リーガエスパニョーラ第25節
レアル・ソシエダ3-1バルセロナ
先発
FW:ネイマール、メッシ、ペドロ
MF:イニエスタ、ソング、ブスケツ
DF:アドリーアノ、ピケ、バルトラ、モントーヤ
GK:バルデス
交代
後半16分、ソング→セスク
後半28分、モントーヤ→アレクシス
得点者
バルセロナ:メッシ
ソシエダ:OG(ソング)、グリーズマン、スルトゥサ
バルセロナ、完敗です。アノエタというスタジアムは、もう鬼門として定着してしまった感がありますね。思えば昨シーズンの初黒星もこのスタジアムでした。
ソングとブスケツ。
ローテーションを使った先発メンバーになりました。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦での消耗を考慮してのことと思います。
ポイントはソングがアンカーに入り、ブスケツが一つ前、シャビの位置でのプレーとなったことかなと思います。立ち上がりから、ポゼッションのスムーズさに欠けていました。テンポが上がってこなかったですね。
後半16分にセスクが入って来てからはいつものバルサのバランスになったな、と感じたんですが、時既に遅しでしたね。
ソシエダは気合いが入っていて、自信を持ったプレーぶりでした。ハードワーク出来る選手が多かったですね。前線、カナーレスのパスセンスと、ベラ、グリーズマン、スルトゥサが機能していました。ベラにもっと決定力があれば、もっと大差を付けられていましたね。バルサの守備のミスから、決定的な場面をつくられたのが2回程ありました。
マルティーノ退席処分。
ハーフタイム中に審判団に抗議をしたマルティーノ監督は、退席処分を受けました。後半は関係者席の様なところで観戦する姿が見られました。先制され、すぐに追いついたものの、リズムの出てこなかった前半の内容にいらだちを隠せなかったのかもしれません。
2点差の敗戦。
ともかく、2点差をつけられての敗戦はなかなか記憶に無いところですね。守備の甘さが目立ちました。全体的に重さの見える選手達でしたが、そこにピケのやらかしなどが重なって負のスパイラルに陥っていました。ロングフィード一発でやられてしまう脆さがありますね。そして、それをひっくり返す攻撃力も今日はありませんでした。
怪我明けで初の先発になったネイマールはイマイチでした。まだまだ調子が上がってこないようです。フル出場になりましたが、決定的な仕事はできませんでした。このあたりは徐々に上がってくると思われます。近年苦手としているアノエタでの出場は、怪我明けの選手には荷が重かったのかもしれないですね。
ローテーションしすぎ?
チャンピオンズリーグのアウェイ戦で上々な勝利を得て一安心。その直後の鬼門のアノエタ。足下救われましたね。というか、もう少しメンバーを温存しなければよかったのでは、と思ってしまいます。苦手と分かっている相手なわけですし。
レギュラーメンバーに疲れがたまっているのは当然で、ローテーションを使うわけですが、そこがうまく嵌らなかったですね。最初からセスクがいれば。あるいはシャビがいれば。
マルティーノ監督はゲームプランを読み違えたと言っています。後半開始でメンバー交代をしなかったことも自分のミスだと。>>マルティーノ:「試合を解釈できなかった」
バルセロナは現時点で、レアルに勝ち点差3をつけられ2位に甘んじる事になりました。