オムネク(5) 地球はカルマの解消ができる唯一の惑星 | ココのアセンション日記

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(5)地球はカルマの解消ができる唯一の惑星

投稿者 zeranium 日付 2012年8月30日 (木)

 

皆さんにとっては興味深い事実をお伝えしましょう。それは土星や木星における地表での重力は、地球の科学者たちが推測しているほど大きなものではないということです。同様に、海王星や冥王星、そしてそれより外側の惑星は、氷点下の気温の惑星ではありません。太陽からの距離は、水星を例外として、どの惑星の表面の気温にも影響を与えることはありません。海王星とその外側の惑星が、海王星と冥王星の間にあるアステロイド帯(小惑星帯)の影響を受けているというのは本当です。

それはアステロイド帯が真空管のグリッドと同じ働きをして、太陽からの放射エネルギーを増加させているのです。(訳註: アステロイド帯が真空管のグリッドと同じ作用で、太陽から離れた惑星へも放射エネルギーを増大させているという原理は、アダムスキーもまったく同じ喩(たと)えで説明している) 火星と木星の間にあるアステロイド帯も同じように、木星や土星、天王星、そして海王星に太陽の放射エネルギーを増加させて伝えています。

アメリカとロシアの宇宙計画が隆盛した結果、地球から近隣の惑星に探査機が送られてきました。そのとき初めて、他の惑星の大気圏内に突入して地表近くの映像が撮影されました。しかしこの驚くべき発見が公表されることはないでしょう。これまでにも多くの探査機によって地球に送られたデータのほとんどは、決して公表されることがありませんでした。つまり、「他の惑星に人間が生存するのは不可能である」とするために、注意深く選ばれた証拠だけが公表され、人々はそれを信じて受け入れているのです。結局、宇宙探査機は嘘をつけませんが、それをコントロールする人々は何とでもできるのです。

(訳註: 実際に、NASAや旧ソ連の宇宙探査報告には多くの矛盾が指摘されている。火星の青い空と陸地の鮮明な写真が出てしまい、それは間違いだったとして赤いフィルターをかけた画像に差し替えたり、金星は非常な高気圧で硫酸の雨が降っていると説明しているのに、金星表面に探査機をパラシュートで数回軟着陸させたりしている。このように数多くの矛盾が存在している。)

遥かな昔から、宇宙の旅行者たちは物理的な宇宙を探索してきました。そしてどの惑星においても、そこにはもっとも正確な秩序と規則性が存在することを発見してきました。それは原子だけでなく、惑星や太陽系に至るまで、すべては自然の法則に従っているのです。それは銀河が生成される以前からすでに存在していたものです。つまりそこには宇宙の計画と法則が存在するということなのです。しかし、地球の人々はそれらについてほとんど知りません。物理的な宇宙の仕組みは、その秘密を発見した者たちにとっては深い意味を持っています。

宇宙は心に浮かんだひとつのアイディアによってデザインされました。それは多くの生命の形態を維持することです。地球の科学者たちも気付き始めているように、生命というものは偶然に生まれたものではありません。それは多くの自然の法則に支えられ、それを支える太陽系の法則までが必然で活動しています。物理的な宇宙における生命の進化のどの段階においても、そこには秩序と規則性という自然の周期があり、私たちはそれを認めるとき、そこから学ぶことができるのです。

生命の源ともいうべき宇宙の至高の存在は、そのゆえに生命を見捨てることはありません。人間とは、物理的な宇宙においてもっとも高次の生命形態の一つです。物理や化学の法則が地球上のどこにでも見出せるのと同じように、同じような鉱物や植物、そして動物や昆虫などが他の宇宙にも偏在しているのです。そして実際に、地球にある多くの植物や動物たちが地球を起源とするものではなく、それらどれほど多くのものが地球への植民の際に持ち込まれたものであるかの事実を知れば、あなた方は驚くことでしょう。どの惑星も、多くのレベルの生き物が生息できるように造られているのです。

ですから私たちは宇宙を旅していく中で、ほとんどの惑星が人間が住める環境であることを発見しても、少しも驚くことはなかったのです。人類は地球で発祥したものではなく、宇宙で創造されて地球に植民したものなのです。人間という種族は、宇宙存在としてデザインされたものなので、多くの惑星の環境に適応できるように創られています。もしかつて探検隊が北極圏に暮らしているイヌイット族を発見していなかったならば、あのような極度の極寒の状態に人間は適応できないという見解が、今日の常識となっていたかもしれません。

人間の肉体は、時間をかけることで正反対の極端な環境にも適応することが可能で、実際にそうしているのです。遅かれ早かれ、私がここで述べている真実は、現実のこととして確認されることでしょう。宇宙に偏在している一つの生命形態としての人間は、他の多くの惑星で進化を遂げており、その中には地球人の理解の範疇(はんちゅう)を超えるような精神的、知性的、肉体的なレベルに達している種族もあります。

私たち金星だけでなく、その友人である近隣の惑星の人々はとても慈悲深い人々です。私たちもまた、地球と非常によく似た歴史を経て今日に至っており、かつて金星でも同じように度重なる戦争や権力闘争、人々への抑圧や残虐な行為が繰り広げられてきました。私たちは地球がいつまでもそのような状況から脱却することができず、なかなか成長できないことを心配しています。

つまり地球では、限りなく同じ過ちが何度も何度も繰り返される中にあるのです。それは驚くほどの長きに渡っており、地球人はまるで袋小路に迷い込んだようになっており、戦争の経験を経て進歩していく代わりに、状況は改善されるどころかますます悪化してきています。地球という惑星全体に、黒い雲が垂れ込めているのです。

私たちの科学者は、地球の大気圏の上層にある巨大な母船で働いています。そこにはさまざまな仕事を持つ者たちが生活しています。私たちは苦しみの渦中にある地球の人々を無視することができず、ここまで来ています。私たちの中には自分自身の成長のために必要な体験を求めて、この地球で暮らしている者たちがおり、私自身もその一人です。地球は、私たちの太陽系のネガティヴな惑星として、自分の成長のためにネガティヴな経験を必要とする多くの人々を引き付けています。

多くの教えにおいてこのような必要性のことを、カルマあるいは義務、因果応報と呼び、それは輪廻転生、つまり生まれ変わりの概念に相当します。生まれ変わりの概念は、私たちの太陽系のすべての惑星においては人生の事実として理解され、受け入れられています。それは非常に具体的で現実的なものであり、高度な文明社会に生きる者であれば誰もが理解しているものです。そのためには死というものの理解が欠かせず、私たちは科学的な意味において、あなた方が死と呼んでいるものを超越しています。それは長い時間をかけた精神的、技術的な進化の賜物でもあります。

今日、地上で生きているすべての人々は、現世だけでなく、これまでにも多くの人生を送った過去世という経験を持っています。しかし地球に生きる人々はそのことをほとんど知らず、特に西洋社会の人々と、その影響を色濃く受けている人々は概してそのことを知りません。生まれ変わりということを念頭に置くと、地球というネガティヴな惑星に自分が今いることはそれほど悲劇的なことではないとわかります。私たちはさまざまな経験を必要とするものであり、その中でネガティブな経験というものは、地球や他の惑星で人生を送りながら成長するためのプロセスの、ほんの一部でしかないのです。

私たちそれぞれの人格というものは、永遠に個人的なものであり続けるでしょう。そのことは地球だけではなく、たとえどの宇宙、どの時空世界にも経験として転生する必要がなくなったとしても、私たちの人格は個人的であり続けるのでしょう。カルマというものは、目に見えない宇宙の法則であり、望む望まないとにかかわらず、また信じていようがいまいが、私たちは従わざるを得ないものなのです。そしてまさに私たちの人生はその中に展開されているのです。

それは原因と結果、因果応報の法則としても知られています。私たちの行為のすべて、考えること、また感じることのすべては、実は自分に向けられたことなのです。その意味は、自分が他人に向けて為したと思う行為のすべては、自分が受け取ることになるということです。自分の行為の結果はただちに戻ってくるとは限らず、それは何年も先になって、あるいは次の転生後に受け取ることもあります。

私たちは誰も自分の行為から逃れることができず、カルマの法則は、すべてが清算され尽くすまで人生のあらゆる状況を支配し続けます。それは未来のすべてが決められているということではありません。なぜならこうして生きて活動している間にも、一瞬ごとに新しいカルマが作り出され、同時に古いものが収穫されているからです。それはとても合理的で緻密で抜け目のない法則であり、いかなる人であれ、自分の作り出した「幸せや災難」から逃れることはできないのです。

私が地球にやって来た理由の一つは、私のいくつかのカルマの帳尻を合わせるためでした。私は慈悲について学ぶ必要があり、さらに地球において、前世でやり残していたことの仕上げをしなければならなかったのです。私の金星での生活は至福そのものであったので、そのままそこに居るという選択もできました。しかし自分が金星で生涯を過ごすことは、避けられない自分の課題を先延ばしにするだけであることに気づいたのです。

つまりいつかは、地球に転生することは避けられないことであったのです。今振り返ってみても、地球に転生して後、私が経験した多くの苦しみと試練を勘定に入れても、私は自分の残りの人生を地球で過ごす決意をしたことを嬉しく感じています。

私たちはカルマのバランスをとるために、他の惑星の住民が地球に来ることは珍しいことではありません。自分の抱えるカルマを今暮らす人々との関係で解消したり、人生において関わり合う人々とともにカルマを清算する場合もあるでしょう。このように、すべてにおいて私たちの人生は必然によって導かれているのです。そして戦争や貧困といったネガティブな経験から学ぶ必要がある場合は、私たちの太陽系でそのような経験が出来る場所は、地球以外にはどこにもないのです。


📕「私はアセンションした惑星から来た」金星人オムネク・オネクのメッセージ   オムネク・オネク著 徳間書店  抜粋

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( 6 ) へつづく



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