マン・オブ・ザ・マッチはピント/コパ準決勝1st leg:バルセロナ対レアル・ソシエダ | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

コパ・デル・レイ準決勝
バルセロナ2-0レアル・ソシエダ

先発
FW:ペドロ、メッシ、アレクシス
MF:セスク、ブスケツ、シャビ
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
GK:ピント

交代
後半28分、アレクシス→イニエスタ
後半40分、セスク→テージョ

得点者
ブスケツ、オウンゴール


これまでのコパとは違った先発メンバー。カップ戦要員というのか、先発で安定して出場していた選手の何人かがベンチに回りました。これには、アルバ、マスチェラーノが次のリーガに累積警告で出場できないということもあったと思います。それに加えて、1st legがホームということで、余計な失点をしたくない試合ということでしょう。堅実にきたなという印象です。その思惑通り、スコアとしては文句の無い結果を出せました。


マン・オブ・ザ・マッチはピント。2つのビッグプレー。
5バックを敷いてきたソシエダに対してハーフコートゲームを展開したバルセロナ。前半のポゼッション率はなんと82%。そんな中でも何度かソシエダのカウンターの危機にさらされましたが、これを救ったのはピントでした。
開始早々のソシエダのカウンター。マスチェラーノがロングボールを見誤ったか、クリアミス。グリーズマンにスペースに抜け出され、強烈なシュートを放たれましたがピントがセーブ。立ち上がりの危機を切り抜けました。後で見返しても、ここで先制されなかったことは大きかったですね。あの時間帯で決められていたらソシエダのゲームプランの思うつぼでした。

ピントの2つめのビッグプレーは前半42分。またしてもカウンターから、ベラが抜け出してピントと一対一の状況。ピントは右足に当ててシュートを防ぎました。見ている限りでは、難しいタイミングでのシュートでしたが、ピントは読んでいましたね。すばらしかったです。
このセーブからの流れでまた相手陣内に押し込むバルサはコーナーキックを得ます。そのコーナーからブスケツの先制ゴールが生まれました。まだピントのビッグプレーの興奮が覚めやらぬ前のゴールでした。
さらにこのゴールで興奮している間にソシエダのイニゴ・マルティネスが一発レッドで退場。暴言だったのでしょうか。何にしてもまだ後半がまるまる残っている状況、バルサが先制した状況で相手は10人になり、バルサには非常に有利な展開。ピンチの後にチャンスありでしたね。本当に面白いように。

追加点はオウンゴール。
バルセロナの追加点は意外な形で生まれました。後半15分、セスクのスルーパスにどんぴしゃりで反応したアレクシス。シュートは惜しくもポストに阻まれます。このセカンドボールのクリアがソシエダキーパー、スビカライに当たってゴールへと吸い込まれました。TVで見ているこちらもいたたまれない様なオウンゴールでした。


後半の内容は10人相手にしては物足りない気もしましたが、堅実な試合運びだったと思います。前半にくらったカウンター2回程のピンチはありませんでした。ホームで点を奪われないということを徹底しているなと感じました。無理に攻めすぎず、前半と同じ内容でオーケーという持って行き方でしたね。

嫌なアウェーゴールも奪われず、2nd legへ向けて2点のアドバンテージを得て、まずまずの結果。とはいえ残り半分がアウェーでの対戦なので、まだ何が起こるか分かりません。この試合ではソシエダの2トップ、ベラとグリーズマンは脅威だなと感じました。ホームで勢いに乗ったら怖いですよ。こういったカップ戦の緊張感はたまらないですね!