そのため、政教分離ということを言われる方もいるでしょう。
政教分離は憲法で決められているから、
つまり、宗教は政治に口を出してはいけないという意見です。
この考え方は間違って使われており残念です。
はっきり言って、政教分離という表現そのものが分かりにくい。
意図的に間違えようとさせている？
そんな風に思えるような表現だと思うのは私だけかな・・笑
これは現行の憲法がアメリカ主体で作られ、
日本を弱体化させる意図があったという事なのだろうと思います。
政教分離とは、
政治が宗教を弾圧しないために設けられた規定です。
宗教が政治に参加してはいけないという規定ではありません。
このような規定があるのは、
大東亜戦争前に国家神道が他の宗教を弾圧した歴史があったためです。
戦前も仏教やキリスト教がありましたよね。
でも、国家神道を国の理念とし、天皇陛下を神として考えていたわけです。
そして、国の総力を上げて欧米と戦っていたので、
他の教えである仏教やキリスト教が邪魔だったわけですね。
そこで、戦争に負けてアメリカ主導で憲法が作られたのですが、
このような宗教弾圧を国家や政府がしてはいけないという決まりを入れたのです。
アメリカはキリスト教の国ですから、
当然、信教の自由ということで、神道以外の宗教も認められています。
もちろん、欧米はキリスト教が中心ですね。
だから、日本のキリスト教も守りたいという考えもあるでしょう。
もし、宗教が政治に参加してはならないのであれば、
それこそ憲法が定める「信教の自由」「職業選択の自由」に違反していると言えます。
政治家というのは、国民の代表として選ばれています。
会社員の方でも、自営業の方でも、芸能人でも立候補していいわけです。
先日、初の女性都知事になった小池百合子さんはニュースキャスターでしたよね。
政教分離を誤解して考えている方は、
どんな職業の人が政治家になってもいいのに、宗教家だけは政治家になってはいけないと言っているのです。
そんなのおかしいですよね？
宗教家というのは、人に幸せを与えるのが仕事ですよ。
宗教は公益法人ですが、その理由は国民を幸せにするからです。
もともと日本には宗教団体の作った政党がありますし、
だから、宗教団体が作った幸福実現党が政治に参加しても問題ないのです。
宗教団体の職員が立候補しても問題ないのです。
むしろ、宗教には教えがあり、
自分を律して、他人に愛を与えるという思想があります。
海外では、宗教を信じていない人は、
ある意味、まともな人間ではないという扱いをうけます。
だからこそ、
そのような宗教が政党を作って国をよくしようというのは当然なのです。
日本では戦後、宗教が怪しげな物といわれた時期が長く続きました。
つまり、宗教が政治に口出しするのはよくないといわれる原因は、
宗教そのものが日陰の存在であるので、表の社会に出て来るなという事だったのでしょう。
昔はそれでよかったのかもしれません。
しかし、現代は社会が停滞しており、
新しい価値基準が必要とされているのです。
日本は新しい未来ビジョンが必要なのです。
だからこそ、新しい政党による新しい政策が必要なのですね。
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