悪い印象が残った/リーガ26節:バルセロナ対アルメリア | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

リーガエスパニョーラ第26節
バルセロナ4-1アルメリア

先発
FW:ネイマール、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、プジョル、アウベス
GK:バルデス

交代
後半27分、アレクシス→ペドロ
後半34分、セスク→イニエスタ
後半42分、ネイマール→テージョ

得点者
バルセロナ:アレクシス、メッシ、プジョル、シャビ
アルメリア:トルヒージョ


前節の痛い敗戦を経ての第26節は、バルセロナが危なげなくアルメリアに勝利しました。点差は開いたものの、消化不良な内容だったと思います。

前節に失敗したソングとブスケツの併用はなく、今節はシャビが先発で出場しました。下位チーム相手とはいえ、ほぼレギュラーメンバーで、勘所を抑えた先発メンバーという印象ですね。
ピケは前節に怪我をしてしまい2週間の離脱とのことです。
特筆すべきは前節にマルティーノ監督が退席処分を受け、そのペナルティーで今節は不在だったということ。不安な要素ではありましたね。監督代行はホルヘ・パウタッソ。


迫力の右サイド、ダニエウ・アウベス。

前半はいい出来だったと思います。ぴりっとした緊張感を感じました。
左はネイマール、右はアウベスがワイドに開いて、アルメリアディフェンスを揺さぶっていました。特にアウベスはいいランニングで裏を突いていました。シャビのピンポイントのパスで裏へ飛び出したのは、かなり気持ちよかったですね。得点には繋がらなかったものの阿吽の呼吸で爽快でした。今日はアウベスは調子が良さそうでしたね。右サイドに迫力のある立ち上がりでした。

いい流れで幸先よくアレクシスが先制。左サイドに開いたネイマールからセスクに繋がり、セスクがシュート。そのこぼれ球に反応したアレクシスの抜け目のないゴールでした。


メッシのフリーキックは圧巻。

24分のメッシのフリーキックには度肝を抜かれました。壁の外側から巻いてくる、完璧な軌道のフリーキックでした。スピードもあり、キーパーはノーチャンスでしたね。
昨シーズンから徐々にフリーキックのゴールが増えて来たメッシ。鬼に金棒というかなんというか。。。

そんな圧巻のフリーキックから一転。バルサはコーナーキックから失点してしまいます。なんだかもうコーナーはどうしようもない感じになってきましたね。取られたら取り返すサッカーをみせてくれればいいですけどね。


後半はイマイチでした。前半に多かったアウベスの裏への飛び出しはなくなりました。
左からの攻撃が多く、ネイマールがかなりボールに触っていましたが、打開するには至りませんでした。


ネイマールはまだまだ。

後半20分にはネイマールがいい飛び出しでキーパーと一対一の決定的な場面。ネイマールのシュートは当たらず大ハズレ。ため息のカンプノウ。まだフィットしていないネイマールを象徴してしまうシーンでした。後半開始早々にもシャビからのピンポイントスルーパスで抜け出したシーンがありましたが、シュートが当たりきっていませんでした。二度の得点チャンスを外してしまい、なかなかかみ合っていない悪いイメージが残りました。
ネイマールは裏への飛び出しを再三狙っていたんですが、この2つのシーン以外では合わなかったですね。チームメイトとの呼吸も、自分の感覚もまだ合って来ていないんだろうなという感じでした。


ゲームを支配する余裕の内容とはいえ、得点出来ない嫌な雰囲気を打破したのは頼れるカピタンでした。メッシのヘディングシュートのこぼれ球を押し込みました。今シーズン初ゴール。もやもやを消し去ったということと、プジョルのゴールということでこれはうれしかったですねー。加えて、とりあえず勝ち点3は確保したな、という安心感ももたらしました。このゲームで一番価値のあるゴールだったと思います。

後半43分にはシャビもゴール。余裕があったミドルシュートでした。きっちり決めるところがシャビですね。狙いすました素晴らしいシュートでした。久しぶりのシャビのゴールにテンションが上がりましたよ。


悪い印象が残った。

終わってみたら4-1と快勝でした。しかしながら、ゴールチャンスが13回、シュートが29本、そのうち枠内が14本。この数字でゴール数4は少ないですね。相手のキーパーがそれほど良かったという印象はありません。
前半の気合いの入った姿勢を、攻撃のリズムにつなげられなかったのが心配です。もちろんいい時間もありましたが、続かなかったですね。プジョルのゴールまでは、勝ち点3も確信できない鬱屈した内容でした。この時間帯が長かった印象は残りました。