あれもこれもダメでグダグダだったこの日の温見方面ツーリング。
なんやかんやありましたが、
ようやく予定していた500kmの「慣らし」が終了しました!

21日(土)の夕方、
オイル交換のために再び最寄りの「2りんかん」へやって来ました。
もちろん18:00~のピット予約済みです。
おことわり
当日の状況をご理解いただくため説明が少々長くなりますことをご了承くださいませ・・・
グダグダ・・・その⑦
それではその経緯を・・・
オイル交換を依頼するにあたって、
ワタクシがレジのお兄さんに伝えた要望(あくまで要望です)
・腰上オーバーホール後なのでできれば全容量(1.7L)のオイルを交換したい。
・オイルフィルターは新品なのでそのまま使ってほしい。
これに対してレジのお兄さんは
・フィルターを外す場合は別料金がかかる。
・フィルターを外してオイルを全部抜こうとしても、
クランクケースカバー内にも多少残るので完全には抜けませんよ・・・
確かにそうだ、それもよく判りますよ。
ですからワタクシはこう伝えたのです。
入れた分のオイル代金はちゃんと払うので、
可能な限り抜いてできるだけ多くの新しいオイルと入れ替えてほしい。
するとレジのお兄さんはオイル交換用のファイルを取り出してこう言いました。
ええーっと、
MD30(XR250、XR BAJAなど)のオイル交換時の規定量はこうなってますので・・・
オイル交換のみ 1.3L / フィルター交換含む 1.4L
うん、それも知ってます。
これまでも何度もお願いしてますからね~
ワタクシはつい最近腰上オーバーホールをしたので、
バラシの時にオイルを抜きましたし、1週間前にオイルを入れたばっかりです。

ホンダ G2オイル(1L缶)を2本用意しオイルレベルゲージを確認しながら少しづつ入れました。
エンジンをかけてしばらく暖気後、もう一度レベルを確認して追加補充しました。
結果的にやはり1.7LほどでOKでした!
ワタクシはそれらすべてを判った上でレジのお兄さんに言いました。
それだとたぶんちょっと足りないと思うのでもう少し入れてもらいたいです。
入った分はちゃんとお支払いするので・・・
レジのお兄さんは続けます。
でもフィルター交換をした場合でも指定は1.4Lになってますので・・・
だから、それは知ってるって!
(サービスマニュアルにもフィルター交換時は1.4Lとなってますから)
それは知ってるけどもやなぁ、
もう少し入れといてくれまへんか?
とワタクシはお願いしとる訳です。
それがどうやらできないらしい・・・
要するに、
お店のオイル交換システムは「1L単位の量り売り」になってはいますが、
実際の作業で「入った分だけ払う」という対応はできないということです・・・
従ってMD30の場合は、
予め定められている「1.3Lか1.4L」でしか対応できないということです。

サービスマニュアルに指定されている全容量(1.7L)、
もしくはそれに近い量の交換は最初から設定されていないということなのです。
う~ん、融通が利かんな・・・
もちろん全容量1.7Lがすべて抜けきれるとは思ってませんが!!
しばらくやり取りをしましたが、
結局はどうにもならず「フィルター交換含む1.4L」で了承せざるを得ませんでした。
まずはここまでの状況をご理解いただけましたでしょうか・・・?
ワタクシが言いたかったことは、
2りんかんのオイル交換のシステムは判ってますけども を前提として・・・
作業前にオイル量を決めてしまうのではなく、
実際にオイル交換をした結果「これだけ入りましたから!」ということで、
オイル単価×数量で〇〇円になります!という支払方法はできないの?・・・と。
それがやっぱりできないらしい・・・
そもそもが、
作業前に「規定された分のオイル代金を先に決済する」ことになっているので、
ワタクシが希望する「入った分だけ払う」という理屈が通用しないんですね・・・
まあそうは言っても、
お店のシステムとして「そういうこと」になっているので仕方がありません。
ということで若干納得はいきませんが
ここまでは特に問題ございません!
ここまでで「うがった捉え方」をされてしまうと、
ただのクレーマーみたいになってしまいますが決してそんなつもりはないですし、
ワタクシの要望をゴリ押ししようとも思っておりません。
まあ、
なんやかんやありましたが、
ただいまXR BAJA オイル交換待機中!

待合スペースからガラス越しに作業の様子が見えるようになっております。
問題はここから徐々に始まっていくのです。

彼が問題の作業員 F
なーんだか作業開始直後から不安要素バリバリだったんです。
見るからに頼りなさそう、自信なさそう、手元もおぼつかない様子で・・・
オイルを抜くためにまずはアンダーガードを取り外していました。
そして、
外したアンダーガードを持ったまま首をかしげているのです・・・。
おそらくは、
このボルトとカラーってどこのやつだっけ・・・? てな感じなのでしょう。

そもそもアンダーガードにはドレンボルト用の穴が開いているので、
わざわざ取り外さなくてもそのままドレンボルトは緩められるのです。
でもまあオイルを抜く時に、
アンダーガードの内側(エンジンとの隙間)にオイルが飛び散ることもあります。
その狭い部分をパーツクリーナーなどで清掃する手間を考えれば、
事前に取り外してしまった方が効率がいいという判断もアリです。
実際にこれまでに作業をしてくれた他の作業員も外してましたしね!
多少の不安要素はありますが、
まだここまではOKです!
やがてオイルが抜けたようで、
ドレンボルトを締めアンダーガードを組み始めました。
そして、
タンク前のオイルキャップ(レベルゲージ)を抜いてオイルを入れているようです。
が!
何度もゲージを見てはまた首をかしげているのです。
そこで何が起きているのか、どんな状況なのかワタクシは判っています。
レベルゲージにオイルが付かないんでしょ?
判ってるって!
だって先週
同じことやったばっかりなんだから!
MD30は普通にオイルを入れるだけでは、
オイルレベルゲージで液面チェックがしにくいのです。
規定とされている1.4Lを入れても確認しにくいのです。
プロであるはずの彼らが、
客の目の前で客のバイクを整備していて何度も首をかしげる・・・
こんな不安なことはありません!
そうは思いませんか?
えっらい時間がかかった後、
作業が終わりましたと作業員 F がワタクシを呼びにやって来ました。
すんごい時間がかかったし、
多少の不安要素はあったもののちゃんと作業が終ったんならまあヨシとしよう。
そう思いながら彼と共にBAJAの近くへ・・・
そして、
作業員 F はBAJAをピットからお店の前へ移動させながら言いましたよね・・・
空気圧の指定が判らなかったので、
標準的な圧の
フロント1.75、リア2.0入れときました・・・
~ワタクシの心の声~
はっ?
キミは何を言っているんだい?
見ればリヤタイヤは空気の入れすぎで、
パンパンに膨れ上がってる・・・!!
ワタクシは呆れながら彼に言いました。
キミは何をやってるの?
オフ車のこのサイズのタイヤがそんな空気圧な訳ないやん。
キミは知らないままで作業してるの?
悪いけど普段前後1.1kgfにしてあるから下げといてよ。
作業員 F は伏せ目ぎみに言いました。
あ~ すみません・・・判らなかったもんで・・・
~ワタクシの心の声~
判らんまま作業するんじゃねーわ!
判らんのなら誰かに聞くか調べんかい!
作業員 F が空気圧を下げている時、ワタクシは追加で言い伝えました。
普通このサイズならだいたい1.5kgfぐらいだわね。 ( ← これ覚えておいてください)
作業員 F は頼りな~く返事をするのです。
そうなんですね・・・
~ワタクシの心の声~
そうなんですね じゃねーわ!
ここまでで、まずはどうでしょう?
ワタクシはかなり「ピクピク」きております・・・
ピット作業を依頼すると無料点検がついてくるのですが、
大変申し訳ないですが「頼んでもないこと」で余計なことをされただけです。
空気圧も判っていない状態での無料点検(タイヤ)って何ですの?
何を根拠にどう判断してるんだい?
どうやら空気圧を下げ終わったようです。
そして振り向きざまに作業員 F は言うのです。
では、以上で作業終了ですのでお気をつけて・・・
いやいやいやいや!
おいおいおいおい! まったく有り得へんわ!!

オイル交換をした場合は、
お客さんの目の前で一度レベルゲージを抜いてオイルを拭き取り、
もう一度差し込んで、再び抜いて「ここまでちゃんと入ってますので!」と、
お客さんに見せてその上でお客さんが「受取りのサイン」をして終了なのです。
作業員 F はそれをしようともしないのです・・・

これまでに何度も2りんかんでオイル交換をお願いしましたが、
作業担当者がしっかりとレベルゲージを見せて説明をしてくれていました。
ワタクシは怒りの気持ちを抑えて
普通は目の前で「こうなりました」と説明するやろ!
今まで何回もここでオイル交換してもらってるけどちゃんと見せてくれてるけどね!
すると作業員 F は
ああ・・・ ( ← ずっとこんな感じの頼りない返事なのです)
そして続けざまに恐ろしいことを言い放ったのです。
指定の1.4リットル入れたんですけど、
ゲージのLowレベルまでもつかないんですよね~
~ワタクシの心の声~
はっ? だから何だ?
つかなかったからなんだ?
Lowレベルまでも達していないってことは普通に考えて少ないってことだろ?
こっちが聞かんかったらその事実を伝えんまま客を帰す気だったのか?
どういう神経してるんだ!
客のバイクをなんだと思ってるんだ!
ワタクシはとうとう我慢の限界を超えてしまいました。
おい!
ええ加減にせえよ、さっきから何なんだ!!
作業員 F は、
ピットに引っ込んでいき代わりに先輩作業員らしき人がやって来ました。
その先輩作業員は申し訳なさそうにワタクシに言いました。
申し訳ないですぅ、お客さんの仰る通りです。
ちゃんと確認をしていただいてから引き渡すのが当たり前で・・・
ワタクシは言いました。
そうだよね~
いつもちゃんと目の前で見せて説明してくれるよね~
ちょっと彼、信じられへんわ・・・
先輩社員は言いました。
ええ、もちろんです。
彼はあんまり判ってないみたいで、申し訳ないです・・・
えっ?
それはそれでどうなの・・・?
判ってないと判断している作業員を現場で客のバイクを担当させる?
まあ、
あまり判っていなくても現場では使わざるを得ない場合もあるでしょう。
実際の現場で作業しながら身につけさせることも教育の一環として必要でしょう。
でもその場合は、
先輩が作業を見守る、作業完了後には先輩が確認をする。
それは当然のことだとワタクシは思うのです。
先輩作業員の話では、
問題の作業員 F は週一でしかシフトに入っていないらしい・・・
そんな作業員がたまたま割り当てられたのかと思うと無念で仕方ありません!!
その後、
その先輩作業員により再度オイル量の確認がされました。
結果的に200ccの追加補充で、
ようやくレベルゲージのHighとLowの中間に達しました・・・
よかったよかっためでたしめでたし・・・ですがここで思い出して頂きたいのです。
ワタクシが作業前のレジで、
1.4Lでは足らんと思うので、
もう少し入れて欲しいと頼んだこと!
だから言ったでしょ!
杓子定規に「規定の1.4L」入れたってレベルに達しないこともあるんですよ。
過去に何度もお願いし作業してもらいましたが、
その度にちゃんとレベルゲージで確認できていたということは、
規定の1.3Lもしくは1.4Lを入れた上で少し足してくれていたのでは・・・?
MD30はレベルゲージでのオイル量の確認が本当にしにくいのです。
これまでに担当してくれていた作業員の方々は、
それを知った上で客を安心させるために少し足してくれていたのでしょう。
(あくまでワタクシの想像ですが・・・)
今回の残念な作業員 F は、
あまりにシロウトすぎてそういった対応ができなかっただけのことでしょう。
最後に、
ワタクシがやり直しを指示したタイヤの空気圧の件ですが、
やはり1.5になってやがりました・・・
あの時は、
このサイズの一般的な純正タイヤの指定は1.5kgfだと教えただけで、
このバイクは普段前後とも1.1kgfにしてるから下げといてと言ったでしょうが!
結局何にもできんのやな、キミは!!
2りんかんでのオイル交換について
当然自宅でもできるのですが、
抜いたオイルと余ったオイルの処理、手間、空缶の処分などを考えると、
わざわざ自宅でやらなくても設備の整った環境でプロにお任せした方がいい
という判断でこれまではお願いしてきました。
オイルの量り売りならムダも省けますし廃油処理も必要ないし・・・ということで。
しかし、
今回のことで残念ながら、
ワタクシの2りんかんピットへの信頼は完全に崩壊しました・・・!
"プロ"に任せているはずなのに、
基本的な知識もないまま客のバイクを担当し適当な作業をして、
作業後の確認も説明もしないまま客にそのバイクに乗らせて帰らせる・・・
バイク整備の基本中の基本
たかがオイル交換、されどオイル交換ですよ!
それなのに・・・!
プロに任せて何も知らされず不安なまま帰らされるぐらいなら、
ワタクシのシロウト作業で「自分自身で不安に陥る」方がまだマシです・・・
どこかのバイク用品店 〇〇コ〇〇ドと違って
ピット作業は信頼してたのになぁ。
残念です。
でもまあ、ある意味いいキッカケになりましたね!!
これからは自分でやります!!
長文、大変失礼いたしました・・・
*あくまでもワタクシ自身の体験による個人的な感想でございます。
残念なお知らせ

以前よりオイル会員でしたが知らない内に期限が切れていました。
今回のこんな残念なオイル交換のためにわざわざ810円も払って更新するとは!
もう頼まへんのにつくづく運が悪いなぁ。
タイヤ処分料まで値上げに・・・
なんだかやるせないなぁ・・・