メッシ、テージョライン発動。/コパ1st leg:レバンテ対バルセロナ | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

コパ・デル・レイ準々決勝1st leg
レバンテ1-4バルセロナ

バルサ先発
FW:テージョ、メッシ、ペドロ
MF:セルジ・ロベルト、ソング、シャビ
DF:アドリアーノ、プジョル、バルトラ、アウベス
GK:ピント

後半12分、プジョル→マスチェラーノ
後半31分、ペドロ→アレクシス

リーガで痛恨の引き分けを喫したレバンテが相手。この試合はテージョのハットトリックの活躍などでアウェーゴール4点をもぎ取り、2nd legへ大きなアドバンテージを得ての勝利となりました。

前半はレバンテ。
レバンテはバルサ相手にリーガで引き分けたホームでの戦いということもあって、自信をもってのぞんでいました。守備と攻撃、メリハリのあるサッカーをしていましたね。どうすればいいのかわかっているぞ、という姿勢でサッカーをしていたと思います。 
前半の31分にセットプレーからレバンテが先制します。レバンテとしてはしてやったり。バルサはほぼ相手陣内でサッカーをするような、相手を押し込むサッカーをしますが、ゴールが遠い。コーナーキックが何度もあったんですが、なんの可能性も感じなかったのが悲しいところでした。バルサの前半のポゼッション率は75%。しかしながら、流れはレバンテでした。

バルサの最初の選手交代はアクシデント。後半12分にプジョルが怪我をしてしまいます。それほど深刻そうには見えなかったんですけどね。マスチェラーノが急遽、ウォーミングアップなしで試合に入る事になってしまいました。

転機はオウンゴール。
この試合の転機となったのはレバンテのオウンゴールでした。裏へ抜け出したテージョにメッシのスルーパスが合います。テージョのシュートはゴールキーパーに阻まれますが、こぼれたボールをレバンテディフェンダーがクリアミス。味方に当たってしまいオウンゴールとなりました。
ここまできっちり守備が出来ていただけに、このオウンゴールはレバンテとしてはかなりの打撃となったようでした。これから体力も無くなっていくというところで、先に精神的ダメージが来てしまった感じですね。まだ後半に入ったばかりという速い時間帯でしたし、アウェーゴールといことにもなるので、重さがありました。

メッシ、テージョライン発動。
ここからは面白いようにテージョの裏への抜け出しがきまります。後半15分、36分、41分と全てメッシのアシストによるテージョの得点でした。オウンゴールになったシーンもそうでしたが、テージョは全て自分のもっている形での得点でしたね。よくみてみると、わりとコースの甘いシュートだったりするんですが、決められたという事はテージョにとって自信になるでしょうね。
中でも、36分のバルサの3点目が凄かったです。メッシが右サイドでボールキープ、2~3人に囲まれたところ、ファールを受けます。メッシはそのままの流れを止めずにリスタート。そのまま中央にドリブルしつつテージョへ。テージョは落ち着いて自分の形でゴールするだけ、というシーンでした。
このリスタートは「それでいいのかな?」と思う程、本当に速いリスタートでした。メッシの見事な判断でした。

この結果は、準決勝進出をほぼ手中にしたといっていいですね。2nd legはカンプノウですし、かなりの余裕が持てます。リーガの引き分けと取り替えたいと思わずにいられないですね。

バルサアタッカー全員ハットトリック?
テージョがハットトリックをしたことで、今シーズンはバルサのアタッカーの選手全員がハットトリックをした事になるんじゃないでしょうか。ペドロ、アレクシスは記憶に新しいし、ネイマールはチャンピオンズリーグセルティック戦でたしかやっています。メッシは異次元なので確認しなくてもやっていると思います。
これって結構凄い事なんじゃないでしょうか。全員が充実したシーズンを送っているとも言えると思います。得点力のある選手を抱えていたとしても、その選手達が十分に実力を発揮するということは簡単ではないと思います。まんべんなく選手を使うマルティーノ監督の手腕と言えるでしょうね。