前回記事はこちら!


それと湿度調整の大事さも書きました。『大切なのは絶対湿度?相対湿度?』それでは今回は!!ネギ!!?笑白ネギやったら使うけど、青ネギはこんなに使うかな?💦ではでは!前回の記事を書いている時に思ったので続きの前に湿度についての記事…リンクameblo.jp





そこでエアコン除湿と冷房について考えていきます。


  エアコン除湿の種類

除湿運転ですがドライ(弱冷房除湿)と再熱除湿があります。

一般的なのはドライです、基本的にはある程度の機種を選ばない限りは再熱除湿が付いていることは無いと思います。(上位機種は付いてるのが多いのかな?)


そしてドライ運転の時はどうしても湿度と一緒に温度も下がってしまいます。梅雨時期にドライ運転をして寒くなって不快に感じ、ドライか冷房どちらの運転が良いのか分からなくなった経験をしたこどがある人は多いのでは無いでしょうか?


そこで再熱除湿は除湿と暖めをしてくれる機能なので、湿度を下げても温度は下がらない仕組みになっています。つまりドライ運転と暖房運転をしてる感じになるので電気代は高くなる傾向が多いです。

エアコン冷房、除湿機の併用で考えれば同じぐらいの電気代と思います。

その点では除湿機の排水など手間を考えればエアコン1台で済むので再熱除湿がオススメしている理由でもあります。



  再熱除湿できるメーカーは?

・パナソニック

・三菱電機

・日立

・富士通ゼネラル

・三菱重工(三菱電機とは別)



最近ではダイキンも再熱除湿風の機種を出したみたいです。

再熱除湿までは除湿できないが電気代が安いといった機種です。つまりドライと再熱除湿の間ぐらいと思っていただければ良いと思います。


あとはメーカーごとに湿度を検知して再熱除湿、冷房など切り替えてくれるメーカーなどがある。

その辺は調べてからどこかの記事で書きます。



  ​再熱除湿の実力は?

今回はこちらを参考にしていきます。


エアコンの除湿量の違いは?


このような感じ

①冷房

②再熱除湿

③ドライ(弱冷房除湿)

の順番になりました。


もちろん暑い時期は①で温度を下げながら湿度も下がる運転が良いのですが、梅雨時期や夏場でも雨の日では②が有効になります。

あとは温度の割に湿度が低いだけでも住みやすい環境になったりしますので。その時は絶対湿度も参考にした空調計画をオススメします。



  除湿量はどれぐらい?

除湿機と比較してみます

除湿機はこのように分類分けされていて

除湿機は1日18Lを最大値としてみます。

先ほどの資料をもとにエアコンの除湿量は1番少ないドライ運転ですが1時間で1.1kg除湿してくれます。

1日にすると26.4kg除湿すると計算できます。


その他の再熱除湿や冷房だともっと除湿してくれるだろうが冷房の場合だと冷えすぎて無理だと思うのでエアコンの上限は再熱除湿の1.5kgが24時間運転すると36kgになりますのでエアコン除湿は十分と想定できます。


富士通のホームページでも1時間で最大3ℓ以上の除湿ができると書いています。

それぐらいエアコンは除湿能力が高いのが伺えますね。



  再熱除湿って電気代高いんでしょ?

再熱除湿が良いのは分かったんだが電気代が何倍もしたら使わないですよね?


そこで実際に比較した方の記事ですが


このような結果になったみたいです。契約単価や機種でで誤差はあります。

1番理想なのはドライ(弱冷房除湿)ですね!

この記事の方はドライ運転で除湿量をあげようと色々と工夫されています。

でもその中で再熱除湿も使ったり状況により使い分けているみたいです。


温度、湿度設定した場合の目安は

22度 60%  再熱除湿

消費電力 210wと実測値で出してくれている。

こちらも温湿度が落ち着けばもっと消費電力も下がると想定できる。



  除湿機と比較してみる

三菱電機 MJ-P180TX

18 L/日

コンプレッサー式

消費電力390w


この機種と比較してみると

・除湿量

・消費電力

共にエアコンの方が能力が高いことが分かる。


ここで考えるのはエアコンの場合だと温度も下げてくれる。ですが除湿機の場合は温度が上がる方向にある。

これはコンプレッサー式は温度上昇はマシな方だが避けれない事実である。



そしてコンプレッサー式だと温度が20度以下になると極端に除湿量が落ちる。

除湿する場所の温度が低いと能力が下がるが全館暖房しているとそこまで問題ないかもしれない。

対策としては冬はデシカント式、どちらの季節にも使えるハイブリッド式がおすすめ。


でも冬場は暖房運転をするので相対湿度が下がるので除湿機の出番は少なくなるので、室内干しを考えている方は他の部屋と空気を入れ替えれるように考える方が無難だと思う。


ちなみにダイキンのカライエって壁掛けで排水要らずの除湿機みたいなのもありますが、能力としては置き型の除湿機とそこまで変わらないので、割愛します笑




  ​エアコン除湿のデメリットは?

・本体代が高くなる

・ドライ(弱冷房除湿)で除湿しようとすると操作が難しい。

・エアコンから室内干しスペースが離れているのであれば時期によっては除湿機だけの方が早く乾く場合もある。

(室内干しスペースの湿気をどれだけ湿度の低い部屋に逃すことができるか)



  全熱?顕熱?潜熱?

冷房運転する時は温度を下げるだけでなく、湿度も下げる動きがある。そしてその中に潜熱、顕熱って言葉が出てくるのですが違いは

・顕熱 温度を下げる

・潜熱 湿度を下げる

この二つを合わせると全熱になります。


そしてエアコンの冷房の動きとしては主に50〜70%は顕熱になります。

そしたらその潜熱の割合を多くしたエアコンは無いの?


どうしてもルームエアコンでは室内の温度を下げるため冷却コイルの関係で湿度を下げる時に温度も下げる方向が強いので難しいみたいです!

だから再熱除湿で暖めるといった方式になります。



ってことでエアコン除湿、再熱除湿について理解していただけたと思うのですが←だれ目線?笑


次にエアコンの能力選定などになります。