。


後半はイマイチでした。前半に多かったアウベスの裏への飛び出しはなくなりました。
左からの攻撃が多く、ネイマールがかなりボールに触っていましたが、打開するには至りませんでした。


ネイマールはまだまだ。

後半20分にはネイマールがいい飛び出しでキーパーと一対一の決定的な場面。ネイマールのシュートは当たらず大ハズレ。ため息のカンプノウ。まだフィットしていないネイマールを象徴してしまうシーンでした。後半開始早々にもシャビからのピンポイントスルーパスで抜け出したシーンがありましたが、シュートが当たりきっていませんでした。二度の得点チャンスを外してしまい、なかなかかみ合っていない悪いイメージが残りました。
ネイマールは裏への飛び出しを再三狙っていたんですが、この2つのシーン以外では合わなかったですね。チームメイトとの呼吸も、自分の感覚もまだ合って来ていないんだろうなという感じでした。


ゲームを支配する余裕の内容とはいえ、得点出来ない嫌な雰囲気を打破したのは頼れるカピタンでした。メッシのヘディングシュートのこぼれ球を押し込みました。今シーズン初ゴール。もやもやを消し去ったということと、プジョルのゴールということでこれはうれしかったですねー。加えて、とりあえず勝ち点3は確保したな、という安心感ももたらしました。このゲームで一番価値のあるゴールだったと思います。

後半43分にはシャビもゴール。余裕があったミドルシュートでした。きっちり決めるところがシャビですね。狙いすました素晴らしいシュートでした。久しぶりのシャビのゴールにテンションが上がりましたよ。


悪い印象が残った。

終わってみたら4-1と快勝でした。しかしながら、ゴールチャンスが13回、シュートが29本、そのうち枠内が14本。この数字でゴール数4は少ないですね。相手のキーパーがそれほど良かったという印象はありません。
前半の気合いの入った姿勢を、攻撃のリズムにつなげられなかったのが心配です。もちろんいい時間もありましたが、続かなかったですね。プジョルのゴールまでは、勝ち点3も確信できない鬱屈した内容でした。この時間帯が長かった印象は残りました。

リーガエスパニョーラ第25節
レアル・ソシエダ3-1バルセロナ

先発
FW:ネイマール、メッシ、ペドロ
MF:イニエスタ、ソング、ブスケツ
DF:アドリーアノ、ピケ、バルトラ、モントーヤ
GK:バルデス

交代
後半16分、ソング→セスク
後半28分、モントーヤ→アレクシス

得点者
バルセロナ:メッシ
ソシエダ:OG(ソング)、グリーズマン、スルトゥサ


バルセロナ、完敗です。アノエタというスタジアムは、もう鬼門として定着してしまった感がありますね。思えば昨シーズンの初黒星もこのスタジアムでした。

ソングとブスケツ。
ローテーションを使った先発メンバーになりました。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦での消耗を考慮してのことと思います。
ポイントはソングがアンカーに入り、ブスケツが一つ前、シャビの位置でのプレーとなったことかなと思います。立ち上がりから、ポゼッションのスムーズさに欠けていました。テンポが上がってこなかったですね。
後半16分にセスクが入って来てからはいつものバルサのバランスになったな、と感じたんですが、時既に遅しでしたね。

ソシエダは気合いが入っていて、自信を持ったプレーぶりでした。ハードワーク出来る選手が多かったですね。前線、カナーレスのパスセンスと、ベラ、グリーズマン、スルトゥサが機能していました。ベラにもっと決定力があれば、もっと大差を付けられていましたね。バルサの守備のミスから、決定的な場面をつくられたのが2回程ありました。

マルティーノ退席処分。
ハーフタイム中に審判団に抗議をしたマルティーノ監督は、退席処分を受けました。後半は関係者席の様なところで観戦する姿が見られました。先制され、すぐに追いついたものの、リズムの出てこなかった前半の内容にいらだちを隠せなかったのかもしれません。

2点差の敗戦。
ともかく、2点差をつけられての敗戦はなかなか記憶に無いところですね。守備の甘さが目立ちました。全体的に重さの見える選手達でしたが、そこにピケのやらかしなどが重なって負のスパイラルに陥っていました。ロングフィード一発でやられてしまう脆さがありますね。そして、それをひっくり返す攻撃力も今日はありませんでした。

怪我明けで初の先発になったネイマールはイマイチでした。まだまだ調子が上がってこないようです。フル出場になりましたが、決定的な仕事はできませんでした。このあたりは徐々に上がってくると思われます。近年苦手としているアノエタでの出場は、怪我明けの選手には荷が重かったのかもしれないですね。

ローテーションしすぎ?
チャンピオンズリーグのアウェイ戦で上々な勝利を得て一安心。その直後の鬼門のアノエタ。足下救われましたね。というか、もう少しメンバーを温存しなければよかったのでは、と思ってしまいます。苦手と分かっている相手なわけですし。
レギュラーメンバーに疲れがたまっているのは当然で、ローテーションを使うわけですが、そこがうまく嵌らなかったですね。最初からセスクがいれば。あるいはシャビがいれば。
マルティーノ監督はゲームプランを読み違えたと言っています。後半開始でメンバー交代をしなかったことも自分のミスだと。>>マルティーノ:「試合を解釈できなかった」

バルセロナは現時点で、レアルに勝ち点差3をつけられ2位に甘んじる事になりました。

リーガエスパニョーラ第24節
バルセロナ6-0ラージョ・バジェカーノ

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:イニエスタ、ブスケツ、セスク
DF:アドリアーノ、プジョル、ピケ、アウベス
GK:バルデス

交代
後半17分、ペドロ→ネイマール
後半22分、プジョル→マスチェラーノ
後半29分、メッシ→テージョ

得点者
アドリアーノ、メッシ×2、アレクシス、ペドロ、ネイマール


一ヶ月ぶりにネイマールが復帰したこの試合は、6-0でバルセロナが大勝しています。

前半2分、アドリアーノのミドル。
バルセロナは開始早々に先制します。中盤でイニエスタとペドロの関係で裏を突いてからの攻撃。左サイドを走るアドリアーノはボールを受けると中へドリブルし右足で得意のミドルシュート。これが素晴らしい軌道でゴールへ吸い込まれました。非常にいい立ち上がりになりました。

その後はなかなか追加点が生まれません。ただ、ゴールチャンスは多く、ポストを叩く惜しいシュートが2発。
他にはペドロ、アレクシスがメッシに点を取らせようとするようなクロスがそれぞれ1回づつ。両選手の今シーズンの調子の良さからして、打って欲しかったなというシーンでした。

追加点はなくとも余裕を感じる展開が続きました。ようやく前半35分にメッシが追加点をあげます。自陣で繋ごうとするラージョのミスから。ショートカウンターとなってメッシが抜け出してループシュートを決めました。メッシがこういったループを決めたことは、本調子になってきた印象を受けますね。


後半に爆発した攻撃力。
後半に入ると、7分にアレクシスが、11分にはペドロが、そして22分にはメッシが今日2ゴール目をマークしました。

アレクシスのシュートは鮮やかでした。メッシの1点目と同じ様なショートカウンターからの攻撃でした。ドフリーの状態でメッシからパスを受け、キーパーと一対一。冷静にコースを見極め、ボールを蹴り込みました。ラージョは自陣からでも繋ぐという意識はいいんですが、軽率なプレーが多かったですね。この試合の大量得点はバルサの調子の良さもありますが、ラージョの出来の悪さの方が目立ちました。

ペドロのゴールはバルサらしい見事な崩しが見られました。イニエスタとセスクのワンツーで全てが決まりましたね。イニエスタの左足インサイドで背後へのワンツーの返しがため息ものでした。これを受けたセスクはよりいいポジションにいるペドロへ。このパスがキーパーを外す事となり、ペドロは合わせるだけでした。

22分のメッシのゴールはあっさりしたものでした。アレクシスのお膳立てを受けて、冷静にコースを狙ったシュート。メッシはこのゴールで、リーガの歴代得点ランキング3位のラウル・ゴンザレスに並びました。その得点数は228ゴール。26歳の現役選手とはいえ、もうレジェンド達の仲間入りですね。


ネイマールの復帰弾。
後半17分から出て来たネイマール。怪我明けで約一ヶ月ぶりの出場ということで、まだ無理をしないといった感じで、そんなに目立つプレーはありませんでした。それでも及第点だったと思うんですが、そこはやはりスターですね。短い出場時間でも、見事なミドルシュートを決めました。
ピッチ中央で受けてからドリブルで1人外して持ち上がり、その勢いのまま力強いシュートを放ちました。シュートコースも素晴らしく、本当に見事なゴールでしたね。終了間際に観客を沸かせました。


当然と言えば当然の結果。
バルセロナの得点のほとんどが、ラージョのビルドアップの部分でのミスからの得点でした。そのミスの位置が高ければ高い程、バルサにとって得点するのは簡単なミッションです。やはりラージョの頑張りが足りなかったんだろうなと思いました。
そこから考えると、大勝したこの結果は当然であるし、前半などはもっと点が取れても良かったと思います。
ただ、見る限りではメッシはもう本調子、イニエスタもあがってきています。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦に向けて照準が合って来たなという印象ですね。

コパ・デル・レイ準決勝2nd leg
レアル・ソシエダ1-1バルセロナ

先発
FW:イニエスタ、メッシ、ペドロ
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
GK:ピント

交代
後半21分、シャビ→ソング
後半31分、アレクシス→ペドロ
後半45分、ブスケツ→バルトラ

得点者
メッシ


コパの準決勝2nd legは1-1の引き分け。合計スコアは3-1でバルセロナが決勝進出を決めました。
メッシが週末のセビージャ戦と同様、圧巻のゴール。調子を上げて来ています。イニエスタもキレキレで、ボールに触らないで体でフェイントを入れる緩急自在な変態プレーが見られました。怪我から戻ってきてから徐々に調子が上がっていますね。それに加えて、この試合はバルセロナのパスのリズムが素晴らしく、ペップ時代のバルサを見ている気分になりました。

イニエスタが左アタッカーっていいよね。
先発でイニエスタが左アタッカーで出場するのはとても久しぶりなことではないでしょうか。そして、この日の試合を面白くしたのは、このイニエスタのポジションだったと思います。
やはりイニエスタは密集地である中央で生きる選手だと思います。左サイドでの出場でもそこからどんどん中へ入っていきます。この動きによって、左サイドのスペースが自由で流動的になっていました。ここの空いたところをアルバがオーバーラップしたり(ペドロやアレクシスが左アタッカーの時より多かったと思います)セスクがポジションチェンジしてうまく入っていったりしたことによって、パスワークのリズムが生まれていました。

イニエスタのポジショニングによって、中央に人が多かったですが、それぞれかぶる事無く距離感がよかったですね。いつもより多くのパスコースをつくることが出来ていました。これによって、いいリズムでのポゼッションサッカーが実現していたと思います。これまでの、すぐにクロスを上げるような縦に早いマルティーノサッカーに慣れていたので、新鮮な様で懐かしかったですね。バルサのポゼションサッカーとショートパスでの崩しが戻って来たなと思いました。


圧巻のメッシ。
決勝進出を決定的なものにしたのは、やはり異次元メッシでした。
前半27分、相手のミスからボールを得たメッシは、間隔はあったとはいえソシエダディフェンダー5人に包囲された状況から、1人でゴールまで持っていってしまいました。首を振り、周りを確認しながらのドリブル。左サイドにスペースがあったんですが、ペドロが右サイドを走っている以外のフォローは無い状況でした。そんな状況から1人で点を決めてしまうんだから驚きです。ドリブルも凄いですがシュートも見事でしたね。シュートコースが空いたのはほんの一瞬しかなかったように見えました。ソシエダとしては、ミスはしたけれどまさか失点までいくような致命的なものとは考えていなかったでしょう。全く驚きのゴールでした。

もちろんこのゴールはアウェーゴールです。ソシエダの決勝進出には4点が必要になり、ほぼ勝負ありでした。早い段階でバルセロナは楽な状態になりましたね。


ソシエダの意地。
後半にはお互いゴールに迫るシーンの多い、楽しい試合になりました。ソシエダは意地を魅せ、後半41分にグリーズマンが同点ゴールをあげました。このグリーズマンとベラは1st leg同様にバルサにとっては嫌な存在でしたね。ベラの豪快なシュートがポストを叩くなどピンチも多かったです。最後のところでマスチェラーノの粘りやピントの好セーブで切り抜けました。
 

この試合だけ見れば、すっきりと勝ちきれなかった事は心残りではありますね。とてもいい攻撃が出来ていたので、もう少し点を取れたんじゃないかなと思います。ただ、見ていて楽しい崩しをするバルセロナが戻って来た印象があって、それがなにより今日の試合を見た収穫でした。

リーガエスパニョーラ第23節
セビージャ1-4バルセロナ

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:イニエスタ、ソング、シャビ
DF:アドリアーノ、ピケ、バルトラ、モントーヤ
GK:バルデス

交代
後半38分、シャビ→ブスケツ
後半44分、アレクシス→セルジ・ロベルト

得点者
アレクシス、メッシ×2、セスク


悪天候の中で行われた第23節は4-1でバルセロナが快勝しました。アルバ、マスチェラーノを出場停止で欠くことになったディフェンスライン。危ないところもありましたが、運もあって難しい試合にはなりませんでした。

立ち上がりからセビージャ優勢。
水を多く含んだピッチ。非常に重そうでした。セビージャがいい形で入り、前半15分に先制。セビージャは素晴らしいコンビネーションの崩しでした。バルサは後手に回ってしまいましたね。アルベルト・モレーノのシュートはバルトラに当たってコースが変わりゴールへ。このミドルシュートに対し、ゴールラインにピケがフォローに入り、バルデスの読みも当たっていたんですが、バルトラに当たった事でそれとは逆方向に飛んでしまいました。ちょっと運のない失点でした。立ち上がりの雰囲気とともに幸先の悪い嫌な感じ。

20分にもバルセロナはピンチ。右サイドでソングがファールしてしまったフリーキックから。このセットプレーはバッカのヘディングがポストを叩きます。やられたと思いましたがなんとか切り抜けました。やはりセットプレーは見ていて怖いですね。特にラキティッチなど質の高いボールが蹴れる選手がいるチームが相手ではなおさらです。

オフサイドのゴール。
いいとこなしだったバルサですが、33分に運の良いゴールが生まれます。メッシのフリーキックをアレクシスが頭で合わせて同点ゴール。このシーンはピケとアレクシス2人がオフサイドでしたが、見過ごされました。ピケの方が出ていた中でアレクシスのゴールだったので、少しカモフラージュになったのかもしれません。何にしてもゴールはゴール。いやー運がありました。

メッシの2ゴール。
この試合の見所となったのがメッシの圧巻の2ゴール。いつものようにほとんど歩いていたメッシですが、やっぱり大仕事をやってのけますね。
前半40分頃から激しい雨が降り、風も強くなる悪条件。しかし43分のバルセロナのカウンターはそんな天候を感じさせない質の高いプレーが見られました。

バルサらしくないスピードのあるカウンターでゴール前のメッシまで繋がります。メッシはペドロからのボールをワントラップで見事にコントロールして力強いシュートを叩き込みました。ピッチの事を考えてか、メッシはトラップを浮かせてハーフボレー(僕は学生時代ドロップキックなんて言ってましたが)でのシュート。パンチ力のある気持ちいいシュートでした。浮かせる事によって悪いピッチコンディションなどは関係ない状態でボールを蹴れるわけですね。と、説明は簡単に出来ますが、これ、狙ってやったんでしょうか。試合中に流れの中で考えては出来ないプレーだと思います。おそらくこれまでの経験から、感覚的に出たプレーだと思います。もの凄い技術が詰まったゴールだなと感じました。

後半10分にもメッシがゴールを決めます。イニエスタの強烈なパスを見事にトラップして、そこしか無い!というコースへ左足で流し込みました。イニエスタのパスはもしかしたら右サイドをフリーで走るアレクシスへのパスだったかもしれません。そのように感じさせるパススピードでした。そんな強さのパスを自分がシュートを打てる場所にトラップ出来るメッシの技術。しかもトップスピードを崩す事無く。凄すぎますね。これも圧巻のゴールでした。

セビージャがことごとく決定機を外す中、メッシの技術と決定力の高さが目立ちました。メッシの2得点で、もはや勝負合った様な感じでしたね。後半42分にはセスクがループシュートでダメを押しました。落ち着いた優雅なゴールでした。


スコアは快勝、でも…。
セビージャに決定力があればもっと難しい試合になっていたと思われます。ゴールチャンスはバルセロナ、セビージャともに6回ありました。見ていてハラハラする瞬間も何度かありました。その中の1本でも入っていれば、セビージャは勢いに乗って手が付けられくなっていたかもしれません。ワントップのバッカはフィジカルがあって、ピケを吹っ飛ばして突破するシーンが見られ、脅威でした。モントーヤの処理がはっきりしないところからピンチになったり、少しディフェンスラインに不安が見られました。セットプレーが不安なので、コーナーキックは毎回ハラハラしましたし。

今日は判定にも助けられ、内容以上にスコアに差がつきましたが、一歩違えば危なかったなと容易に想像がつく試合でした。それこそ、勝ち点57で並ぶ事となったアトレティコ、レアル・マドリードに対しては同じようにはいかないでしょう。スコアの上では快勝、凄いプレーも見れて楽しかった、でも少しもやもや、な23節でしたね。

コパ・デル・レイ準決勝
バルセロナ2-0レアル・ソシエダ

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
GK:ピント

交代
後半28分、アレクシス→イニエスタ
後半40分、セスク→テージョ

得点者
ブスケツ、オウンゴール


これまでのコパとは違った先発メンバー。カップ戦要員というのか、先発で安定して出場していた選手の何人かがベンチに回りました。これには、アルバ、マスチェラーノが次のリーガに累積警告で出場できないということもあったと思います。それに加えて、1st legがホームということで、余計な失点をしたくない試合ということでしょう。堅実にきたなという印象です。その思惑通り、スコアとしては文句の無い結果を出せました。


マン・オブ・ザ・マッチはピント。2つのビッグプレー。
5バックを敷いてきたソシエダに対してハーフコートゲームを展開したバルセロナ。前半のポゼッション率はなんと82%。そんな中でも何度かソシエダのカウンターの危機にさらされましたが、これを救ったのはピントでした。
開始早々のソシエダのカウンター。マスチェラーノがロングボールを見誤ったか、クリアミス。グリーズマンにスペースに抜け出され、強烈なシュートを放たれましたがピントがセーブ。立ち上がりの危機を切り抜けました。後で見返しても、ここで先制されなかったことは大きかったですね。あの時間帯で決められていたらソシエダのゲームプランの思うつぼでした。

ピントの2つめのビッグプレーは前半42分。またしてもカウンターから、ベラが抜け出してピントと一対一の状況。ピントは右足に当ててシュートを防ぎました。見ている限りでは、難しいタイミングでのシュートでしたが、ピントは読んでいましたね。すばらしかったです。
このセーブからの流れでまた相手陣内に押し込むバルサはコーナーキックを得ます。そのコーナーからブスケツの先制ゴールが生まれました。まだピントのビッグプレーの興奮が覚めやらぬ前のゴールでした。
さらにこのゴールで興奮している間にソシエダのイニゴ・マルティネスが一発レッドで退場。暴言だったのでしょうか。何にしてもまだ後半がまるまる残っている状況、バルサが先制した状況で相手は10人になり、バルサには非常に有利な展開。ピンチの後にチャンスありでしたね。本当に面白いように。

追加点はオウンゴール。
バルセロナの追加点は意外な形で生まれました。後半15分、セスクのスルーパスにどんぴしゃりで反応したアレクシス。シュートは惜しくもポストに阻まれます。このセカンドボールのクリアがソシエダキーパー、スビカライに当たってゴールへと吸い込まれました。TVで見ているこちらもいたたまれない様なオウンゴールでした。


後半の内容は10人相手にしては物足りない気もしましたが、堅実な試合運びだったと思います。前半にくらったカウンター2回程のピンチはありませんでした。ホームで点を奪われないということを徹底しているなと感じました。無理に攻めすぎず、前半と同じ内容でオーケーという持って行き方でしたね。

嫌なアウェーゴールも奪われず、2nd legへ向けて2点のアドバンテージを得て、まずまずの結果。とはいえ残り半分がアウェーでの対戦なので、まだ何が起こるか分かりません。この試合ではソシエダの2トップ、ベラとグリーズマンは脅威だなと感じました。ホームで勢いに乗ったら怖いですよ。こういったカップ戦の緊張感はたまらないですね!

リーガエスパニョーラ第22節
バルセロナ2-3バレンシア

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
GK:バルデス

交代
後半20分、シャビ→イニエスタ
後半31分、セスク→テージョ

得点者
アレクシス、メッシ


バルサは今シーズン2敗目を喫しました。カンプノウでの初黒星。3失点と、数字では守備崩壊ともとれるんですが、どう悪かったのか考え込んでしまう様な試合でした。


前半7分という早い時間に幸先よく先制。アレクシスの凄いゴールでした。アレクシスはこの日もキレキレでフル出場。ペドロとの両翼はやはり今シーズン頼りになります。

その後、アレクシスのヘディングやメッシのドリブルシュートが何本かあるなど、得点チャンスが多かったです。バレンシアはボールの捕まえどころがしぼれていないようで、バルサがイケイケの展開でした。
メッシがいつ点をとるか?という試合に見えました。決めきれなくてストレスが溜まってしまうという感じでもなかったです。そのうち取れるだろうという風に見えました。

結果的にこの前半の押し込んでいた時間帯に追加点を奪えなかったことが敗因になりました。


カンプノウで3失点。
3失点。最初の失点はしょうがない気もします。バルサ自陣でのボールロストから。一度はスライディングでのチャレンジが成功して、そのセカンドボールが運悪くバレンシアに渡ってしまったシーンでした。
2失点目はバレンシアのピアッティが頑張ったなという感じでした。泥臭いゴール。アウベスよりもピアッティが気持ちで競り勝ったという得点でした。ふわっとしたあの軌道のヘディングシュートはバルデスはノーチャンスでした。もどかしかったですね。そこに落ちるか!という。
決勝点となった3失点目。これがいただけなかったですね。人数はいるけれど、守備意識のある選手がいませんでした。集中が切れてエアーポケットのようになってしまいました。これは本当に悔やまれる失点です。


長所が短所になってしまった試合。
メッシという現役にして伝説的な記録を残すプレイヤー。明らかにバルセロナの長所です。もはや出場試合数よりも得点数が多いほうがあたりまえになってしまう程の選手です。
この選手が復帰して来て、未だリーガではノーゴール。自身が得点したいという思いはもちろんあるでしょうし、周りも取らせたいという思いがあるでしょう。ここにこだわり過ぎたことに問題があったように思います。
マルティーノ監督は試合後、
「開始から30分で試合が終わったような感覚があり、そのツケを払わされた。ちゃんと勝負を決めなければならなかった」と語ったようです。>>マルティーノ:「これまでと違うリーグ戦が始まる」

メッシは復帰してきてからのスペイン国王杯などでは、イニエスタが不在という事もあってゲームメイクも担当していました。テージョのハットトリックを全てアシストしたのは記憶にあたらしいところです。そんな中でもちょいちょい自分でも点が欲しいんだな、と見受けられるプレーはありました。

そこへ来て、今日の様な早い時間帯で先制できた展開。幾度となくチャンスがあり、フィニッシャーを選べる様な余裕すらあったということだと思います。自分で点を取りたいという気持ちが強くなるのは致し方ないですね。

そして、「やっぱり決めるんだ」という場面を何度も見てきました。しかし、今回はそうではなかった。
それだけのことではあります。後半アディショナルタイムに魅せた、アウベスとワンツー2回を挟んでイニエスタともワンツーで抜け出て突破する、非常に美しい崩しからのシュートがありました。惜しくもバレンシアのGK、ジエゴ・アウベスに阻まれてしまいました。これが決まっていれば、やっぱりメッシは凄いよねという事になる。ほんの少しの差ですよね。


結果的には残念なところです。現時点ではまだわかりませんが、首位陥落は避けられないと思います。しかし、まだまだリーガも後半戦が始まったばかり。長いシーズンこんな試合もあるでしょう。ネイマールも練習には復帰していると聞きます。マルティーノ監督がチームをどう立て直すのか、注目です。

コパ・デル・レイ準々決勝2nd leg
バルセロナ5-1レバンテ

先発
FW:テージョ、セスク、アレクシス
MF:イニエスタ、ソング、セルジ・ロベルト
DF:アドリアーノ、プジョル、バルトラ、モントーヤ
GK:ピント

交代
後半開始から、イニエスタ→ペドロ
後半24分、セスク→アフェライ
後半32分、アレクシス→マスチェラーノ

招集外(休養)
シャビ、ブスケツ、アウベス

得点者
アドリアーノ、プジョル、アレクシス×2、セスク



コパ・デル・レイ2nd legはバルセロナが大勝しました。強い雨の中で平日開催ということもあって、あまり人が入っていないカンプノウ。記憶に無い程スカスカのスタジアムが、何か寂しかったです。2万5千人程の動員数で、今シーズンで最も少なかったようですね。

お客さんは少なくとも、試合は熱かったですよ。プジョルのゴールは見られるし、イニエスタは怪我明けとは思えない活躍だし、アレクシスはキレキレだし。大量得点の試合はやっぱり楽しい。

アドリアーノ砲、発射。
1シーズン1発のお楽しみ、アドリアーノ砲が発射されました。こんなこといっちゃあ怒られるでしょうか。今シーズンは何発かやっている様な気もしますしね。むしろアウベス砲がまだだな…。
開始早々にオウンゴールで1点献上の重苦しい立ち上がり。アドリアーノ砲で同点に追いつきました。
ぐぐっと落ちて曲がる、中村俊輔のフリーキックのようなミドルシュートでした。左サイドで左足でファーサイドというのが渋かったですね。あまり見ないタイプのミドルシュートでした。

テージョのコーナーキック。
前半43分にはプジョルのヘディングで勝ち越し。さすがの一言とともに嬉しいゴールでしたね。テージョのコーナーキックもよかったです。テージョは直接フリーキックも蹴ったりしていて新鮮でしたね。コースを狙う力強いシュートを持っているので、今後ともプレースキックには期待出来ますね。現時点では序列はまだまだ下の方ですが、ここでも存在感を魅せられれば面白いと思います。

アレクシスが元気な件。
キレキレだったのはアレクシス。2得点の大活躍です。2得点とも難しいゴールではないですが、しっかり得点するあたり好調を維持している証拠ですね。
2得点目の、アドリアーノのミドルのこぼれ球を詰めたスピードは、まさにフォワードの嗅覚を感じさせるものでした。こういうのを狙ってる選手っていいですよね。センターフォワード!って感じがして。
この得点シーンだけでなく、1人だけ動きが違うなと思わせる場面が随所に見られました。積極的で運動量豊富で元気一杯でしたね。ドリブルで勝負して、突破出来るようになって来た印象があります。結果も出しましたし、今日一番良かったと思います。今後チームを引っ張る様な、ムードメーカー的な存在にならないかなあ。

アフェライ徐々に。
直近の試合で戻って来たばかりのアフェライが出場時間を延ばしました。そういう試合展開に持っていけたのがよかったですね。アフェライも変に気負わずプレー出来たのではないかと思います。ドリブルシュートで、ひとつ魅せました。


さてさて今日はほぼ消化試合といってもいいくらいの対戦だったわけですが(レバンテに失礼なのですが、レバンテも勝ち上がりは無いと見たか、主力温存でした。)見所の多い好ゲームでした。
ほぼ勝ち上がりを手中にしての、意外とモチベーションの難しい試合だったと思います。そんな試合で、選手達をターンオーバーしながらも5得点というのは完璧な試合だったと言えるでしょう。この試合には、主力温存や若手育成、怪我明けの調整など多くの成果があったと思います。

リーガエスパニョーラ第21節
バルセロナ3-0マラガ

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
GK:バルデス

交代
後半16分、ペドロ→テージョ
後半32分、シャビ→セルジ・ロベルト
後半41分、アレクシス→アフェライ


リーガももう半周しました。今シーズンのリーガは三つどもえ。僕が見て来た3シーズンはバルサとレアルの2強という構図が色濃く、それだけにこの3つどもえの現在は新鮮に見ています。
首位を走るバルセロナは危なげなく勝利し、この順位をキープ。安定の強さでした。

前半は立ち上がりからチャンスをつくれていて、今日はいけそうだなという感じがしました。右サイドで多くチャンスをつくっていました。アレクシスが裏への飛び出しでチャンスをつくっていました。バルサの攻撃はフィニッシュまでいける回数が多かったです。

先制点はピケ。コーナーキックをアレクシスが後ろへすらしたところ、フリーになって待っていました。ピケはリーガ2試合連続ゴール。後半にもコーナーキックをヘディングで合わせる場面がありました。今日はバルサにしてはコーナーキックが合う印象があり、そんな時にピケは頼りになりますね。

追加点はペドロ。後半10分でした。メッシからパスを受けたペドロは相手を1人かわし、コースをきっちり狙った見事なシュートを流し込みました。ペドロの決定力を感じたゴールでした。

3点目はアレクシス。前半からいい動きで何度もチャンスをつくっていたアレクシス。ここはペドロからお膳立てを受け、決めるだけのシュートでした。

後半32分にシャビが退きました。その際、カンプノウはスタンディングオベーション。これはシャビのキャリア通算700試合を祝ってのものです。この試合の前に記念のセレモニーがあったようですね。到底想像もできないような凄さですね。まだまだ衰えは感じさせないプレーぶりですし、この記録はどんどん更新されていくでしょう。


起点はトップ下のメッシ。
今日の2点目、3点目の得点の起点となったのはメッシでした。先日のコパでのテージョのハットトリックも全てメッシのアシストでしたね。ここ最近はメッシはフォワードではなく、ミッドフィルダーの、いわゆるトップ下の選手のプレーをしていると思います。3点目などはディフェンスを集中させてからペドロへの質の高いパスを送りました。
印象としてはアルゼンチン代表でのメッシですね。3点目のシーンでは特にそう思いました。もう2014年になり、ワールドカップまでもう5ヶ月。メッシはそれも見据えて、ゲームメイクするトップ下のプレーを意識しているんでしょうか。
僕は今日の様なメッシのプレーの方がバルサにとってはいいんじゃないかと思います。選択肢が増えるので、相手に読まれづらいからです。イニエスタがいないからこういうプレーになっているんだろうとは思いますが、それをこなしてアシストという結果も残すメッシはまさに異次元ですね。イニエスタが戻って来た時に面白くなりそうです。左サイドはイニエスタ、右サイドはメッシと両サイドで沢山のチャンスメイクが見られるんじゃないかと妄想しております。


コパ・デル・レイ準々決勝1st leg
レバンテ1-4バルセロナ

バルサ先発
FW:テージョ、メッシ、ペドロ
MF:セルジ・ロベルト、ソング、シャビ
DF:アドリアーノ、プジョル、バルトラ、アウベス
GK:ピント

後半12分、プジョル→マスチェラーノ
後半31分、ペドロ→アレクシス

リーガで痛恨の引き分けを喫したレバンテが相手。この試合はテージョのハットトリックの活躍などでアウェーゴール4点をもぎ取り、2nd legへ大きなアドバンテージを得ての勝利となりました。

前半はレバンテ。
レバンテはバルサ相手にリーガで引き分けたホームでの戦いということもあって、自信をもってのぞんでいました。守備と攻撃、メリハリのあるサッカーをしていましたね。どうすればいいのかわかっているぞ、という姿勢でサッカーをしていたと思います。 
前半の31分にセットプレーからレバンテが先制します。レバンテとしてはしてやったり。バルサはほぼ相手陣内でサッカーをするような、相手を押し込むサッカーをしますが、ゴールが遠い。コーナーキックが何度もあったんですが、なんの可能性も感じなかったのが悲しいところでした。バルサの前半のポゼッション率は75%。しかしながら、流れはレバンテでした。

バルサの最初の選手交代はアクシデント。後半12分にプジョルが怪我をしてしまいます。それほど深刻そうには見えなかったんですけどね。マスチェラーノが急遽、ウォーミングアップなしで試合に入る事になってしまいました。

転機はオウンゴール。
この試合の転機となったのはレバンテのオウンゴールでした。裏へ抜け出したテージョにメッシのスルーパスが合います。テージョのシュートはゴールキーパーに阻まれますが、こぼれたボールをレバンテディフェンダーがクリアミス。味方に当たってしまいオウンゴールとなりました。
ここまできっちり守備が出来ていただけに、このオウンゴールはレバンテとしてはかなりの打撃となったようでした。これから体力も無くなっていくというところで、先に精神的ダメージが来てしまった感じですね。まだ後半に入ったばかりという速い時間帯でしたし、アウェーゴールといことにもなるので、重さがありました。

メッシ、テージョライン発動。
ここからは面白いようにテージョの裏への抜け出しがきまります。後半15分、36分、41分と全てメッシのアシストによるテージョの得点でした。オウンゴールになったシーンもそうでしたが、テージョは全て自分のもっている形での得点でしたね。よくみてみると、わりとコースの甘いシュートだったりするんですが、決められたという事はテージョにとって自信になるでしょうね。
中でも、36分のバルサの3点目が凄かったです。メッシが右サイドでボールキープ、2~3人に囲まれたところ、ファールを受けます。メッシはそのままの流れを止めずにリスタート。そのまま中央にドリブルしつつテージョへ。テージョは落ち着いて自分の形でゴールするだけ、というシーンでした。
このリスタートは「それでいいのかな?」と思う程、本当に速いリスタートでした。メッシの見事な判断でした。

この結果は、準決勝進出をほぼ手中にしたといっていいですね。2nd legはカンプノウですし、かなりの余裕が持てます。リーガの引き分けと取り替えたいと思わずにいられないですね。

バルサアタッカー全員ハットトリック?
テージョがハットトリックをしたことで、今シーズンはバルサのアタッカーの選手全員がハットトリックをした事になるんじゃないでしょうか。ペドロ、アレクシスは記憶に新しいし、ネイマールはチャンピオンズリーグセルティック戦でたしかやっています。メッシは異次元なので確認しなくてもやっていると思います。
これって結構凄い事なんじゃないでしょうか。全員が充実したシーズンを送っているとも言えると思います。得点力のある選手を抱えていたとしても、その選手達が十分に実力を発揮するということは簡単ではないと思います。まんべんなく選手を使うマルティーノ監督の手腕と言えるでしょうね。