オムネク(9)人は自らの神性に気づく時すべての崇拝をやめる | ココのアセンション日記

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(9)人は自らの神性に気づく時すべての崇拝をやめる

投稿者 zeranium 日付 2012年9月 2日 (日)

 

最初に生命が芽生えたのがどこであるのかを、物理的宇宙において理解しようとするならば、それは容易なことではありません。それはとても古い時代のことなのです。まだ地球が生まれたばかりの頃から、私たちの太陽系の他の惑星には進化したすばらしい文明が存在していました。今日の地球の科学者たちは生命の起源を見つけ出そうと研究しており、また何千年、何百万年も前から地球よりも古い他の惑星の科学者たちも同じような試みを続けてきましたが、その努力が実ることはありませんでした。生命というものは、物理的な宇宙で創造されることはないのです。けれども状況が整うなら、それは物質世界を超えた世界から入り込んでくるのです。そして人が神の意識を持った時にのみ、生命というものがどこから来て、なぜ存在するのかを知ることができるのです。

すでにお話しましたが、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、そして冥王星には、その環境に適した形態の人間が存在しています。そして冥王星よりも外側にある複数の惑星にはまだ人間は住んでおらず、名前もついていないと聞いています。しかし私が金星を離れて後に、何か変化があったかもしれません。私たちの太陽系にはもともとは4つの惑星しか存在していませんでした。それが水星、金星、火星、それに木星です。現在の12個の惑星のうちの残りの8個は、その後もずっと続いた自然のプロセスとしての創造と崩壊によって形成されてきたものです。

惑星というものは、多くの地球の科学者たちが信じていることとは逆に、絶え間なく形作られては、壊されているものなのです。ですから地球上での原子力の実験は非常に深刻な事態を引き起こしかねません。なぜなら過去において水星で起きたことが、地球でも起こり得るからです。かつて軌道の変化によって水星は太陽により近づき過ぎてしまった結果、人々は惑星からの脱出を余儀なくされたのでした。幸いにもその当時はまだ土星には人が住んではおらず、水星の宇宙旅行の科学技術は、土星に向けて人々の避難を可能にするほど進化していました。しかし地球の場合は、おそらくそういうわけにはいかないでしょう。

「至高なる神性の法則」(自然の法則)の真理は、私たちの太陽系の他の惑星ではとてもよく知られており、受け入れられています。これらのすべての惑星に共通しているのは、地球とは反対に、霊的な法則のもとに生き、これらの真理を人生で最重要なものとして位置づけていることです。私たちは同じ人間である仲間を物理的な存在としては見ていません。また外側に見えるものは一時的な仮面に過ぎず、それぞれの生命形態が異なることはあっても、それは魂の表現そのものであると考えています。ですから私たちは、すべての生命を理解することはしても、裁くことはしないのです。精神的に進化した惑星の人々はすべてカルマの法則を非常によく理解しており、自らの良き行ない、悪しき行ないのすべてに、いずれ真正面から向き合う時が必ず来ることを知っています。
 

同じく彼らは、死とは終わりではなく、別の世界への移行に過ぎないことも知っています。「生命の法則」に気づいているかどうかは、人々の行動、生き方に大きな違いを生み出します。もし「カルマの法則」が地球の人々に理解され、受け入れられるなら、地球の人々の生活は変容することでしょう。世界を変える力は一人の個人から始まり、個人による内なる精神的開花によってのみ、地球を戦争と圧政の時代から脱却させることができるのです。あなた方の世界にそれがあるのは、自分がまだそれを求めているからなのです。「もうたくさんだ」と心から感じた時に、人は成長するのです。

私たち魂にとっての共通の敵とは、もちろんカル(ネガティブ)・パワーです。この物質的世界では思考と感情が常にネガティブな物事の原因を作ります。ですから思考と感情をコントロールすることが、すなわち運命をコントロールすることになるのです。人間を通して発生するネガティブな流れは、5つの激情として現れます。それが、怒り、貪欲さ、渇望、虚栄心、そして物質的な執着です。これらの激情が人々においてよくコントロールされているとき、生命は飛躍的な成長を遂げることができます。つまり、このようなコントロールが為されているところには、対立や戦争は起きないのです。この太陽系における最後の惑星間戦争が起きたのは、まだあなた方の社会が存在すらしていなかった頃に起こりました。あなた方の人生に現れている外的な状況とは、常に心と感情の内なるコントロールを反映させたものなのです。
 

地球の近隣の惑星から来ている人々を理解するために重要なことは、肉体的な外見を超えて、他の人々を受け入れようとする私たちの心の態度です。私たちは自分たちの基準に他人を照らし合わせるのではなく、それぞれの人は魂の存在であり、下層世界とは学びの場に過ぎないという認識を持って人との違いを受け入れることなのです。たとえば私たち金星人はもし地球上で、偏見を持った人や何か悪い感情を抱いている人に出会ったとしても、その人を受け入れます。

なぜならその状況におけるすべてのことは、本人にとっての学びであるからです。私たちは誰をも批判したりすることはなく、誰も悪いわけではないことを知っています。それぞれの人は、現時点における限られた知識と限界の中で生きているものなので、その時点で受け入れられることしか、受け入れることができないからです。すべての人は自らの経験と学びを通してのみ精神的な態度を変えることができ、意識的な気づきのレベルを上げることができるものなのです。

私たち金星人はどのような状況でも、それを自らを成長させる経験として受け入れます。それがいかにネガティブに見えるものであっても、それを表面どおりに受け止めることはありません。私たちにとって、他の惑星に住む人々と親しい関係になるのはとても容易(たやす)いことです。私たちは地球人よりも優れているわけではなく、ただ今回は、人生における多くの霊的な真理に触れられる環境に、生まれる機会を得たというだけのことなのです。私たちのほとんどの人々は過去において、同じように地球での生活を体験してきています。

地球のほとんどの人々は、自分自身に内在する「神の力」ともいうべきものに気づいていません。そのために、その力を自らの体験を通して実現させてきた人々を簡単に崇拝してしまう傾向があるのです。私たちは自分が何者であるかについて認識していますが、地球の人々も同じく自分自身の中に眠っている潜在能力を自覚することが必要であり、誰もが一個人として自らの進む道を意識的に選ばなければならないのです。


📕「私はアセンションした惑星から来た」金星人オムネク・オネクのメッセージ オムネク・オネク著 徳間書店 抜粋

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( 10 ) へつづく

 

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