今年の参議院選挙は自民党が勝利したことになっていますが、
本当はヤバイ状態だというのは意外と知られていないのかもしれません。
参議院選挙の直後に、産経新聞からこんな記事が出ていたのを知っていますか？
※写真と記事はリバティウエブから
「幸福見送りなら自民1人区25勝」――。
12日付の新聞各紙が、参院選の結果分析に多くの紙面を割く中で、産経新聞が上記の見出しで興味深い記事を掲載した。
記事によれば、当選者が1人しか選ばれない「1人区」において、自民党、野党4党、幸福実現党の候補という三つ巴の構図があった。
もし、幸福実現党が候補の擁立を見送っていれば、同党の候補者が得た票が自民党に上乗せされ、自民党が接戦の末に野党連合に敗れた4選挙区で勝利し、単独過半数を確保できていた計算になるという。4選挙区とは、青森、新潟、三重、大分だ。
さらに、同紙は「自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある」と指摘している。
＜ここまで＞
また、今回の参院選で安倍首相が応援演説を行った場所は11か所の都道府県だそうです。
なんと、そのうち10か所の自民党候補が落選して、１勝10敗という成績だとか。
もともと、重点地区や応援が必要な所に首相が応援演説にゆきます。
だから落選してもおかしくはないのでしょうが、さすがに安倍首相は落胆したようですね。
自分が応援に駆け付けた候補がみんな落選ですからね・・。
安倍首相いわく「勝ったとは思っていないからな」という言葉があったそうですよ。
やはり側近のコメントでは、幸福実現党がいなければもっと議席が伸ばせたのにという発言があったようです。
幸福実現党候補者の得票率は、0.7％前後が多いと思いますが、
選挙区によっては３％とか6％をとった候補者もいますからだんだん無視出来なくなってきたようです。
しかし、この自民党の考え方はけんとう違いもいい所です。
もともと、自民党がダメだから幸福実現党を立ち上げたので政策は同じじゃありません。
幸福実現党は自民党と政策が違うから、野党連合と三つ巴の対決になるのです。
以下に、またリバティウエブの記事を引用させて頂きます。
幸福実現党は、自民党の「代替政党」ではない
こうした状況は、各選挙区において幸福実現党がキャスティングボートを握り始めたことを示している。ただ、記事が伝える票数の足し引きからは、本質的な議論が抜け落ちている。
幸福実現党は、自民党の「代替政党」ではない。
幸福実現党が2009年春に立党した大きな理由の一つに、自民党に「限界」が来ていることがあった。当時、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したにもかかわらず、自民党は国防強化を訴えることに及び腰で、その年の夏の衆院選でも、争点にすることを避けた。
また、長らく自民党は、政権を維持するために、補助金や助成金などを与える代わりに、票を得る「合法的買収」を続けてきた。その結果が、1000兆円の財政赤字である。
この点について、幸福実現党は今回の参院選で、「国の借金でなく、自民党の借金である」と指摘。与党でも野党連合でもない、「新しい選択」を有権者に示し、「減税からの景気回復」「国防の強化」などを掲げ、全国に候補を擁立した。
幸福実現党の政策を後追いする自民党
そもそも自民党は、幸福実現党が掲げた政策を後追いしてきた事実がある。米軍基地の辺野古移転、原発再稼働の推進、TPPへの参加など、幸福実現党が掲げた政策への風当たりを見定めてから、それを後追いしてきた。
選挙から一夜明けた11日の会見でも、同じ状況が見られた。
安倍晋三首相は、今後の経済対策について「キーワードは『未来への投資』だ。未来の成長の種に大胆に投資する」と述べた。
具体的には、リニア中央新幹線の全線開業の最大8年間の前倒し、全国に農水産物や食料の輸出対応型施設を建設し、外国人観光客を呼び込むために、クルーズ船を受け入れる港湾施設の整備などを挙げた(12日付産経新聞)。経済発展に必要な分野に大胆な投資を行うことは歓迎すべきだ。
しかし、幸福実現党は、リニアを含めた未来産業分野への大胆な投資や、農業の輸出推進の必要性を訴え続けてきた。この点においても、「後追い」感がぬぐえない。
参院選で幸福実現党は、日本を取り巻く国際状況から冷静に判断して、憲法9条の改正は急務であり、防衛予算の倍増や抑止力強化のための核装備の検討を進めるべきだと訴えてきた。一方で、安倍首相は悲願であるはずの憲法改正についてほとんど語らず、「争点隠し」を続けた。
幸福実現党が善戦したのは、国防や経済、歴史問題でも正論を訴え続けたからであり、日本の未来に責任を取る「真正保守・未来型政党」として、有権者に期待を抱かせたからだろう。
(小林真由美)
＜ここまで＞
今回の都知事選挙でも自民党の正体が暴露されています。
小池百合子がフライングだとか、鳥越俊太郎が後だしジャンケンとか言われていますね。
マスコミが報道しない「事実」を伝える、ザ・ファクトでも、独自に候補者を分析しています。
増田博也氏は、演説で、とにかく「みなさんの声を聴きます」と言い続けています。
これは、裏を返せば、都知事になっても何をやっていいか分かりませんという態度であり、結局何もしませんといっているのと同じです。
岩手県知事の時代に公費の使い方が凄すぎるし、岩手県に1.4兆円の借金を作ったといいます。
なんで自民党はこんな人を推薦しているのか、ほんとに理解に苦しみます。
当選したとしても、選挙前にこれだけ叩かれているので、やはり舛添二号として退陣されることはすぐに予想できますね。
つまり、自民党には都知事を出す人材がいないのでしょう。
どこを叩いてもホコリがでるので、クリーンな方は皆無なのかもしれません。
その中で、増田さんの場合はマスコミにバッシングを受けて消えても構わないと考えられているのかもしれませんね。
ある意味、かわいそうな方です。
まあ年齢も年齢だし、目立たない方なので「もう不要だ」と思われているのかもしれません。
いっぽう、小池百合子氏は都知事になったら都議会を解散したいと言っているようです。
都知事に当選したとしても、自民党を飛び出してきたので、都議会がいうことを聞かないのは考えられますよね。
しかし、都知事に都議会解散の権限はないようです。
つまり、小池・増田対決は、
「何もできない増田氏」と「何も聞かない小池氏」の対決なのです。
しかも、自民党東京都支部連合会の会長である石原伸晃さんによる内部通達によると、
小池百合子さんの応援に行った議員および親族は賞罰の対象になり除名されるらしいですね。
さすがに自民党の議員が小池百合子さんの応援に行ったらマズイのでしょうが、親族まで対象になるというのはやり過ぎな感じがします。
さらに変なのは、小池百合子さんの応援に行った議員は除名処分になるのに、小池百合子さん本人は除名になってないのです。
おかしいですよね？？
これは憲法違反の可能性があります。
もう、自民党はしがらみだらけで手も足も動きません。
いい加減、国民も気が付いているようで、自民党はヤバイ状態なのでしょう。
自民党がダメなので２００９年に政権交代が起きて、民主党政権になった。
しかし民主党（民進党）もダメで、数年後に自民党が返り咲いたけどやっぱりダメだった。
自民党も二回目がダメでは、消えるしかないでしょう。
もう、新しい選択しかありません。
今年の参議院選挙は、自民党の終わりの始まりです。
そして、東京都知事選挙ではっきりと問題が表面化するでしょうね。
幸福実現党の七海ひろこが、さらに得票数を伸ばして自民党を追い上げるのは間違いないと思いますよ！
幸福実現党の出番は、これからです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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